6月4日 (火曜日)  「山旅スクール:奥秩父-金峰山 1日目」

いよいよ3度目の宿泊山行です。 今回は「岩根山荘」に宿泊しました。 
同じ山荘という名称でも、丹沢の「尊仏山荘」はれっきとした山小屋。
前回の瑞牆山荘は山小屋と言っては申し訳ないほどちゃんとした宿泊施設でした。
そして今回も! 山小屋なんて言えない立派なお宿。 
露天風呂有り、トイレは水洗、お部屋にはバスタオルも歯ブラシも、浴衣まで有りました。

宿に到着後、施設内の人工壁で岩登りの練習・・・
ボルタリングというのだそうで、初めての経験。 
腕力がなくても登っていけるなんて、想像もつかなかった! 新しい発見の連続!

そして、夕食も豪華。 当然生ビール注文です。
 

明日は、3時半起床、4時半出発。
なので、私達の部屋は7時半に消灯し、お布団にもぐりこみました。
しばらくは寝付かれず、隣近所の物音を聞きながら目をつぶっていて・・
そのうちにみんな寝てしまったのか、段々としーん・・・・。

まだ眠れていない私・・・。 
あせるな、あせるな! 横になって目をつぶっているだけでも良いと思おう!
と自分に言い聞かせ・・・朝に。  6時間くらいは眠った気がする。 上等、上等。

6月5日 (水曜日)  「山旅スクール:奥秩父-金峰山 2日目」 

3時半起床。 用意されていたおにぎりを食べ、宿の外へ。 
まだ明けきらない空には雲一つ無く、有明の月が輝いていました(写真じゃ見えないけど・・)。


宿のバスで「廻目平」まで送ってもらい、ここで準備運動。
朝早いので、キャンプ中の人達の安眠妨害にならないように、会話禁止。
アイコンタクトで周りの皆と意志疎通です。

5時:歩き始めてしばらくして、会話解禁となりました。

雲一つない快晴なのに、雷注意報が出ているとか。
場合によっては、コース変更になるかも・・・
ということで、いつもより早足で山頂を目指しました。

歩き始めて直ぐに遭遇した「フェニックス」岩。
私達は通過。 ここを上る人も居るのだそう。

暫くは西俣野川添いの林道を歩き、林道の終点から登山道へ(6:30)


林道と「金峰山小屋」との「中間地点」(7:30) 前回登った「瑞牆山」が綺麗に見えていました。
 

そして頂上直前の「金峰山小屋」周辺(9:00)
さっき、くっきり見えていた瑞牆山が少し薄っすら。
快晴だった空に積乱雲が急激に発生しています。

これは危険な兆候だそう。 

でも、まだ頭上には真っ青な空が・・・。

ガイドさん達が丸くなって相談しています。 天気予報を確認したりして・・。
そして、本来ならば山頂から瑞牆の方向に下山する予定が変更され
もと来た道を戻る事になりました。

「何はともあれ山頂へ行こう!」ということで、急いで山頂へ。
全くの岩稜地帯。 油断禁物、足元注意。

何とか山頂に到着(9:30)。 あっという間に黒い雲が湧いてきていました。


狭い山頂。 長居は禁物ということで、写真を撮るのもそこそこに下山。 


帰りは更に急ぎ足で、歩き始めの廻目平に戻ってきました(1:30)


山で一番怖いのが「雷」。  というのをガイドの様子を見て、納得。
「木から離れて道の真ん中を歩いてくださ~い!」
「一列になって、間隔をあけて歩いてくださ~い!」
「急いで!」の掛け声がかかりました。 雷よけ対策です。

回を重ねたスクール、顔見知りもますます増え、
登り降りの道中も、バスの中の会話も楽しいく、大満喫です。

いやぁ~~、いつも、超!疲れるけどね~~!


今日の歩行ルート。 廻目平から赤線を辿って金峰山へ。
予定では緑線を辿って瑞牆山荘へ下るはずだったけれど、赤線の往路を下って廻目平へ戻って来た。