履歴、雑感など 年目

起 2007/12/31

更新 2008/12/30

 

 

2008/12/30

 明日は大晦日です。この部屋も建造から今日で満六年になります。その間、中断もありましたが、だらだらと続けてきました。デジタル一眼レフが銀塩一眼レフを駆逐する六年でもあり、古銀塩カメラの修理という趣味が衰退する六年でもありました。そのデジタル一眼レフも、来年は曲がり角の年となりそうな予感があります。EVFが実用の域に到達しようとしている今、「レフ」という機能が不要になり、交換レンズのフランジバックが大幅に短くて済むようになるでしょう。この先駆けは、オリンパス連合軍のうち、新参寄騎のパナソニックが勤めていますが、この流れは、これから一時代を築くと亭主は断言しておきます。

 また、動画機能の搭載という動きもあります。AF、AEの充実という困難な命題がありますが、この勢力もある程度力を得ることでしょう。

 フォーマットの拡大という流れも、大きな潮流となることでしょう。小型軽量化という流れとは矛盾する方向性ですが、より精細な画面を得るためには必要な流れなのでしょう。

 我がPENTAX勢の動向が気になるところです。伝統的に過去のレンズ資産に配慮した企業姿勢が維持されるのかどうか、レフレス化の大波に乗り遅れずに企業継続ができるのか、フォーマットの拡大を果たせるのか、などなど、困難は山のように…

 

2008/12/29

 今朝も寒い朝です。昨日から年末年始の休みに入りましたが、孫が滞在中なので何かと忙しくて…

 昨日も遅いクリスマスプレゼントを買いにセンター南のトイザらスへ行きました。乗用自動車やボールハウスのほかに初めての靴も買い、家の中で歩行練習をさせましたが、すぐにスタスタ走れるようになったものの、靴は少し大きめなので、アヒルの疾走もどき…

 

 PENTAXからは、先にアメリカで発表した「K2000」と同様に、「K-m」のキットレンズ付きのホワイト版を来年1月に数量限定で販売するとの発表がありました。ただ、日本版はWズームキットではないとのこと…

 黒以外の外装の場合、伝統的な銀色が選ばれることがほとんどだった一眼レフですが、それ以外のカラー化の場合、ピントリングやグリップなどとの質感の違いを合理化できる色が難しいことから、全体を同じ色にするという選択は取り難いのでしょう。そうなると、白は本体と質感の異なる部品を従前の黒としても違和感が少なく、黒い交換レンズとも違和感を生じ難いでしょう。

 

2008/12/24

 どんよりとした空の朝です。西が少し明るいので、晴れてくるかも…

 

 昨日は娘の義父の49日法要に参列しました。仏は亭主とは一回り上ですが、平均寿命よりは早かった…

 宗旨が曹洞宗なので、法要の読経は般若心経から始まりました。宗派によって読み方が少し違うようです…

 曹洞宗の本尊は釈迦如来なのだそうで、開眼法要を行った新しい仏壇には禅定印を結んだ白木の釈迦如来坐像を安置…

 禅定印というのは、胎蔵界大日如来の印相である法界定印と同形です。

 釈迦如来の真言はノウマクサンマンダボダナンバクですが、曹洞宗の僧も法要中の読経でこの真言や陀羅尼を唱えていました。法華経の一部も…

 

2008/12/22

 昨日の朝と打って変わり、変に暖かい朝です。昨日午後からの強い南風のせいでしょうか…これが北風に変わると、今日は寒くなるらしい…

 

2008/12/19

 この週末は金曜と月曜が週休日のパターンです。挟まれる土・日の勤務は、相手が休みなので煩雑な管理事務は暇でも、観客が増える貸館関係業務は繁忙…通勤が楽なので苦労は帳消し…

 火曜日23日の休日は49日の法事なので、北海道から孫が来ます。母子はそのまま正月明けまで雌山亭に長逗留の予定…

 

 暖かくて天気が良いので、落葉の積もった四季の森でも散策するとしますか…

 

 

2008/12/18

 快晴ですが、少し寒さが緩んだ朝です。暫くは好天が続きそうな予報…

 

 PENTAXの「K-m」はアメリカなどでは「K2000」というモデル名で販売していますが、このたび白塗り外装判を出すようです。ダブルズームのキットレンズも白塗り外装にするとのこと…

 銀塗り外装のものは各社で時々製品化されますが、一眼レフでは白塗り外装は例が無いかもしれません。交換レンズなら某社の超望遠に先例がありますが…

 

2008/12/17

 今日は天気が崩れるようです。関東と名古屋だけが低温で、全国的に気温は高めだそうで…

 

 今日、明日は遅番です。土、日と遅番は、通勤の電車が混雑しないので楽なのですが、「痛勤」の平日早番は、年内はあと1日のみ…

 複式簿記による企業会計システムに内在する欺瞞構造に由来する金融不安を起爆とする不景気のドミノ倒しはどこまで続くのでしょうか、アメリカ国民の放漫借金消費体質の犠牲はまっぴら…

 

   覗き込む己の内に炎(ほむら)立つ   雌山

   埋火の炎となりて焦しけり   雌山

   散る時を愛(かな)しと叫ぶ山燃る   雌山

   赤き実よ流離ふ魂の糧となれ   雌山

 

2008/12/16

 昨日、今日と屋根に霜を置く寒い朝が続きます。今年はまだ灯油暖房機を出していませんが、そろそろ…

 

 今年の年末年始の休みは、世間では9連休ですが、亭主の変則勤務だと28日からの8連休です。ちと不満…

 

2008/12/14

 予報より早く天気は崩れて、雨音の朝です。昨日までの小旅行に影響が無かったのは僥倖…

 昨日までの房州への小旅行は安房鴨川の街中の魚料理を看板にする小旅館に止宿したのですが、客あしらいと食事には満足しました。難点は地元の新鮮な水産物を中心とした料理の品数と量が多くて、満腹になって食べきれないことぐらい…

 養老渓谷粟又の滝から水月寺下までの渓流散策コースを歩いたのですが、紅葉は盛りを過ぎて最終状況でした。散策コース自体は水辺近くを歩ける平坦な人工路で、足弱でも問題無し…

 

2008/12/11

 快晴の夜明けでしたが、陽が昇るにつれて薄雲が支配し出した空模様です。明日からの小旅行の雲行きや如何に…

 

 ネット上の書き込みにしばしば見かけるものに、何々レンズやカメラを手放して、代わりに何々レンズやカメラを入手したというものがあります。亭主の場合、複数所持していたものを一つだけ手放した経験は何度かありますが、他のものを入手するために一つしかないものを手放したことはありません。それが出来る人の気持ちも理解できません。手放すくらいなら、徹底的に分解してその構造を知るほうがまし…

 また、この趣味に足を踏み入れた頃にしたことですが、その何回か手放したことは、その品を複数所持していたとはいえ、総てについて後悔が今に残っています。試行錯誤で分解して破壊に至ったものについては、同じ喪失でも充足感が残っているのですが…

 この趣味に興味を失ったというのなら、手放すということはあるのでしょう。そのときは洗いざらい処分することでしょうが…

 

2008/12/10

 今日と明日は遅番勤務です。昨日の雨は上がり、今日からはしばらく晴れそうなので、週末の小旅行は好天が期待できそう…

 

 PENTAXが来年1月に発売することを発表していたsmc PENTAX-DA60-250mmF4ED [IF] SDM について、春に発売を延期することを昨日発表しました。このレンズ、これまで何度も発売予定時期が延びているのですが、何がそうさせているのかな…

 

 今日は御料車のリコール修理…

 

2008/12/7

 この冬一番に冷え込んだ朝です。快晴の空は朝日のせいで少し赤味が…

 

 今度の週末休には房州に家族で小旅行します。昨日購入満一年になる雌山亭御料車のデーラーからリコール通知文書が来て、夕方には担当セールスから電話もありました。今週中には対策に出すので、旅行も安心…

 

   舌鼓打ちつ打ちつの冬の旅   雌山

 

2008/12/6

 暫く振りで土日が休みの週末です。4週に一度あらわれるシフトパターンなのですが、先月が忙しかったので随分前のことのように思はれるなり…

 昨日の寒冷前線通過前後の荒天とは打って変わり、穏やかに晴れた夜明けです。昨日の強風で、雌山亭前に連なる街路樹の欅は大量の葉を落とし、枝に残る葉は2割以下…当然歩道は分厚い絨毯…

 

   肘笠で凌ぐ風流や葉の嵐   雌山

   絵心の無きを悲しめ落葉掃   雌山

 

2008/12/4

 横浜市はゴミ出しの選別が煩雑で、庭木の剪定ゴミを出しても回収しなくなりました。そこで今年は一般廃棄物運搬処理業者に軽トラック1台分ほど出た剪定ゴミの処分を依頼したので、小さく纏める手間がいらず、楽ができました。それにしても、今の市長はろくな奴じゃない…

 

 来年のPIEの全体像が発表されましたが、今年より出品者が少し減るようです。景気の動向が気になる…

 

 ヤシカブランドが復活しているようです。あのへてなし京セラが売り払ったのでしょう。中身は中国のようですから、名前だけ…

 

2008/12/2

 夜来の雨はあがっている朝ですが、まだ晴れては来ない暗い空です。窓外に見える街路樹の欅は7割がた葉を落としましたが、今年の銀杏は黄葉が遅れ気味のようです。桜は早めだったのですが…

 

 師走初日の昨日は、朝から勤務先財団の月例行事である施設抽選に出張従事したので、午後遅く勤務先に戻って本来業務もこなして忙しい一日でした。今日は昨日の代休…

 10月下旬に引いた風邪から引き続いて喉から気管にかけての炎症が取れません。発熱は無いのですが、軽い咳と粘液状の痰が続きます。就寝中は症状が無いのですが、昼間は時々咳払いがしたくなります。慢性咽頭炎というのが自己診断…

 

   遣り残す心地ぞ募る冬紅葉   雌山

   老ゆれども活計に追はる師走かな   雌山

   乳呑児の母を追ふ目の圓かな   雌山

 

2008/11/30

 いよいよ明日からは師走です。今月は上旬、中旬は仕事の方が忙しく、下旬は私的に繁忙でした。来月は…

 

 PENTAXのユーティリティソフトがバージョンアップされ、RAW現像ソフトのPHOTO Laboratoryにシャドー補正というパラメーターが追加されました。天井照明下の室内など明るいところと影の部分との差が大きい画像の、影の部分を少し明るく立ち上げてくれる機能です。全体に柔らかな印象の絵になるようです。

 原画                             シャドー補正後

 RAWで撮影するメリットがどんどん増えます。大きなメモリーを仕入れねば…

 

 夫の父の葬儀で逗留していた娘と孫が、今日北海道に帰ります。次来るのは年末で、2月始めまで居るらしい…

 

2008/11/24

 今日の夜明け空は快晴なので、昨日取り掛かった庭剪定の続きが出来そうです。前庭と横庭の半分を切ったので、残りは全体の半分…

 一年ぶりに握った剪定鋏のせいで、手がだるいです。作業中も何度か攣りました。加齢による握力の低下は深刻…

 

 娘の義父の葬儀は通夜が26日、告別式が27日と決まりました。オンアボキャベイロシャノウマカボダラマニハンドマジンバラハラバリタヤウン…

 

 FA Limitedの残りを入手するべきか否か、物欲の妄念は狂奔状態…

 

2008/11/23

 PENTAXの交換レンズが来年2月2日から値上げされるとのことです。ディスコンを免れているKマウントの「A」と「FA」だけとのこと…

 

 娘の義父が昨夜亡くなりました。数日前にくも膜下出血で倒れ、緊急手術も出来ぬ容態で、意識が戻らぬまま…

 自宅の庭作業中の発作だったそうで、死に方としては善哉…

 娘と孫は北海道から一昨夜のANAで緊急に里帰りして、昨日の午後病院に見舞ったので、意識は無いものの亡くなる前に会えたのがせめても…

 

 さて、明日明後日は雨の予報ですが、我が家の庭の剪定に取り掛かりますか…

 

2008/11/20

 寒さが加わった快晴の朝です。この晴れベースはしばらく続きそう…

 

 昨日PENTAXからアンケートが来ていました。K-mに新搭載した機能についての反応を探るもののようです。この機能を次機種に搭載する需要についてのリサーチかも…

 

2008/11/19

 数日続いていた暖かさも昨日までで、今朝からは寒波が来るようです。冬の歩みはスキップで…

 

 職場では昨日の文書廃棄で今月の繁忙は一段落です。今日明日は遅番ですから、通勤が楽…

 金曜日からは恒例になっている庭木の剪定を始めるつもりです。日曜からの三連休との4日間でやり遂げる決意…

 

   苔覆ふもみじ葉愛し三千院   雌山

   もみじ伝ふ音羽の滝の時雨かな   雌山

   錦着て晴々しけり嵐山   雌山

 

2008/11/13

 時雨空が続いていましたが、今朝は久し振りの快晴です。寒さは日増しに加わっています。 家の前の半分色付いた欅並木が朝日を浴びて輝いています。隣の庭の熟し柿にメジロの群れが訪れて、その甘さを啄ばんで大騒ぎ…

 

 子供を持った親に課せられる重荷として、子供の教育と自立があります。学校を卒業し、就職して初めて人としての自立の第一歩ですから、ここを通過させればその重荷を下ろせます。来春にはどうやら最後の重荷が下ろせそう…

 

   育みの糧を勤めり熟柿   雌山

 

 今日の勤務は遅番ですが、仕事の都合で少し早出をします。今月の勤務は内容がハードで、心身共に疲れます。来週も文書廃棄のための選別があるし…

 

2008/11/10

 昨日も一日暗く、午後は小雨でした。南関東での初冬時雨はこのような状態です。本来の時雨とは違いますが…

 

2008/11/9

 昨日は昼間雨が降りましたが、天気予報では今日から4日間は曇りベースです。初冬の時雨模様なのかな…

 

2008/11/8

 しばらくぶりで世間一般と同じ土日休みです。さて、今日の天気は…

 

2008/11/7

 今日は立冬、冬の始まりです。夜来の雨はすぐにあがりそう…

 

   春の日の来るを願へり今朝の冬   雌山

 

2008/11/6

 歳を重ねると季節の歩みは年毎に速くなります。今年の秋もはや今日までとは…

 

   櫻木の葉の赭くなり冬隣   雌山

 

 今日は遅番ですが、会計監査があるので早出をしました。民間の会計士は公会計の概念をよく理解していないので、その部分が呑み込めないのがいささか滑稽なり…

2008/11/4

 あまり冷たくない木枯し1号が吹いた後の3連休も今日までです。昨日はどんよりとしていましたが、今日は晴れそうな朝です。少し遠くを散歩するかな…

 

 隣の家は長いこと無住で、時々自宅建替えの家族が借りて入ることを繰り返しています。何回か売りに出しているのですが、話がまとまる前に引っ込めるという優柔不断な状態を続けています。金に困っていない人のやることはね…

 で、庭に富有柿が植わっていて、今が食べ頃です。でも家主は収穫にも来ず、このままなら冬支度の野鳥の餌になりそうです。それはそれで地球のためになっているか…

 我が家の庭には八朔が植わっていますが、今年はあまり作柄がよくありません。玉数も少なく、大きさも今一…

 でも少し色付き始めたので、収穫が楽しみ…

 

2008/11/1

 月が変わって朝の冷え込みが一段と加わりました。南関東低地でもぼちぼち紅葉が始まりそうです。楓類の赤が一番…

 亭主の3連休は明日からです。昨日は4連休明けの勤務だったので、溜まっていた仕事で一日忙殺されました。今日は定例月一の仕事の当番なので、自分の仕事の時間が少ない…

 

2008/10/30

 4連休は今日までです。天気も持ちそうな朝ですが、朝焼けしているのでそう長くは無いかも…

 窓のシャッターを開けて聞き慣れない鳴声に見上げると、家の前の電線に赤っぽい小鳥が数羽止まって囀っていました。さて何と言う鳥やら…

 少し調べてみると、どうも冬鳥のジョウビタキのようです。シベリヤからの旅人のようですね…

 

2008/10/29

 休日散歩の道すがら、空を見上げると鰯雲の大群が西から押し寄せています。秋真っ只中…

 

   胸張って空を抱けよ鱗雲   雌山

 

 北海道に帰って半月、孫の写真が携帯メールにくっついてきました。引出しを開けることを覚え、3秒ほどは手放しで立つとのことです。冬の寒さはもうすぐ…

 

2008/10/28

 あおり装置を色々と弄っていると、チルトやスイングはカメラ側を動かす、それもチルト軸、スイング軸をそれぞれ撮像面で画像中央とするのが扱い易いということが分かります。そうすれば構図が変化せずに被写界深度を弄れます。

 このようなあおり操作ができるのは、デジ一眼用として入手が容易なものとしては駒村商会のホースマンLDしかありません。でも、これにはニコンとキヤノンのマウントしかありませんから、Kマウントでは使えません。

 取り付けるだけならどちらかをKマウント化する改造もさほど難しくはないのでしょうが、チルト・スイング軸を撮像面とすることが難しそうです。フランジバックの調整が難物…

 広角のためには135フォーマットが現実的ですから、カメラも新調するとなると、レンズ無しでも福沢50枚以上は必要です。そのレンズは、中判レンズを使うとしても、広角側は45oぐらいが限界のようです。そうなると、チルト・シフトが可能な交換レンズを買う方が現実的な選択ということになります。

 

2008/10/26

 8連続勤務も今日までです。その間、気管支にまで入った風邪による体調不良も加わったので、長く辛い日々でした。明日からは4連休…

 

 改造成ったマミヤ645Nオートベローズのための袋蛇腹自作構想は大分煮詰まってきて、5o厚の木板で接合部を作り、それに薄い布と紙を積層した袋部を接着するのが良さそうだということになっています。袋は幾山かにする方法も考えましたが、畳んだときに厚くなるので、短い焦点距離のレンズの場合、無限遠付近でのチルトを考えると成立していないように思われます。それより袋を大きくして伸びをカバーする方が操作性は上と見ています。

 前枠の構造上、縮めたときにチルトガイド板が後枠に重なるので、枠からはみ出す袋蛇腹の場合は、最短光路が正規蛇腹より10o近く伸びてしまいます。その分、無限遠が来る交換レンズの焦点距離が長くなるので、建物のパースペクティブ取りのためのライズ操作撮影用交換レンズの選択は難しくなるかも…

 

2008/10/25

 昨日は雨のため、自衛消防訓練は避難訓練だけになりました。近所の消防署予防課長が呼ばれて訓練の講評を行ったのですが、去年と同じ人物で、去年も雨だったそうです。雨男の正体はこれか…

 午後には健康診断受診し、今年から始まったメタボ検診で腹の外周長を測られました。これだけ取り出しても、あまり意味無さそう…

 風邪は抜け切れていません。ふた晩続けて就寝中のこむら返りは起こすし、勤務の連続で体調は低下ぎみ…

 

2008/10/24

 予報どおり今朝も雨です。今日は職場では秋の自衛消防訓練ですが、この分だと避難訓練のみに…

 

2008/10/23

 しばらくぶりに雨の朝です。土曜日まで雨モードが続くようです。風邪引きにはいい塩梅かも…

 その風邪は少し良くなってきました。職場の数人も同様な症状なので、感染源は同一かも…

 健康診断受診は今日の予定でしたが、明日以降に延期します。今の状態では、白血球数が異常値になるのは目に見えていますから…

 

2008/10/22

 数日前からの鼻風邪が進んでしまい、昨日から絶不調です。炎症が気管支に落ちねばよいのですが…

 

 今日と明日は遅番です。ひたすら隠忍自重体力温存…

 

2008/10/20

 秋の健康診断に提出する肺癌喀痰検査を始めました。朝起き抜けにゴホンゴホンとやるのですが、いつもながら最初がなかなか出てきません。取り終わった後暫くは痰が出続けるのも嫌な感じ…

 

 今日は勤務先は清掃休館日なので、外部との接触は電話応対だけの比較的気楽な勤務です。書類整理が進むぞい…

 

 ネット販売の場合、品物を見ないで注文するわけですが、その品物の品質は手元に来るまで分かりません。ですから、ネット販売を行っているお店の信用というのは大切な要素です。亭主が大手の量販店のネット販売をよく利用するのもそのためです。

 今回マウントアダプターの入手に利用した「フォトショップサイトウ」ですが、対応の早さ、誠実さという点ではお奨め出来るお店です。マウントアダプターに関しては品揃えも多種に渡っていますし、価格も妥当なものだと思われます。

 

2008/10/19

  3ヶ月ほど前に各種マウントアダプターを扱っている「フォトショップサイトウ」という店からフランジ付きM42→Kマウントアダプターを2個取り寄せ、それがタクマー望遠系なら調整で無限遠も出せることを確認したのでさらに5個取り寄せたところ、その内の4個が前の品とは別包装の品で、これがネジの切り始め位置が180度ずれていて、取り付けるとレンズ指標が下になってしまうものでした。

 この店からはその品物が届くより早くメールで、店にある新たに入荷した品がすべてそうなっているので送った5個の内の4個もそうなっているのではないかとの照会がありました。検品が不行き届きで申し訳ないとの詫びと、もしそうなら代金は返すとのことでしたが、代替品を探しているとのことだったので、それが用意できるまで待つこととしました。

 今夕、その代替品が届き、長く待たせた詫びとともに「不良品の4個は研究用にご利用ください」とあるメールも届いていました。

 その不良品ですが、確かにレンズに取り付けたときには具合が悪いのですが、ベローズや接写リングに取り付けるのならまったく支障が無く、幾つか所持しているM42マウントのベローズや接写リングのうち、マウント径が小さくて純正のマウントアダプターKではガタが出て使えないものに取り付けることができます。この間何度も途中経過の連絡を寄越したりした店の誠実な対応も気持ちの良いものでしたが、不良品とはいえ役に立つものを4個無償で得たのも気持ちの良いものなり…

 

2008/10/18

 明日からは8連続勤務なので今日は静養…

 

 昨日は山中湖、河口湖に行ってきました。晴れていて冠雪の富士は見えたのですが、居たのが昼前後だったので太陽が真上逆光になり、風が無くて少しもやってもいたせいでコントラストの少ない姿で、まったく絵になりませんでした。丹沢、箱根など周辺地域の紅葉も端緒に着いたばかりで、半月早い感じです。

 コースは246号妻田交差点から清川村に向かい、宮ケ瀬湖西岸から鳥屋峠を越えて道志みちに入って、山伏峠越えで山中湖平野へ出ました。

 河口湖南岸地区に数多いホウトウの店の1軒で遅めの昼食を取ってから御殿場に下り、そのまま箱根に上って強羅、小田原経由で国道1号などを使って帰りました。例によって原宿交差点前後の渋滞は凄まじく、早くなんとかしてもらわんと、という感じです。オーバーパスの工事は始まっていましたが…

 山梨富士五湖側からの富士は、午前の早い時刻か日没前数時間以外は光線が悪くて写真にならないので、現地に止宿する以外は、朝5時前に家を出て夜8時に帰るぐらいのつもりでないと、光の具合が良い写真は得られないと実感…

 

2008/10/17

 快晴の朝です。紅葉狩りにでも行くかな…

 

 電波時計というものを入手したのは、8年ほど前にNHKから取材に協力したときに記念品として貰った卓上時計が最初でしたが、今では数個の掛け時計や腕時計など身の回りにあるので、秒まで正確な時間の中に暮らしています。パソコンの内蔵時計にしても、インターネット時刻と同期させれば秒まで正確になったりしますから、遅刻を時計の遅れのせいにすることが難しくなりました。

 普段は意識しないカメラ内の時計ですが、デジタルカメラの場合、撮影日時は画像データとして記録されます。そのため、カメラ内時計の狂いは後々影響が出てしまいます。

 亭主は先日K10Dを修理に出したのですが、そのときに時計が初期値に戻ってしまったことに気づかず、そのまま使い続けていたために、画像に記録されていた日時は約2年前の日々となってしまいました。

 デジタルカメラにも電波時計を内蔵しているなら、このようなミスは少なくなると思われます。PENTAXさん、次世代機には是非…

 

2008/10/16

 栗が出盛りで、ご近所ではどこの家の柿も色付いています。収穫の秋ですね…

 明日は休みなので、久し振りに鎌倉・江ノ島あたりに出かけてみようかと思っています。晴れベースも続きそうだし…

 休み明けの日曜からは、次の日曜までの8連続勤務になりそうです。その間に予定していた休暇の日に急な仕事が入ってきてしまったので…その後は4連休の予定ですが…

 

2008/10/15

 昨日午後からの雨はあがり、今日からしばらくは晴れベースが続きそうです。山の紅葉は駆足で進むことでしょう。今日と明日は遅番勤務…

 

 あおり装置を使った撮影のためには、ピント確認のし易いファインダーが必要です。チルト・スイングはピント面を傾ける操作ですから、ファインダーの中でピントの合う範囲が傾き、その傾きに合わせて前後になだらかに被写体が並ぶような構図でないと、ボケと合焦が交互に並ぶような絵が出来てしまいます。

 また、本来なら中景にピントを合わせると遠景はなだらかにボケるのですが、チルト・スイングを逆に振ると、遠景と近景が急激にボケて、模型を接写しているような絵になります。

 上の写真の左は通常撮影で、右はチルトとフォール、スイングとシフトを同時に行った撮影です。チルトでレンズ面を下に傾け、スイングで右を前に出して、構図のずれをフォールと左シフトで補正しています。どちらも同じ配置のものを同一レンズの絞り開放での撮影です。短時間のやっつけ撮影でピントを調整しきれていないのですが、あおり操作の効果が大きいことがよく分かりますね…

 でも、ある一点にピントを合わせたときの鮮鋭度、解像力という点では、通常撮影に軍配が上がります。

 

2008/10/14

 四連休の最終日ですが、午後には天気が崩れそうなので、遠出はしないことに…

 

 G7の合意を受けた各国の政策発表に反応してか、アジア、ヨーロッパ各国やニューヨーク株式市場は急反発したようです。これが休日で市場が開かれなかった日本にも伝播して 、反発の一層の起爆剤となればいいのですが…

 もともとヒステリー現象で暴落が起こったのですから、反騰も当然の現象でしょう。芒の風揺れに亡霊を見たというところでしょうか…

 

 孫が北海道に帰ったので、カメラ弄りを再開できます。先月、孫が来る前に改造したまま試写もしていなかったマミヤ・ベローズのあおり装置効果を実験してみました。下がその結果です。

 左があおったもの、右が通常撮影です。撮影レンズは「Bellows Takumar 100/4」で、どちらも絞り開放です。被写界深度のコントロールが可能なことがよく分かります。物撮りには必要な装置であることは、これで明白…

 でも、ピント面が傾くわけですから、被写体によっては、通常撮影では出ない位置に前ボケが出てしまいます。その不自然さを出さない程度に止めることも肝要ならむ…

 

2008/10/13

 変動制になった体育の日です。この連休は運動会が多く、昨日も近所の学校や幼稚園はどこも運動会でした。

 今日は滞在していた孫が北海道に帰ります。次に会うのは正月でしょうが、そのころにはちゃんと這えるかな…

 

   秋故に心沈みて愁ふめり   雌山

 

2008/10/12

 秋の深まりをあらわす空になった朝です。今日は一日中晴れ…

 

 昨日の夜、栗の皮剥きをしました。渋皮を剥くためには、よく切れる包丁が必要です。

 昨夜は十三夜、後の月とも言いますが、栗名月とも言います。栗の実る季節でもあり、少し欠けている丸さが栗の実の形に類似していると見たものでしょうか…

 

   二つ三つ目のほころんで栗御飯   雌山

 

2008/10/11

 今日から4連休です。昨日から今朝にかけての雨は予定外…

 雲の厚い朝はうっとおしい限りです。世界を覆っている金融恐慌の雲も同様…

 原油のニューヨーク先物価格が下落し、一年前の水準に戻ったそうです。円高とあいまってガソリンや灯油価格が下がるのが慰め…

 

 中国政府が国威発揚機会と誤解したオリンピック開催などに浮かれて、足元固めを無視してきたつけが来つつあります。中華思想に見られるように自己中心的思考・行動傾向が強いことが民族特性である国民の教化善導を怠った、というより指導層そのものがその病弊に満身を侵されている政府ですから、これからも国際社会での信用失墜事象はどんどん顕在化することでしょう。

