廃油石鹸の作り方

用意する物

  苛性ソーダ 1 ビン (450g入り)
  水      0.8〜1.0 L
  廃油     3.0  L
  牛乳パック・バターの空き箱等(この分量で牛乳5〜6本位)
  その他
     ビニール手袋・軍手・かき回す棒・お玉・一斗缶(金属製の入れ物)

# 注意 #  

* 苛性ソーダの購入は薬局で印鑑持参のこと

* 苛性ソーダは水と混ぜた際強臭と高温を発するので
    取り扱いに注意する

  石鹸を作っている時肌に触れるとかぶれる人がいるので
    なるべく上に何か羽織って(割烹着・手っ甲)作業する            

* 固まり始めると急に堅くなるので2〜3人で集まり
    手早く作業を進める(
交代でかき回し臭い当たりを防止

 

それでは早速作ってみましょう

1: 一斗缶等に水0.9リットル入れそこに苛性ソーダ1ビンを
   加え長い棒でかき混ぜ良く溶かす

2: 次に廃油3リットル(牛乳パックで計量すると便利)を
   入れグルグルかき混ぜる・・・20〜30分ぐらい
   
#気温が高い時・油が汚れている時は早めに固まる?

#油の汚れ具合等その時の状況によってできあがった石鹸に差が出ます
   (洗浄効果は変わりません)

3: ドロリとしてきたらビニール手袋に軍手を重ね完全装備で
   牛乳パックにお玉等を用い流し込む
   #急激に固まるので手分けして作業する

4: 半日ほど放置してパックを外から押して中が
   少し柔らかい程度になったらバナナのように
   パックの皮をむき包丁で使い易い大きさに切る
(要手袋)

5: 切り分けた石鹸(6〜8切)を新聞紙に広げ(要手袋)
   3〜4週間ほど放置して
毒性が飛ぶのを待つ
   #4.5の放置期間に小さい子供さんの居る家は
     
誤って食べてしまわぬ様厳重に注意っ!!

 

おばさんのお節介

* 廃油はお弁当やさん・レストラン等で無料で分けてくれます
   ついでに一斗缶もGET出来るので交渉してみましょう

 作る時は大変そうですがお友達を誘って皆で大量に作れば
   あっという間に出来作業も楽です
   (一人で作るときは固まる時がてんてこ舞い?)

 切り分けた物は洗濯用・バターの容器入りは台所用と
   形を変えて作って置くと便利です

 台所(直接口にする物)等で使用する場合は放置期間を
   少し長めに取って下さい・・・念のため

 

おばさんのお手抜き掃除法

台所・・・・・ガステーブル・ステンレスの流し・蛇口・換気扇
       鍋、食器のベタベタ汚れ・冷蔵庫・レンジなど・・・

洗面所・・・洗面台・蛇口・タイル・ポリバス・洗面器・風呂いす

その他・・・Yシャツの襟汚れ・靴下の泥汚れ・車のワックス汚れ
       フローリングの床磨きなど・・・

# とにかく『目には目を油汚れには油をっ!!』で
  油と他の汚れが混ざったガンコな汚れにはもってこいです
   (*^-゚)v♪ヤッタネ
   
  多少使用中にべた付きが気になりますが良くすすげば
  ゴシゴシやらずに済むので慣れてしまうと平気?!