本当にナンなんでしょう(笑)。
一言で説明いたしますと,第3部の予告を集めてみただけのものです。
や,それだけならば別にこんなの作る必要はないんですが。
問題なのは次回プレイがまだ行われていない時にお茶濁しで書いた「ウソ予告」と,一度にアップしきれなかった際にこれまたお茶濁しで書いた「途中経過」。これは現在ネット上に存在しません。
んで,ごく一部の方からアレを復活して欲しい,というご要望がありましたものでちょびっとだけ。並べてみると,結構楽しかったです(笑)。
……しかし,松井が考えなしに削除してったもんで,欠落しているのが2つ。
……オイ,その時点ですでに「集」になってねえ。(超小声)あー。もし。もし万が一「私のところにデータがある」という超絶奇特な方がいらっしゃいましたら,こっそり教えていただけると非常にありがたいんですが……(←無茶言うな)。
※2004年6月28日追記:……↑のように書いたら即座にくださった方がいらっしゃいました……。感謝でございます。さっそく追加いたしました。
◆第2回予告(遙&蒼)
どもども,遙なのです〜。
皆さん読んでくれてありがとうです。
えと,「こっちのほーがらくだから」とかまついさんがゆっているので,私が次回予告するです。
次回は黒い服をきた「ふりょー」な人が出てきて,でもその人は黒い服を着てるけどちーちゃんじゃないよってあきちゃんは言ってました。その人をみんなで捕まえに行くお話です。あきちゃんも綾さんもゆーちゃんも一緒です。なおちゃんも他のお仕事があるから,とか言ってたので一緒に来てくれました。みんな一緒で楽しいです。あ,そうだ。なおちゃんと同じお顔をした人がいて,その人は黒い服のおにーさんとお友達みたいです。綾さんが「すとれんじゃーず」だよって言ってました。えとそれからそれから,線路でリボンとかハートとか作って遊びました。楽しかったです。遊んでいたら私はちょっと大きいあきちゃんにゆーかいされちゃってびっくりです。ゆーちゃんは3回まで「ひっさつぱんち」が使えます。すごいです。えと,それから……ほえ? 誰ですか?
ちなみに,次回からは俺が主人公として活躍します。
少しは面白くなると思うよ。ご期待ください。
あ,そうだ。
どうでもいいけど,人を勝手に「ふりょー」にしないでくれるかな,お嬢さん。
ほえ? お兄さん誰なのですか?
てゆーか,どこへ連れてくですか〜?
今までの予告がイマイチぴんと来なかったんで,キャラの会話形式でやってみようと思った第1弾。遙口調を書くのは結構好きです。なんか蒼の性格が違う……。
◆第2回途中経過(遙&晟&蒼)
「どうも,新条晟です」
「松山遙なのです! ところであきちゃん,今回はあきちゃんと一緒に次回予告ですか?」
「次回予告も何も,第2話終わってないからねえ」
「なのに予告ですか?」
「ああ,どうせじきにすぐ更新されて完結するってさ。その時この次回予告も消される運命だね〜♪」
「えーと,そうすると何を予告すればいいですか?」
「とりあえず適当にしゃべってりゃいいんじゃないかなぁ。どうせすぐ消されるんだし〜」
「……あきちゃん,何か嫌なことでもあったですか?」
「嫌なことと言えば……俺は予告にまで引っ張りだされておいて,結局出番がなかったんだけど……」
「わ,出た!」
「黒いお兄さんなのです!」
「とりあえず逃げようね,遙ちゃん!」
「逃げるですか? ってあきちゃん,どこへ連れていくですか〜?」
「二人で愛の逃避行さ〜♪」
「ちなみにとーひこーってなんなのですか〜?」
「……というか君ら,その態度はいくらなんでも失礼だとか思わないわけ?