 孔子・老子などの儒者が儒教・儒学なる思想を発想する必要があったということは、その民族の中にそれと反する思想・行動が普遍していたということであり、その本質・伝統は今も変わっていないことが、頻発する有害食品騒動や商標剽窃、海賊版横行などの根本にあるということです。

 

 世界の経済活動を動かしている根本ルールは複式簿記システムです。このシステムに内在する架空性が経済恐慌を生む原罪でもあると亭主は看破しています。

 バランスシートの左側に置かれる資産、これの中に架空性の高いものが含まれていることが、経済システムを破壊する根本原因となるのです。株などの有価証券や不動産など評価額で扱うものは、その額はその時点では現金ではなく、それを右側の資本の部に置かれる剰余金とバランスさせることがこのシステムの脆弱性を生む根本原因となっているのです。架空のものから生み出されたとしても剰余金は現実に処分可能なものですから、これを現金・預金を減らすことで処分してしまえば、次に架空の存在である評価が下がることになれば、現実の存在である負債を増やさねばバランスしなくなるということです。

 つまり、架空のものと実際のものをある時点で混在して表示するのが決算であり、この結果によって経済活動を行っていることの危険性はあきらかなのです。

 畢竟、現在世界経済を動かしているのは資本主義ではなく、資産主義とでも言うべきもので、その架空性がバブルを生み、破綻を生じさせているのです。

 亭主が長年親しんできた国及び地方自治体の会計システムは、現金の出入りだけに着目している単式簿記システムです。この中には評価額という思想は希薄です。そのシステム習熟者から見ると、架空の存在である評価額に踊らされる複式簿記のシステムは、胡散臭さに満ちているのです。

 

2008/10/10

 亭主が勤務する財団が管理を受託している施設に川端龍子記念館があります。この川端龍子の弟に川端茅舎という俳人がいて、この人は正岡子規と同じように結核によって早世したのですが、その作品の中に

 

   新涼や白きてのひらあしのうら

 

 という句があります。これがこの俳人の最高作であると亭主は思っています。その鑑賞にあたっては死病を得た人の句という先入観からは離れられないのですが、高浜虚子が茅舎を「花鳥諷詠真骨頂漢」と評したということが肯ける句です。無学の亭主はこの俳人の存在を最近知ったのですが、その選ぶ言葉の傾向は亭主のそれと類似の部分があり、親近感を覚える俳人の一人です。

 

2008/10/9

 今日は一日晴れそうな朝です。気温も少し高くなるかな…

 

 今年のノーベル賞は物理学賞に続き、化学賞も日本人が受賞しました。6年前と同じですが、人数は2倍です。善哉、善哉…

 

 株安は止まりません。債券価格も下落の一途です。資金さえあれば、こんなチャンスはそうは無いことでしょう。資金さえあれば…

 今の金融恐慌の発端と言われているサブプライムローンは、いわば貧民に金を借りさせて消費をさせることで景気を維持するという構図だったわけで、インフレ抑制の下では担保の資産価値は上昇を止め、その上昇を頼りにしていた貧民に借金が返せなくなることは明白だったことです。資産価値という架空の、刹那的な概念に踊らされているアメリカの、そしてその妄想に追従している世界諸国の愚劣さが明白になったということです。

 そもそも資産価値というものは、人間の欲望を数値化したものです。それを欲しいという気持ちが大きければ、その欲望度を換価する数値である金額は大きくなるということです。人間の気持ちのありようを基礎にしているものですから、気持ちが変われば瞬時に数値が小さくなることもあります。その逆もあるのですが…

 金、現金、通貨というものは、人間の心の内なる欲望を他の人間に伝達するための道具です。その存在の根拠は人間の欲望をもとにしていますから、絶対的に価値があるものではなく、その価値の高低は人間の気持ちのありように左右されるものです。

 債権と債務の本質は、人間が他の人間のために何かを行うことです。これも人間の気持ちのありようを基礎にしている概念ですから、極めて脆弱な存在です。預金は債権債務です。脆弱な存在であることは論を待ちません。

 この世界で絶対的な存在は物質のみです。その価値の高低は人間の欲望に依存しますが、存在は不変です。物質の存在という事実だけが絶対であり、他のものは人間の欲望を媒体とした相対的なものに過ぎません。

 地球上の物質はほとんど一定です。地球外との多少の出入りを除いて変質はしても増えたり減ったりしません。その価値が増減するのは人間の欲望が介在するからです。地球は、少なくとも人間の関与する部分に関しては、物質と人間の欲望によって構成されていると極言することができます。

 地球上の大部分が人間の欲望によって構成されているということは、この人間の欲望を操作することが世界を操作することになるということです。いかに他者の欲望を己の意のままに操るかが、この泡沫世界での成功に繋がるということなのです。この真理に背を向ける、向けさせる働きかけが宗教の本質の中にありますが、それもまた人間の欲望が生み出した虚像なのでしょう…

 

   盛りより名残り愛でたし後の月   雌山

   名残り惜し別れ近付く十三夜   雌山

   身を守る術を持たずや栗の月   雌山

   毬脱ぎて一皮剥けて渋くなり   雌山

   渋皮の爪に刺さりて月仰ぐ   雌山

 

2008/10/8

 秋の天気は日替わりです。昨日の日中は晴れたのに、夜からは雨になり、今朝も雨です。でも、日中は上がりそう…

 今日と明日は遅番勤務です。朝の通勤電車が混雑しないのが楽…

 

 滞在中の孫の風呂入れ係りをしていますが、ずっと掴まり立ちしているので身体を洗ってやるのが楽になりました。頭と顔を洗うときには抱き抱えますが、そのときだけは嫌がって泣き叫びます。顔に水が付くのが嫌では、水泳選手は無理かな…

 これから孫もその母親も初めての北海道の冬の暮らしをするのですが、孫は毛糸の顎紐付き鼠頭巾を嫌がらずに被りますから、何とか外の寒さを凌げるでしょう。家の中はスチーム暖房で暖かだろうし…

 

 今年のノーベル物理学賞は日本人3人に決まりました。30数年以前の素粒子研究を評価されての受賞とのことです。良い話題が少ない昨今、まずは大慶…

 日本にいる小林・益川の両氏はインタビューラッシュにさらされていますが、益川氏の方は高血圧特有の風貌をされていて、脳血管障害の虞を感じますし、既往症もあるとのこと。あまりストレスを与えないようにする配慮も、マスコミには求められることを自覚すべし…

 

2008/10/6

 昨夕からの雨は今朝も降り続いています。金木犀が昨夜咲いて、雨の中に香りを流しています。この香りが庭に流れると、秋は本番…

 

2008/10/5

 今日から三連休です。天気は今日まで持ちそうです。土も乾いているようなので、夏にやり残した庭仕事の始末を付けねば…

 

 滞在中の初孫は月齢7ヶ月半になりましたが、このひと月の、特にこの数日の成長の著しさには目を見張るものがあります。僅かな距離の匍匐前進しかできなかったのに、今は足の裏を床に付け、お尻を上げて四つん這いになろうとしますし、掴まる物があれば立ち上がってしまい、そのまま手を送って伝い歩きしてしまいます。階段の下に置けば数段は難無くよじ登る逞しさですが、板の間の上ではまだ膝で這えないという変な発達状況です。滞在の予定は13日までですが、あと一週間でどれだけ変わることか…

 

 贋Aレンズ化構想は、脳内作業だけはあれこれと進展を見ているのですが、実際に着手するだけの計画には練り上がっていません。Kレンズは既に成案を得ている状態なのですが、今はMレンズの手法について検討しているところです。

 

2008/10/4

 今日は早番です。土日勤務のときは、早番の方が通勤の電車が空いている…

 

 課題のKレンズ贋Aレンズ化改造への着手に気持ちを向けつつあります。まずは複数あるK55/1.8を実験台にして施工し、シャッター速度優先AE、プログラムAE、絞り優先AEなどでの露出の暴れ具合を検証して、実用の範囲内であるなら他のKレンズへ敷衍して行こうかなどと…

 Mレンズは鏡胴がコンパクトでマウント部に余裕が無く、A位置伝達機構をKレンズのような方法で組み込む余地がありません。何か良い方法を考案しないと、贋Aレンズ化は遼遠…

 

2008/10/3

 秋の天気は日替わりで、今朝は曇り空です。今日も遅番勤務…

 

 いつも思うのですが、衆議院の解散について、いま行われている総理大臣に一方的な解散権があるなどという憲法解釈は、大いなる曲解です。地方自治法で地方自治体の首長に議会の解散権が定義されているのと同様の権限を付与されているに過ぎないと解釈すべきです。

 すなわち、三権分立の理念に照らせば、国民の代表である衆議院による内閣の不信任決議案の可決、信任決議案の否決があったときにのみ、その防衛権として国民に信を問うために天皇に対して国事行為としての解散の助言と承認を行うことができるのです。

 天皇に国事行為のみを許している憲法の精神に照らせば、衆議院の解散を行うというのは手続規定に過ぎず、内閣が助言と承認を行うことで随時に行うことが出来るなどと解釈するのは、国民主権の憲法の精神に照らせば曲解も甚だしく、内閣の助言と承認を受けた天皇に無条件の解散権を与えた実体規定ではないと解釈するのが正当です。不信任も信任の否決も喰らっていない内閣が一方的に国民の代表たる衆議院を解散することができるなどということは、主権者たる国民を愚弄する言語道断な解釈です。

 麻生総理大臣が「解散は私が決めます」と発言していますが、これも短絡した言い方で、天皇に対する解散の助言と承認は内閣の権能であって、総理大臣個人の権能ではありません。解散は閣議で決定しなければならないことであって、総理大臣が決定することではありません。もし閣議で異を唱える大臣がいた場合は、その首を己の意に逆らわない者に挿げ替えることで可能になるというだけのことです。

 

2008/10/2

 幸い台風は南の遥か沖合いを東進するようです。秋雨前線も南に大きく離れましたので今朝は冷涼な快晴です。洗濯物もよく乾くし、布団干しに好適な日になりそう…

 

 昨日は先月末で退社した派遣職員の代わりとして新規契約社員が来ました。その関係の色々な書類の整備などが加わって、月初めに多いルーチンワークで忙殺されました。今日も忙しそう…

 

 今年も半分過ぎましたが、その間、定年退職と再就職、娘の出産と長期滞在、その初孫を北海道へ護送する旅などと雑事が多く、心身をそれらに取られて、ほとんど俳句を作っていません。カメラ関係の工作も、贋Aレンズ改造計画など構想ばかりで、中判用ベローズのK&M42マウント化改造ぐらいしか成果はありません。忸怩たり…

 

   赤蜻蛉見据ゑをりたり吾が姿   雌山

   幾人の想ひ嗤ふや吾亦紅   雌山

   未だとは成す励みなり後の月   雌山

   言訳の積もり積もって後の月   雌山

   色づいて在るを悟れり柿大樹   雌山

 

2008/10/1

 今日から三日間遅番です。台風と秋雨前線の雨はいつまで続くのか…

 

 昨夜は入社半年で退職する派遣職員の送別会に出ました。地方に居る親の介護が必要になったことが退社の原因とのことです。労働人口の都市集中とそれにより過疎化した地方の高齢化、核家族化のつけが社会に、それを構成する人間に押し寄せて来ます。少子化も同根…

 人間が構築した社会が暴走を始め、構成する人間を滅びに向かわせるイメージがどんどん濃厚になっています。サブプライム問題も等質の現象…バベルの塔の話は、人間およびそれが構築する社会の本質を見抜いた預言書なのかもしれません。アメリカ合衆国崩壊の第一歩かも…

 

 今日は都民の日で都内の学校は休みです。共働きの核家族の子供は、どのよう今日を過ごすのか…

 

2008/9/29

 昨日から急に冷涼になりました。夜具も厚い物が欲しくなり、今朝も寒く感じるほどです。季節が大股で進んだ感じで、長袖の衣服が必要に…

 

 亭主は現行のK20Dをパスして、次世代機を待つと決めていますが、その待望の次世代機は、来年5月ごろ中身が見えてきそうです。毎年新型に切り替わる商品寿命の短さには、ユーザーとしては すべてにはついて行けない…

 亭主はPENTAX初代デジ一眼レフの*istDを現在も使っています。レスポンスが遅いこと意外は特に不満があるわけでもないし、大きく引伸ばすこともありませんから…

 その*istDは発売日に入手したものですからとても高価でした。機能はそれぞれの性能はともかくとして、現在の中級機の上流の位置付けにあるカメラですが、今は同等の機能のものならその半分の価格帯が相場に…

 PENTAXは35oシステムを利用するAPS−Cフォーマットを一般ユーザー向きのフォーマットであると見切り、これに専念して、135フォーマットには当分手を出さないと決めているようです。代わりに、プロ及びハイ・アマチュア向けには、同社が既に構築していてシェア上位の他社が持たない、中判645システムを利用する大型フォーマットの上梓に向かうらしい…

 銀塩フイルム関連市場の縮小が著しい現在、その波は中判以上のフォーマットにおいても波及することは時間の問題でしょう。そのとき代替のデジタル機材が希求されるのは必然の事と思われます。それはコストの問題を無視すれば現在も調達が可能ですが、これを零細写真スタジオのオーナーや趣味のハイ・アマチュアたちが手を出せる価格帯で提供されるのなら、ある程度の需要は期待できるのかもしれません。

 

 雨が降り出しました。台湾にいる台風15号は13号と同じコースを通るでしょう。秋雨前線を刺激しますから、週の前半は雨模様で決定…

 

2008/9/27

 PENTAXが10月下旬に新発売するK-mに同梱するのは、エナジャイザーから直で調達する単三型リチウム一次電池だそうです。この電池の国内販売から富士フィルムが手を引いている現在、この電池の販売は、近いうちに、早ければ10月にもどこかが行うことになるようです。PENTAXとしてはその情報を掴んでいるから新型カメラの同梱電池に選んだのでしょう。市中在庫を調達して備蓄する必要は、どうも無さそうです。よかった、よかった…

 

2008/9/26

 今日と月曜日がお休みで、挟まれる土日はお仕事…

 

 エネループを入手するために昨日の遅番出勤の前に駅前中堅量販店に寄ったところ、富士フイルムの単三型リチウム一次電池が並んでいました。ネット上の販売ではどこも欠品になっているのですが、店頭などの流通末端在庫はまだあるようです。

 この電池も含めて、富士フイルムは自社製カメラ用専用電池以外の汎用電池からは、今年6月に手を引いたようです。もともと富士フイルムブランドの汎用電池は米国エナジャイザーのOEMだったようですから、同社製の電池流通が日本で途絶えてしまっている以上、将来他社が代替する可能性もあるのでは…

 単三型リチウム一次電池は製造10年後でも90%の残存容量があるそうですから、旅行用などのために買い溜めしておくことも考えねば…

 

 エネループは充電器とセットにしたパックの種類が多いのですが、従前のニッケル水素用充電器が使えますから、エネループ用に充電器を新たに購入する必要はありません。特にセットの充電器にはリフレッシュ機能搭載型は無いようなので、これに手を出すのは疑問…

 エネループといえどもメモリー効果の発生は避けられないと思われますから、放電機能は必要です。多少高価ですがリフレッシュ機能搭載型を入手すべきだと思います。

 

2008/9/25

 昨夜は少し蒸し暑さが戻っていました。今朝は雲も少し厚い…

 

 新型K-mに採用されている電源は単三型4本ですが、K200Dを含めてアルカリ、ニッケル水素、そして最も軽い単三型リチウム一次電池を指定しています。ところが、持ちの良さも抜群の単三型リチウム一次電池が市場から消えているのです。

 もともとあまり見かけることの無かったこの電池は富士フイルムから販売されていましたが、同社は今年6月にディスコンにしているのです。現在は流通末端在庫しかないものと思われます。

 圧倒的多数の人がエネループを使っているのであまり影響は無いのかもしれませんが、軽くて持ちの良い電池が使えないのは、海外旅行など荷物を少しでも軽便にしたいときには不便です。カタログで可能撮影枚数をこの電池使用で表示していますが、入手困難なもので表示するのはいかがなものかと…

 K100Dsuperまでは、他にCR-V3リチウム電池も使えたのですが、なぜK200Dからこれを使えなくしたのか謎です。同形のRCR-V3リチウム電池が出回って、電圧が少し違うこれを使用されることによる弊害を嫌ったのでしょうか…

 また、外部インターフェイスはUSB/ビデオ端子のみになっています。つまり、シンクロソケットはもとより、ケーブルスイッチや外部電源の端子もが省略されているのです。外部電源を使うときには、電池室に引出し端子の付いたダミー電池を挿入し、それ経由で接続するようになっています。遠隔撮影の方はリモートコントロールFのみという割り切り方です。つまり、オートベローズを使うときに、ダブルケーブルレリーズが使えないということです。なんと、とほほ…

 結論から言うと、このカメラは撮影システムの基盤としてはほとんど機能しないということです。軽量小型を生かした手持ちによるスナップ撮影を基本とするというコンセプトに特化したお手軽カメラで、多様なレンズ交換が可能という点だけを特徴とした、極めて割り切った存在であるということです。初心者に使わない機能を与えても、猫に小判ということでしょう。小判好きのマニアには向かないのは明白…

 

 ところで、K-m用外部電源ですが、これは外部電源の設定が無いストロボなどでも、ちょっとした改造で使えるかもしれません。それなら怪我の功名にも…

 

 亭主はまだエネループを使っていませんが、これは公称容量の割りに使用可能容量が多いようです。つまり、容量減少による電圧降下が少ないので、公称容量は多いものの電圧低下が早い従来品より実質的な使用可能容量が多いのでしょう。要求電圧がシビアな*istDやSonyのリングライト用に向いていそうなので、これに切り替えることにしました。とりあえずは12本ほど調達するか…

 

2008/9/24

 暑さ寒さも彼岸までという常套句は、実感としては当たっています。今朝は秋らしい色の空と乾いた空気…

 

   青空に目を張りてをり赤蜻蛉   雌山

   いとけなきお指の指せり曼珠沙華   雌山

   抱かれて小首傾げて蜆蝶   雌山

 

 今日と明日は遅番です。滞在中の孫は、その父親の実家に出張中…

 

 西独フォトキナで、K-mのブースには人だかりが絶えないそうです。軽小と平易に対するニーズは大きいのかも…

 AFと光学性能以外の機能を簡略化したキットレンズを単体販売しないというコンセプトは正解なのかもしれません。価格差は5Kですが、流通コストなどを考えれば、単体でこれに近い価格は無理でしょうから…

 初心者をターゲットとした入門機という位置付けですが、現在過去のKマウントレンズ以外にも、膨大な種類のM42マウントレンズやライカLマウント引伸ばしレンズなどを便利に使える基盤としての高機能さにおいては、まったく他社製品の追随を許しません。旧レンズマニアにもお勧め…

 

2008/9/23

 彼岸花、曼珠沙華が咲いています。あきれるほど律儀な花です。暑くても涼しくても同じ時期に花を出します。今日は晴天…

 

 メーカーは売れる製品を開発することに血道を上げます。当然のことです。その開発する製品が客観的により良い品であることと売れる製品であることがシンクロしているのなら、こんな良いことはありません。

 大衆に売れる製品は、大衆にその製品の存在が知られなければなりません。それを知らせる方法としては、マスコミ媒体を利用した宣伝があります。大きな経費が必要ですが、一定の効果は期待できます。

 マスコミ媒体を利用した宣伝は、無関心だった大衆に興味を抱かせる効果はありますが、興味を持った大衆に購買行動を起こさせるとは限りません。その製品が唯一無二のものでない場合、比較検討という段階が待っていることが通例です。

 比較検討の道具として、以前はマスコミ媒体による宣伝か流通現場でのやりとりとかしかありませんでした。でも、今はネット上に情報が溢れ返っています。この情報戦に勝利することが製品の販売に繋がるということです。

 一方、ネットでの熱心な発言者はマニアの域に居る者が多いのは事実です。マニアというのは一般の嗜好とはかけ離れた嗜好の者が多いのも事実です。したがって、ネットでの熱心な発言の内容は、一般大衆の思考とはかけ離れていることが多いようです。 

 偏狭なマニアほど熱心に発言し、自己の偏狭さを自覚しません。この発言がネット上の情報を歪める元凶ともなっています。ネット上の情報は鵜呑みにすべきではない理由の一つです。

 

2008/9/22

 夕方の六郷川鉄橋上で、帰宅の車窓から影富士が見えました。明日の彼岸は晴れが約束…

 

 今日3時過ぎに正式発表になったDA☆60-250SDMの発売は1月になるとのことですが、ボディ内モーターにも対応するハイブリットAFにするそうです。計画時期が古いことに加えて、亭主のようにボディ内モーター仕様のみの旧機種所有者にも配慮してのことでしょうが、同時に出るDA☆55/1.4SDMは流石に非対応だそうです。これから新規に計画されるSDMはすべてそうなるのでしょう。当然のことです。

 DA☆55/1.4SDMは8群9枚だそうです。Nikonの新設計標準レンズ50/1.4が7群8枚ですから、1枚上手…

 Kmは軽小易を追求したデジ一眼入門機の位置付けが明確です。コンデジからの移行者を対象とするコンセプトでしょうが、その良さを正しく見ることの出来る人間がどれだけいるかが問題です。良い品の方が売れるとは限らないのが大衆の好みの法則ですから…

 

2008/9/21

 曇っている朝ですが、明るいので晴れてくるのでしょう。今日は出勤…

 

2008/9/20

 昨夜は雨音が激しかったのですが、今朝は止んでいます。台風は1日早く通過したようで、今日は晴れる…

 

 しばらく放置してあったガムケース廃物利用レンズフードの製作を一気に完成させました。広角用内付法を1個と、標準・望遠用内付法を3個です。

 広角用は「49→58ステップアップリング」を接着して作りますが、ガムケースのカットが若干手間です。蓋も身も両方カットする必要がありますし、身が蓋から外れない部分までをカットすることが肝要ですから…

 また、少しガタがありますから、ゲタを履かせる工作も必要です。

 標準・望遠用は「49→62ステップアップリング」と「52→62ステップアップリング」、「58→62ステップアップリング」とで作りました。これの場合、身だけをカットしますので、とても簡単です。底の近くでカットした身にステップアップリングを逆に嵌め込んでおき、そこまでカットするればいいのですから…

 結局、ロッテの「BLACK BLACK」ガムケース改造では、この「○→62ステップアップリング」を用いる方法が最も容易です。マルミの製品なら身の内径とぴったりで、身のカットと接着以外にはまったく加工の必要がありません。でも、28o以下の広角は無理ですが…

 

 この秋のPENTAXは、交換レンズ数本と廉価版デジ一眼レフの上梓だけのようです。その廉価版デジ一眼レフはKmというネーミングとのことで、軽少で大成功したMシリーズの夢よもう一度という乗りでしょうか…

 廉価版に組み合わせるキットレンズはDALとネーミングしたズーム2本で、マウントまでプラ製の廉価版になるようです。もしかすると、カメラ側マウントもプラになるのかも…

 これらの正式な公表は22日のようですが、例によって外国サイトでフライング発表…

 Kmの上梓により、K200Dはディスコンになるとのことです。バッテリーグリップまで用意したのに売れなかったのは、機能を欲張りすぎたためかも…

 Kmのネーミングから類推すると、次の中級機からはDが外れる公算大です。K30とか…

 SDMリヤコンバーターの概要が明確化されてきたようです。AFはSDMだけでなく、ボディ内モーター駆動にも対応するようです。開放F値が暗くなるので、AFを働かせる必要性から、倍率は1.4倍のみの公算大…

 

2008/9/19

 台風の東上に従って蒸し暑さが増しています。南岸を滑って行くコースでしょうが、明日の夜には通過するでしょう。鈍足台風ですから、東斜面の崩落と低地の浸水被害が心配…

 

 PENTAXが交換レンズとカメラの国内生産を止めるようです。交換レンズはベトナム、カメラはフィリピンに一本化するとのことです。銀塩の645と67もフィリピンで作るようです。FA Limiレンズもベトナムで継続するのでしょうか…

 試作ラインは板橋に移すのかもしれません。カメラ博物館も含めて、益子の事業所は廃止売却対象になるのかも…

 

2008/9/18

 予定通り雨の朝です。しばらくこの悪天候が続くのでしょう。彼岸前の秋雨…

 

 この秋の新型一眼のトレンドは動画対応が目玉のようです。この方向性の発展のためには、EVFの高性能化がキーテクノロジーとなりそうです。半世紀主役だった重いペンタプリズムとクイックミラー機構を捨て去る時はすぐそこまで…

 

2008/9/17

 今日は天気が持ちそうです。台風と秋雨前線による悪天候は明日から…

 

 アメリカ発の金融不安、金融商品の暴落は全世界に波及しています。資産の目減りが年金生活者を痛めつけるのは必至…

 アメリカの保険会社のシェアが高いのはマスコミなどによる膨大な宣伝の結果なのでしょう。その経費を考える亭主は胡散臭く思っていて信用していませんでしたが、AIU、アリコ、スター生命、アメリカンホームのAIGは破綻 目前のようです。当然でしょう…

 

2008/9/16

 厚い雲に覆われて暗い朝です。今日は一日雨降りのようです。不届きにも大陸に上陸しなかった台風は、水温が高い東シナ海で勢力を回復するようです。秋雨前線に沿って東進する公算大なり…

 連休も今日までですが、明日、明後日の遅番を勤務したらまたお休み…

 

 例の不名誉イージス艦は、領海内潜水侵入中の国籍不明潜水艦を発見したところまでは汚名挽回になったのですが、その後それを見失ったのは頂けません。一度の爆雷攻撃も加えずになど論外…

 

2008/9/15

 台湾の台風は東に進路を向けそうです。日本の南岸を進む公算大です。今週前半は天気が悪そう…

 

 まだ自分で座ることもできないのに匍匐前進で動き回る乳児のいる家は床に小物が置けません。前進と方向転換だけで後退は不能ですから、椅子の足の下になど入り込めば網に掛かった魚状態です。救出して抱き上げても、リモコンやキーボードなどボタンが並んでいる機器を見付けると、丸くした目は爛々と輝きます。当然手を伸ばして身を空中に投げ出し、そちらへ行けと強制…

 

   お指折り残り確かむ秋彼岸   雌山

   初めての月の瞳に満ちてをり   雌山

 

 

2008/9/14

 今日も蒸し暑い朝です。台風が台湾にいるせいでしょうか、今夜は仲秋の名月なのに見えるか心配…

 

 昨日の午後は勤務先の大ホールで事業担当による自主製作公演があり、事業担当人手不足のせいで施設管理担当の亭主に舞台写真の撮影依頼がありました。往年の大女優による有名詩人の詩集朗読と組み合わせたクラシックの小曲を中堅ソリストたちが演奏する舞台でしたが、設備機器の為に冷房をがんがんに利かせている真っ暗な映写室に2時間籠っての300枚近い撮影は結構疲れました。撮影機材は当然自弁…

 クラシック演奏の舞台ですから、客席での撮影は音が出るのでご法度です。でも、記録のための舞台撮影が必要ですから、客席とはガラスで隔てられている映写室が撮影場所になっているのです。

 詩朗読中の暗くした舞台での女優へのピンスポットなど、光が部分的に大きく変化する中での撮影は露出が難しく、カメラ任せのAEやAFはまったく無力です。でも、撮影場所から舞台まで距離があったのでMFでのピントはほとんど固定でよく、ISO感度は400にして、絞りF4固定でのシャッター速度変更とフレーミングに専念することで何とか役目を果たしました。

 自弁の機材はK10DとDA☆50-135/2.8SDM1本での手持ち撮影に徹しましたが、50oで舞台全体をカバーできたものの、クローズアップには300o以上が欲しい距離でした。でも、 亭主所有の機材では暗すぎる…

 結果からの機材への反省では、ピンスポットを浴びている主役のクローズアップ専用に三脚に据えた400oを別カメラで用意すれば完璧に近い撮影が可能でした。光を浴びている部分は相当に速いシャッター速度が使えるほど明るいので、F5.6〜F8でも十分でしたから…

