12月18日 (水曜日) 「雪の蕨山」
山旅スクール・縦走コース「蕨山」。 テーマは「低山縦走」。
南岸低気圧が近づいていて、山沿いは昼から雪になるという予報。
飯能から名郷バス停へ向かうバスの中から、道沿いの電光表示「4°C」が見えた。
今日は寒さ対策に気を配った。いつもよりポットのお湯を多く持った。
軽アイゼン、雨具、フリース、ライトダウン、ネックウォーマー、ニット帽。雨用手袋、替え手袋。・・・
名郷バス停下車、向河原Pでトイレ&ストレッチ。
ここで、今日の山行で想定される事柄を確認し合った。
現地の最高気温、風向き、風速は家を出る前に確認しておこうと思った!
ハイドレーションは凍結を防ぐために、管の部分を懐にしまっておくと良いと言われた。 なるほど! 覚えておこう。
おにぎりが低温状態で食べられなくなることは、明神ヶ岳で雪に降られた時に体験済み。
今日は朝のうちにおにぎり2個食べておいた。 行動食はパンと温かい飲み物。
10時15分、向河原を出発。 30分で蕨入林道終点。 林道の横に渓谷が有り、埼玉の辺りではこれを「入」というらしい。
地図を見ると、その辺りの渓谷にはみんな「入」の字がつけられていた。
蕨入、白岩入、ハネバミ入、人見入、大立入、柏木入、・・・
山道に入って1時間程すると、雪がぱらついてきた。 乾いた地面がみるみる白くなって、幻想的。
1時。蕨山、1,033m地点に到達。
蕨山の山頂は1、044mで、ここは山頂とは少しずれた地点。
山頂には立たず、展望台、1,030m方面へ向かった。
藤棚山で。 ベンチに積もった雪で、雪だるまと摂ガイド。 私もついでに撮ってもらった。
2時半。大ヨケノ頭。 辺りがさらに白くなっていた。
雪景色に包まれながらの山歩き。 雪が何もかもを美しく見せてくれて、歩くのが快感。
3時。中登坂。
さらに金毘羅神社奥の院に着いたのが3時半。
高度が下がったせいか、雪景色は消えていた。
金毘羅神社本殿を通って「さわらびの湯」へ下るのが当初の予定だったけれど、陽が暮れてしまう危険が有り、鳥居観音の方へ下り、4時半、鍛冶屋橋バス停に着いた。
今日の歩行ルート。