いや,失礼。そういうわけで第2話は7月上旬に完結予定です。その時はようやく俺も出ますので,皆さんよろしく。
では,次回をお楽しみに……」
ここから会話形式っぽく。やはり蒼の性格が違……(や,もっと気障っぽい人かと)。
◆第3回ウソ予告(晟&尚也)
「はーい,それでは次回予告のコーナーでーす!」
「嘘をつけ。まだ第3回がプレイされていないのに,どうして次回予告が書けるんだ」
「……ちょっとしたアメリカン・ジョークじゃないですか」
「君は『アメリカン・ジョーク』という言葉を辞書でひいてみたことがあるのか」
「それがですねえ,国語辞典にもカタカナ語辞典にも載ってないんですよ」
「じゃあそれは一体なんだ。君の造語か?」
「そうなのかなぁ……」
「というか,我々は一体何をしゃべっているのだ。本題に入らなくていいのか」
「あー,どうせこれ7月13日くらいに消されるんで,本題もへったくれもないんです」
「……だったら,私は何のためにここに呼ばれたのだ?」
「では,次回をお楽しみに!」
「会話の脈絡がないぞ」
……最近,こーゆーくだらない予告を書くのが癖になっているぞ松井。
はじめてのウソ予告。ホントに,「アメリカン・ジョーク」ってなんだ。
◆第3回予告(遙&たま)
「どもども,またまた遙なのです。それと,今度あきちゃんにお友だちが増えたので,アシスタントになってもらうことにしましたです。たまちゃん,ご挨拶するですよ」
「まいど,まいどっ!」
「えと,次回のお話は,なぁんとデモンズシティの外にでちゃいます。お船に乗って遠い海にぽっかり浮かぶ島に行くのです。とっても寒いのです。そこででっかーいトンネルにもぐったりするのですが,中はお水がとーっても冷たーい!のだそうです。私は寒いのとか冷たいの平気ですけど,あきちゃんは風邪ひきかけたって言ってました。あ,ちなみにゆーちゃんは『風邪!? ユウキさんがひくわけないでしょっ』なんだそーです。ゆーちゃんは風邪ひかない人なのですね」
「おまえもなっ!」
「えとえと,それと新しいお友だちが3人もでてくるです(あ,たまちゃんは別にして,です)。そのかわり私はお留守番でした…少し寂しいのです」
「みとめたくない,みとめたくなーい!」
「えっ? あきちゃん,なんか言ったですか? え? たまちゃん出しちゃダメなのですか? なんですか? え? …『ちょさくけん』ってなんなのですか?」(おいおい)
たまちゃんが某種のピンク○ロに酷似しているのは君嶋プレイヤーのせいです。松井のせいじゃありません。
◆第3回途中経過(真琴&清人&晟&たま)
「……鳥越。ちなみに次回予告というのは何をすれば良いのだ?」
「俺もよくは知らないけど,これはどうせすぐに消されるから好き勝手しゃべっていいんだってさ」
「そうなのか?」
「新条はそう言ってたけど」
「あいつも大概後ろ向きな性格だな。私はそういうのは好かん。真面目に予告をやろう」
「と,言われても……えーと……何か言うことあったっけ」
「うむ,つまりだな。次回はいよいよ決戦だ」
「決戦……てゆーのかな。アレは」
「しかしピンチであった。特に何よりも侵蝕値が」
「1人,平然としてたのがいるけどねー」
「こっちの侵蝕値は100寸前だし,敵はやってもやっても減らないしで,もう大変」
「いやホントに」
「しかしそんなピンチに!」
「ピンチに?」
「……何かよくわからんことが起こって,助かったな」
「……それ,予告になってないし……」
「ミトメタクナイ,ミトメタクナーイ!」
「認めたくないのはこっちですよぉ! ユウキさんの仲間になるのはイヤだって言ってるのにぃ!」
「オマエモナー!」
みょーに気の合った君島と鳥越。そして思うに,晟くんときたらグチしか言ってませんよママン?(だからへたれーって言われるんだよ……)。
◆第4回ウソ予告(遙&晟&綾)