 写した舞台写真のどれかは、もしかするとサンケイ新聞に掲載されるかも…

 

2008/9/13

 蒸し暑さが少し戻ってきた朝です。季節は行きつ戻りつ…

 今日は早番勤務です。明日からは三連休…

 

2008/9/12

 朝の涼しさは心地良いものです。陽射しが嬉しい…

 

 135フォーマット用ベローズの改造計画は、Konicaオートベローズの大改造を志向することにしました。一応…

 焦点距離100o前後で無限遠が来るようにすることは諦め、無限遠は135o以上の引伸ばしレンズを使うことを前提に計画するのが妥当と判断しています。現状では…

 付加するあおり装置はL形金具で鳥居を作り、片持式にするのが最も手っ取り早そう…

 マミヤ645Nオートベローズではシフトとライズフォールが少ないので、これを大きく実現できるものを作りたいと考えています。建物の歪み取りのためにはライズ・フォールを特に…

 

2008/9/11

 秋空が本番となってきた朝です。1ヶ月無かった遅番が始まりましたが、出勤前の時間が長いのはあまり使い物にならないのが悩みです。帰宅後の時間が短いのは忙しないし…

 

 135フォーマット用のベローズにあおり装置を設ける改造構想ですが、今のところの改造候補は、PENTAXのオートベローズとKonicaのオートベローズです。でも、逆鳥居型に改造する場合、どちらにも難点があって、それを解決しなければうまく行きそうにありません。

 PENTAXのオートベローズはレールと光軸とが近く、ライズ・フォールの余地がありません。逆鳥居に設けるシフトやスイングを固定するボルトの操作性も悪そうです。チルトとスイングだけと割り切るのがよいのかもしれません。

 Konicaのオートベローズはレールと光軸が大きく離れているのでライズ・フォールの余地は十分あり、レンズ台座前方にはコピア設置用の三脚ネジまであって、それを利用すれば逆鳥居の設置は容易なのですが、それだと前後のマウント間が離れてしまい、フランジバックが大きくなって無限遠を確保するのが難しそうです。

 いずれも既存のレンズマウント部は切り離すのですが、その切り離したマウント部はレンズマウントとして逆鳥居に取り付けるのが困難です。分離式の蛇腹部を取り付けるためのボルト部分が逆鳥居に干渉してしまうからです。蛇腹部に直接M42マウントを新設する方法が可能ですから、逆鳥居ならそれを選択するしかないのかもしれません。

 逆鳥居をどのような素材で作るのかが次の課題になります。コの字型の金具を作る方法としては、金属板を折り曲げる方法が最も簡便ですが、強度を確保できる厚さのものを、専用の大型工具無しで加工できるのかが課題です。

 Konicaオートベローズの場合、レンズマウント部側面の面積が大きいので、何も無い左側面に金具を装着することは比較的容易です。そこにオフセット金具を装着し、その金具に軸を設けてチルトやライズ・フォールさせるのならば、入手が容易なL形金具を鳥居にしての片持ち法も可能かな…などと夢想逡巡…

 また、既製のL形金具を向かい合わせに組合せる方法など、案は色々と浮かぶのですが、最も手軽簡易で体裁の良いものというコンセプトに叶う方法の案出が難題…

 

 孫の入浴当番4日目、ほとんど泣き叫ばなくなりました。ようやく馴れたかな…

 

2008/9/10

 日中は暑くても、朝は冷涼です。仲秋の月に向けて季節は動きます。日中の蝉はツクツクボウシが目立ち、朝夕はヒグラシです。でも、陽が落ちてからは虫の声の斉唱…

 

   蝉の声何時間に集く蟲の声   雌山

   蜩や手習始強ひらるる   雌山

 

 135フォーマットカメラ用ベローズの中にも、ニコン、ミノルタ、ヤシカ・コンタックスなどあおり撮影が可能なものがありましたが、シフトとスイングだけが行えるものがほとんどで、チルトとライズ・フォールはベローズを三脚上で縦位置にすることで実現するものでした。従って、スイングとチルトを同時に行うことは出来なかったのです。

 中判以上のベローズに組み込まれていたあおり装置はすべてのあおりが同時に行えるものが主流でしたから、この違いは、両者のレンズにおけるイメージサークルの大きさの差にあったのではないかと思います。ユーザー層の違いから価格設定を大きく出来ない135フォーマット用の制約もあったのでしょうが…

 イメージサークルの制約が大きい135フォーマットレンズでのあおり撮影の場合、構図を変化させるためのシフトやライズ・フォールはあまり使えません。中近接撮影時に被写界深度を操るためのチルトとスイング、これらの同時使用の出番が圧倒的に多いのです。ですから、チルトとスイングを同時に行えるあおり装置が実用的には必要なのです。

 既存のベローズ装置を改造してあおり機能を持たせることができるのですが、その方法としては、マウント部を切り離したレンズ台座に逆鳥居を設けてX軸Y軸によるマウント部の回転でチルトとスイングを実現するものと、レンズ前部のフィルターネジを利用してマウントする長ボルト4点支持台座をボルトの締込量の変動によって動かし、それによってチルトとスイングを実現するものがあります。工作がより簡便なのが後者ですが、操作性は圧倒的に前者です。シフトとライズ・フォールを断念すれば工作もより容易になりますし…

 逆鳥居法において最も工作難度が高いのが、切り離したマウント部にX軸(またはY軸)を設けることです。これをどのように設けるかで成否が決まるでしょう。改造するベローズ装置の形状によってもその方法は異なるでしょうし…

 

 月齢7ヶ月になる孫の入浴当番三日目、前半は泣き叫びましたが、後半はシャワー水流を浴びる方に気を取られてご満悦…

 

2008/9/9

 昨日以上に爽やかな朝です。このまま秋は疾走を始めるのかな…

 

 3ヶ月ぶりに会った孫は人見知りをする月齢になっていて、母親以外の者に抱かれると拒否の号泣です。でも興味はあるようで、顔を近づけると腕を伸ばして触ってきます。泣くのをかまわず前のように風呂に入れましたが、脚力と背筋の強さに成長を実感…

 孫は来月半ばまで滞在の予定ですが、その頃には室蘭は冬の入口に…

 

 人見知りの幼児は馴れるのも早く、今日は抱かれて近所を散歩です。風呂で泣くのは変わらず…

 

2008/9/8

 快晴のからっとした朝です。予報どおり、大陸の空気と入れ替わったようです。これなら夕立も無さそう…

 

 午後には孫を迎えに羽田まで行くのですが、ANA到着が第二ターミナルなので最寄の第三駐車場に車を入れねばならず、湾岸高速から入るのにどこをどう通ったらいいのか、車線取りが難しそう…

 

 午前中、昨日の残りのワックスかけをしましたが、多少涼しいとはいえ全身汗みどろで、滴った汗の痕が車じゅうに付いてしまいました。まっ、いいか…

 

2008/9/7

 今日から三連休です。明日は北海道から娘が孫と里帰りをするので、ベビーシートを装着して、ついでに久し振りの洗車をしたら、ジンクスどおり雷が鳴り始めたので、ワックスかけは途中で中止に…

 23区や多摩地域には洪水警報も出た土砂降りで、近所でも落雷の音が何度も轟きました。明日からは秋の空気に入れ替わるとの予報ですが、さて如何なものか…

 

2008/9/6

 今朝も蒸し暑い朝です。今日は早番出勤ですが、今夜は夕立がありそう…

 

 Canonが影絵による思わせぶり予告広告を始めましたが、35o判フルサイズ5Dの後継機であることはほぼ間違いの無いところでしょう。NikonD700の後塵ばかりを拝してはいられないというところでしょうか…

 

2008/9/5

 夜来の雨は上がった朝です。蒸し暑さは尋常でありません。モンスーンはいまだ…

 

 撮影用機材の改造は、それ自体が面白いものです。必要な目的に向けて改造を行うのですが、目的さえ達すればよいという、いわばやっつけ仕事の方向性から、出来上がりのきれいさをも志向する方向性までいろいろとあります。

 出来上がりの綺麗さを志向する方向性で言えば、設計図を描いたり要求性能を示して機械加工業者に製作を依頼するのが最右翼ですが、これには財力を要します。その財力に劣る亭主などは、手の内の資材・技術・技能の範囲内で実現する方向性を選択することになります。

 今回のマミヤ645NオートベローズをKマウントカメラ用、M42マウントレンズ用に改造するにあたっては、ドリルやタップを使って加工することも考えましたが、きれいな仕事をするだけのスキルには自信が無かったので、他の方法で実現できないか模索しました。

 一方、得意の接着法を多用すると、復元は困難になります。より多用途も視野に入れていたため、そのために必要な復元が可能な範囲での加工によって目的を達することが課題となりました。手持ちや調達が容易な資材を漁り、既存の部材には接着法を使わず、復元に支障とならない範囲の、若干の削り加工だけで実現できる方法を模索したのです。

 用いるKマウント金具としては、選択肢は二つあります。ジャンクレンズなどから調達する金具またはリバースアダプターKです。ジャンクレンズの金具の場合、固定方法としてはビス止めにするか接着法にするかになります。精密なドリル加工スキルがあればビス止め法が最も適しているのですが、自信がありません。

 そこで、リバースアダプターKを選択することにしました。これは片側に49oフィルター雄ネジが設けてあるので、ステップダウンリング等を使えば大きな径に変換できます。既存のマウント金具部の穴に合うステップダウンリングと組み合わせることで装着が可能になります。

 ステップアップリングとステップダウンリングを組み合わせることで色々なことが出来ることは、以前熱中した「逆付け収納フード」製作の過程でスキルを会得していましたから、これを応用することで今回のマウント改造が成功したという次第です。ローマは一日にして成らず、総ての道はローマへと通ず…さて、次のローマは…

 

2008/9/4

 来年のPIE概要が発表されました。例年通り3月26〜29日まで有明ビックサイトです。今年は退職前と孫の滞在のごたごたで行きそびれましたが、さて来年は…

 次で五回目になるPIEは、運営会社が毎年変わります。雰囲気が毎回相当に異なるのですが、それがいいことなのかどうか…

 デジタルであろうと銀塩であろうとカメラの本質はレンズが描き出す像を書き止めるという点にあります。レンズの能力によって写真は変化するのです。このレンズの能力を操って画像を操る機能がカメラには求められることになります。

 写真というものの本質は真実をとらえるものではありません。写した人間の思いを投影するものです。その思いを実現するための道具がレンズを含めたカメラです。表現の幅を広げることのできるカメラが求められるということです。

 あおり装置は古典的カメラの時代から用いられてきた基本的な機構です。でも、ライカ以降のコンパクト速写志向カメラからは切り捨てられた機構です。手持ち速写には馴染まない操作の煩雑さがあるからです。

 でも、表現の方法の一分野として、あおり装置を駆使した撮影は魅力的です。これをコンパクト速写志向カメラにも搭載する方向性もあるのではと考えています。飛び切り高価ですが、ニコンやキヤノンは製品化しています。これがハイアマチアの手に入るぐらいの価格になることを願うものです。

 で、現状で安価に実現するのが手探り手作り派の亭主たちです。蛇腹装置を改造することで実現できますから、費用対効果は大きい…

 

 遅番の帰宅途中、雨に降られました。職場を出るときにはまったく降る気配は無かったのに、鶴見駅に停車したら外は土砂降り…

 

2008/9/3

 熱帯夜が戻ってきて、蒸し暑い朝です。滋賀から福井にかけては記録破りの豪雨との情報もありますが、南関東は風弱く快晴…

 

 PENTAXがフォーラムを現在地に移転する際の目玉として始めたフォーカルが、今月いっぱいで廃止になるとのことです。団塊の世代の大量リタイヤを視野に入れての事業展開だったのでしょうが、目論見が外れたのかもしれません。定年退職しても亭主のように再就職しなければ暮らせないというのが大多数でしょうから、フォーカルに居浸りになれる時間を持てる人は少なかったのでしょう。垂涎の事業ではありましたが…

 

 あおりの出来る装置で撮影していると、カメラにとって光軸の精密度などたいした問題ではないという気分になってきます。今時のズームレンズの中には繰り出すとけっこうグラグラするものがありますが、あおり装置のグラングランに比べたら可愛いものなり…

 長玉のズームで望遠時に繰出す形式のものは、前玉がおじきすることはピントの幅を広げる効果を生むのかもしれません。画面の下部から上部に向かって遠くになる構図がほとんどでしょうから…

 近接撮影におけるチルトとスイングの効果は劇的なものがあります。あまり絞らなくても画面のほとんどにピントが来るようにすることは可能です。例えば料理などテーブル上のものを右斜め上方から撮影するような場合でも、右手前のものから左奥のものにまでピントが来るようにできます。物撮りには絶対に必要な機能であることを納得…

 

 今日は消化器系検診があります。なので、朝は絶食…

 

2008/9/2

 6日ぶりの晴れた朝です。気温が高く、ミンミンゼミの斉唱が喧しいので、まだ秋を実感できません。陽光は秋の角度ですが…

 

 今日はお休みです。明日から遅番が三日続き、土曜日は早番で、日曜からは三連休…

 

 原油先物価格の下落傾向を受けて、ガソリンなどの末端価格が下がり始めています。この下落スパイラルなら大歓迎…

 昨日福田総理大臣が先代安倍総理大臣と同じように突然政権を投げ出しましたが、この人もよく分からない人です。自民党総裁になった経緯がアレですから、もともと執着心は薄い人なのでしょうが…

 で、今回の総裁選も、なりたい人よりその他の人、という近年の自民党派閥力学が働くのでしょうか…

 他方、民主党の方は、長いものにはとりあえず巻かれろ力学の発動で決着のようで、弱小同床異夢勢力混合体による影でぶすぶす体質はあいも変わらず…

 

 マウント換装改造途上のマミヤ645Nオートベローズですが、レンズ台座マウントの改造が完成して、一応稼働可能状態になりました。Bellows Takumar100/4を装着して無限遠とあおり動作を確認しましたが、標準の直蛇腹だと無限遠ではほとんどあおれません。そこでマウントのオフセット量を5o追加して蛇腹を5o繰出すと、ようやく少しあおれます。

 働き距離が1m程度なら標準のオフセット量でもチルトとスイングはいっぱいにあおれ、その時でもまったくけられません。画像の斜め方向にピントのラインを置きたいときなど、同時にチルトとスイングを効かせることができますから、このままでも物撮りには支障がありません。

 オフセット量追加の場合は絞り環の操作性が極度に悪化しますし、シフトやライズ・フォールがままならないのはほとんど改善されません。ライズ・フォールが必要な建物の歪み取りの場合は操出量も少ない無限遠付近での撮影ですから、袋蛇腹は絶対に必要になります。それも薄地でしなやかなものが…

 FUJINAR-E90oの場合、オフセット量5o追加でないと無限遠が来ません。フランジ無しアダプターならぎりぎりで来るのですが…

 Lucky90oならOASISのフランジ付きアダプターでも無限遠が来ます。このレンズ、コントラストが強めで少し青っぽくなりますが、無限遠の解像力も結構優秀…なので、夏の風景撮影に向いているかも…

 

 次の課題は袋蛇腹の制作です。使用のシュチエーションからして操出量はあまり必要としないので、とりあえずは一山で十分です。なるべく柔軟な素材で薄いものが向いていそうです。傘などの素材である黒色ナイロンの4枚重ねぐらいがいいのかも…

 

2008/9/1

 防災の日です。全国で防災訓練が行われますが、訓練どころではなく本番出動となるところがあるのかもしれません。洪水警報が出た昨夜の雨は止んでいますが、晴れてはいません。今夜も降るのか…

 

 来週、北海道から娘が里帰りします。孫と一緒に…

 

 暫く振りで傘を持たずに帰宅できました。でも、蒸し暑い…

 

2008/8/31

 8月も最後になりました。熱帯の雨季のような気候は依然として続いています。今朝も雨…

 こんなに雨が続くと米の作柄、品質にも影響が出そうですし、露地野菜には確実に悪影響があるでしょう。物価の高騰に繋がること必定ですから、下降している景気の足を引っ張るのは明らかです。何とかならんものかとジリジリ…

 

 袋蛇腹は接写にも対応と欲張って二山式にすべきか、それともさらに欲張って三山式などと構想は右往左往…

 

 富士フイルムの中判カメラGX680Vプロフェショナルは蛇腹式カメラですが、オプションで2種類の袋蛇腹が販売されています。これがマミヤ645Nオートベローズで使えるものなら入手したいと考えています。取付けフランジの寸法が知りたいのですが、どこにも情報が無い…

 

 毎晩雨が降っていて、いつからのことなのかと指折り数えるほどです。今夜も洪水警報が発令された…

 

2008/8/30

 今朝も雨です。昨日の昼間は晴れたのですが、夕方からは激しい雷雨でした。熱帯の雨季に近い気候になっているのかもしれません。温暖化は現実に…

 今日はひと月ぶりの遅番ですが、雨は出勤までには止みそうな気配…でも、帰りには昨日と同じような激しい夕立になるのかも…

 

 マウント換装改造途上のマミヤ645Nオートベローズで使うための袋蛇腹の自作構想は色々と案が浮かび、それぞれ詳細に検討しているところですが、なるべく簡便な工作で体裁の良い、確実なものを作れる方法を模索しているので、資材の調達にまでは至っていません。手持ちのもので作るのが理想ではありますが…

 

2008/8/29

 未明の豪雨と雷鳴の物凄さに何度も目覚めました。各地で被害も出ているようです。雌山亭は高台に位置しているので、水害だけは無縁ですが…

 幾筋もの筋状雨雲が筋方向に移動するために一ヶ所で豪雨が長く続き、水害をもたらしているとのことです。雨雲の筋から外れたところはまったく降っていないという局地的豪雨です。それにしても朝から蒸し暑いこと…

 

 改造の途にあるマミヤ645Nオートベローズですが、カメラ側マウント部の改造が完了しました。なるべく汎用性を高くして、さらに、将来カメラのサイズが変わって再改造の必要が出た場合などに対処が可能な方式を模索していましたが、最終的に改造部の締め付けによる優れた取付方法を考案することが出来ました。

 これにより、再改造の支障となる接着による取り付けは避けられたので、現時点では最も簡便かつ完璧な方式であると自負しています。

 その方法ですが、大分以前に入手していたためにその販売会社がケンコーかハクバか失念している「ステップダウンリング49雌→58雄」をベースとし、まずその後方に「リバースアダプターK49o」をいっぱいに捻じ込みます。次に前方には「ステップアップリング49雄→55雌」を入るところまで捻じ込み、残る隙間は接着剤で充填して外れないようにします。取外し式であるカメラマウント部の内径は「ステップアップリング49雄→55雌」の外径より若干小さいので、これをヤスリや布ヤスリ等で慎重に広げ、ぴったり収まるようにします。

 最後に「ステップアップリング49雄→55雌」に「ステップアップリング55雄→58雌」を前方から捻じ込んでカメラマウント部に固定するのですが、「ステップアップリング49雄→55雌」が少し飛び出しているので、その分を埋めるためのスペーサーをゴム板等でこころもち大きめに作って挿入すればフリクション効果もあって、通常の使用ではカメラが回転することもなく、非常に良い具合です。なお、「ステップアップリング55雄→58雌」は58雌部に、対角線上に切り欠きを設ければ締め付けに便利です。

 ドリルやタップなどでの精密加工をしなくても、甲丸ヤスリと布ヤスリだけの工作で加工が可能ですから、この方法は素人の改造法としては手軽なものです。

 なお、「リバースアダプターK49o」を「リバースアダプターS」に交換するだけでM42マウントに変更できますから、適合するマウントアダプターと併用することで他社の現行デジタル一眼レフでもこれを使うことができます。汎用性としては、この上無しの優れものです。

 

 レンズ側マウント改造の素材も揃っているのですが、亭主恒例の拙速は禁物と自戒して、考案の熟成を期しているところです。

 製作したカメラ側マウントにはバッテリーグリップを装着したままのK10Dが問題なく装着できます。これはマウント金具を外さなくても装着できますから、操作性は抜群です。

 仮組み状態のレンズ側マウントにBellows Takumar100/4を装着してみて、余裕をもって無限遠が来ることも確認しました。この状態でシフトやライズ・フォールを使うためには、どうしても袋蛇腹が必要であることも確認しました。これは何としても調達せねば…

 

2008/8/28

 強い雨音で目覚めた未明です。秋霖という感じではなく、夏の夕立…

 

 まとめて各種注文していたステップアップリングが届きました。簡素で規格が揃っているマルミのものを調達しましたが、ケンコーのものは周囲に滑り止めの溝が切ってあるものがあるので、改造用にする亭主の用途には不都合な場合も…

 同時に入手したケンコーの高級レンズキャップ「PRO1D」ですが、PENTAXの新型レンズキャップ「O-LC」とロゴ以外はまったく同一のものなので、亭主の価値基準では合格点に達していません。インナータイプの指掛け部分が滑るのです。この部分を改造しなければ使える道具にはなりません。

 改造で最も手っ取り早いのは、その部分にカッターなどで幾筋か溝を掘る方法ですが、少しきれいな工作としては、粗目の布ヤスリを両面接着テープで貼り付ける方法です。傷を付けずに絶大な効果を得ることが出来ますし…

 

 Nikonが新規投入するD90にはミラーアップ・ライブビューで動画を撮影できる機能を搭載してきましたが、この延長線上にはミラーレス一眼が待っていそうです。EVFが実用になるのなら、ミラーは無用の存在と化すこと必定で、広角レンズに有利なフランジバックを短縮した新マウント規格の必要性も増大…

 EVFを前提としたシステムならレンズに自動絞りは不要であり、得られる画像と同じ明るさで被写界深度を確認しながら体感に近い撮影が出来るようになります。あおり撮影などへの親和性も大いに高まることでしょう。速写用と作品志向用との機材分化がより顕著になるのかも…

 オリンパス陣営が短小新マウント規格を定めたのは正しい方向性なのだと思います。時代は雪崩を打ってEVF、短フランジバックマウントへ向かう予感…

 

 両国の東京江戸博物館へ行き、特別展を見てきました。東晋官僚王義之の蘭亭序を臨書したと伝わる神龍半印本が目玉展示ですが、本物は唐の皇帝太宗によって副葬品にされたと伝わっていて、書なのにそのコピーを有難がる発想が理解の外なり…

 昼は横浜東口スカイビル28階の「陸風」でランチコースなどを付き合いましたが、他の料理はともかくとして、店の勧める担々麺は大外れの勘違い品なり…

 

2008/8/27

 久し振りに晴れた朝です。快晴の空を見るのも何日ぶりか…

 

 デジタル一眼レフ新型投入秋の陣の始まりのようです。PENTAXに追い付こうと必死の二強の一角ですが、カメラ内手振れ補正よりレンズ内手振れ補正の方が儲かるとの態度は依然として継続模様…

 

 今日は蒸し暑さが少し戻ってきました。まだ夏は退場しないぞという主張…

 8月唯一の4日連続勤務は終わり、明日と明後日はお休みです。で、土曜日は久し振りの遅番…

 

 ケンコーから販売されている同社の高級フィルターと同一ブランドの「PRO1D」というレンズキャップは、塗装仕上げを謳っている製品ですが、ブランド銘プレート以外はPENTAXの新型インナータイプレンズキャップとまったく同一の品です。グループ会社同士なのですから何の不思議もないのですが、保谷の影を感じる一事です。

 

2008/8/26

 ぐずついた空が続きます。この天気が続くと、露地物野菜の価格が変動しそう…

 

2008/8/25

 今朝も冷涼な雨です。秋霖に入ったのは確実のようです。今週前半は全部雨かも…

 

   夜具恋し夜半の目覚めや秋腐し   雌山

 

 昨晩雨中の小机日産スタジアムで行われた解散間近の桑田バンドショーで放たれた紐無し風船が、我が家の庭に3個落下していました。趣味の悪い無責任演出に顰蹙頻り…

 

2008/8/24

 今日から4日間出勤です。今月は休みが多かったので、4日連続勤務は初めてかも…

 昨日は涼しいを通り越して寒気を感じる一日でしたが、今日も朝からぐずついています。こんな天気が数日続く予報なので、今日は長袖の上着を着て出かけよう…

 

2008/8/23

 週末の朝は分厚く雲って冷涼です。北の気団が日本支配に乗り出した証拠でしょう。秋霖の季節へ向かって大股で進む…

 

 フィルターネジを変換するためのステップリングは、カメラ弄りのためには無くてはならないアイテムです。ベローズ装置のマウントすげ替えや引伸ばしレンズの撮影レンズ化、ガムケース改造自作便利フードの製作などに大活躍です。新品を1個500円前後で入手出来るので手軽ですし…

 また、フィルターからガラスを外した枠も、上記改造には無くてはならないアイテムです。でも、新品フィルターを入手するには安いものでも千円以上して、それではとてもやってられません。ところが、古いレンズを蒐集していると、ほんのりピンクのスカイライト フィルターが付いている事が多いのです。ホワイトバランスやコントラストを操れるデジタル一眼レフで使うためには、これや白黒用色フィルター、色温度補正用フィルターは無用の存在です。そこで、これら不用品を利用するのが経済的というわけです。

 フィルターのガラスは、以前は枠をかしめてあって外せない形式のものがありましたが、今はリングスプリングで押さえてあるものや切り欠きリングで止めているものがほとんどで、簡単に外せます。必要なら復旧も可能ですから、手軽に流用出来ます。

 

 短い焦点距離のレンズであおり撮影を行う場合、操出量が少なくなりますが、直蛇腹だと動きが制約されてしまいます。そこで必要となるのが袋蛇腹です。マミヤから交換部品として供給されていた袋蛇腹を入手できればそれに越したことはないのですが、今では困難です。そこで自作の道を探ることになります。

 まず必要なのが取付枠の製作です。1o厚のアルミ板を加工するのが最も簡便でしょう。四辺を直角に折り曲げて枠を作ります。真ん中に直径62oの穴を開け、上下に固定用の小穴を開けて、同じものを2つ作ります。

 袋は黒い合繊布バックなどの廃物が素材としては簡便です。これを裏地ごと四角く切って2枚作り、表地と裏地の間に薄いモルトか黒色フェルトを挟んだもの2組を作って真ん中に直径65oの穴を開けます。2組の表を合わせて重ね、周囲をミシンなどで縫い合わせ、縫い目から縁にかけては光止めを兼ねて弾性接着剤で補強を施します。さらに、対角線上も黒い弾性接着剤を厚めに塗って補強とします。ここに補強を入れることで、上部が光路に落ちるのを防止する効果が期待できます。接着剤が乾いたら表を返し、枠とは黒い弾性接着剤で貼り付ければ完成です。

 なお、四角い布の寸法は、大きくすれば操出量を大きく出来ますが、上部が垂れ下がって光路をふさぐおそれも高くなります。常用操出量を塩梅して決定する必要がありますが、縫代を入れても1辺170o位が妥当と考えられます。でも、試作を繰り返すしかないのかも…

 

2008/8/22

 昨夜の雷はエネルギーが半端ではありませんでした。雷鳴のおどろおどろしさは近年に無いものです。近くに落雷しなかったので助かった…

 雨に洗い流されて澄んだ空の清々しく涼しい朝です。北の空気に覆われているのでしょう。秋の光に季節の移ろいを実感…

 

2008/8/21

 お休みでも、暑さと藪蚊のせいで途中になっている裏庭改造工事にとりかかる気になれません。せめて気温が30度を下回らないとね…

 蚊の繁殖原因が樹木の茂みであることはあまり知られていません。雌は生殖のために人畜の生血を吸いますが、雄は樹液を吸って生きているのです。その樹木が無ければ蚊は根絶やしに…

 

 あおり撮影ができるマミヤ645オートベローズNの改造構想は着々と進行していて、Bellows Takumar100o/F4をオフセット装着できるようにすることに決めました。そのためには自作するオフセットマウントユニットを、前から「58雄→62雌ステップアップリング」「58フィルター枠」「52雄→58雌ステップアップリングにSマウントオート接写リングから抜いたM42雌を接着」という構成にする必要があります。あおり撮影のためにオフセット量が不足するようなら「58フィルター枠」を追加します。

