9月17日 (火曜日) 「山旅スクール修了式山行:1日目」
去年の9月から始まった山旅スクール。 基礎コースの山行はこれが最後。 とても感慨深いものが有ります。
昨日まで、台風18号が日本列島を暴れまわって過ぎ去っていき、今日は台風一過の快晴。
きわどいところで、ものすごくラッキーです。
茅野駅に10:10集合。 タクシーに分乗して、美濃戸口へ。
今日は美濃戸口から、宿泊先の赤岳鉱泉までの行程です。
アップダウンはそれほどなくて、余裕の快適山行。
休憩した堰堤広場で。
昨日の台風の影響か柳川北沢の水量が多く、まだ、少し濁っているかな。
空気はカラッとしていて、のんびり、お昼寝が出来そうな気候
15時ごろ、赤岳鉱泉に到着。 濃い青の空。 強い日差し。 乾燥した空気。
この日の夕食は、ステーキとポトフとサラダ、フルーツ。
山小屋なのに、豪華なメニュー。 シェルパの人たちが毎日新鮮な食材を持ってきてくれているそう。
洗剤は使えないけれど、温泉にも浸かって快適。
9月18日 (水曜日) 「山旅スクール修了式山行:2日目」 「赤岳」
昨日に引き続き、快晴。
4時起床。 朝食用のお弁当を半分胃袋へ、半分はザックへ。
身支度をして準備運動後、5時45分出発。
1時間後、文三郎尾根と地蔵尾根の分岐に位置する「行者小屋」に到着。
目指す赤岳が朝陽を浴びて、そびえていました。
ここから文三郎尾根の急登に向かいます。
7時半。30分ほど上った所。
鉄のはしごを登り切って振り向くと、休憩した行者小屋が眼下に見えていました。
8時半。文三郎尾根を登ったところ。
8時50分。 はるか向こうに富士山。 裾野が綺麗に広がって見えます。
9時。赤岳山頂。
山頂から360度、広がる峰々。 赤岳頂上山荘も見えます。
赤岳展望荘まで行き、カレーライスをほうばりました。 美味しかった! ご飯おかわりもして食べ過ぎ。
頂上からここに下る急坂は手ごわかった!
地蔵尾根を下って行者小屋に戻りました。 地蔵尾根も侮れない急坂の下り。 北岳より危険な気がした。
地蔵尾根からは、斜度の緩い下り。 ピッチも上がって、足場を選ぶ遊び心もできて、楽しく下山。
赤岳鉱泉に到着後、缶ビール片手に集合して宴会。 その後、お風呂に浸かって夕食。
鶏鍋とほっけ焼き。 これもまた美味しかった!
9月19日 (木曜日) 「山旅スクール修了式山行:3日目」 「硫黄岳」
昨日、一昨日にに引き続き、またまた快晴。
昨日の疲れもあって、昨夜はものすごく熟睡。 おかげで、今朝の寝覚めも上々。
昨日と同じパターンで、4時起床。 朝食用のお弁当を半分胃袋へ、半分はザックへ。
昨日はお赤飯と焼き鮭だったけど、今朝は山菜おこわと身欠き鰊。 いずれも満足。
身支度をして準備運動後、5時45分出発。
7時50分。 「赤岩の頭」。 見晴し、最高!
赤岩の頭から、硫黄岳へ向かう尾根。 先発隊が先を歩いています。
どの段階で立ち止まっても素晴らしい眺望。 少しずつ見える角度、遠望の位置関係が変わっていきます。
登り切ってしまうのを惜しむ様に、歩いては立ち止まり、周囲を見渡していました。
硫黄岳頂上。
今回のガイド。
左から、寺田ガイド、西方ガイド、井出ガイド。
1日目は井出ガイド。
2日目は西方ガイド。
3日目は寺田ガイド。
3人とも楽しくて、個性たっぷり。沢山お世話になりました。
9/17~9/19日の歩行ルート
【山旅スクールのHPに掲載された集合写真】