「晟でーす! というわけで,次回予告のコーナーでーす!」
「どもども,遙なのです。えと,次回予告というか,次回予告が掲載できるようになるまでの場つなぎのコーナーなのです」
「あっはっは。そんな本当のこと言っちゃダメじゃないか,遙ちゃん!」
「ほえ? どうしてホントのこと言ったらダメなのですか?」
「……えーと,綾です。あのね。と,言うかね。いいかげんこのコーナーやめにしたらどうなの? 素直に次回のプレイをやった後に書けばいいじゃん。次回について何も情報ないんでしょ?」
「それには色々と事情があるですよ。松井さんはそう言ってたです」
「つまり,次のプレイは30日の予定だったんですが,GMさんのお仕事が大変忙しくて微妙なんです」
「ほうほう」
「そんなこと言いつつ,土曜にはどっかのネットに潜ってるらしいですけどねあの人は」
「……へー……」
「松井さんも仕事が忙しくなってきたので,リプレイ書いてる暇がないそうなのです」
「そんなこと言いつつ,ヒ○トガ○ジ○イのDVD買い集めてほくそ笑んでるんですけどねあの人は」
「皆さんお忙しいのですね……」
「何に忙しいんだかって感じだけどねー? てゆーかもう社壊人全壊って感じ?」
「……あのねえ,そういう内幕バラすぐらいしかすることないなら,本当にこーゆーコーナーやめた方が……」
「というわけで次回予告のコーナーでしたー! 皆さん次回もよろしくお願いしまーす!」
「よろしくお願いするのですー!」
「……だんだんやることがエゲツなくなってきたよなぁ……」
ちなみに松井はともかく,GMさんは本当に忙しいそうです。
……だよね?(笑)
綾さんのツッコミはまったりしてて好き。で,結局○ート○イ○ェ○のDVDは全13巻揃えた。(うわぁ社壊人)
◆第4回予告(楓&遙&たま)
「どもどもこんにちは,遙なのです。それと……」
「……よくわからんが,『最近遙はマトモ化が著しく,予告ができない』などという戯言をぬかす奴がいるので(ちなみに松井暁という馬鹿だ),俺が手伝いをすることになった。とりあえずよろしく」
「よろしくなのです〜♪」
「しかし,そもそも『マトモ』になったから予告が『できない』とはどういう意味だ? 普通逆だろうが」
「えとえと,何だかひどいことを言われているような気がするのです……」
「気がする,じゃなくて言われているんだと思うが?」
「でも『遙は最近がんばってる』って皆が言ってくれるから嬉しいのです!」
「それはいいことだな。それに比べてあいつときたら……まあいい。とりあえず下らん仕事は手早くすまそう。次回は2人の人物からそれぞれ『相手を殺してほしい』と依頼がある。その『人物』というのが,ユ……」
「ミトメタクナイ,ミトメタクナーイ!」
「……なんだ,このオウムは」
「えと,通訳するのですよ。『これはあくまで予告なんで,具体的な固有名詞は出さないようにするのが礼儀でしょうが。どーしてそう気が利かないんです?』ってゆってます」
「……何となく腹のたつオウムだな」
「かわいいのですよ?」
「かわいいか? ……まあいいが。協議の結果,一同は一方の依頼を受けることにしたわけだが,いかんせん,奴は普通の手段では倒せない。そこで,UGNのバックアップのもと情報を集め,その方法を訊くことになる。そして目指すは,残る1つの宝……」
「ミトメタクナイ,ミトメタクナーイ!」
「今度は何だ!」
「『そのへんもオフレコに決まってるでしょ。てゆーかその前あたりもダメ! とりあえずダメダメって感じ?』って言ってるのです」
「……ちょっと待て。本当にそのオウムが,そう言ってるんだろうな?」
「言ってるですよ? えと,たまちゃんてゆーか,あきちゃんが……」
「…………」
「ああっ!? おじさん,たまちゃんの首しめちゃダメなのですよー!」
「…………。お,おじ……?」
まだ若い気でいたんだろうか。
てゆーか,予告はどうした?