 このユニットの場合、レンズ装着台座既存穴の直径を1oほど広げる必要があります。そこで甲丸ヤスリを操って少しずつ削り広げ、粗目のサンドペーパーで円滑に仕上げました。まだオフセットマウントユニット固定用フランジとなる「58雄→62雌ステップアップリング」を入手していないので、作業はそこで止まっています。でも、大きな山は越えたのだ…

 

 「58フィルター枠」は内径が約54.5oなので、外径が約54oのBellows Takumar100o/F4とそれよりほんの少し細い現行のFUJINON-EXシリーズ引伸しレンズでもオフセット装着が可能です。カメラ側マウントをKマウント化したマミヤ645オートベローズNの基準最少光路は44oで、自作ユニットの基本オフセット量は10oですから、このときの最少光路は34oとなります。オフセット量は「58フィルター枠」を追加すれば5oずつ増加できます。カメラ装着台内径の関係で 追加は2個まで(10o)で、それ以上は無理ですが…

 なお、FUJINON-EX90oのフランジフォーカスは82.1oですから、Kマウントカメラの場合光路37.64o以下であれば無限遠が来る計算になります。FUJINON-EX105oなら蛇腹を約18.5o繰出した状態で無限遠が来ますから、無限遠付近の建物などに対してライズフォールする場合にも、蛇腹に大きなストレスを与えなくて済みそうです。

 でも、無限遠付近での自在なあおり撮影のためには、何と言っても袋蛇腹があると便利です。マミヤの純正も交換部品として市販されていましたが、今では入手困難です。どうやら自作の道を探ることになりそう…

 

 FUJINON-EX75oのフランジフォーカスは68.6oなので必要最少光路が23.14oとなり、「58フィルター枠」を2個追加してオフセット量を最大にし、最少光路を24oにしても、無限遠のためには約1o弱不足する計算になります。残念無念…

 

 今夕の雷雨は雷のエネルギーがいつもとは違います。遠くで光っても雷鳴の轟きは、その迫力が半端ではない…

 

 ベローズ装置で使うために古い引伸しレンズを幾つか入手していますが、FUJINAR-Eシリーズにはフィルターネジが付いていないので、ベローズ装置で逆付けができません。そこで49oフィルター枠をプリセット絞り込み環に接着してしまいましたが、これがなかなかいい感じです。深いフードも付けられますし…

 

2008/8/20

 8月も中旬は今日までで、月が痩せるのに従って体力気力も減ってきます。お前は狼男か…

 次の満月は仲秋の月、秋は坂道を転げるように深まります。蝉の謳歌は許すべし…

 

 ベローズ装置を使って75o以下の焦点距離の引伸しレンズで無限遠を出すのは困難です。袋蛇腹を使ってフィルター枠でレンズ台座に後方からマウントする方法が考えられますが、Fujinar-Eでは絞り環にフィルター枠を付ける必要があることから、あまり実用的ではありません。あおり撮影にならないのなら、やはりヘリコイド使用が妥当です。ベローズ装置使用の場合、焦点距離75o以下では接写のみと割り切ることが必要かも…

 

 明日はお休みですが、明後日は出勤です。で、その次の日はお休みと目まぐるしい…

 

2008/8/19

 昨夕より今朝の方が蒸し暑い感じです。また熱帯夜が戻ってくるのか…

 

 M42マウントのベローズ装置のカメラ側マウントは、マウント部を取外してカメラに装着してから取り付けるものと、マウント部が取外せないものとに分かれます。取外せないものの場合、PENTAX純正のマウントアダプターKをオリジナルのまま使ってはいけません。特に、先にベローズ装置にマウントアダプターKを取り付けてからK10Dなどに装着すると酷い目に遭います。ベローズで使う場合は、必ず マウントアダプターKはストッパーのスプリングを外しましょう。これは良い子のお約束です。

 なお、うかうかとして酷い目に遭ってしまったら…落ち着いてよく観察すれば光明は見出せます。決して自暴自棄になって貴重品の破壊行動に走らぬように、いま少し頑張れ…

 

 今日はまた猛暑が戻ってきました。体調の維持に注意が必要な時期になったようです。

 

2008/8/18

 昨日の気温は9月下旬並みだったそうですが、これで一気に秋になるのでしょうか。盆が終わると気持ちは秋色…

 

2008/8/17

 久し振りに分厚く曇った朝です。昨日夕方近くのホームセンターで資材を仕入れて来たのですが、降りそうなので庭の土木作業は順延…

 

 マミヤ645オートベローズNの改造構想は進んでいて、カメラ側は仮組みまで済ませ、K10Dのストロボおでこが干渉しないことを確認して、あとは本接着だけに熟成しているのですが、レンズ側が決まりません。

 ステップリング類を組合せ、既存穴をそのまま利用して接着法にするなら話は簡単なのですが、それだとベローズタクマー100ミリF4の場合に無限遠が来るようにするのが困難です。58oフィルター枠の太さが必要なのですが、既存穴には入らないのです。55oフィルター枠なら余裕で入るのですが…

 蛇腹部を含めて既存穴を大きく広げ、レンズボード式にすることで大判用レンズを含めて色々なマウントが使えるようにするのがベターなのではないかとも思い始めていて、ベローズタクマー100ミリF4が要求する最少光路39oを実現するためにマウント面を蛇腹の中にオフセットするにはその方が良いのではないかと…

 とりあえずはライカLマウントの引伸ばしレンズたちだけでも無限遠で使えれば良しとするなら資材は既に揃っていて、接着法ならすぐにでも施工できるのですが、そうしてしまうと、レンズボード式への大改造時に余計な手間がかかります。ですから、その構想への対策を講じておく必要があります。

 ステップリング類を組み合わせて作ったオフセットマウントユニットを、既存のマミヤマウント金具で押さえ付ける方法が最も確実簡便であるというのが現時点での結論です。亭主が既にでっちあげてあるオフセットマウントユニットは55雄→62雌ステップアップリングがフランジ部なのですが、これの62雌部立ち上がりをマミヤマウント金具のバヨネット突起 3ヶ所に合わせて平ヤスリで削るだけですから…

 

 ちなみに、上記オフセットマウントユニットの構成ですが、前から「55雄→62雌ステップアップリング」「55フィルター枠」「52雄→55雌ステップアップリング」「52フィルター枠にSマウントオート接写リングから抜いたM42雌を接着」というものです。「55フィルター枠」の外周にはレンズ装着台座の既存穴に合うように下駄を履かせます。

 なお、「52フィルター枠にSマウントオート接写リングから抜いたM42雌を接着」したものは、以前Sマウントレンズ用のリバースリングライトアダプターとして自作加工したものの流用です。

 オフセット量をもっと大きくしたい場合は「55フィルター枠」を追加すればよいのです。オフセットをキャンセルする必要がある場合には、接写リングを加工した「ゲタ」を履かせます。それで 多くのM42マウントレンズが接写で使えるようになります。

 なお、ベローズタクマー100ミリF4をオフセットするためには、前から「58雄→62雌ステップアップリング」「58フィルター枠」「52雄→58雌ステップアップリングにSマウントオート接写リングから抜いたM42雌を接着」というユニット構成にする必要があります。オフセット量が不足なら「58フィルター枠」を追加します。このユニットの場合、レンズ装着台座既存穴の直径を1oほど広げる必要があります。気持ちはこれに傾きつつあるというのが現状です。手間は少し増えますが、使えるレンズの幅が広がるというメリットがありますから…

 

 今日はとても涼しく、昨日までの猛暑が嘘のようです。エアコンは止めて開け放った窓から入る風は肌寒い程です。真夏日にもならず、熱帯夜にもならない模様…

 盆過ぎの涼気は秋を実感させます。今夜は夜具が必要かも…

 

 ベローズ装置で使うために引伸しレンズを蒐集しているのですが、現行のFujinon-EX105oを入手して気づいたことです。この品は引伸し機の照明をマウント部から導入して絞り値を暗室内でも照らし出す構造になっています。つまり、これをそのまま撮影レンズとして使うと、絞り表示部から入った光線により露光してしまうということです。低速シャッターほどその影響は大きくなってしまうでしょう。

 その対策としては、3本のビスで止めているマウント部のマスク板を120度ずらして付け直すことで防げそうです。また、このレンズはマウント部が約350度回転するので、絞り指標部を見易い位置にもってくることができます。これはマウントアダプター経由で取り付けるときに非常にありがたい仕掛けです。

 

2008/8/16

 昨夜は満月が見えました。少し西には木星も…

 

 以前入手したマミヤの645オートベローズNはあおり撮影ができる中判用ベローズ装置で、これの改造構想は中断していたのですが、新たに後マウントをKマウントにしてK10Dで使える道具にしようと画策中です。その新構想とは…

 ベローズ装置の後部接続部品からマミヤのマウント金具を外して絞り環も抜き取ったあとにKマウント金具を取り付けるという改造なのですが、資材としては「58雄→49雌ステップダウンリング」と「49雄→52雌ステップアップリング」と「リバースアダプターK49o」を使います。

 58雄→49雌ステップダウンリングの外径はマミヤマウント金具と同じなので、外した代わりにこれを取り付ければよいのですが、エポキシ接着剤での一面接着だけでは強度的に不安があるので、49雄→52雌ステップアップリングを58雄→49雌ステップダウンリングに捻じ込み、これを後部接続部品の開口部に挿入することで接着をL型二面にして強度を増加させる構想です。

 これが可能なのは、58雄→49雌ステップダウンリングは両側から49oフィルターが捻じ込める構造になっているからで、片面にはリバースアダプターK49oを捻じ込むことでKマウント化は完成します。

 レンズ側は後部接続部品から外したマミヤマウント金具を利用してM42マウントアダプターを製作します。前にも色々と画策してM42マウント化には幾つかの試案があるのですが、その一つは、オート接写リングから抜き出したマウント部を52oフィルター枠に接着したものを52雄→55雌ステップアップリングと組み合わせてマミヤマウント金具にL型二面接着する方法です。この場合、オリジナルの最短光路より長くなるので、無限遠の出るレンズの焦点距離がより長くなる問題が生じます。接着以外の工作をほとんど必要としない最も簡便確実な案なのですが、ベローズタクマー100ミリF4を無限遠で使いたいので逡巡…

 

   残り物余り物でも残暑かな   雌山

 

 四国沖で昨日発生した台風、南岸沖を東進するので影響は少ないらしい…

 

2008/8/15

 旧暦の7月15日、盂蘭盆会の日です。初秋の月の下、盆踊りは深更までがいにしえの習わし…

 終戦記念日でもありますが、戦後東北地方から始まった月遅れ盆の日と本来の旧暦盆が重なる珍しい年です。精霊の鎮魂と現世の幸せを祈念する、民俗のアイデンティテイ…

 

 今日は暑かった。残暑の極み…

 

2008/8/14

 昨日、壊れていた寝室エアコンの機種更新工事が完了しました。久し振りで涼しい夜…

 

 昨日の朝の通勤電車は土日並みの空きかたで、働いている人が少数派であることを実感しました。日本の盆、恐るべし…オン・アボキャベイロシャノウマカボタラマニハンドマジンバラハラバリタヤ・ウン…

 

2008/8/13

 今日から盂蘭盆です。亭主は三日働きます。で、土日休みは4週に一度…

 

 Sマウントのベローズ装置のためにBellows Takumar 1.4/100とSuper Multi Coated BELLOWS TAKUMARを入手しましたが、両者は飾銘板表示とレンズコーティングが違うだけで、外形的にはまったく同一です。後者は絞り羽の塗装が 若干反射しにくくなっているぐらい…

 このレンズの絞りは8枚羽ですが、絞り込んで行くとF8で星型になる変な形です。次に正八角形になって、最少絞りF22では真円になりますが…

 

2008/8/12

 蒸し暑い朝です。雲の布団が厚いせいでしょう。今日は雨になるかな…

 

 オリンパス・パナソニック軍団が提唱したマイクロフォーサーズ規格マウントはライカMマウントよりフランジバックが小さいので、マウントアダプターが成立するようです。大人の玩具としての資格は十分…

 

2008/8/11

 昨夜半過ぎ、激しく降りました。夢うつつで聞く雨音…

 

 これがコニカ・オートベローズの前後マウントをM42に改造した雄姿です。後にもマウントアダプターKを装着しています。

 工作としては、元のマウント金具を外し、前後のマウント穴の直径を約1oヤスリで削り広げただけです。前にはマウントアダプターKをエポキシ接着剤で固定し、切り欠き部にモルトを詰め ました。後ろは…亭主が以前製造させたPENTAXオートベローズM用のM42マウント金具を嵌めただけです。ここには当然オリジナルのオートベローズM用Kマウント金具でも嵌ります。

 最短長が39oなので、ベローズタクマー100oF4は無限遠が来ません。引伸ばしレンズFujinar-E105oなら余裕で無限遠が来ます。その無限遠での解像感は言うこと無しです。

 レンズマウント台座を前後逆にすればリバース装着できますが、それにはレンズにフィルター枠55oが必要です。

 光軸とレールが離れているので、撮影時には台座をロックしないとガタが多くなります。1枚の画像を得るために行う儀式が多いほど楽しさも多い…

 

2008/8/10

 今日から三連休です。曇っているので少し涼しい朝です。電動になったシャッター雨戸をスイッチ一押しで快適に開け、楽は苦の始まりなんてひとりごち…

 

 新たに入手したコニカ・オートベローズを製造した会社は、あおりができるミノルタ・オートベローズVもOEM生産していたようです。レールなどの部材が同一ですから…

 

 改造ベースとするコニカ・オートベローズですが、早速分解してマウント改造に着手しました。マウント金具を撤去したあとの穴は前後ともに47o径なので、少し広げて48oにすれば手持ちのM42金具が使えることが分かり、とかく易きに流れるのが常の亭主としては、前後共にM42マウントにすることに…

 前はマウントアダプターKがすっぽりと収まり、後も完成しました。これでお役立ちベローズの完成…

 

 コニカ・オートベローズのレールは上下に分割でき、90度でLまたはT型に結合すると三脚上でカメラを左右に移動することが出来るようになります。この機能を使えば、合成による幅広写真の撮影などが可能になります。

 カメラ側マウントをM42にしたので、適合するマウントアダプターを用意すれば、現行のデジタル一眼のほとんどでこのベローズが使えます。レンズ側もM42マウントレンズとライカLマウントレンズが使えます。引伸ばしレンズ105oなら無限遠も来ますし…

 また、全体に大振りなので、バッテリーグリップ付きのK10Dも縦位置横位置自在に装着できます。純正のオートベローズではこれはできない…

 将来EOS雌マウントを入手したら、レンズ側に装着したいと目論んでいます。そうなれば、汎用ベローズの名をほしいままに…

 

 夕立がありましたが、ほんのお湿り程度です。庭木の水遣りにもならない…

 

2008/8/9

 この季節は暑さによる重苦しさのほかに、先の大戦の記憶を呼び起こす諸行事による重苦しさがあります。この重石が無くなると、この民族の立ち位置も変わるのかも…

 

 レンズ交換式デジタルカメラの立ち位置は、背面モニターによるライブビューと一眼に拘るEVFに分化すると思います。特にEVFを進化させることでミラーボックスを排除できるのですから、そのメリットは甚大です。この場合、従前の位相差AFは使えませんから、コントラストAF等の代替システムを確立することが前提となりますが…

 ミラーボックスを無くせばフランジバックを短縮することができます。その際には既存資産の活用という観点から、国際標準となっているライカMマウント上位互換のものを亭主は強く主張します。膨大な過去資産とその所有者を取り込めるメリットは甚大なればなり…

 

 先日僅か1Kで落札したコニカ・オートベローズが到着しました。PENTAXのものと比べると随分と大柄・重量級です。適合するデジタル一眼レフが無いマウントなので、改造のベースとするつもりで入手したのですが、これならやり易そうです。基本的にレール部分はマミヤの645Nオートベローズとまったく同一なので、同じ会社によってOEM生産されたものでしょう。これを製造した会社は、京セラ・コンタックスのものもOEM生産していたようです。

 カメラ側は万能マウントであるタムロンアダプトールにする予定ですが、レンズ側を何にするか思案中…やはりアダプターが豊富なEOSかな…

 

2008/8/8

 昨夜は昨日の炎暑の割には寝苦しくない夜でした。エアコンが壊れている寝室でも涼しい…やはり秋なのか…

 

 フォーサーズ軍団が発表した新マウント規格は、デジタル一眼に新局面を開くものになりそうです。ミラーを組み込めないほどに短いフランジバックですから、EVFが前提になるのは必至でしょう。このコンセプトは 、亭主が年初ごろに妄想していた内容とほとんど同様なものとなっています。

 既存のレンズ資産を完全に使えるマウントアダプターを提供すれば、短縮したフランジバックの優位性は際立つことでしょう。フォーサーズ軍団の新規格は、それに近いもののようです。フルサイズとの棲み分けが可能なシステムになりそうです。PENTAXも新規格マウント(機械的にライカMレンズ装着可能を熱望)を作って、APS-Cでも頑張れ…

 

 家のシャッター雨戸を電動に換装する工事に入ったのですが、職人がガイドレールのモヘア換装に手こずり、1日で4面を完成させる予定が1面しか完成せず…

 猛暑炎天の下、家の南面での工事はきついだろうと同情しきりなり…今夜は昨日より寝苦しそう…

 

2008/8/7

 今日は陰暦七夕です。七夕の季語は秋です。何とか間に合って今日は立秋ですが、まだまだ熱帯夜は続きそうです。残暑お見舞い申し上げますだに…

 

 ステレオミニプラグを使ってケーブルスイッチのプラグ変換システムを構築運営している亭主ですが、ステレオミニミニプラグへの変換プラグブロックが安価になっているので、幾つか調達しました。ケーブルをできるだけ短く運用したいときに便利なり…

 

 今日は炎暑というのがぴったりでした。朝の出勤途上では丹沢越しに黒々とした富士が見えましたし、日中の陽射しは肌が焦げているのが実感できる激しさでした。でも、富士が見えるくらいですから空気が乾いていて、日陰では涼しい感じも…

 

2008/8/6

 昨日の落雷のせいかどうかは不明ですが、寝室のエアコンが壊れていて、寝苦しい夜でした。

 以前から不調だった室内機の方は動くのですが、室外機が作動しないのです。送風だけです。熱帯夜の昨今、エアコンの無い寝室なんて考えられないので、早速代替を注文に行きました。最早13日でないと取付けできないとのことで、その間寝室を他室へ疎開する案を検討中…

 

2008/8/5

 昨日調達してきた防犯砂利敷設のために、朝から裏庭の除草作業です。曇っていたので少しは暑さが和らいでいましたが、全身汗みどろ…

 敷設した砂利は素晴らしく足音がします。忍足で歩くことなど不可能です。砂利はまだまだ不足しているので、午後から追加で調達に…

 

 夕方の雷は、久し振りに近所に落ちました。稲光と雷鳴がほぼ同時ですから、300m以内であることは確実…

 

2008/8/3

 昨日1日勤務しただけで、今日から4連休です。でも朝からピーカン晴れの猛暑です。氷を浮かべた水入りカップを傍らにして、クーラーの働く室温は政府勧奨の28度…

 

 今目論んでいるのは、安いベローズ装置を入手して、お手軽な方法で汎用性の高いM42マウントに換装する計画です。レンズ側は比較的容易なのですが、カメラ側が少し難物…

 

2008/8/1

 桃が出盛りになりました。甲州産白桃大玉13個入りの箱が2500円弱です。小玉18個入りだと1500円弱…

 西瓜は高いです。縞の中玉で2000円を大きく超えています。でんすけの大玉など論外…

 

   桃の実の媚を尻目に思案かな   雌山

 

 涼しいのは今日までで、明日からまた猛暑が戻るらしい…

 

2008/7/31

 今日は少し涼しい朝です。秋の気配も感じる陽の光です。夏もあと1週間…

 

   老の坂見晴かしけり秋隣   雌山

 

 今日と明日はお休みです。平日に休みだと週末の混雑が無いのがメリット…

 

2008/7/28

 梅雨前線が東北南部を横切る梅雨末期型になったようです。このパターンだと、東北地方に集中豪雨が起こりやすい…

 

 梅雨前線が南下して、兵庫あたりを集中豪雨が攻撃したようです。六甲颪…

 

2008/7/27

 顕微鏡での撮影用の道具として顕微鏡アダプターがあります。顕微鏡の鏡筒は内径23.2oというのが国際標準規格ですから、外径は約1インチです。この鏡筒に装着してカメラを取り付ける道具が顕微鏡アダプターです。

 これのSマウント時代のものを所持しているのですが、マウント外径が小さいため、マウントアダプターKではK10DなどKマウントカメラに装着するとガタが出てしまいます。でも、先日入手したフランジ付きKマウントアダプターならガタが出ませんから、これも使える道具となりました。

 また、顕微鏡の対物レンズの国際標準マウントはM20.32P=0.706なのですが、この対物レンズをKマウントに装着するためのアダプターも所持しています。ベローズ等を利用して接写に使いますが、実体顕微鏡用でないと無理かも…

 そこで、これらが使い物になるのかを検証するために生物顕微鏡の入手を画策しています。昭和20年代のものなどを1K以下でなどと…

 

 勤め帰り時には夕立模様だったのですが、なんとかぽつぽつ位で済んでよかった…

 

2008/7/26

 曇っているので、今日は昨日ほど暑くありません。昨日の暑さは息苦しいほどでしたから…

 

 地震国日本で地震に対して安全な家を考える場合、家を地盤に対して固定し、その構造を壊れ難くする方向で強化していくと、家は地盤の揺れと同周期で揺れるようになり、家に緊結してある以外の家具は著しく移動してしまうでしょう。これを防ぐためには地盤と家を切り離し、地盤の揺れと縁を切ってしまうのがよいと思います。つまり、だるま落としの原理です。

 地盤の上に単に家を置いた場合、家には重さがありますから地盤との接点には摩擦力が生じます。これを少なくすれば地盤が急激に動いたときに家が動かずに済みます。でも、摩擦力を零にはできませんから、どうしても横向きの加速力は加わってしまいます。これを打ち消してその位置に留まり続ける事ができれば、家の中に加速力は生じません。従って家具が移動することもなく、家の中で破壊は起こりません。

 地盤と縁を切り、地盤との接触面の摩擦力を減じた家が横向きの地震力を受けると、少なくなった摩擦力で地盤上を移動しはじめます。これを制動しないと地盤と家の位置関係がずれてしまいます。制動する方法としては油圧ダンパーなどが考えられますが、地盤の不規則な揺れの方向や周期に正確に反応することは困難です。

 最も簡単に行えるのは重力を利用する方法です。地盤上に重力による制動装置、すなわち登りの坂道を設ければ、動き出しても家は自身の重さで少ししか登る事ができず、後退してもとの場所に戻ります。適度な制動が起きるのです。つまり、地盤上に設けた半球状の受け部の中にボールベアリングを介して家を建築すればよいのです。半球状の受け具の直径や曲率は、地震による地盤移動量を想定して現実的なものとする必要がありますが、家がより軽ければより小さいものでよいことになります。

 なお、保守のことを考えると、発想を逆転して家の下部に半球を下向きに設置し、地盤上にボールベアリングを置く方が良さそうです。半球を上向きにすると、中に水やごみが溜まるのを防げないでしょうから…

 

 上記のような装置を組み込むには、実際にはどのようにすればよいのでしょうか。まず地盤側ですが、変形を防ぐために強固な基礎を設ける必要があるのは従前と変わりません。その強固な基礎の上に、なるべく等負荷となる間隔にボールと受け具からなるベアリング装置を設置します。装置の下には荷重の不等を吸収するためと垂直力に対処するために弾性緩衝材を置きます。

 ベアリング装置の上に半球形の金具を置き、弾性緩衝材を置いたその上に強固な土台を設置します。土台は変形が少ない鉄筋コンクリートなどがよいと考えられます。家はこの土台の上に構築します。その構造は特に強固にする必要はありません。免震装置のおかげで地震では水平力はほとんど加わりませんから、耐風性を充足すれば事足ります。地震に対しては垂直力に耐える程度の強度で十分です。半球形金具と土台の間に油圧ダンパーを設置すれば、大きな垂直力が発生するタイプの地震に対する備えも万全…

 

 フランジ付きのKマウントアダプターのお陰で、死蔵していたSマウント時代の顕微鏡アダプターが使える品に復帰しました。この品もマウント外径が小さくて、純正のマウントアダプターKだとガタが出るのです。こうなると顕微鏡も欲しい…

 

 明日から早番4連続です。その後の1週間は6休1勤…

 

2008/7/25

 暑い日が続きます。まさに大暑です。今日と明日はお休み…

 

 昨日未明の地震は八戸市大ホール天井の一部を壊し、スプリンクラーを誤作動させて客席の布張り椅子を水浸しにしました。築30年以上ですから旧耐震基準時代の建物とはいえ、大ホールなど大スパンの天井が強い揺れで落下するのは、その取 付方法からすれば完全には防げないでしょう。それは新耐震基準で造られた大ホールなどでも同様のことです。これを防げる可能性があるのは建物全体を地盤から切り離し、ボールベアリングなどで適切に保持するなどの免震構造とすることでしょう。

 

 追剥ぎ用に入手したFUJINAR-E90oが到着し、無事追剥ぎは完了しました。光学系も使い物になりそう…

 

 KマウントはフランジバックがSマウント(M42)と共通なので、マウントアダプターKはフランジの無い構造です。でも、マウント外径の小さなM42マウントレンズや接写リング、ベローズなどの場合、Kマウントのフランジ部に届かないものがあります。この場合、ドーナツ状のリングを自作等して調達し、それを併用する方法もありますが、はじめからフランジが付いているほうが便利です。こんな目的のためのアダプターが市販されています。

 フランジ厚さは限界に近く薄いので取り扱いには細心の注意が必要ですが、SMCタクマーF1.8/55oに取り付けて無限遠調整を限度まで行うと、約15m付近まではピントが来ます。SMCタクマーF2.5/135o後期型なら楽々無限遠に調整できます。フランジにはロック穴があるので確実に装着できますから、実用的には可かも…

 それにつけても、旭光学がKマウント化するときに0.5oでもフランジバックを短くしてくれていれば色々な問題が解決できたのにと、恨みがましく思うこと頻り…

 無限遠が必要な一般撮影用には難しいのですが、接写リングやベローズなど近接撮影用にはフランジがあることで使えるようになる品がありますから、これを入手するメリットは大いにあります。純正品と大差無い価格ですし…

 望遠系はオーバーインフ代が多めですから、無限遠調整が可能な品が多いと思われます。色々と試さねば…

 

 所蔵する望遠系で新マウントアダプターを試した結果、SMCタクマーのF4/200oとF4/300oも調整で無限遠が出せます。十分以上に使える品であることが判明しました。レンズに付けっ放しにする使い方なら、ストッパーが利くので純正品より使い勝手が上であることは明白…

 

2008/7/24

 今日は土用の丑の日、鰻たちの受難の日です。パック入りの蒲焼がどこででも売られるようになる前は、鰻屋に出向くか出前を取るかでしか食することができなかったもので、今のように大量に消費されることもなかったのです。安易を求めると、そのつけは返ってくる…

 

   益体も無いと言捨て鰻飯   雌山

   天地の気喰らひ尽くさむ土用干   雌山

 

 富士フイルムからも、フジカST701用のベローズで引伸しレンズを使うためのライカLマウントアダプターと、リバースアダプターとが売られていたようです。今これらは中古市場に出てきているのでしょうか…

 

 リバースアダプターですが、Kマウントのものは純正品で販売されていますが、Sマウント、M42マウントのものは市販されていません。中古市場から調達するしかないのが現状です。単純なネジ構造なのですから、どこかで販売しないのでしょうか…

 M42マウント用ライカLマウントアダプターは市販されているので、PENTAXユーザーは困りません。

 

2008/7/23

 朝からどんと塊のような暑さです。今日と明日は遅番なので、酷暑になってからの出勤です。でも、次の遅番は9月から…

 

 先日纏め買いをした引伸しレンズのうち、外装の劣化が進んでみすぼらしいFujinar-E90oの代役をネットで開始値で落札しました。500円ですぞ…外装の追剥ぎが目的ですから、光学系の可否は二の次なり…

 

 遅番から帰宅すると、先日落札したフジカST701用のベローズが届いていました。これも死蔵品で、使用の痕がまったく無い品です。レンズ側マウントが同社の自動絞り専用レンズを実絞りにするための仕掛付きになっていますから、コシナなどの同様な自動絞り専用レンズでも実絞りで使える貴重な存在です。

 一本レールですが、Bellows Unitのような華奢なものではなく、しっかりとした作りです。最少縮長は37oですから、引伸しレンズは焦点距離90o以上しか無限遠が来ません。

 昭和45年から47年にかけて製造されたもののようで、相当にやつれた元箱に張られている定価シールは5000円…

 

2008/7/22

 三連休も最終日です。昨日より蒸し暑い朝です。大暑ですから仕方が無い…

 

 雌山亭にはケーブルテレビを引き込んでいるのですが、2011年のアナログ放送停止にあたってはSTBを各受像機ごとに設置しなければならないのかと思っていたら、地上デジタル放送はバススルー方式で現在のアナログ放送と同様に受信できるということを知りました。これは2004年12月から実施しているとのことで、それなら地上デジタルチューナー内蔵機器を導入するだけでこれまでのテレビが使えるのだ…

 地上デジタルチューナーも大分安価になってきていて、実売価格2万円を切っているようです。1台導入するかな…

 

2008/7/21

 早い時期に初鳴きを聞いたものの一時途絶えていた蝉の声が聞こえています。油蝉とも違うしつこい鳴声で、まるで耳鳴りのようです。ちょっと不快…

 

 フォーカスのための機構を内蔵していないレンズをバレルレンズというのですが、これらを使用するベースとして役立つのがベローズ装置です。中でもシンプルな「Bellows Unit」は、とても軽量なので引伸しレンズを無限遠から接写まで使うためには便利です。華奢な構造のために損耗も激しかったようですが、用途が限られていたため死蔵されている品も多いようです。企業や学校の備品庫から出た品がぼちぼちと市場に…

 

 Sマウントである「Bellows Unit」は、カメラ側はマウントアダプターKを併用すればK10Dなど現在のデジタル一眼レフに装着できますが、レンズはSマウントのタクマーを使わなければなりません。他社のM42マウントレンズも装着が可能ですが、フォクトレンダーなど絞りオートだけのレンズでは絞り開放でしか使えません。その絞りオート専用M42マウントレンズで絞り込み撮影ができる軽量ベローズ装置があります。フジカST701用ベローズアタッチメントです。カメラ側に測光用の絞り込み機構があるM42マウントカメラだったフジカST701の交換レンズは絞りオート専用でした。そのため、このベローズ装置には、レンズを装着すると絞りピンが押し込まれる仕組みが設けられているのです。

 

2008/7/20

 昨夜も熱帯夜でした。エアコンがなければ、寝苦しさいかばかりか…

 今日から三連休です。学校が夏休みに入っていますから、どこも混んでいるでしょう。閑居が一番…

 

 このところ、またネットオークション漁りに手を出しています。競り合いはしませんから、安価なものだけですが…

 

 K10Dにオートベローズを装着していて気づいたことですが、上部の磁石に取り付ける倍率定規が使えるのです。*ist Dではストロボの出っ張りに邪魔されて使えなかったので、K10Dでも当然使えないものと決め込んでいたのですが、出っ張りのカーブをきつくしていることで使えるようになっているのです。正確な倍率を意識しての撮影とは縁がなかったので、今まで気づきませんでした。

 *ist Dでは必要だったカメラ側台座の切削加工を行わなくても使えるようになったことに加えて、倍率定規の使用にも配慮したデザインだったのだと気づかされ、過去のシステム資産に最大限配慮する、ユーザーの意見にも謙虚に耳を傾ける企業姿勢を改めて感じて、ますますPENTAXに寄せる支持の思いを強くしました。

 

 ネットオークションに出品されるオートベローズは、倍率定規が含まれていないものがほとんどです。これがないのでは道具としての価値が著しく減じてしまうと思うのですが…

 

2008/7/19

 昨夜は熱帯夜でした。暑いほどの夜明けです。

 今年の梅雨明けは、なしくずし型のようです。梅雨前線がはっきりとしないのが特徴で、西暑東冷の気団配置ですから、東冷が次第に温まって梅雨明けとなるのです。昨日のような夕立が起こりやすいのだ…

 

 昔「Fujita」というブランドでレール折りたたみ式ベローズ装置が販売されていたようですが、これも小林精機製作所が関係しているのかもしれません。蛇腹部分が45度傾いた菱形配置という特異なデザインですが、使われている部材は「Kopil」のそれと類似していますから…

 同社が倒産後、その関係者がこれの製造に関与したとか、色々と推察できます。カメラ取付部がライカLネジとM42ネジの二段併用式になっているなど、とにかく特異…

 

 Fujitaという光学関係の会社をネットでいろいろと調べた結果は、フジタ光学という会社が昔あったということです。輸出を主力としたメーカーで、二眼レフに似た66判の一眼レフを作っていたようです。

 

2008/7/18

 梅雨明けとなかなか言えない天気が続いています。今日も曇り空の朝です。今日明日は早番…

 

 ベローズ装置の機械としての最大の弱点は、蛇腹の劣化です。材質が脆弱なので、外的なストレスや使用による損耗が他の部品より圧倒的に大きいのです。消耗部品と考えるべきなのですが、交換用のそれを入手することはできません。自作するしかないのです。

 でも、この自作は、他の部品とは比べようもなく容易なのです。折り紙細工に毛の生えたていどなのですから…

 

 夕立に遭わずに帰宅できました。5分違うと大違いの、馬の背分け…

 

2008/7/17

 今日は6月15日、晩夏の月です。昨夜は帰宅の途上、満月寸前の月が東天に輝いていました。梅雨の季節には珍しい…

 

 PENTAX最後のKマウントオートベローズは「A」でしたが、その前には「M」というネーミングで販売されていました。両者は機構的にはまったく同一で、外見上も台座部分の表面仕上げが若干変更になっているだけです。各部品も多くは互換性がありますが、「A」はレールが若干細いので、台座そのものの互換性はありません。「M」の前にはいわゆる「K」がありましたが、これがKマウント化された初代のオートベローズです。まだ手にしたことがないので「M」との大きな違いがあったのかどうかは不明です。

 Sマウント時代にもオートベローズはあって、それとの違いは、マウント部が異なるのは当然のことですが、その外に、リバースにするときの蛇腹の接合方法が変更になっています。Sマウント時代はレンズ台座背後に蛇腹を取り付けるギミックがあったのですが、Kマウント以降はそれが省略され、蛇腹側のギミックでレンズ台座背後に接合する方法に変わっています。

 蛇腹側のギミックはSマウント時代にもあって、リバース時に49o径交換レンズ先端を保持するものでしたが、Kマウントのものは、リバース時には52o径交換レンズ先端を保持するものになっています。

 Kマウントのレンズ台座背後には52o径の受け金具があるのですが、この金具は捻じ込み式になっていて、取外すと49o径交換レンズに捻じ込めます。つまりステップアップリングです。これを利用して49o径交換レンズでもリバースできるようになります。これが味噌ですな…

 このステップアップリングは52o側にもメスネジがあるので、リバース時には、ここにフィルターやフード、リングライトなどを装着することができるという、結構すぐれものなのです。

 

 マウントアダプター経由で現行の各社デジタル一眼レフのすべてにおいて利用できるSマウントのものも、レンズ台座背後のギミックに市販の55o径ステップアップ(ダウン)リングを装着することができますから、それを利用すれば、リバース時にフィルター等を装着することができます。

 なお、これらのギミックを利用すれば、引き伸ばしレンズ等をレンズ台座と蛇腹の間に取り付けることが可能であり、そのことにより、より焦点距離の短いものでも無限遠を出すことが可能になります。

 また、昔の距離計連動カメラから取外したレンズなど異種レンズを使うベースとしても役立ちます。Sマウントのオーベローズは、まさに愉しみの発進基地…

 

 今日も帰宅の途上、薄曇の東天に満月が浮いていました。左上に明るい惑星を従えて…

 

2008/7/16

 今日と明日は遅番です。夜は雨との予報もあるので、帰りには降られるかもしれません。この蒸し暑い梅雨空は、夏休みまで続くのかも…

 

 ライカLマウントネジの引き伸ばしレンズたちのために、オアシスのアダプターリングを直販で幾つか入手しました。旭光学のアダプターAと同様な幅広フランジ付きですから、マウントアダプターKと併用しても光漏れを起こしません。

 ヘリコイド接写リングKとオート接写リングK2を組み合わせれば、FUJINAR-E105oを装着してちょうど無限遠から約0.8mまでピントが合います。ベローズユニットと組み合わせるより手軽感はあるかも…

 ヘリコイド接写リングK単体だと、FUJINAR-E90oが無限遠の来る限界です。無限遠から約0.7mまでピントが合います。ベローズユニットはフランジの厚さ分だけ無限遠が来ません。フランジ無しのアダプターが必要です。

 FUJINAR-E75oは、S(P)マウントのヘリコイド接写リングでないと無限遠が来ません。ベローズユニットでは無限遠が来ません。

 50oの引き伸ばしレンズたちで無限遠を出すのは非常に困難です。マウント内に入り込む状態で装着する必要があるのですが、ピント合わせの余地はマウントネジの行程分しかないので、試みるだけの価値があるのかと…

 マウントキャップを素材にして工作する方法を思案しているのですが、鏡胴の小さいラッキー以外は、口径の小さいKマウントでは無理なようです。接写用とするしかないようで…

 

2008/7/15

 何時の間にか庭の槿が盛りになっています。我が家の槿は底紅という品種ですが、今年は花付きが良いようです。紅の色も濃いし…

 

 Kマウントのオート接写リングで最長のものは、現在は50oですが、以前は100oのものがありました。望遠系の交換レンズで手軽に接写をするためには便利な道具なのですが…

 

2008/7/14

 熱帯夜が明けて、曇り空の朝です。今日の予報には傘マークが…

 

 どうしても外れないFUJINAR−Eの前側絞り環を切断法で除去したところ、接着剤様のもので貼り付いていました。これではネジが回らなくて当然です。緩み止めとして以前の所有者が施したのでしょうが、これを外さないと分解整備ができないのに、どういうこっちゃ…

 前側絞り環はFUJINAR−Eシリーズ共通サイズですから、どれからでも流用できます。安価なジャンクから調達すれば復旧可能です。材質はユリア樹脂らしい…

 前側絞り環を取り付けているネジは、ライカLマウントネジと同一規格です。M39P=1/26"ですから、オスをそれにしてメスをM49P=0.75にしたリングを作れば、フィルター取付枠が無いFUJINAR−Eシリーズにフィルター取付枠が作れます。

 

2008/7/13

 昨日付いていた傘マークは消えています。真夏日になること必定の朝です。蒸し暑い…

 

 ネットオークションで新品箱入りのダブルレリーズAを安価で落札しました。オートベローズのコントロールのためには必要な小物ですが、オートベローズ自体が消えていっている今、販売されなくなる日もそう遠くはないと思われます。シャッターボタンにねじ込み穴の無いデジタル一眼などではそのままでは使えませんが、カメラ側に電気信号に変換する装置を付加することで使えるようにでき、オートベローズの機能を全うすることができます。所蔵するオートベローズと同数は持つべし…

 このダブルレリーズAもPENTAX自身が製造しているものではなく、どこかでOEM生産しているものです。カメラ用品販売会社のUNから販売されている定価5460円のUN-4592はまったく同一品ですから…

 

2008/7/12

 今日は出勤です。明日から三連休ですが、梅雨空が戻ってくるような予報…

 

 現行のFUJINON引き伸ばしレンズは、絞り目盛り部を引き伸ばし用のライトで照明する構造になっています。つまり、これをカメラに取り付けると、光が絞り目盛り部からカメラ内に入るということです。さらに、105oなどは絞りを最大開度にしても開放になりません。しかも、円形絞りでもないし…これは困った…

 やはり、引き伸ばしレンズを撮影に流用するためには色々なハードルがあり、それらを跳び越えていかねばならないようです。焼けていない、つまり使われずに死蔵されていたFUJINAR-Eを発掘するのがベストかな…

 

 雷鳴轟いて驟雨の走る午後、梅雨明け間近なるらむ…

 

   大根の右往左往やにはか雨   雌山

 

2008/7/11

 はっきりとした梅雨前線は消えていますが、太平洋高気圧に支配された夏の気圧配置でもありません。曇りがちな空はまだ梅雨明けには遠い…

 

2008/7/10

 昨夜のNHKで俳諧宗匠松尾芭蕉のことを取り上げていました。貞門から入って談林派へ鞍替えし、やがて蕉風を確立したとのことです。この遍歴を知って、「奥の細道」の句に合点が…

 

   行く春や鳥啼き魚の目は泪   はせを

 

 この句は「奥の細道」の冒頭句ですが、貞門や談林派の流れを汲む句であると解釈すれば、技巧を尽くした俳諧の極みであると納得できます。すなわち、「行く」は奥を目指す旅、奥とはこれから向かう奥州と俳諧の奥義の両方を指しているのは明白、「春」は実際の旅立ちの季節と俳諧覚悟の心境の両者、貞門が常套とする古典からの引用である孟浩然の五言絶句「春暁」から起こした「鳥啼き」は「魚の目は泪」を起こすための対句であるとともに、魚の目が取れないに掛けていることは明白、「魚の目」は足にある実際のそれと、離れようと苦闘する貞門や談林派俳諧を指すこと明白、「泪」が魚の「目」に水、「涙」ではなく、すなわち貞門や談林派には「戻」るつもりがないという決意の表明、などと解するのが妥当であると亭主は妄想しをるなり…

 

2008/7/9

 川の増水で人死まで出た昨日の集中豪雨のときにはちょうどお出かけ途中で、駅までの間で降られました。目的地の桜木町ではまったく降らなかった…

 

 国内向けはOEM生産で、自社ブランドは輸出が主体だったために国内には殆んど無いKOPILの情報は、海外のサイトに散見されます。それによると、あおり撮影可能なBELLOWSMATには、エキザクタマウントだけでなくM42マウントもあったと推察されます。for PENTAXとの記述もありますから…

 三脚撮影を前提とするなら大判カメラや中判用ベローズの改造でK10Dでのあおり撮影は可能になりますが、手持ちでも撮影するためには、小型軽量のKOPILは垂涎の品です。当面の目標が一つ増えた…

 

2008/7/8

 梅雨前線のパターンの一つとして、蛇行して北から南に立つものがあります。今年はそのパターンになっていますから、西南日本は梅雨明けが早かったのですが、東北日本は長引くのかもしれません。サミット、駄目ぽ…

 

 KOPILブランドのベローズで、あおり撮影のできるバージョンがあると書きましたが、そのシリーズ名はBELLOWSMATだったようです。レールを折畳むことが出来るものと、そうでないものの二種類あったとか…

 マウントはエキザクタのものしか確認していません。プラクチカ(M42)などがあったのか、まだ不明です。

 

 絞り連動機構が壊れて入院していたK10Dが退院してきました。全体の点検も依頼してあったのですが、何だかとってもいい感じ…

 

2008/7/7

 小暑です。暑中見舞いの季節です。熱帯夜寸前です。今日は遅番、明日休み…

 

 前に話題にしたKOPILですが、そのBELLOWSCOPEの中にライズ・フォールとスイングができる製品がありました。レボルビングができますから、90度回せばシフトとチルトも可能ですし、これらを組み合わせた効果もレボルビングを中間にすれば可能です。見たのはエキザクタマウントですが、これのM42マウントがあるなら激しく欲しい…

 

 あおり撮影が出来るKマウントのベローズ装置としては、ドイツのプラウベルSSTがありましたが、これの専用105oレンズは日本製だったようです。メーカーは不明ですが…

 

 KOPILのBELLOWSCOPEには二本レールの折畳み式があったとのことです。これのM42マウントがあれば、これまた激欲…

 

2008/7/6

 週末の出勤は電車が空いているのが取り柄です。今日も朝から蒸し暑い…

 

 富士フイルムのサイトに、引伸しレンズFUJINON-EXへのリンクが復活しています。以前のように白黒フィルムから行けるようになっています。巨大量販店への出荷と関係があるのかも…

 でも、他のリンクのようにアンダーラインがありません。ポインターを合わせたときだけ表示されます。やはり臨時のリンク復活なのかも…

 

2008/7/5

 気圧配置を見ると、もう梅雨明けなのかも知れません。方々で雷もなりましたし…

 もし梅雨明けだとすると、今年の秋も早いのかも知れません。去年のような猛暑は御免です。

 

 引伸しレンズFUJINON-EXが巨大量販店の通販サイトから消えていたのですが、今日見ると復活していました。まだ少し在庫が残っているのかも…

 

2008/7/4

 梅雨も後半に入ってきて、陽性梅雨らしく風雨が強い朝です。近辺のショッピングセンター巡りでもしますか…

 

 デジタル一眼レフの面白さは、色々な交換レンズを付け替えて写せることと、その写した画像を直ちに見ることができる点です。交換レンズを付け替えできるということから、この機能を利用して正規の交換レンズ以外のレンズを取り付けて撮影ができることも、その面白さを加速させます。

 半世紀以上昔の距離計連動カメラから取外したレンズなども、その描写能力をデジタル画像で愉しむことが可能です。そのままではバックフォーカスが不足するので無限遠撮影はできませんが、近接撮影なら愉しめます。

 また、絞りより後群のレンズを取り去ればバックフォーカスが大きくなりますから、無限遠撮影も可能になります。画角が小さくなり、各種収差があらわれるかもしれませんが…

 これらの異種レンズを気軽に愉しむためには、ベローズ装置やヘリコイド装置は不可欠です。バックフォーカスの不足を少しでも緩和するためには、薄いヘリコイド装置が向いているのかも…

 

2008/7/3

 今日は遅番出勤です。明日は休みですが、土日は出勤です。変則勤務はめまぐるしい…

 

 これからはフルサイズ化への流れが加速するのだとすると、交換レンズの蒐集には躊躇してしまいます。手持ちのAPS-C用DAは魚眼から135oまで一応カバーしていますが、それ以上の長さに手を出しにくい…

 また、既存の銀塩用AF交換レンズがデジタルのフルサイズで使い物になるのかというのが問題で、それなりの画像でもいいというのなら話は簡単なのですが…

 フルサイズ化しても、NikonがそうしたようにDAのためにクロップ機能は搭載されるでしょうから、Canonがイオスになったときに行ったように以前の交換レンズ資産がまったく無駄になるというような事態は考えにくいのですが…

 

 交換レンズの中で機械的に動くものは、それを駆動するモーターは交換レンズ内に置く方が、カメラ側から機械的に作動を伝達するよりも自由度が高まります。その点でイオスのマウントシステムは優れていると言えます。

 Nikonが広角、標準、中望遠と三本揃えるPCシリーズの交換レンズは、シフトとチルトの機能を搭載しています。この形態の交換レンズが一眼レフの交換レンズとしては究極のものであると亭主は考えます。カメラの画像というものは見たままを写すわけではなく、それぞれのレンズの特性によって得られます。人間が自分の目で見たものは、脳の働きで補正されている映像です。ですから、脳が行っている補正を交換レンズが行えることが、より見たままに近い映像が得られることになるのです。

 シフトとチルトを搭載した交換レンズをカメラ側から自在に操るためには、絞りやAFなどの機構を機械的にカメラ側から切り離さなければなりません。高度な映像操作を行えるカメラシステムのためには、マウントは電気的な信号伝達のみにする必要があります。

 もっとも、各種信号の伝達だけなら無線でも行えます。信号伝達を接点端子に依存するマウントだと、接点の接触不良というトラブルから逃れられませんが、無線なら問題となりません。究極のマウントとは、カメラと交換レンズの機械的な結合と電源の伝達機構だけを装備すればよいことになります。これなら、既存交換レンズの上位互換性は維持した上でも、高機能マウントを実現可能です。

 

 デジタル一眼レフの販売は好調で、銀塩時代のピークをも超えているということですが、この流れがどのような方向に向かうのか、それを読み解く愉しみも…

 

2008/7/2

 2008年も半分が過ぎてしまいました。流れる時間の速さを嘆く…

 

 Nikonがフルサイズの中級機D700を上梓します。D3と近い機能で、D300に近いデザインで…

 シフト・チルトレンズも既出の広角に続いて標準と中望遠を追加します。3本揃えるとそれだけで100万…

 

 PENTAXにK20D用CMOSを供給しているサムスンにもフルサイズCMOS開発中の噂があります。フルサイズへの潮流が行き足を速めているのか…

 

2008/6/28

 曇っていますが明るい朝です。少し蒸している…

 

 400oF5.6に2倍のテレコンバーターを組み合わせると、800oF11になります。これなら鳥撮りや月撮りに何とか使えるかも…

 この場合、交換レンズの三脚座で三脚に取り付けるとテールヘビーになり、自由雲台では扱い難くなります。そこで、重心点付近に三脚取付部を移す算段が必要になります。プレートでカメラと交換レンズをそれぞれ支え、そのプレートを三脚に取り付けるようにすると、重心点を自在に調整することができるようになります。好みはほんの少しフロントヘビー…

 このシステムの構築に必要なのが、カメラと交換レンズのマウント位置の高さの差を調整するスペーサーと長いカメラネジ、1/4インチのウィットネジボルトです。ボルトは頭の根元部分のネジ山をプレートの厚さだけヤスリで削り取ります。こうすることでプレートの溝を移動することができ、取付位置を調整することができるのです。

 なお、ボルトの頭に装着することが出来るハンドルが売られていますので、それを利用するとカメラ等の取付時に工具がいらなくなります。

 

2008/6/27

 天気は日替わりで、今日はもう良い天気です。昨日の寒さが嘘のよう…

 

 絞り機構が壊れたK10Dを修理に出すために、新宿フォーラムへ行って来ました。場所が移ってからは初めてですが、随分と狭くなったのにはびっくり…2週間ほどの入院が必要との事で、宅配での退院を依頼しました。

 半額セールのコーナーにLX用のフォーカシングスクリーンが何種類か並んでいました。LXもとうとう見切り対象なのでしょう。他にもLX関係のアクセサリーが幾つか並んでいます。ワインダーも…

 横浜から新宿へ行くのには、湘南新宿ラインが速くて便利です。家からでも1時間と少しで行ける…

 

 野鳥を被写体にするためには、600o超えの望遠レンズがどうしても必要です。亭主の手持ち交換レンズの中での最長は400oですから少々不足します。でも、それを純正で入手するとなるとべらぼうな資金を要します。そこで、性能は落とさずに安価で調達する方法を物色した結果、天体望遠鏡を流用するのが良さそうだということになりました。

 BORGというブランドで売られている望遠鏡は、天体用のほかに地上用の部品やデジカメ接続用の部品を付け替えることができるシステム望遠鏡なので、これを使えば、相当に安価で高性能超望遠レンズとなるということを知りました。口径100o焦点距離640oF6.3の望遠レンズが1.4倍テレコンバーターやカメラマウント等と込みで、17万円以下で入手可能なのです。食指は激しく動いています。

 

 BORGのハイエンド望遠レンズ仕様は、今注文しても9月以降の納期だそうです。秘かどころではない人気になっているのかも…

 

2008/6/26

 昨日の爽やかな晴れは終わり、雨が戻って来ました。今日は梅雨寒…

 来月中頃には甲信方面への小旅行を目論んでいます。梅雨の動向次第ですが…

 3ヶ月の長期気象予報が出ましたが、それによると、今年の夏は例年より暑く、9月も暑いとのこと、水不足と電力危機が心配…

 

 先日入手したガラクタ類の中に49o径用ホルダー金具があり、これを利用して取付部の壊れた広角用角プラフードを再生させようと目論んでいます。金具は内径が少し小さいので、角フードに合わせて四隅を削り、両面テープで接着すればいいかなと算段…

 

2008/6/25

 今日と明日は遅番です。出勤時の電車は空いているのですが、帰宅時は混みます。残業族の方が多い証拠…

 

 今年の梅雨は陽性のようで、九州を中心に大雨が多発しています。これが先の地震被災地に移ってくると、土砂災害が心配…

 

 亭主のK10Dが故障です。絞り駆動用のアクチュエーターが壊れています。先月行った北海道での写真も露出が変ですから、飛行機の貨物室に積む鞄に入れたのが故障の原因かもしれません。タクマーやベローズで使うことが多かったので気づくのが遅れました。金曜日には新宿へ行かねば…

 

 三陸沖の大型漁船海難事故は、その海域で多発して過去に幾隻もの巨大船を屠った三角波が直接の原因でしょうが、嵐の中を漂泊する為に流していたシーアンカーも船の復元力を阻害した原因のようです。嵐に遭遇した船団漁労長に帰港を選択させなかった要因が燃料節約を強いた石油高騰にあるとしたら、原油価格を操って利を貪る投機マネーの罪は甚大…

 

2008/6/23

 雨は止んでいますが、雲の低い朝です。

 

 あおり撮影のできるマミヤの中判用オートベローズを入手したので、これにM42マウントを装着しようと画策中です。特にカメラ側をM42にしておけば、マウントアダプター経由で各社のデジ一に装着できますから…

 レンズ側もM42にする理由は、L39アダプター経由で引伸機レンズが使えるからで、それらの多くで無限遠撮影が可能になるように、前後のマウント間を可能な限り短くしたいと考えています。

 カメラ側については、多くのカメラに内蔵ストロボの出っ張りがありますから、少なくともK10Dが装着できる程度の厚さは確保しなければなりません。そのため、レンズ側はマウント面を蛇腹の内側に入れる必要があります。少なくとも焦点距離90oの引伸機レンズを無限遠で使いたいですから…

 構想としては、カメラ側はジャンク・タクマーから取り外したマウント部を利用しようと考えています。これの外径を調節し、既存の連結金具に接着するというものです。

 その既存の連結金具からは、不要になるレリーズ部品とマウント金具、露出計連動金具を取り外します。取り外したマウント金具は、レンズ側マウントを作るための土台にできます。

 マミヤからは無限遠の出るベローズ用交換レンズは販売されませんでした。そのため、使える交換レンズが無いので、レンズ側マウント部から絞り連動金具を取り外します。そうすることで蛇腹内にマウント面を引っ込める余地を大きくします。ベローズタクマー100oに無限遠が来るためには、最短長が39o以下である必要があり、これは最低限確保したいものです。

 でも、このレンズ側マウントを蛇腹内に引っ込めるという工作が案外難題で、マウント金具内径に収まる茶筒状容器があれば一番向いていそうなのですが…

 いっその事、レンズ側のマウント金具も取り外してしまえば、大判カメラのようなレンズボード式の仕掛けを取り付けることも視野に入れられます。そうすれば、各社のカメラマウントを取り付けたレンズボードを作り、それを交換することでどんなレンズでも接写には使えるようにできますし…

 

 手持ちの小物類を物色して使えそうなシロモノを漁った結果、レンズ側マウント工作の素材として打って付けのものを見付けました。Kマウントレンズ用のマウントキャップです。マミヤのレンズマウント金具の内径に旧タイプなら周囲に充填材を付加すれば接着できますし、新タイプならフランジ部を若干削れば接着できます。これの底に穴を開けてL39金具を接着すれば、引伸機レンズが蛇腹内にオフセットして装着できますし、KマウントレンズのマウントキャップなのですからKマウントレンズやM42レンズも一応装着可能です。恐らくPENTAXのベローズ用レンズで約2m以内の近接あおり撮影が可能となるはず…

 引伸機レンズなら15o程度は蛇腹内にオフセットしますから、計算上は焦点距離80oのものまで無限遠が来ることになり、90oなら蛇腹を10o伸ばして無限遠なので、そのときのシフトとライズ・フォール撮影も何とか可能となって、105oなら余裕綽々という塩梅です。果たしてこの目論見や如何に…

 

 兎角目論見というのは外れるのが常で、レンズマウントキャップの流用では肉が厚すぎて、その中に入らない引伸機レンズもあるということが判明しました。藤本写真工業のLUCKYなら余裕で収まるのですが…

 そこで、使える筒状のものはと再度家捜しを行った結果、抹茶の缶の蓋がまさに外径55oでドンピシャリであることが判明しました。薄肉なので手持ちのFUJINAR−Eも楽々収まり、オフセットも20o確保できるので、焦点距離75oでも無限遠が来そうです。残念ながらFUJINON−EXは外径54oですからそのままでは収まらないでしょうが、とりあえずはこれを使うことに決定…