何だかえらく長くなってしまった。どうやら楓も書きやすいらしい。
◆第4回途中経過(遙&晟&悠貴&尚也&たま)
「どもどもなのです! 遙です」
「は〜い……毎度その存在価値を疑われて久しい,次回予告のコーナーで〜す……」
「……元気ないね,晟」
「あれ藤原さん? 今回はローテーションからして,ユウキさんが来るんじゃなかったんですか?」
「うん? 『あんなお遊戯みたいな真似,真面目にやってられっかよ!』だったかな。何だったかな」
「ほえ? それでどーしてゆーちゃんは来ないですか?」
「言いたいことはよくわかるんですけど……てか,それに毎度借り出されてる僕らって,一体……」
「まぁいいじゃない。たまには気楽にいこうよ」
「そうなのです。私はみんな一緒で楽しいのですよ?」
「ううっ……こ,心が洗われるんですけど……」
「こころが笑われる?」
「いや,じゃなくて……えーと,次回は東北篇!と銘打つほどのこともない東北篇です」
「おばあちゃんに会うのです! 楽しみです!」
「僕も楽しかったなぁ。ご飯おいしかったし。ねえ?」
「『よかった探し』みたいですがなアンタら。まぁそうですね。僕も,ちょっとはイイコトあったわけだし……」
「え? 何が?」
「え,えとえと,あと炎華姫も出るのですよ〜」
「えーと,だから何が……」
「というわけで次回もがんばるのです! それでは皆さんよろしくなのです! じゃっ!」
「あ,遙ちゃん? ちょっと? ……どうしたの,あれ?」
「いやあそれがね,聞いてくださいよ藤原さん!」
「は? え? 何?」
「……ユウキがこれに出たがらんのも,至極当然という気がするが……」
「ミトメタクナイ,ミトメタクナーイ!」
「おやオウム。いたのか」
「オマエモナー!」
……あかん。さすがに,今回は書いてて虚しい(笑)。
……この時点では,まさか遙にあーゆー仕打ちをされるとはつゆにも……(号泣)。
◆第5回ウソ予告(ユウキ&遙&たま)
「どもども,遙なのです! みなさん,ここまで読んでくれてありがとうなのですよ!」
「……おまえ元気だな。必要以上に」
「はいなのです! お祖母ちゃんも助かったし,新しいお友達もできたし,私は嬉しいのです!」
「そうかよ。よかったな」
「ちなみに,ゆーちゃんはこれ出るのイヤではなかったのですか?」
「嫌に決まってるだろ。……ま,今回はうざってーのがいねーしな。ここで出とけば,当分出ねーで済むってことで」
「…………? そう言えばあきちゃんはどーしたのですか?」
「知らねえ。何でも,熱出してぶっ倒れたとか言ってたけどな」
「はう,それは大変なのですよ! お見舞いにケーキを持っていかないとダメなのです!」
「あ,そう。行ってくれば?」
「行ってくるのです! すぐお母さんにケーキを焼いてもらうのですよ! というわけでゆーちゃん,あとよろしくなのです!」
「あ? 何をだよ?」
「次回予告なのですよ〜(と,声が遠ざかる)」
「…………。予告ってなー。まだ何もわかってねーじゃん。何を言えってんだよ。
……ま,いいか。どうせこれ,1週間ぐらいで闇に葬られるんだしな。
じゃ,次回予告。
次回は……適当に千葉とか出てきて適当に殴り合うだろ。そんなとこで,まぁ,どーでもいいやこんなもん」
「オマエモナー!」
「……何か言ったか,焼き鳥!?」
今回は果てしなく投げやりに……。
ちなみに,一番書きにくいのは文句ナシにユウキです(笑)。何故かは知らんが,あんまり口でモノ言うタイプじゃないからかも。
◆第5回予告(紫音&咲耶榎)
「というわけで全国のお嬢さんたちこんばんは。UGN所長代理の紫音だ」
「間違ってます,おにーさま」
「何がだ,妹よ」
「おにーさまの名前は久遠紫音です。久遠紫音。久遠紫音。久遠紫音。久遠紫音。紫音などと中途半端なところで終わらせてはなりません。さあやりなおしてください。及ばずながら私もお手伝いします。さあほら,くーおーんーしーおーんー」