 将来FUJINON−EXを使う場合には、レンズボード交換式に改造する構想も視野に入れようと思っています。そうすれば、大判カメラ用レンズなども使えるようにできますし…

 

2008/6/21

 梅雨も後半に入った模様で、蒸し暑くなってきました。今朝も曇天…

 

 昨日、蒐集した蛇腹修理資材を試してみました。黒色弾性接着剤は黒染め書道半紙を遮光しますが、ポリウレタン系の靴底補填材は、薄幕では遮光性が不足します。また、黒色弾性接着剤は表面が完全に乾くまで時間が相当にかかります。表面仕上げ用としては向かないようです。

 オートベローズの蛇腹を修理する場合、ピンホールが出来ているということは、早晩折り目に亀裂が入る可能性が高いので、全面補強が必要です。この場合、内側を全面補強することはとても困難ですから、外側から包む方が簡単です。蛇腹状に折癖を付けた黒染め書道半紙の裏側全体に黒色弾性接着剤を薄く塗り、折山に黒色弾性接着剤を塗布した蛇腹全体に被せるのが良さそうです。

 亀裂が生じるほど劣化した蛇腹は、補強するより作り直したほうが良さそうです。オートベローズのように均等の太さの場合、作るのはあまり困難ではなさそうです。材料は、折り曲げ耐性のある緻密な紙を芯材として、薄くて遮光性のあるのり付き黒色カッティングシートをラミネートするのが良さそうです。紙は当然墨液で染めておきます。

 この場合、芯とする紙は一体とせずに各辺ごとに分割し、角部は切り離す構造としたほうが折畳んだときに薄くできそうです。紙も折り易いし…

 

2008/6/21

 強い雨音で目覚めた朝です。鴉がうるさい…

 今日からまた三連休です。今日はホームセンターやハンズなどへ蛇腹補修資材捜索の旅をします。何が見つかるか…

 蛇腹の裂ける懼れがある折り目は補強する必要がありますが、補強材としては、和紙が折り曲げ耐性が高そうです。墨液で表裏を染めて乾燥させ、黒色弾性接着剤で貼り付けるというのが良さそうです。実験の価値はありそう…

 

2008/6/20

 蛇腹修理に向けて、使える資材をいろいろと探っています。液状ゴム塗料とかが使えそうな雰囲気…

 セメダインの靴底補填材はポリウレタン系とのことです。いろいろ蒐集して、その効果を実験してから取り掛かるつもりです。黒色弾性接着剤も試さねば…

 

2008/6/19

 今日は遅番勤務です。昨日までの予報では雨になるとのことでしたが、天気はそれほど崩れないのかも…

 

 落札した雑多な品の中にセコニックの露出計が入っていましたが、電源が水銀電池です。酸化銀電池で代替するしかないのですが、電圧が0.2Vほど高いので、出目のとおり撮影すると2段ほどアンダーに写ります。ASA設定を2段落とすと使える感じです。入射光式にも切替えて使えるので、遊び道具になりそう…

 

 セコニックは古い製品の取扱説明書をpdfでダウンロードできるようにしているので、使い方や調整方法などが分かって有難いことです。この姿勢は評価されるべきものです。

 入手した品はアペックスというモデル名の昭和42年に製造が終了した品で、水銀電池H−Dを1個使用するものです。LR44を入れるとバッテリーチェック指針はオーバーを示します。メーターの零指標を合わせ、出目をK10Dと比較した結果、ASAを1段落とすと、ほぼ同一の表示となるようです。まだ十分に使えるかも…

 

2008/6/18

 ネットオークションで、雑多な品を一括して出品していたものを安く落札しました。フィルター類が多いのですが、オートベローズSもありました。金属部分は傷もほとんど無くて、希少なSマウントのリバースアダプターも付いていたのですが、少しカビていた蛇腹に光漏れがあります。上部の山部分が薄くなっていて、そこから漏れています。

 すべて49oのフィルターは、NDやPL、色温度変換用のほかに、ミラージュ5面やバリクロス、センターイメージなど、特殊効果用のイロモノフィルターが幾つもあります。新品では買いそうもない珍品ばかりなので、ちょっと得をした気分…

 金属部分の程度が良好なオートベローズSは部品取りに使うつもりですが、この際、蛇腹の再生に取り組んでもいいかと思っています。まったく新規に作る方法もチャレンジしたいと思っていますが、まずは光漏れの補修に挑戦しようかと…

 

 蛇腹の修理手段について少々調査した結果としては、セメダインの靴底補修材が最も向いていそうです。色は黒があるし、粘度のある液状だし、硬化しても弾性があるし、着色が可能だし…

 

2008/6/16

 東北の山を崩した地震の揺れの速さは、中越地震のそれを遥かに凌駕していたようです。山全体が液状化したということなのでしょう。噴き出した液状の土砂が谷を流れ下って旅館を押し流したということのようです。

 

2008/6/15

 明日、明後日は北関東に小旅行です。天気は持ちそう…

 

 栗駒の山崩れ、ダム湖に山がなだれ込んだようです。ダムが決壊していたら、さらに恐ろしいことに…

 火山の噴出物で作られた土地は、水分を含んで揺さぶられるとこのようになるのだということがよく分かりました。関東、東北の地盤は殆んどそうですから、どこででも起きうる現象です。危ういものの上にいる我ら…

 

2008/6/14

 雲は多いのですが、晴れの朝です。湿気は少し多いようですが…

 今日までは出勤です。明日から3連休…

 

 引伸機レンズを収集していて気づいたのですが、富士フイルムのホームサイトから引伸機のページへのリンクが無くなっています。ページ自体は残っているのですが、どうも引伸機レンズからは完全撤退したようです。量販店のネット通販からも消えていますし…

 こうなると、引伸機レンズで遊ぶこともままならなくなるのは必定で、FUJINON EXは今のうちに確保しておく必要があるのかも…

 

 東北地震の土砂崩れ、その物凄さに息を呑みました。山が動くとは、まさにこのこと…

 

2008/6/13

 少し冷え込んだ快晴の朝です。梅雨は暫く休むようです。

 

 昭和40年代以前のレンズシャッター距離計連動カメラのジャンクが幾つかあるのですが、これのレンズを使っていろいろと遊べそうです。これらは絞りとシャッターを組み込んだユニットの前後にレンズホルダーを捻じ込んである構造なのですが、その絞り・シャッターユニットはカメラ本体のヘリコイドにリングナットで止め付けてあります。この絞り・シャッターユニットを取り出してM42マウントを取り付ければ、ベローズなどでK10Dに使えるようになります。シャッターは開放にする必要がありますが…

 距離計連動カメラのレンズはバックフォーカスが短いので、そのままでは超接写でしか使えませんが、後群のレンズを外して前群だけにするとバックフォーカスが伸びるので、無限遠まで使えるようになります。そうすると後群レンズが補正していた収差が表れますが、それもまた愉しむべき味となるかも…

 バックフォーカスを伸ばす他の方法としては、レンズ群の後に凹レンズを追加する方法があります。テレコンバーターから外したレンズを使えば簡単かも…

 

2008/6/12

 雨音で目覚めた朝です。午後には止むらしい…

 

 ライカLマウント引伸機レンズのFUJINAR-Eが、50oから105oまで4本揃いました。総て開放絞り値は1:4.5ですが、どれもプリ・セット式の円形絞りなので、カメラでの使用に便利です。絞っても輝点ボケが丸くなるので、長焦点ほどその効果が愉しめます。リヤコンバーター併用も面白いかも…

 特に、木漏れ日のある木立を背景とした撮影だと、円形絞りは必需品です。主題よりも背景の輝点ボケの方を愉しみたい…

 

2008/6/11

 今日と明日は遅番勤務です。空模様はどうも怪しい…

 

 あおり撮影を行うためには、イメージサークルに余裕がなくてはなりません。特にシフトやライズ・フォールは相当に余裕がないと画質が低下してしまいます。引伸機レンズの場合、75oは645用ですから、簡単に言うと645の画面の中をAPS-Cの画面が移動するということで、これなら十分に余裕があります。

 レンズ面を撮像面に対して傾けるチルトとスイングの場合、特にレンズを傾ける場合に、傾け軸の位置がどこにあるかでその効果が大きく違ってきます。焦点距離の短いレンズで無限遠の確保のためには、レンズ前方に傾け軸を置く方があおり装置としては作り易いのですが、少しの傾け角でレンズの後端が大きく移動し、イメージサークルも大きく移動するので、画質の変化も大きくなりそうです。レンズ全長の中間位置を傾け軸とすることが、傾け角と効果との比例性を扱い易いものにできそうです。

 なお、あおり装置としては、チルトとスイング機能のみを持つものが簡便に作れそうですが、傾けることで移動したイメージサークル中心を元に戻すためには、シフトとライズ・フォール機能も欠かせないでしょう。これらを持った装置を自作するとなるとかなり大事です。やはり、これらの機能を持つ既存のものを改造するのが簡単か…

 

 思ったほど天気は悪くなりませんでしたが、日中は蒸しました。明日は降るらしい…

 遅番から帰宅すると、ネットオークションで落札した引伸機レンズが届いていました。ケースも付いて、なかなか良い程度の品でした。これも掘出物…

 

2008/6/10

 快晴の朝です。これが本当の五月晴れ…

 

 昨夜もネットオークションで引伸機レンズを落札しました。程度はそれなりでしょうが、3桁中頃ですから満足です。ライカLマウントとしては最長焦点距離の105oです。オートベローズやベローズユニットで手軽に使える望遠レンズです。

 

 あおり撮影のうち、被写界深度拡大の効果が得られるチルトとスイングを行える装置を自作したいと考えています。構想はほぼ固まっているのですが、加工の土台となるベローズ装置をどれにするか思案中です。

 ネットオークションに登場するベローズ装置のうち、最も安値になる可能性があるのは、現行のレンズが使えなくなったCanonのものです。FD時代のオートベローズはレールと光軸が離れているので、光軸を振り易 すそうです。使わないレンズ側マウント金具を外してKマウント金具と背中合わせに接着すれば、カメラ側も簡単にKマウント化できそうだし…

 

 リバースアダプターから外したKマウント金具に、藤本写真工業の引伸機レンズケースから外した雌Lマウント金具を若干加工して接着し、Kマウント化しました。そのままではKマウント金具バヨネット周囲の絞り位置伝達レバー用スリットから光が漏れますので、黒フェルトを使って遮光しています。これで便利道具の一丁上がり…

 レンズの絞りリングには古くなってゴムがちぎれた49oゴムフードから外した金具を接着しています。これで49oフィルターも、フードも使えるようになっています。オートベローズの逆付け機能も使えるのじゃ…

 

2008/6/9

 今日と明日はお休みです。朝から小雨で、出足は鈍る…

 

 ネットオークションに雑多な出品をしている業者の出品物の中には、その分野の目利きが見ると掘出物が混じっていることがあります。そんな品を見付けて安く落札するのも愉しみのひとつ…

 

 ライカLマウントの引伸機レンズをK10Dで使う場合にはマウントアダプターKとライカL→M42変換リングを併用する必要があります。ライカL→M42変換リングとしては、旭光学時代には「マウントアダプターA」という品が販売されていましたから、これを入手すればKマウントでもガタ無く使えます。でも、中古市場でもなかなか出回らない品です。

 現在は玩具メーカートミーの子会社であるボーグ社からOASISというブランドで同様なアダプターが販売されています。通販もしていて、定価より安く入手できます。また、同社からはM42のヘリコイドなど、引伸機レンズを使うためのアイテムが各種販売されているので、同好の士は要チェックです。http://www.tomytec.co.jp/borg/

 

 M42のレンズや接写リングなどをK10Dで使うときに、マウント外径が小さい場合は、マウントアダプターK使用だとガタがあり、光漏れも生じてしまいます。これを防ぐ方法としては、前に書いたようにドーナツ板を間に挟むものがありますが、ライカLマウントの場合、ジャンクレンズなどから外したマウント金具に引伸機レンズケースから外したマウント金具をエポキシで接着すると、簡単にKマウント化することができます。特に藤本写真工業のレンズケース金具はお誂え向きです。金具外径とKマウント金具内径がほとんど同一だからです。

 

2008/6/8

 朝から曇天でうっとおしい限りですが、気分は上々です。ネットオークションで掘出物を次々と射止めているからです。昨夜も業者出品の「ケーブルレリーズアダプターT3」を105円で落札しました。これはオートベローズを今時のカメラで快適に使うための改造に使える品なのです。まだまだ続々と落とせそう…

 

2008/6/7

 今日と明日は出勤です。久し振りで朝から蒸し暑く、日中は昨日のように暑くなりそうです。寒さに慣れている身体には、蒸し暑いのは応えます。

 

 昨日作ったアルミ製ドーナツ板によって、Sマウントの接写リングも直接Kマウントに取り付けが出来るようになり、死蔵から抜け出られます。

 また、1o厚アルミ板の切り出し穴あけ加工も案外容易であることが分かったので、これを使って改造がいろいろと愉しめそうです。当面アオリ撮影装置が目標…

 

 帰宅するとオークションで入手した品が届いていました。その説明ではBELLOWSCOPで、メーカーはASAHIとのことだったのですが、添えられていた不鮮明な写真から判断してKopilだとばかり思ってい ました。薄汚れたような写真からして、その程度も期待できないと思っていましたが、届いた品は飛び切りの良品でした。いささか草臥れていますが立派な化粧箱もあって、それにも旭光学とあります。PENTAXからフォールディングベローズが販売されていたとは、まったく知りませんでした。

 箱には経年の汚れがあるものの、品物には使用された形跡が無く、関節部も固くて新品同様でした。まだこのような品が残っていたのが不思議なり…

 ベローズ・ユニットより古い時代の品のようで、ムーブメントダイヤルがアルミ製です。カメラ側マウントの外径も小さいため、そのままではKマウントではガタが出てしまいます。そこで昨日作ったドーナツ板が活躍するのじゃ…

 レールの左右にはそれぞれ焦点距離と倍率が刻まれていて、片面は100oですが、他の面は58oになっています。これから判断すると、昭和32年頃のものであることが濃厚です。58oを使っていた当時のカメラはAPかSですから、まさにペンタプリズム搭載一眼レフの草創期の品なのでした。 これぞカメラ博物館展示品級のお宝なり…

 

2008/6/6

 霧雨の朝ですが、日中は晴れてきて夏日になる予報です。昨日との気温差が大きくなるので、体調の維持に気を付けねば…

 

 PENTAXのベローズ・ユニットというのはSP時代の簡易型ベローズですが、これをOEM生産していた小林精機製作所は、コピルという自社ブランドでレールが折畳めるベロースコープという製品を上梓していました。これは、折畳み式のレール以外はPENTAXのベローズ・ユニットと殆んど同一という仕様でした。

 マウント部はM42のほかにライカLやエキザクタなどがあり、殆んどが輸出用であったようです。これらの品は海外のオークションでは見かけますが、国内ではほとんど出て来ません。M42マウントのものを何とか入手したいと画策中…

 

 今日は休みなので、晴れたら近所を散策…

 

 引伸機レンズ「FUJINAR-E90oF1:4.5」を入手して、ベローズ・ユニットにPENTAXのアダプターAを経由して取り付けましたが、無限遠が来ません。藤本写真工業製の引伸機レンズ「LUCKY90oF1:4.5」の場合は無限遠が来るので、同じ公称90oでも微妙に焦点距離が違うようです。で、フランジの無い無印アダプターを経由することで 、無事無限遠到来…

 同時に入手した「FUJINAR-E75oF1:4.5」の方は、PENTAX純正のM42ヘリコイド接写リング+アダプターAに装着することで無限遠は来るのですが、肝心のヘリコイド接写リングの方が、カメラ側マウント部の外径がKマウント口径より小さいので、マウントアダプターK経由ではガタが出るし、光漏れも生じるので、それだけでは成立しません。厚さ1o以下で内径42o、外径58o程度のドーナツ板の調達が急務…

 また、FUJINAR-EにはLUCKY同様フィルター取付ネジが無いので、リバースアダプターが使えません。つまり、逆付けでは使えないということ…

 

 早速やっつけ仕事でドーナツ板を1o厚アルミ板から切り出し、ヘリコイド接写リングに取り付けてストッパーを外したマウントアダプターKで挟み付けて完成です。これで、このお蔵入りしていたヘリコイド接写リングも、Kマウントカメラで使える道具に復帰…

 この組合せでまだ若干オーバーインフですから、多少焦点距離の誤差があっても、他社の75o引伸機レンズも使えるかもしれません。愉しみが増えた…

 

2008/6/5

 昨日PENTAXから新レンズが発表されました。F1:4通しの17-70ズームです。キットレンズと☆ズームの間を埋めるものでしょう。AFがSDM専用となる「KAf3」というマウントを採用しているとのことです。これからは、このマウントが本流になるのかも…

 

 アオリ撮影のために、引伸機用レンズの入手を画策しています。中古ですがFUJINAR-Eの50o、75o、90oが手に入ることになりました。105oも視野に…

 これらを使ってアオリ撮影のできるようにするベローズの改造も画策中…

 

2008/6/4

 台風は去りましたが、晴れてはきません。梅雨本番ということでしょう。傘が手放せない季節…

 

 バイオ燃料は環境に優しいという論理はまったく肯けません。リサイクルが地球環境に優しいという論理と同質です。低炭素社会ということでは炭素依存からまったく脱却していませんし、それを作り出すために大量のエネルギーを使うのですから…

 低炭素というためには、炭素を使用しないでエネルギーを得る手段を選択しなければ意味がありません。水力、風力、潮汐力、太陽光、太陽熱、地熱など太陽由来エネルギー利用の効率化を目指すことが、人類文明をより長く維持する唯一の道です。

 人間は食べるというエネルギー変換でしか生きていけません。この最も基本的な要素である食物を、贅沢のためにエネルギーを浪費して他のエネルギーに変換するなど、人類にとって犯罪行為にも等しいことです。

 バイオ燃料は、食用としない植物である草、穀物殻や茎葉、木屑などを原料とするものにとどめるべきです。植物もまた太陽エネルギーの生成物ですから、これらを利用することは、太陽エネルギーの有効利用ということになります。ただし、これらを得るために食物である植物 の作付けを減らすのでは意味がありません。

 ブラジルのバイオ燃料はサトウキビを主要な原料としています。このサトウキビを得るために大資本が零細な農民から土地を収奪し、トウモロコシなどの食物を作っていた土地をサトウキビのプランテーションに変えている現実があります。己の利を優先する資本主義の醜さがここにあります。

 

 携帯に孫の動画が送られてきます。身近にいないと成長は速い…

 

2008/6/3

 昨日梅雨入り宣言が出ました。今朝は台風5号の影響があって強い降りです。低温傾向は今日も続くようです。まだ暖房機は仕舞えない…

 

2008/6/1

 寒いですが、久し振りの快晴の朝です。今日は臨時の出勤です。でも、今月は休みの日が多くなる予定…

 

2008/5/31

 5月病の季節も今日でようやく乗り切ります。新しい環境に馴染めずに鬱病になるのは免れたようです。梅雨の欝っとおしさは始まっていますが…

 梅雨寒が続きます。今日はファンヒーターを物置に仕舞おうと思っていたのですが、思い止まりました。今年はオホーツクの高気圧が強そうで、寒い梅雨が続きそう…

 明日からはガソリンが10円以上値上げされそうです。今日は給油しておかねば…

 

 車の6ヶ月点検を受け、その足で、息子に貰った今日までの映画券2枚を使うためにららぽーと横浜のシネコンに行きました。雲霞のように集まっている車の群れにうんざりしましたが、見たのは「27dress」という洋画です。27という数字には、キリスト教世界では何か意味があるのかな…

 

 帰宅直前に給油したガソリンは、今日は158円でしたが、明日からは幾らになるのかな…

 

2008/5/30

 PENTAXのPPBやPPLなどがバージョンアップされました。早速インストールしましたが、PPLでカスタムイメージが使えるのが嬉しいことです。話題の「雅」が愉しめる…

 最近の撮影にはRAW+JPEGを使っているので、そのデータもカスタムイメージで現像できます。ファインシャープネスは使えないのが残念…

 

2008/5/28

 洞爺湖の外輪山である有珠岳は10年前に噴火しました。この火山は約30年周期で噴火を繰り返していることで知られています。今が一番安全期なのでサミット期間中に火を噴くことは無いでしょうが、サミット・ホストの首相の方はさて…

 

 原油価格の高騰が続き、石油製品価格の上昇が止まりません。国内の石油精製能力は消費量を上回っているので、製品の輸出も計画されているようです。

 原油価格が高くなったままだと、代替物への需要が高まります。当面バイオ燃料へ傾倒するのでしょうが、これは世界的な食物需給を悪化させてしまうことになりそうです。食物自給率の低いこの国はどうなるのか…

 

 四川地震で支邦がどのくらいの国力損耗をきたしたのか、社会体制の不備に対して国民がどういう反応をするのか、隣国としては、その影響を少なからず受けそうな情勢…

 

 さあ、贋Aレンズの製作に気持ちを向けるぞ…

 

2008/5/27

 孫の護送旅は終わりました。合間に、この夏サミットの行われる洞爺湖と、雨の登別温泉に行って来ました。今はつぶの刺身が美味…

 新生児からまる3ヶ月滞在した孫がいなくなり、家の中には空白の部分が…

 

2008/5/23

 孫を北海道に護送する旅に出ます。道南の観光も、少しするかも…

 

2008/5/19

 四川省地震の報道を見ると、倒壊した建物の残骸に慄然とします。鉄筋コンクリートらしい柱の破砕状況を見ると、縦筋を押さえる帯筋が見えません。これでは少しの地震力で破砕しても不思議ではありません。これが支邦全土で普通に行われている工法だとすると、この程度の地震での大被害は 、これからも必ず繰り返されることでしょう。これに比べれば、先般耐震偽装で危険とされた事例など、まったく問題にならないレベルです。あな恐ろし…

 学校建物の問題点として、教室を並べる構造上、長辺方向が非常に長く、しかもその長辺方向の構造壁割合が少ないという点があります。こういう建物の場合は、過去の地震において下層部分の座屈という現象が起きています。今般の四川省地震でも多発したようです。わが国においても同様な被害は予定しておかねばならないでしょう。

 亭主が一時関与した耐震補強事業により、某自治体小中学校の校舎等は総て一応の耐震性を持ったものとなりました。その中には、基礎部分の強度が不足するために上層部分の除去という手法を取ったものもありました。とにかく、既存校舎の耐震補強は急務かも…

 

2008/5/18

 写真より機材に興味が向いている亭主は、あおり撮影ができる機材の入手に食指が蠢いています。でも、APSデジタル一眼の使用を前提にする以上は、大判カメラにまでは行けないというところです。

 そこで、レンズ取付部にあおり装置があるベローズを視野に入れているのですが、カメラ側にKマウントが可能なのものでは選択肢が限られます。今一番ターゲットとして考えているのは、マミヤのオートベローズNです。レンズ側は全あおり操作が可能で、まだ新品で入手も可能ですが、カメラ側マウント改造の可否が不明なので躊躇しています。

 

2008/5/17

 南の海に台風が二つあります。4号の方はフィリピンの西ですが、これが来週半ばには列島南岸に近付きそうな雲行きです。こうして梅雨前線上に台風が頻繁に流れて来るようだと、今年の梅雨は洪水被害が心配…

 

 今日は土曜日ですが遅番勤務です。新職場に馴染む気苦労に加えて、来週末に生誕以来逗留中の孫が新天地に去るまでは、自分の時間が殆んど取れません。早く贋Aレンズをでっち上げたい…

 

2008/5/16

 身の回りに電波時計が増えて、どの時計も秒まで正確に時を刻んでいます。最後まで残った腕時計も今は電波時計になりました。これで遅刻を時計のせいにする手は封じられた…

 

2008/5/15

 久し振りの青空の朝です。気温も初夏に戻るらしい…

 

 昨日パソコン用のバックアップ電池として東芝のCR2032を購入しました。販売店の値札を見て目を疑いました。たったの103円、それも税込みです。何ともはや…

 

2008/5/14

 パソコンの内蔵時計が狂い始めました。いよいよ電池切れのようです。今日はCR2032を仕入れてこなければ…

 

 常用の腕時計を25年ぶりに取替えます。退職記念に妻からの贈り物で、先代と同じくカシオのデジタル表示ですが、今度のものはソーラー充電で電波時計です。その先代は巨大なリチウム電池を7年ごとに交換するだけで、ほとんど狂わずに動き続けてきました。

 先代を購入した頃は、液晶の寿命は5年程度と言われていました。それに7年も持つ電池を使うなんて、何のこっちゃ…と思っていたのですが、その液晶の方は25年動き続けた今も、表示が心持ち茶色くなりましたが、十分現役の黒さです。

 今度のものはタイ工場で製造しているブランド名がアイ・レンジ、シンプルな長方形で、薄くてフルメタルケース、チタンバンドなのがお気に入りです。カシオ初代のフルメタル200m.防水だった先代との違和感がありません。これもまた四半世紀を伴にしてくれるかな…

 

2008/5/13

 台風2号が梅雨前線を刺激しつつ南岸を東北東へ向けて疾走しています。オホーツク高気圧のへりから吹き出す強い北東気流が南関東に流れ込んでいて、寒さは相変わらずです。梅雨寒というには寒すぎるのかも…

 

2008/5/11

 今日も朝から冷たい雨です。梅雨寒という風情です。暖房機を仕舞わなくてよかった…

 十数年使い続けたガス炊飯器の引退時期がいよいよ接近しました。次もガスにするつもりですが、以前には無かった予約タイマー付だと便利かも…

 昨日の久し振り高速道路走行で気づいたことですが、ETC以外の料金所レーンが一段と少なくなっているのにもかかわらず、そちらの方が入る車が圧倒的に少ないという事実です。ETC割引料金制の威力は絶大と見た…

 

2008/5/10

 しばらく好天が続きましたが、今朝は雨です。十年以上前から今頃は実質的な梅雨入りでしたが、今年も今日が梅雨入りか…

 車を替えてから初めて高速道路を走ります。ETCの初使い…

 

2008/5/7

 世の中の大連休は終わりました。今年からそんなものとは距離を置いた暮らしが始まりましたが、その影響は受けています。今日から電車が混む…

 今度の週末は久し振りに土曜と日曜が休みです。土曜日は亡父の墓参りになど…

 

2008/5/6

 昨日は孫の父親の両親も呼び、節句飾を前にして初節句を祝いました。柏餅は娘婿が調達…

 

   三つ食べ子供に還る柏餅   雌山

 

2008/5/5

 今月下旬に父親の転勤先北海道に渡るまで逗留している初孫の初節句です。雲の多い空を泳ぐ鯉幟の向かう先は北北東…

 

 端午の節句の鯉幟は、鯉の滝登りから生まれたものでしょうが、その鯉が滝を登るのは、普段の生息域である下流の深みから産卵場所である浅瀬を求めての行動であるとのことです。旧暦5月は鯉の産卵期ですから、その季節に滝登りはよく見られた光景だったのでしょう。浅瀬を産卵場所とするのは、そこなら卵や稚魚を他の魚に喰われにくいためとのこと…けだし親心なるらむ…

 

  恋鯉の逢瀬あるらむ風薫る   雌山

 

2008/5/4

 引越ししてきたみどりの日です。北東気流が南関東に入っているので曇り空です。日中は晴れるのかも…

 

 部品取りを目的にジャンクを入手しても、単なる整備不足であることが多くて、整備さえすれば一人前に戻ってしまうのは目的を果たせないことなのですが、部品取りして一人前のものを使えないようにするのは忍びないというジレンマ…

 結局、またジャンクを入手しなければならなくなり、堂々巡りが続きそう…

 

 ガタのために常時ティルト気味のズームを入手したことから、あおり撮影に興味が向いて、これを実現できる装置の入手を模索しています。Nikonの旧製品にはシフトとスイング装置の付いたベローズがありました。これに100oベローズタクマーを装着すれば、無限遠付近でのあおり撮影が可能にはなりますが、カメラ側のマウント改造が難しそうです。PENTAXの旧製品ベローズではシフトやティルト機能のあるものはありません。これを改造するのも難しい…

 あおり撮影には光軸に対してレンズ面やカメラを上下に傾けるティルト、左右に傾けるスィング、左右に平行にずらすシフト、上下に平行にずらすライズ・フォールがあります。これらをすべて行えれば様々な効果を楽しめることになります。

 これらのあおりを行うと、本来の光軸に対して撮像素子の位置がずれることから、イメージサークルが大きいレンズが必要となります。また、カメラとレンズを別々に動かすことから、それを繋ぐものとして蛇腹装置などが必要となり、無限遠付近の撮影をするとなるとレンズの焦点距離もある程度は大きいものが必要です。このように考えてくると、大判カメラ用のレンズを使用するのが最も適当で、そうなると大判カメラを利用する方法が最も改造が容易なようです。目標が一つ増えた…

 

 4×5などの1本レール式フルスペック大判カメラの中古が、5万円前後で入手可能なのはびっくりです。それだけ写真館や写真家の廃業が顕著なのでしょうか。デジタル化の波が津波の勢いであることを実感…

 こうなると、入手してK10Dでの遊びベースとする構想が生まれてきます。無限遠での使用可能レンズは焦点距離90o程度が限度でしょうが、あおり撮影の効果がどのようなのか、興味津々…

 カメラ側のアダプターは当然世の中に無いので、木の板とマウント金具ででっち上げる構想までは出来ています。こんな工作なら小学生級かも…

 

2008/5/3

 憲法記念日の土曜日でも今日は遅番勤務です。国民の休日も出勤となる新職場ですが、その分は早番勤務日になら好みの日に振替えることができるので、連休も作りやすいのがメリットです。で、5月下旬には孫を護送して北海道へ…

 

2008/5/2

 体調はやや戻りましたが、太陽神経叢のあたりに間歇的な軽い痛みがあります。自律神経の失調かも…

 

 PENTAXがK10DとK20Dのグリップ交換サービスの開始を告知しました。K20Dの発表会や今年のPIEで展示していたものです。5,250円とのことですから、手を出してもいいかも…

 

 また、関東地区のK10D・K20Dユーザーを対象としてインタビューへの参加を募っています。5月7日が応募期限ですが、行けそうにないので応募しません。興味深々なのですが…

 

2008/5/1

 昨日の朝から体調が不良です。花粉症の季節が終わったので、風邪を引けるようになったらしい…

 

 遅番の週で帰りが遅いので、レンズいじりに時間が取れません。改造も腑分けも、どれも未完…

 

2008/4/29

 先日入手したFA70−200/F4.0−5.6PZですが、ピント調節で回転する前玉部が望遠で伸びる構造で、この部分の遊びというか、ガタが大きく、こんなに前玉部が首を振っても画像に影響が出ないのかと疑問に思っています。撮影時には当然お辞儀をしているはずですから…

 つまり、常にティルト撮影をしていることになります。それは望遠になるほど顕著なのですから、次第に増大するティルト効果によって望遠になるほど被写界深度が浅くなることを緩和する効果があるのかもしれません。ううむ…

 ジャンクレンズだからこうなのか、もともとそういう傾向があるのか、程度の良いものを使用した経験が無いので分かりません。素材や構造からすると、ガタは多くなって当然 なのかも…

 この交換レンズも無限遠の調整は前群レンズホルダーの固定位置を回転させながら前後させることで行う構造で、分かり易く、簡便です。ズームレンズで撮影した画質が単焦点レンズに比べて劣ると言われている理由が納得できる構造ではありますが…

 

 昼前にA28-80/1:3.5-4.5が到来しました。中玉に良性とおぼしきカビが繁茂しているので、分解掃除は必要です。この交換レンズ、先に取得したF28-80/1:3.5-4.5と光学系はまったく同一のようです。鏡胴をAF化するためにズームの機構は少しいじっているようですが…

 ガタはズーム機構から生じているようで、どちらも大差ありません。A28-80/1:3.5-4.5の方を分解するのは、ズーム環とピント環の汚れたビニール環を外してからです。 汚れは石鹸で洗ってきれいさっぱり…

 KAマウントの端子パターンは最少絞り22で開放絞り4です。KAマウントの場合、ズームの開放値変動を中間値で見切ってしまうのが難点です。開放値変動ズームが主力となっては、KAfマウントにするのは必然のことだったのかも…

 分解痕は無く、外傷もほとんど無いので、レンズのカビを取れば程度良品になること必定…

 

2008/4/28

 腑分け用にするためにいろいろと物色していたところ、KAマウントのジャンクレンズも来ることになりました。A28-80/1:3.5-4.5です。品物の程度はまったく期待できないのですが、先に入手した「F」との違いを検証するだけでも有用な品です。いずれ解体新書の上梓も企画中です。こうなると、KAf2マウントの「FA」も欲しくなります。俄にズームレンズの構造通になったりして…

 

  今日はお休みの日ですが、午後から出勤です。夜には歓送迎会があるもので…

 

2008/4/27

 KAfマウントジャンクレンズは昨日届いていましたが、ジャンクというのがかわいそうになる良品でした。でも、徹底的に解体して、その構造を研究するつもり…

 AFになってズームの前玉が回転するようになったのは、モーターのトルクでは従来のヘリコイドを駆動することが困難だからなのでしょう。でも、重量のある大型フードだとAF作動に影響してしまうことは明白です。インナーフォーカス化の必然性がよく理解できます。偏光フィルターの使い勝手も犠牲になりましたし…

 亭主所蔵の標準☆FAズームは、専用フードを回転する前部に付けない工夫で負荷対策にも画角の変化にも対応しています。広角側で伸びる構造もそれを成立させている要因です。精一杯の工夫だったのだ…

 

 初孫の端午の節句に兜飾りを購入しました。子供が実際に着用可能な兜です。でも、2ヵ月半では、今年はまだ無理かも…

 

2008/4/26

 週末ですが、今日までは出勤です。新天地での勤務も1ヶ月近く経過し、自分の地歩はほぼ固めたかも…

 

 KAfマウントジャンクレンズはまだ手元に来ていませんが、F28-80/1:3.5-4.5です。AFプラ鏡胴第一世代の構造や如何に…

 

2008/4/25

 手元に届いたKAf2マウントレンズは70−200/F4.0−5.6で、外観はまずまずですが、中玉の外周にリング状のバルサム切れがあるような感じです。この交換レンズ、フィルターサイズ49oなのに開放F値が1:4.0です。広角時ですが…

 構造を徹底的に検証してから、マウント金具を召し上げることにします。パワーズームの構造研究も、のちのち役に立つはず…

 

 KAf2マウントレンズは、☆ズーム3本は別格として、28-80o、28-105o、70-200o、100-300oの4本だけだったようです。これらパワーズーム機能のすべてを 使えるのが銀塩カメラのZ-1シリーズだけだったのは残念なことです。デジタルではK10Dになって、これらを曲がりなりにも使えるようになったのが救いかも…

 

2008/4/24

 KAf2マウントとKAfマウントのジャンクレンズが手元に来ることになりました。改造対象とするKマウントレンズですが、標準・広角のMレンズは絞りリンク部が狭く、スプリングが必要な3番接点を築造する余地がほとんど無いので、まずはK55/1.8にしようと思っています。各時代のTakumarからレンズ玉を換装してその違いを愉しんだりすることも出来るし…

 この改造でオート露出やカメラ側からの絞り制御による露出のばらつきがどの程度かを見て、それが実用範囲内であるなら、いろいろ遊べる余地のあるTakumarからのレンズ玉換装が可能なKレンズを改造対象にして行こうと考えています。K35/3.5、K135/3.5などですかね…

 

2008/4/22

 子供たちによる退職記念&還暦祝いの続きで、ニッパ型の国産ハンドメイド爪切りを貰いました。素晴らしい切れ味で、一生もの…

 

2008/4/21

 依然としてKAfマウントのジャンクレンズは手に入りません。予算枠の拡大が必要なのかも…

 

 子供たちによる還暦祝いで、ランチでしたが、うかい亭で食事をしました。個室なので乳児連れでも大丈夫…

 

2008/4/19

 ようやく雨の上がった朝です。今年の春は、降り出したらなかなか止まない雨が多いようです。しかも嵐になるし…

 今日は11時30分からの勤務です。人が遊ぶときに働く日々にも少し順応してきたかな…

 

2008/4/18

 昨日の昼から振り出した雨は、今朝も雨音高く屋根を打っています。日中は一層強くなるとのことです。うっとおしいこっちゃ…

 

 KAfマウントのジャンクレンズ調達は前途遼遠です。なかなか思惑どおりには行かない様相…

 

2008/4/17

 昨日はまだ降らずに済みましたが、今日の午後までには降りそうです。昨日より1時間遅い出勤…

 

 夕方一時止んでいた雨も、遅番を終えて帰宅時には再び本降りになっていました。明日も雨か…

 

2008/4/16

 今週は遅番勤務です。晴れは今日までの予報ですが、帰宅時まで降らないといいな…

 

 KレンズやMレンズを贋Aレンズ化する計画を立案したので、それの実行に向けて始動しました。元々のマウント金具に穴あけ工作するのは忍びないので、元に戻せるようにするためにKAfマウント金具を流用する方法を選択しました。こちらのほうが楽、というのも主要な理由…

 まずは、改造の材料とするジャンクのKAfマウントレンズの確保からです。予算は…諸経費抜きで500円…

 いろいろなジャンクレンズを入手すれば、それの分解によって構造やズームなどの作動原理も知ることができます。スキル上昇のチャンス…

 

2008/4/15

 昨日の新横浜駅ビル探検結果ですが、駐車場が機械式なので入庫はともかくとして、出庫にとても時間がかかるのが難点です。車で行く気は無くなりました。10階から下が商業スペースですが、約半分の空間をビックカメラが占めています。9階に玩具売り場があることが特筆点なり…

 

 KレンズやMレンズをより快適に使うためには、絞りリング設定をカメラ側が認識する機構の復活が望ましいのですが、機械部分を設けることでコストの大幅な上昇につながる、というマイナス要因になります。価格設定がカメラの売れ行きを左右する現実がありますから、旧レンズユーザーだけに顔を向けた製品作りには限界があるでしょう。

 そこで、機械部分を増設することなく上記レンズたちをより快適に使えるようにする方法を選択するのが、リーズナブルな方法だと考えます。

 交換レンズの最少絞り値と開放絞り値は、装着時に焦点距離情報と同様な方法でカメラに設定し、撮影時にはレンズ側で設定した絞りリングと同じ絞り値をカメラ側にも電子ダイアルで設定すること によって絞り優先AEやハイパーMモードを実現すれば、操作が多少煩雑になるとしても、現行のハイパーMモードだけよりも使い勝手が向上することは確実です。これはファームウェアだけで実現可能ですから、製造コストへの影響も少なくて済みます。

 また、上記以外の方法として、接点情報にかかわらずどの交換レンズを装着しても絞り環A位置であると認識するモードをカスタム設定に設ければ、KレンズやMレンズでもマウント面の穴あけ改造や改造済みマウント金具との交換を行うことにより、露出の精度は多少劣るものの、フルオート機能を得られるようにすることも可能です。この改造または交換サービスを適正な価格で提供すれば、Kレンズ・Mレンズユーザーの絶大な賞賛を浴びること必定なり…

 なお、Kレンズ・Mレンズそれぞれごとの絞込みレバーと絞り開度との相関関係をカメラ内にあらかじめ記憶させておき、これを装着時に設定することで露出の修正を行う仕組みを実現できるのならば、なお一層の支持を得ること間違いなし…

 もしPENTAXが上記を行わないとしても、Kマウント金具の3番接点位置にKAマウントと同様な可動ボール接点を設け、他の接点位置に捻じ込み式のプラグを設けたものを製作販売すれば売れること間違いなしと思うのは、考えが甘いでしょうか…

 

2008/4/14

 今日と明日はお休みですが、今朝は夜明け前から雨です。新築の新横浜駅ビルなどの探検にお供の予定…

 

 今時のレンズキャップのトレンドは、フードをしたままでも扱い易いインナーワンタッチ型のものですが、これのインナー指掛け部分は浅くて滑り易いものが殆んどです。エツミなどの安価な隣国製汎用品は特にそうです。これの使い勝手を改良するためには、指掛かり部分に鮫皮や軟らかいゴムなどを貼る方法もありますが、簡便なのは、カッターナイフなどで溝を何本か刻む方法です。素材が比較的軟らかいプラスチックなので深めに切り込みを入れ易く、そうすると滑り難くなります。作業時間は数10秒ですから、お試しあれ…

 元々溝を刻んだものを製品にすべきと言いたいところですが、製造工程をイメージすると、加工が必要な部位は、プラスチック成形金型の原理からすると成形後に加工する工程が必要になり、コストが掛かることが明白ですから、あの価格では無理な注文でしょう。必要と思うユーザーが好きなようにカスタマイズするのが上策なのじゃよ…

 

2008/4/13

 昨日も今日も出勤です。行き帰りの電車が空いているのが楽です。明日、明後日はお休み…

 

2008/4/12

 昨日の施設撮影で露見したことですが、亭主のK10DはCCDが傾く障害が出るようです。これまで左右対称、水平という構図で広い室内を写したことが無かったので気が付いていなかったのですが…

 亭主のK10Dは分割スクリーンに入れ替えているので、その分割線に対象物の水平線を合わせて撮影すると、画像は少し右に傾きます。分割線を故意に左に傾けて撮影すると、画像はより右下がりになります。分割線を心持ち右下がりに合わせて撮影すると水平に近付きます。どうも水平を担当する手振れ検知センサーが異常なようです。詳しく検証してから新宿へ行かねば…

 

2008/4/11

 昨日未明からの雨は結局丸一日降り続いて、ようやく止みそうな朝です。週末は晴れる予報ですが、勤務日なので役には立たず…

 

 今日は管理する施設の案内パンフレットに載せる施設内写真を撮影することになりました。差し替えの必要が生じて急ぎなのと、プロに頼む金が無いためで、K10Dと数本のDAレンズにものを言わせるつもり…

 

2008/4/10

 晴れは昨日だけで、今朝はもう雨です。春の日替わり天気でうんざり…

 今夜は退職した職場の歓送迎会です。一昨日の新職場歓送迎会の会場と同じなのには苦笑…

 

   泥被り厭はぬ吾に春の雨   雌山

 

 寝かされていることが嫌いな孫のお守りを期待されていることと、新職場への心身の対応に追われて、カメラ関係に時間を取れません。お陰で、K20Dの誘惑から逃れられているのかも…

 

 5月になったら、成田に住む母に曾孫を見せに行くつもりです。そのころには新職場にも慣れているはず…

 

2008/4/9

 昨日の夕方からのお出かけは、結局帰るまで雨が降っていました。丸一日以上降ったのは随分久し振りのことです。鶴見川や多摩川も相当に増水していました。羽田空港は浸水があって一時離着陸が止まったようです。肌寒かったので少し厚着で出かけて正解…

 

2008/4/8

 昨日の夕方から降り始めた強い雨は、今朝も降り続いています。4月になって初めての雨ですが、方々で洪水警報も出ているようです。今日の夜は新しい職場の歓送迎会があって夕方には出かけなければならないのですが、何とかそれまでには止んで欲しい…

 

2008/4/7

 今日と明日は変則勤務の週休日です。4週で8休という制度なのですが、別に勤務日の連続が5日以内という制約があるらしいので、連休とならない場合が4週に1回生じます。それと、10時半からの勤務と11時半からの勤務がそれぞれ年間40日程度割り振られるので、帰宅が遅くなる日が多くなる…

 

 5月まで滞在することとなった新生児の孫のためにチャイルドシートを購入し、初乗りをさせました。車が走っている間は静かでご機嫌な様子なのですが、渋滞や信号待ちなどで止まると、本性のむずかり性がむくむくと…

 

2008/4/6

 4月からは変則勤務の職場になりましたので、土日でも出勤のときがあります。で、昨日も今日も出勤に…

 

 昨日触れた開発者インタビュー記事にK20Dの裏技などが載っていて、レンズ側にAFMF切替があるAFレンズでもキャッチインフォーカスができるように設定可能なことや、記録サイズを6Mに設定してファインシャープネスを最大にすると、ものすごい解像感が得られるとのことです。むむむ…

 

2008/4/5

 今日早朝に停電があり、タイマーなど電気駆動の時計が全部初期化されて、デジタル表示が点滅状態でした。正確な体内時計を所持しているので、寝過ごしには無縁ですが…

 

 昨日アスキーの情報サイトにK20D/K200Dの開発者インタビュー後編がアップされました。それを見る限りでは、次期機種に期待が持てます。やはりここは我慢で、待ちが良さそう…

 

2008/4/2

 昨日は新職場の外はビル風が猛烈だったのですが、北日本は爆弾低気圧に見舞われたとの事、何にしても春の嵐は有難くは無い…

 

2008/4/1

 再就職の職場で一日目が始まりました。雇用形態の違う人たちが集まっている職場で、その仕切りを理解するのがまずは大仕事…意識のモードを切替えて、アンテナや触手をたくさん出さなければ…

 

2008/3/31

 とうとうその日が来ました。朝から雨で、満開の桜も台無しに…

 

   明日からは気が楽になる捨頭巾   雌山

 

 この句は随分前に作ったのですが、季語に引かれて半ば自動書記的に出来た句です。「捨頭巾」というのは春の季語ですが、季節だけではない「情」とでも言うべき何かをたくさん含有する好きなタイプの季語です。今日の亭主だから使える季語で、今の心情にぴったりと来る句であって、これが何年も前に出来ていたことに驚きを含んだ感慨を覚えています。

 

   蒲公英の綿毛よ吾よいざ空へ   雌山

 

 この句も以前作ったものですが、確か散歩の途中でひょっこりと湧いて出たものです。これも今の心情とぴったりとシンクロして、愛おしい思いに駆られる句です。

 

2008/3/30

 花曇り、花冷えの朝です。鶴見川土手の桜並木は昨日既に満開でしたが、午後からは花散しの雨も…

 春の天気は日替わりが常ですが、桜は青空の下が最も美しいと思うので、とても残念…

 

 昨日の花狩り散策では、燕が桜の梢をかすめて飛ぶのを目にしました。それと引き換えのように、鶴見川の水面に冬の渡り鳥の姿はありません。季節は大回しに…

 

   帰る雁来る燕の間かな   雌山

   悠久に天翔る雁花知らず   雌山

   思ふ様羽ばたけたるや雁供養   雌山

   雁風呂の温みを胸に納めけり   雌山

   花を待つ心に冷えの兆しあり   雌山

 

2008/3/29

 近所の桜は満開間近、明日がど真ん中の様相に…

 

   満開の櫻の下に何埋める   雌山

 

 PENTAXはデジタル一眼の開発優先度としてAPS-Cフォーマットの次は645用レンズ資産の使えるフォーマットであるとのことです。135フォーマットの順番はその次になるとか…

 亭主は、既存Kマウントレンズでのデジタル135フォーマットは、イメージサークルの点で荷が重過ぎると思っています。特に本来の画角で使いたいという欲求の強い肝心な広角系で…

 645用レンズ資産を使う場合でも、フォーマットを645フルサイズにした場合に、イメージサークルの頸木が広角系で取り去れるのかという問題がありそうです。既存レンズありきで、手振れ補正機能の搭載などもあるなら、小振りなフォーマットを採用するのが妥当かと…

 

2008/3/28

 今日は実質的に現役最後の勤務となりました。来週月曜が退職日です。4月1日は再就職先での就任儀式が早速に…

 

 夕立にはかすられた程度で済みました。鴨居の駅頭では、まだちらほら程度…

 

2008/3/27

 娘夫婦が転勤の引越し荷造りのため、一日孫の世話を仰せつかりました。起きている間は抱かれていないと不機嫌な、生後1ヶ月ちょっとの赤子の世話は草臥れます。哺乳瓶で4回粉ミルクを溶いて飲ませ、おむつ交換は…何度か忘れた…

 

   芽を出して赤子のお指(よび)金木犀   雌山

 

 朝雨は女の腕捲りで日中は良く晴れて暖かく、引越しの荷出しに支障が無くて、まずは重畳…

 

2008/3/25

 古い交換レンズの分解整備について少し記録を残そうと思い立ち、少しずつ記述を進めています。いま改めて疑問に思っているのは、TAKUMARからKマウントに移行するときに、絞り羽根の作動方法を逆にしたのは何故なのかということです。カメラ側機構の合理化のためなのか、レンズ側にもそうしたほうが良い理由があったのか、まだその答えを見出していません。

 

2008/3/24

 春の習いで、晴れと雨は周期的に変わります。今朝は雨音で目覚めました。残りの日々は、期せずして一日置きの出勤に…

 

   夜明け待つ肌の湿りて春の雨   雌山

 

 赤子の成長は日替わりで、身近にいてもそれを実感します。自分の老化もそれと同じようなのかも…

 

2008/3/23

 ソメイヨシノはどんどん開花しています。来週末まで持つのかが心配に…

 

 昨日の午後は横浜の総鎮守を標榜する伊勢山皇大神宮に宮参りし、禰宜の祝詞奏上の間中だけむずかり喚きまくる孫に含み笑いを押さえることができないでいました。境内の桜は既に開花していて、この陽気が続けば、見頃は数日以内かも…

 宮参りの後で、中華街にて食事をしました。乳児連れのため、車を入れた駐車場から最も近い東門横の北京大飯店を選びました。予約無しでしたが、時刻が食事時間とはずれていたので、案内された二階席には他に客は無く、快適な、穏やかな味を楽しめました。接客にも満足…

 

2008/3/22

 今日は初孫の宮参りです。昨日まで数日続いた悪天候と打って変わった好天で何よりです。祖父母が4人揃う孫は、それだけで幸福…

 

2008/3/21

 今日還暦を迎え、新たな60年が始まります。職場の同僚が開いてくれた退職送別会から帰宅して赤いちゃんちゃんこならぬ真赤なフリースジャケットに身を包み、1ヶ月新生児検診を済ませたばかりの初孫のキックやパンチを喰らっています。4月からは少しだけ別の世界に身を置くことに…

 

2008/3/20

 お彼岸の中日、春分の日です。昨日から降り続いている雨で明けた朝です。どうも、一日中降りのよう…

 

   拘りを洗い流して春の雨   雌山

   長き道歩み来て見る彼岸かな   雌山

   木蓮や灯し灯され生きて行く   雌山

   

 PIE2008の話題がネット上に溢れています。小金と暇を手に彼岸渡りした団塊の世代が、昔手にしたことがあったり、欲しかったりしたことのある一眼レフを思い出して、デジタル一眼の世界に大量に押し寄せてくるのは必定ですから、それを当てにした商戦はこれから過熱しそう…

 PENTAXのレンズロードマップも昨日更新されましたが、既出交換レンズを予定から現行品に移しただけでした。予定の中にDA☆30SDMがありますが、これはF1.4になるのでしょう。LimitedはDA15ですが、これはF3.5クラスになるのでしょう。SDMリヤコンバーターは、出たら即入手するつもりです。☆ズーム用には2倍が使い易いのかも…

 

 デジタル一眼のフォーマットは、カメラ内手振れ補正や芥取り機構の設置などを考慮すると、現行のAPS-Cが旧35oフイルム用カメラの外形寸法の内側で成立するためには最も適正な寸法なのかもしれません。旧レンズのイメージサークルをフルに使える135フォーマットにすると、カメラ全体の外形寸法や重量が大きくなりすぎます。

 135フォーマットでカメラ本体を小型軽量にするためには、カメラ内手振れ補正や芥取り機構は設けず、さらにミラー装置や機械式シャッターを廃止してDVF、電子シャッターのみにするなどの方法も考えられます。この方向への進化があれば、135フォーマットが標準に復帰することも十分可能かと…

 

2008/3/19

 桜の開花が気になる季節になりました。3月に入ってから暖かい日が多いので、開花予想も早まるようです。我が家の庭でも白花沈丁花が芳香を放ち始めました。季節の切り替わりは急歩調…

 

   路地路地を我が物顔に沈丁花   雌山

   実り無き努力なれども沈丁花   雌山

 

 今日は午後から雨になるようです。谷口泉氏の平明な講演も聴きたいのですが、繁忙と共に、雨はPIEに行かない口実に…

 

2008/3/18

 暖かいのはいいのですが、杉花粉が盛りを迎えているのが辛いところです。外出にマスクは欠かせません。この病に罹る以前の若い頃は、この季節には勇躍スーパーサイクリストとして右往左往していたのに…

 

   春風や嚏嚏で佳ゐ噂   雌山

 

 明日からPIEが開かれます。今年も行こうかなとも思ったりしたのですが、何しろ忙しくて…

 

2008/3/17

 朝から暖かな一日でした。もうすっかり春で、木蓮や辛夷の花が満開です。季節は急転回…

 

   股引を脱捨て春は吾がものに   雌山

 

 カメラ機能の本質は、レンズを通した光を撮像することにあります。光の受け手の撮像素子の性能向上とともに、その撮像素子に良質の光を届けるレンズの役割は大きいものがあります。また、古いレンズが持っていた固有の欠点は、それを特徴と捉えれば、味ということにもなります。人間でもそうですが、欠点の無いものは味気ないものです。味を求めれば傷もまた宝…

 

   春風や孫の寝顔に見入りけり   雌山

 

 この陽気が続くと、開花予報より桜は早いかも…

 

2008/3/16

 いよいよ現役も残すところ半月となりました。引き続き第二のお勤めが待っていますが…

 

 古いものを所持し使ってみたいという欲求は、古来骨董愛玩というものが存在するように、人間の本質の一部なのかもしれません。先人に敬意を抱くという感情と等質なのかも…

 人間は進化の過程でより高機能なもの、高性能なもの、合理的なものを追い求め、それが進化を加速させてきたのだと思います。駄菓子菓子(^^ゞ、回顧の感情もまた、向新の反動として生まれていたのでしょう。温故知新という諺もそこから生まれたのかも…

 

2008/3/15

 デジタル一眼レフの進化の方向はどのようなものになるのか、今がその変換点のような気がします。「撮像素子」を単に銀塩フイルムの代替と位置付けるものから始まったデジタル一眼レフですが、「撮像素子」で画像を得るということから新たに可能になった機能が次々と開発され、搭載されています。この方向性はどんどん加速するのでしょう。

 銀塩フイルム時代に一眼レフの機械的な機構は既に成熟期を迎えていました。これらが今後飛躍的な向上を迎えるということは無いのでしょう。やはり「撮像素子」を中心とした、それを使用することにより可能となる機能、機構の変革向上が主流となって、一眼レフを変貌させて行くのでしょう。その方向性の主流が「ライブビュー」となるのは、一眼レフの最大のコンセプトである「見たままを写す」ということから、否定の出来ない事実です。

 この「ライブビュー」を常時実現するためには、まず撮像素子がそれに耐える性能を獲得しなければなりません。現在のような短時間制限付では不十分です。

 次に、ライブビューを見る機構ですが、背面の液晶モニターを使用するだけでは、手持ち撮影時にはしっかりとした保持が不可能ですから、不足していることは明白です。重いカメラのしっかりとした保持は、従前のファインダーを覗く方式がより向いていることは明白です。

 ファインダーが光学式であるためにはミラーが不可欠でしたが、そのミラーはライブビューのためには邪魔な存在です。光学式ファインダーを採用している限り、ライブビューに制約は付き纏います。

 ファインダー内にモニターを置き、それを覗くことでライブビューする方式(DVF)を採用すれば、ミラーは不要になります。SONYの新製品はそれを光学式ファインダーとの併設切替により実現していますが、光学式ファインダーは本当に必要な機構なのでしょうか…DVFの高機能化によって光学式と遜色無いものとする方向が進化の王道だと亭主は主張します。

 DVFとすることでミラーを廃止すれば、交換レンズのフランジバックを飛躍的に小さくすることが可能です。これは、交換レンズの選択肢を飛躍的に拡大します。元々写真の表現性にとって最も重要な要素は絞り開度ですから、絞り優先で使うのが王道ですし、ライブビューならシャッタースピードとの組合せで得られる画像そのままを見ることができますから実絞りで何ら差し支えなく、実絞りが出来ない既存交換レンズでもアダプターにそれを組み込むことで容易に可能に出来ますし、レンズ内モーターAF式や電動絞りの既存交換レンズなら、電気回路を設けたアダプター経由でフルオートが可能にできます。また、カメラ内モーター式AF交換レンズに対する変換カプラーを組み込む余地を生むだけのフランジバック差を得ることも可能でしょう。