「……えーと次回」
「くーおーんーしーおーんー」
「……妹よ,ボケはそのへんでいいから」
「私は別にボケてませんよ?」
「……えーと次回予告。次回予告ね。しっかし,次回をアップするのと同時に次回予告を入れてどうすんだかねえ」
「管理人さんが更新するのをすっかり忘れていたらしいですよ。おかげで『どうせ1週間ぐらいで闇に葬られるんだし』とか言っていた草薙くんは,何と2ヶ月以上もさらし者になっていたのでした。あーなんてかわいそう」
「……ま,とりあえずだ。次回は俺たちがユウキたちに試練を与える! しかしちょうどその時,ある人物が悪の秘密結社によってさらわれていたのだった! 彼女を探しに市外へと向かった瀞南寺と君嶋だが,そこでロクでもないものを見つけてしまう!」
「本当にロクでもなかったですねー」
「本当になー。……ってか,何がロクでもないんだか,すでに読者の皆様にわかってる時点で言ってもしかたないよーな」
「こんなとこまで律儀に読んでらっしゃる方はそうそういませんから,大丈夫です。それに,次回掲載される後編では,さらにロクでもないものが出てきますから問題ございません」
「…………。マジ? あれ以上にロクでもないの? 何?」
「それは企業秘密です」
「何だよー。おにーちゃんに隠し事はいかんっ,といつも言ってるだろ?」
「私の兄の名は久遠紫音。紫音などという中途半端な名前の兄を持った覚えはありません。さあちゃんと名乗りをあげてください。くーおーんーしーおーんー。くーおーんーしーおーんー。くーおーんーしーおーんー。くーおーんーしーおーんー……」
……以下,エンドレス。
個人的には一番のお気に入りです(紫音プレイヤーには「いぢめだ!」と言われましたが)。同時に第5回が掲載されたので,たぶん一番読まれてないのではないかという気も……。
◆第5回途中経過(光&明日香&晟)
「松山明日香です」
「松山光です。俺たち,夫婦です」
「さて,栄えある次回予告の大役が,私たちにも回ってきたわね,コウくん」
「そうだな。がんばろうな,明日香」
「……『栄えある』? 『大役』?」
「コウくん,遙たち,大変なことになってるわね」
「瀞南寺と君嶋さんも大変だよ.まさか,ゲートの中が,あーんなことになってるなんて! これはデモンズシティの存在に関わる大事件だ!」
「単に巨大な○○○○があっただけじゃないですか」
「遙たちだって,ゆかりちゃんたちを助けるために,それはそれはがんばったのよ?」
「無為無策に建物に突っ込んでいって,無為無策に戦って,ゆかりちゃんが無事だったのは実にたまたまだなー,という感じがしますけど」
「さすが,俺たちの娘って感じだな,明日香!」
「そうだね,コウくん!」
「あのー,聞いてます? ……聞いてないだろうけど」
「ところでさ,明日香。ちなみに何で今回は俺たちにお鉢がまわってきたんだろうね?」
「やっぱり遙の両親として,せいいっぱい遙たちを応援しなきゃ!」
「そうだね,明日香!」
「そうよね,コウくん!」
「それは,いいかげんネタが尽きてきたんで,とりあえず色々なキャラクターを登場させてお茶を濁しておこうという,松井暁の姑息な策謀によるものです」
「がんばってね,遙! お父さんもお母さんも応援してるわよ! あなたと晟くんの大好きなケーキ,また焼いておくわね♪」
「こーんなでっかい,ホール50センチの『お帰りなさい★ケーキ』だぞ? 楽しみだなぁ!」
「あらコウくんたら,ケーキじゃなくて,遙たちが帰ってくるのが楽しみじゃなくちゃ!」
「わかってるよ。でも,明日香のケーキは俺たちに対する愛情の証だからさ!」
「やだなぁ,コウくんたら☆」
「何赤くなってるんだよ。こっちまで照れちゃうじゃないか☆」
「……聞けって。人の話」
「ハートマーク」が使えないことを,これほど悔やんだことはない。
ものすごい手抜き。5分で書けました。なお,「こうすればハートマークが使えますよ?」と言ってきてくださった方がいらしたんですが,何分松井が機械オンチで……(泣)。
◆第6回予告(遙&大谷&咲耶榎&キルス&楓)
「みなさんこんばんはー。松山遙なのです。この次回予告も今回は最後になるかもしれない?ということでボリュームアップの特別企画でお送りするのです! よろしくなのです!」
「……どうも。相変わらず不幸街道まっしぐらの男,大谷真です」
「今回は特別企画とゆーことで,読者の皆様からのリクエストにお答えするのです! はい所長,企画書なのです!」
「……どうでもいいが紫音のヤツ,こーゆーことにばっかり時間を使っとんのか」
「えー,ではまず神奈川県にお住まいのO.Sさんのリクエストにお答えするのです!」
「…………。ちょっと待て。この『禁断のヘビとマングースコンビ再び!』って……」
「…………」
「…………」
「…………。何よアンタ」
「…………。貴様こそ何だ」
「…………」
「…………」
「…………」
「えー,ただいま両者睨みあっている模様ですので,もうしばらくお待ちくださいなのです」
「……先に予告を行うことにしよう。えー,長かった千葉との戦いにも,ついに次回決着がつく模様だ。闘志を燃やすユウキ,楓化してしまった晟,戦わずに済む方法を模索する遙。それぞれが迎える結末とは?」
「炎華姫,とってもとってもちーちゃんのこと心配してたのですよ。私も心配だったです……」
「……それはいいんだが」
「はい?」
「おまえ,晟のことは全然心配してやらなかったんだって?」
「あははははー」
「(……まったくどいつもこいつも……)」
「ところで,ゲストのお二人はどうしたのでしょう。中継の咲耶榎さーん?」
「(中継?)」
『はい,こちら姫宮咲耶榎です。現在,かなーり白熱している模様のスタジアムからお送りいたします』
「(スタジアム?)」
「なにいっ!? もういっぺん言ってみろ!」
「あ〜ァ何べんだって言ってあげるわよ〜ぉ? この
甲斐性なしのヘッポコ男ーーーッ!!」
「きっ……きっさまァーーーー!!!」
「何!? やるっての? やるなら受けてたってあげるわよ!?」
「貴様のようなヤツでも一応女だと思って我慢してきてやったが,今日という今日はもう許せん!」
「はん! こっちこそ望むところだわ! 泣きべそかかせてあげるわよ!?」
「ふん,馬鹿を言うな。貴様なんぞ瞬殺だ,この
バナナザルがっ!」
「なっ…………なあんですってえぇぇ〜〜〜ッ!?」
『……以上,スタジアムから中継でお送りいたしました。スタジオの遙さーん?』
「……お送りしました,じゃなくて……さっさと止めんかぁ!」
『でも面白いのに……』
「面白くない! ただでさえ最近経費がかさんでるんだぞ! あいつらに好き放題壊されてたまるか!」
『でも「刻みあうほど仲がいい」ってことわざもありますし』
「あるか,んなもん! あーもういい! おいこら,キルス,楓! おまえらもいいかげんにせんか!」
「うるさい! 男キラーは黙ってろぉ!」
「誰が男キラーだッ!?」
「……っ……」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………。ちょっと待て。ちょっと待て楓。おまえ,何故否定しない!?」
「……あ,いや,俺は別に……」
「『俺は別に……』って何だそれっ!?」
『では皆さん,来週もまた観てくださいね』
「観てくださいなのです!」
「おいちょっと待てそこ! 何まとめに入ってんだ! おい! だからちょっと待てって!」
えー,今回は松井暁&おらんだしずめ(キルスプレイヤー)合作バージョンでお送りいたしました。
すでに予告の長さじゃないな,これ…。
キルスのあのノリは本人じゃないと出せません(笑)。書いてもらってよかったと思ってます。なお,大変ご好評をいただいたんですが……皆さん,そんなに大谷不幸ネタがお好きですか?(ちなみに私は愛してます)
◆第6回途中経過(雨追&鷹村&大谷&キルス&楓&咲耶榎)
「さて,困りました!」
「何が困ったの」
「実はですね,松井さんが『次回予告は前回で終わり』と思っていたらしく,何もネタが用意されていなかったそうなのです!」
「あ,そう」
「困りましたな」
「そう?」
「鷹村さんは,困っておられないのでありますか」
「いや,別に……というか,俺たち今さらここで何してるんだろう,とかは思ってるけど……」
「は,しかし私は最後に栄誉ある任務を仰せつかって光栄と思っておりますが」
「ところでおまえ,いつファ○ージャから戻ってきたの」
「あ,ここで姫宮さんから通信が入りました! ……ふむふむ。えー,実はですね。大変好評でした前回の次回予告,あれの別バージョンを神奈川県のO.Sさんからいただいておりますので,これは発表したいと思います。皆さんよろしいでしょうか? キルスさんの『な,なぁんですってーーーーっ!?』の後から始めます。それでは,どうぞ」
「……ちょ,ちょっと待ておまえら! ここで暴れるのはやめろ! 近隣の皆様のご迷惑だろうが! だいたい,おまえらももういいトシなんだから,いいかげんバカなことをするのはやめ……」
「だぁまれぇっ! 男キラーは引っ込んでろぉ!」
「…………ッ!」
「なっ……だ,誰が男キラーだ! 俺がいつそんなことをしたっ!? 俺は断じてそんな気色悪い呼び名をつけられるような真似をした覚えはないっ! なぁ,楓!?」
「…………。あ,ああ」(←ビミョーに目をそらしている)
「…………。何だ,その微妙な間は」
「い,いや……」(←目をそらしている)
「ま……まさかおまえまで……おまえまで俺をそんな目で見ていたというのか!?」
「い,いやっ!? そ,そんなことは……」(←でも目をそらしている)
「だったら俺の目を見て言ええええええッ!?」
「………………」(←できないらしい)
「……それは無理でしょ。何せ楓は男キラーにオトされた獲物第1号なんだから。ねえ,楓クン?」
「違う! 第1号は俺ではない! 久島だ! 断じて第1号は俺ではないぞ!」
「どっちだって同じでしょ。てゆーかアンタ,『真にオトされた獲物』のあたりは素直に認めるわけね」
「!? ……ちっ,ちがっ……」
「あーあ。そうか,それで泪ちゃんがいぢけていたのか……」
「…………!?」
「大谷さーん? 大谷さん? えー,救援に参りましたが,大丈夫ですか? あら大変! いつもの20倍増しで顔が真っ青ですよ? 待っててください,今アドレナリン注射しますからねー?」
「…………。姫宮,教えてくれ……俺は……俺はそんなに,『男キラー』とやらに見えるのか……? 俺は……俺は,いったいどこで間違ったんだ……ッ!?」
「やっぱり楓にかいがいしくコーヒーとか淹れてやってる時点じゃないかなぁ」
「冷静に論じるなよッ!?」
「あ,所長。いらしてたのですか」
「いらしてたのですか,じゃなーいっ! このテープは,始末したものとばっかり思っていたのに! まだコピーが残っていたか……ッ!」
「いや,だから管理人がネタ切れだったんだろ?」
「しれっと言うな! おまえら……おまえらは,そうやっていつまで俺をいぢめ続ける気なんだ!?」
「とりあえず謎の『特別給与』をなくすまでじゃない?」
「……? 何だ,それは?」
「あ,知らない? あ,じゃあ相模原のポケットマネーなんだ。大谷をいぢめるたびに1点ポイントがついてだな,ポイントカードが全部埋まると……」
……哀,エンドレス。
皆さんそんなに大谷不幸ネタがお好きですか第2弾。おらんだちゃんがくれた2パターンのうち,ボツになった方も捨てがたかったので再録しました。ちなみに,私はマイナーに雨追&鷹村が好き。
こんなとこです。えー,お付き合いありがとうございました(笑)。
あと欠落予告をくださった方,本当にありがとうございました。
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