 一眼レフカメラのユーザーとしては、新機種を入手するときに、手持ちの交換レンズ等のシステムを使えるのかという点に大きな関心があります。資産活用という考えですから、これを無視するより尊重する方向性が支持を得ることは明白です。これらに無理なく最大限応えられるDVF一眼カメラが主流になることを、亭主は予言しておきます。長年一眼レフカメラの象徴であったミラーを廃止すること、すなわちルビコン川を渡る勇気が繁栄への第一歩なり…

 

2008/3/14

 PENTAXがフォトアルバムサービスを開始しました。会員に無料で1GBのスペースを提供するというものです。100枚ぐらいは置けそうなので、何かに使えそう…http://album.pentax.jp/103619741/

 

 K20Dの取説冊子を自作して、新機能を検討していますが、秒21コマの高速連写が、いろいろと使えそうな機能に思えます。鳥が飛立つ時の翼の動きの切り取りなど…

 また、Mモード時に露出補正が設定できるのも使える機能です。*ist Dのときには使えていた機能なので、絞り位置によって露出が暴れる「A位置無しKマウントレンズ」を使うときに、半自動的に絞り優先AEになるハイパーMの使い勝手が著しく向上しそうです。

 そんな風に思っていると、どんどん欲しくなってくるので危険です。上級機種の動向を待つ気持ちが揺らぎます。レンズからの絞り位置情報の伝達機構が復活していたら、即入手しているところでした。

 

2008/3/13

 昨日発注していたDA☆50-135/2.8SDMが届きましたが、忙しくてまだ開梱していません。今夜できるかな…

 

 PENTAXのサイトにK20DやK200Dの取説がUPされました。ストロボの取説もUPされたのは有難い…

 

 今日早速ダウンロードしたK20Dとストロボ540の取説を、レーザープリンターを用いての両面印刷でA4の冊子に製本しました。A4に拡大しての印刷なので、字が大きくて老眼世代には見易くなります。これで新機能などを詳細に検討するつもり…

 

 夜になってようやくDA☆50-135/2.8SDMを開梱して試用しました。既に所持していたDA☆16-50/2.8SDMよりAFの合焦は速いような感じです。何よりも、ズームしても 、フォーカスしても、全長が変化しないのが快適…

 

2008/3/10

 朝の通勤時間帯に本降りの雨は久し振りです。土曜日に洗車したばかりなのに、またこてこてに…

 

2008/3/9

 陽射しは日増しに強くなります。寒波はまだ何度も来るのでしょうが、4月に向かって春は駆け足に…

 

2008/3/8

 昨日の夕方、夜の会合までの隙間時間に川崎駅横レゾーナ内の量販店に寄って、K20D新発売の様子などをちょこっと偵察しました。超品薄だったK10Dの発売の時とは違って触れる展示品も複数あり、入手難にはならなかったようです。三大大賞を独占した名機K10Dを既に手にしているPENTAXユーザーには、そのときのようには飢餓感が無いのでしょう。亭主もまだ腹八分…

 また、Kシリーズ上級機種の噂が頻りに流布されているのも、食指が動くのを抑制している原因かもしれません。今回の新機種は、得られる画質の向上は大きいのかも知れませんが、カメラの機械としての基本機能向上は微小のようですから…

 

 夜の会合には、久し振りに会うのを楽しみにしていた2人の先輩が欠席されました。一人は目の手術の予後が長引いたためとかで、今一人は足の骨折からの回復が遅れたためとのこと、歳を重ねて行くためにはいろいろと心掛けなければならぬという戒めなり…両人の全快祝いの会の愉しみも生まれたりして…

 

 キャンペーンセールで豪華商品が当たるかもしれないし、今ならポイントが16%付くのとかで、DA☆50-135/2.8SDMを購入することにしてしまいました。むべ代償行為ならむ…

 

2008/3/7

 今日がK20Dの発売日ですが、数日前からフライング販売の例もあるようです。玉数が十分に用意できているということなのでしょう。今回は待たなくても買える状況なのかもしれません。それだけ準備に時間と資源を使ったということかも…

 

2008/3/5

 黄土高原由来の黄砂が今年も襲来する季節になりました。大地が陽射しで暖まり、上昇気流、すなわち低気圧が発生し、地表の風速が高まって、それが乾燥した細粒土を巻き上げるという因果関係なり…

 

2008/3/4

 3月に入ったら急に暖かい日が続きます。今日も昼間はぽかぽか陽気…

 今年の桜はどうなるのかが、とりあえずの関心事…

 

2008/3/2

 いよいよ春の到来です。昨日は日中の室温も暖房無しで20度を超えました。三寒四温の傾斜も急に…

 

 孫は白鳥が北に去った5月に北の地に飛んで行くそうです。まあ、それが賢明…

 

2008/3/1

 杉花粉がわんさかと飛びそうなうららかな天気です。それがなければいい季節なのに…

 

 入手したばかりの大型三脚830と自由雲台QHD-72Qを弄っています。ベルボンのフラグシップだけあって、太く、長く、重い…

 3段式ですが、通常の撮影では上2段で十分です。エレベーターも全部伸ばすと、ファインダーの位置は2メートルを大きく越します。当然脚立に乗らないと使えない…

 自由雲台はロックがダイヤル式ですが、指先で操作するしかないレバー式と違って、がっちりと握っても操作できますから、強く締め付けることができます。超望遠などでの大仰角撮影など大負荷の場合に非常に有効です。ダイヤルのどこを持っても操作できるイージーさも特筆点で、価格も同一ですから、こちらを選んだほうが賢明なり…

 この三脚には雲台を確実に固定するための芋ネジが2箇所付いています。これで締め付ければ雲台が回ってしまう事故は防げます。流石重量級…

 

2008/2/29

 今日は4年に一度の日です。得をしたと思うのか、損をしたと思うのか、それが問題だ…

 

 子供が生まれたばかりの娘夫婦が転勤で、4月から北海道暮らしとなります。亭主も4月からは新天地に立つことで、雌山亭にはなにやら悲壮感も…

 

 南千歳から特急北斗かすずらんで小一時間の地ですが、やはり遠い…

 

2008/2/26

 風の強い日が続きます。今年の春は、やはり異常…

 

 ベルボンの製品値上げが迫っています。いつか830を入手したいと思っていたので、これを機会に手を出すことにしました。雲台はQHD-72Qを選択…

 

2008/2/25

 昨日も北風が強い一日でしたが、北日本、裏日本では各地で死人が出る被害を受けたようです。春先の嵐が凶暴化しているのは、地球温暖化のせいであることは明白…

 

 今日は初孫とその母が退院してきます。これも春の嵐に…

 

 先週末に指摘したPENTAXのサイト☆300の作例へのリンク切れの件、早速訂正されました。今は正常に行けます。全リンクの確認はしんどいこっちゃで…

 

2008/2/24

 昨日の春一番の猛威は相当なもので、方々で電車が止まったようです。電車が止まるのは、風が強いことも横転などの危険を回避するためなどですが、それ以外にも、農業用ビニールシートや建設用足場シートなどが空を舞い、それが架線に絡み付くのも原因の一つです。また、畑などから巻き上がった土埃も物凄く、どこもかもが薄茶色…

 

 今朝は昨日と一転、雲の無い冬空で、寒い朝です。花粉は少なくなるらしい…

 

2008/2/23

 定年退職後のための諸手続も一段落し、あとは内定した新天地に向かう気持ちの構築だけです。勤務場所はまだ未定ですが…

 

 PENTAXのサイトに新レンズの作例が掲示されました。亭主の食指が蠢いている☆300の作例には、現在リンク切れで直接は行けません。でも、http://pentaxplus.jp/focus/lens/003/003n/index.htmlにあります。管理者がアドレスを付け間違ったということなりよ…

 

 暖かさに誘われて、2回の降雪で汚れた御料車の洗浄&ワックス掛けに勤しんでいるうちに、春一番模様になってきました。折角綺麗にした御料車には土埃がどっさり…

 杉花粉もどっと放出されているようで、くしゃみ鼻水の季節到来…

 

2008/2/22

 今日は年に3回ある三ぞろの日です。だから何だといえば、別に…という感じでしょうか。K20Dは3月7日発売に決まったようです。だから何だ…てか…

 

 昨日も昼間は暖かかったのですが、今日はそれに輪をかけて暖かくなりました。これで明日明後日とまた寒くなると、体調の維持が難しくなるかも…

 

2008/2/20

 早朝に田町浜松町間で起きた人身事故の影響を受けて、通勤電車が少し遅れました。このところ多い…

 

 K20Dは3月上旬の発売予定ですが、予約以外に発売日に容易に入手できるのかが、人気のバロメーターになりそうです。亭主のようにK10Dでほとんど不満の無い輩は、すぐには手を出さないかも…

 ニコ爺の兄がD3を入手したようです。そりゃ重かんベー…

 

2008/2/19

 朝3時に起こされ、病院へ妊婦を護送…十二日の月が西空を占拠していました。

 

   早春の月満ちていざその日   雌山

 

 で、午後に初孫が生まれました。外孫ですが…征夷大将軍田村麻呂&鎮守府将軍利仁の末裔…

 

 勤め帰りの駅頭で見上げれば、十三日の月が煌々として街を照らしていました。照見五蘊皆空…

 

2008/2/18

 霜柱の庭景色が続きます。寒さは、朝の冷え込みはまだ続きそう…

 

 亭主の定義する「文化」とは、「人間の行動、行為、及びそれらの結果の内、人間が本当に必要とする以外のもの」です。究極的に言い換えると「無駄な行為」ということになります。

 この「無駄な行為」というものは、人間以外の生物でも行うものがたくさんあり、それらを行う生物もまた「文化化された生物」ということになります。

 この定義に従うと、「無駄」を口にすることは「文化」を否定することと同等ということになります。文化人と言われ、またそれを自認する輩は決して「無駄」という言葉や概念を攻撃的に用いたり、それを含む論を開陳してはなりません。自己撞着なればなり…

 亭主は只管文化人たらんと欲する者です。それも真の「文化」人を…

 

2008/2/17

 晴れの続くパターンに入ったようです。冬はまだ去らない…

 

 タクマーなどのM42マウント交換レンズやライカLマウントの引伸機用レンズをリバースで接写に使う場合、リングライトを装着するためにはアダプターが必要になります。でも、市販はされていないので、何とか工夫をしなければなりません。そのアダプターはM42の雌と49o乃至55oフィルター枠を結合させたものであれば成立するのですが、これを素材からの一品生産で機械加工業者に依頼すると、表面仕上げ抜きでも¥10K程度は覚悟しなければなりません。誰でもが一品生産を請け負う機械加工業者に依頼できる環境にいるというわけでもないでしょうし、必要な経費の多さにめげてしまうことでしょう。そこで既存品の改造に活路を見出すことになります。

 高倍率撮影に効果があるリバースの場合、ワーキングディスタンスが小さくなっていることから、アダプターをできるだけ薄くすることが求められます。M42マウントの雌はKマウントカメラでは使えないPENTAX純正のSマウント接写リングから取り外すことで容易に得られます。これとフィルター枠を結合することで、フィルター枠の厚さでアダプターが作れることになります。

 PENTAX純正のSマウント接写リングから取り外したM42マウントの雌は、ガラスを取り去った52oフィルター枠の内径にぴったりの外径です。でも、亭主が入手したSONY製のLEDリングライトは、49oと55oのフィルター取付枠にしか対応していません。そこで、52o→55oステップアップリングを組み合わせる必要があり、完成したアダプターはフィルター枠の厚さ+ステップアップリングを捻じ込んだ厚さとなりました。最少の厚さを求めるのであれば、55oフィルター枠とM42マウントの雌を結合するのが良いのですが、両者の空間を何で、どのように充填するかが成否を左右する予感…

 

 団塊亭主の再就職先は内定したのですが、具体的な勤務場所はまだ流動的…

 

 庭のクロガネモチの夥しい赤い実も、何時の間にかヒヨドリの腹に総て収まってしまいました。その犯人雌雄が電線上に寄り添う姿も窓外に見えます。春よこひ…

 

2008/2/15

 今朝も冷え込みましたが、霜柱の高さは昨日の半分ぐらいなので、寒さもそれなりに…

 

 亭主の三脚システムはベルボンなのですが、来月値上げすると発表されたので、安いうちにとクイック関係のアイテムをまとめて入手しました。ストロボ用ステーなどにも取り付けようと画策していたので…

 でも、カメラ側スペア・クイックシューは既に払底していて、中判用以外は2大量販店のネットショップからは消えています。値上げの理由は素材の高騰とのことですが、支那め…

 

2008/2/14

 昨日は北風が強くて日中も寒かったのですが、今朝はこの冬一番の冷え込みだったようで、木に覆われている雌山亭の庭にも、霜柱が約15o立っていました。霜柱を見るのは、今期初めてかも…

 

 日中は風が南に回ってぽかぽか陽気に…春ですからね…

 

 勤務先のビルの9階の窓からは、丹沢山塊越しの富士が見えるのですが、日没は日毎にその山頂に近付いています。今日は大山の山頂でしたから、ダイヤモンド富士が見えるのは、あと数日以内に…

 

2008/2/11

 連休最終日の朝は、春の気配漂う風です。庭の白梅も数輪開花…

 

   東風吹かば律儀に生きよ白き梅   雌山

   梅ぞ吾白き心も赤き血も   雌山

 

2008/2/10

 銀世界の朝ですが、先週よりも少ない積雪です。車道に雪は乗っていません。これなら滑らない…

 

   積もるとも敷くに由無し斑雪   雌山

 

 昨日の大阪でのトーク&ライブで、K10Dでも可能なカスタムグリップのことが出たそうです。持ち込み改造になるようですが、さて…

 

2008/2/8

 明日はまた昼から雪だそうです。すっかり降り癖が付いたようで…

 

 オート接写リングのM42雌部は52o径フィルター枠にぴったりでした。組立にはステップアップリングは必要ではなかったのですが、入手したLEDリングライトは49oと55oにしか取り付けられないので、やはり無くてはならないなりよ…

 

2008/2/7

 マクロ撮影用のLEDリングライトを入手しました。0.1mから0.5mの間で使用する程度の照度です。ストロボではなく常時点灯ですから、ファインダーで見え具合が確認でき、露出設定も簡単です。なかなか使えそう…

 

2008/2/6

 晴れは続かず、今日はもう雪、今回は積もらないようですが…

 

 M42マウントレンズ用リバースリングライトアダプターの成算が…オート接写リングから周囲の芋ネジ3ヵ所を緩めてM42雌部を抜き取り、52→55ステップアップリングと52フィルター枠を組み合わせたものにエポキシなどで接着すれば完成するという目算…

 このギミックなら、市販のM42→ライカマウントアダプターを併用することで、ライカマウントの引伸機用レンズをリバース装着してリングライトが使えます。完璧…

 

2008/2/5

 今朝の駅までの通勤路は、夜明け前のにわか雨が路面にガチガチに凍り付いていて、恐ろしい限りでした。カーブの急坂をそろそろと下るのですが、ブレーキは禁物…

 

 リングライトをリバース装着した交換レンズに取り付けるためにはリバースリングライトアダプターが必要になります。Kマウント用は手中にあるのですが、M42用はありません。マウントアダプターKを併用すれば成立するのですが、やっぱり専用も欲しい…特にライカマウントレンズ用としても…

 

2008/2/4

 立春の朝は、昨日の積雪がガチガチに凍りついた道です。週中にもまた降りそうな予報も…

 日中はコンビナートに林立する大煙突の煙が垂直に昇る好天で、日向の道はすっかり解凍…

 

 マクロ撮影に使うリングライトを以前から物色していましたが、デジタル一眼用はストロボでなく、LEDや蛍光灯を使った照明式の方がいいのかと思い始めています。購入してしまいそう…

 

2008/2/3

 冬の最後の日は雪です。前回と違って、道路にもしっかりと積雪…

 

 PMA08からのレポート写真の中にライブビュー中の背面モニターを写したものがありました。シャッターボタン部に手が写っていませんから、プレビュースイッチから手を放してもライブビューが継続するようです。これなら使える…

 昨日の秋葉原ショー参加者の発信している怪しげな情報も溢れています。それによると、Mモードにも露出補正機能が搭載されているとのことです。本当なら、旧レンズ使用者には至上の福音…K10DにもファームUPで適用を激望…

 ライブビュー中に画像拡大がどれくらいの倍率で出来るのか、それによっては望遠やマクロでのMF精度に激甚なる影響を齎しそう…

 PENTAXの広報担当は己を知らぬ未熟者ならむ。少なくとも己の何が優れているのかを高言するを知らぬなり…

 

 明日から春です。今日は節分・春隣、豆(まめ)は嫌いな鬼でいい…

 

   炬燵から腕を伸ばして豆拾ひ   雌山

 

2008/2/2

 PMA08が開催され、レポートが届き出しています。スペック的にK20Dの最強のライバルとなりそうなα350のレポートもあります。

 ライブビュー用の撮像素子をダハミラーのファインダー内に別に設けるという手法を採用していますが、正確にはライブビューではなく、三脚メーカーのベルボンが輸入販売している外付け方式を内蔵切替式にしたもので、フォーカシングスクリーンを撮影した画像を背面モニターで見るというもののようです。撮影用の撮像素子で取り込んだ画像ではないので、手振れ補正の効果が見られないのはK20D方式に劣る点です。ファインダーがブラックアウトするのは一緒ですが…

 大昔、リコーが覗き口を上と背面に設けた、切替式ダハミラーファインダーを搭載した一眼レフを上梓したことがありましたが、それを連想してしまいました。亭主の初一眼機…

 α350のスペックを見ると、PENTAXの新型として妄想的に噂されていたものの一部はこれだったのだと納得しました。アスペクト比16:9の画像とか…

 

 K20Dでライブビューを作動させるのは従前のプレビュースイッチを使用するようですが、従前のものは放せば切れるレバースイッチでした。これがそのままだとすると、カメラを手から離してのライブビューは出来ないことになります。これだと三脚を用いるMFでの虫など「動きものマクロ撮影」にはあまり使えないのかも…

 K10Dのときは*istDから大分経過していたので空腹感が大きく、すぐに跳び付きましたが、今回はまだ満腹感が消えていないので、様子見は変わらず…

 K20DでAFの微調整機能が公開されましたが、一律微調整と、特定の交換レンズを登録して微調整する機能があるようです。K10Dのうらメニューでも出来るのかな…

 

 DA☆300/4SDMに食指が動いているのですが、イメージサークルがフルサイズをカバーしているのか確認してから跳躍するつもりです。安い買い物ではないですから…

 

2008/2/1

 今日から2月、如月、そして春隣…

 昨夕は同僚の親の通夜に参列しました。宗旨によって形式が異なるので戸惑うことも…

 

 ようやく般若心経を旧字体、異字体で暗記しました。その哲学を悉皆理解するところまでは未達なり…

 

 得阿耨多羅三藐三菩提…

 

2008/1/29

 昨夜は雪の朝の予報だったのですが、少し暖かくて小雨です。一安心…

 

 38年間の勤務をこの3月で終わります。満額年金の受給は4年先ですから、このままでは生活が破綻してしまいます。最低それまでは頑張らねばならないのですが、再就職先は…まだ決まらず…

 

2008/1/28

 空のガムケースが幾つか貯まったので、特製フードを造り増ししようと画策しています。ステップアップリングを仕入れなくては…

 随分以前に入手したELニッコール50/2.8をベローズ等に装着してリバース撮影するためには、ステップアップリング40.5→49が必要です。これも仕入れなくては…

 

2008/1/26

 昨日の予告されていた全面広告は、前回のものと比べると何の変哲も無い、他社と同様なただのスペース無駄遣いでした。広告を予告した本当の意図は、広告を打つ前日に新機種を発表するよ、というサインのためだったということでしょう。新機種のスペックが事前にあまりリークされなかったことで、憶測入りの妄想が膨らんでしまったということでしょうか…

 K20D、撮像素子を換装したことで画質がどうなったのかが、この機種の命運を決めるということでしょう。旧レンズを使ったときの解像感などの画質が明確に向上していたり、高感度時のノイズの低減が大きいなどがあれば、K10Dからの乗換えが雪崩を打つかもしれません。これからの比較写真の掲出に期待…

 

 今回流れた様々な妄想は、根も葉もないものから生まれたものではない予感もあります。次以降の製品のための準備は当然進行しているでしょうから、そのためのデバイス開発の中から漏れ出した疑い濃厚…

 

 SLRがカメラの最高峰の位置を獲得した理由は二つあります。レンズを通して見たそのままを写真にすることが出来ることと、レンズ交換が容易であることです。この二つを満足するなら、現在の機構を維持する必要性は無いと亭主は断言します。

 ましてや、現在の機構を捨て去ることでより高度な機能をより容易に付与できるとするなら、捨て去らないという思考は、この国では主流としての地位を失わされるでしょう。

 

 レンズを通した像を撮像素子で受け、それをファインダー内やモニターで構図や被写界深度を確認しながら撮影する、レンズの開放F値によって視認中の画像の明るさに影響を受けず、設定の絞り値とシャッター速度の組合せによって得られる実際の写真のとおりの明るさの像がファインダー内などで見えている、こんなカメラが出てきたら、誰もがこれを入手したいと思うでしょう。ミラーボックスの制約が外れることで厚さは減少可能ですし、レンズ設計の自由度はより増すことでしょう。レンズに自動絞りの機構が無くても、絞り優先撮影ならAEも可能ですし…

 この場合、現行の位相差AFは使えなくなりますから、他の方式への変更か、固定ハーフミラーを残す、すなわち小規模なミラーボックス残存を選ぶという過渡期もありそうです。機械式シャッターへの依存も当然激減するでしょう。スローモーション級の高速連写も意のままになることは必定…

 

 今は妄想の続きでしかありませんが、ライブビューができる撮像素子の獲得は、カメラの方向性を変える一大転機となるのかもしれません。カメラの最大の基幹部品がレンズである以上は、これの膨大広範な過去資産を活用できる道を維持することが、ユーザーの支持を得る大道であることは不変なり…

 

 今日は暖かかったので、庭の八朔を総て収穫しました。前回の収穫と合わせると約200個が今期の成果です。味は年々向上していると感じるのは贔屓目か…

 

2008/1/24

 昨夜遅くフライング頒布のパンフ情報がネット上を駆け巡りました。PENTAXの次期機種と新レンズの載った簡易な案内パンフでしたが、これを見る限りでは、これまで噂されていた妄想のほとんどは否定されたようです。K200Dは機能的に限り無くK10Dに接近あるいは部分的に凌駕する方向で進化したようですが、K20Dの方は、撮像素子を異種に乗せ替えたことによる変化のようです。シャッターなどの機械部分の改変が小規模なら、3月と予告されている発売時にK20Dを入手するか微妙…

 

 いよいよ発表になりました。撮像素子の換装が中心のモデルチェンジのようです。実績を見ての行動でよいと見切りました。依然としてKマウントレンズ完全対応ではないなど無我夢中で飛び付かせるスペックではないのと、上位機種の動向を見守りたいとの気分も…

 

 K20Dに新採用の撮像素子は斜入光性能も向上しているとのことですから、FAなど旧レンズ達の描写力を向上させる効果も期待できます。このことにより、大型素子採用への期待も膨らむ…

 

 同時に発表された交換レンズですが、標準ズームがブラッシュアップされたのに合わせて、それとダブルズーム体制を組むと思われるDA55-300が入っています。これは開発ロードマップに載っていたものでしょう。普通の人はこの2本で十分ということかも…

 

2008/1/23

 早朝から降り出した初雪も、道路に積もることが無くてまずは重畳…でも、午後も氷雨で、出張の道程は難儀…

 

2008/1/22

 今年も花粉が気になりだす時期になりました。乾燥しているせいか、鼻の中がひりひり…

 

2008/1/21

 大寒に入って雪を恐れた朝ですが、回避されて一安心です。冬も最終節に入り、ラストスパート…

 

2008/1/19

 今朝も曇天の夜明けです。寒さも来ています。これで降り出せば雪になること必定…

 明日は早ければ昼ぐらいから降るようです。月曜の朝の凍結坂道が心配…

 

   行き暮れて風花愛でる谷戸小道   雌山

   迫り来る足音高し冬土用   雌山

 

 「温故知新」なる四字熟語が妄想的噂の中に含まれています。何を「温故」せるかはあえて問わぬが、真に「知新」なるを希求せるなり…

 

2008/1/18

 寒い日々が続きます。今日は日が出なかったので、昼頃でも冷たかった…

 

 亭主はSマウントのベローズ装置を幾つか所持していますが、これでSマウント以外の交換レンズをリバースで使うのにはSマウント(M42)のリバースリングが必要です。でも、これを新規に購入するのは非常に困難です。そこで中古市場で調達するしかないのですが、これも品薄で入手難です。常々心がけていますが、なかなか手に入りません。

 

2008/1/17

 あと一週間に迫った発表に向けて、妄想的噂も花盛りです。そんな中のAPS−Hに関してですが、亭主所蔵のDAレンズを基にしての検証の結果として、DAにてケラレを生じることはないと確信…四隅の画質はCANONのフルサイズがそうであるように、それなりになる懼れありとしても…

 

2008/1/14

 移動性成人の日の朝は曇天の夜明けです。先行きを暗示か…

 

 PENTAXが新聞一面広告を予告しました。1月25日から26日にかけて数紙だそうです。地方紙がほとんどで、全国紙は読売だけ…

 この広告の中身は噂の新製品になるのでしょう。噂では、発表は1月24日北京だそうですから…

 亭主の興味はEVFの中身です。左右に2.5/16ワイドになる画面が写真をどう変えるのかにも…

 APS−HはAPS−Cの約13%増しのイメージサークル径を要求します。これを充足するDAレンズがどれくらいあるのか、これも大きな興味です。DA14/2.8がフルカバーだと嬉しい…

 

 亭主所蔵の☆や魚眼を含むDAレンズ5本に関しては、MZ-3に取り付けてファインダー内にて確認する限りでは、四隅の減光、画質の低下さえ厳しく問わなければ、APS−Hフォーマットなら総てイメージサークル内に収まっているように見えます。APS−Cクロップ機能が付いたとしても、RAWで撮ってPCで現像処理する限りは使わないと断定…

 

2008/1/13

 晴れるはずだったのに曇天です。寒さだけは予報どおり…

 

 現在の世界水準からすると妄想的噂の一つに、新機種K20Dは背面モニターでのライブビューは勿論のこと、EVFだというものや、ワイドな(9:16)APS-Hフォーマットでフルハイビジョンの動画を撮影できるなどというものがあります。本当だったらどうしよう、大変なことだ…

 従来方式の機械式シャッターで動画は撮影できないでしょうから、ミラーアップ、シャッター開放で撮像センサーによる電子シャッターで実現するのかもしれません。これだと光学式ファインダーでは駄目ですから、EVFは当然の選択なのかも…秒間連写数が少ないという非難が過去のものになるのは必定でしょうね。

 EVFのメリットは、レンズの開放F値の多寡に影響されないことと、得られる画像と同じ明るさで被写界深度を確認できること、視野率を容易に100%にできるなどなのでしょう。ピント精度や、リフレッシュレートがどれくらいなのかとか、タイムラグとかが心配ですが、まさにファインダーで見たとおりのものを写せるということか…

 レンズ交換式一眼レフにおいてならEVFは先進性を持つのでしょうが、レンズ一体型デジカメの世界では数年前に実用域に達しています。撮像センサーの大きなレンズ交換式デジカメに採用されることが先駆的と言えるのかも…

 

2008/1/12

 依然として鼻風邪は抜けません。気管支へも進出は決定的…

 連休の週末、天気は悪そうです。暗い夜明けです。気分も…

 

 PMA08も迫っていますが、新機種発表はまだです。妄想めいた噂は世界的に飛び交っていますが…

 第二の人生、行き先の候補を耳打ちされました。己が行く末を突き付けられる道か、さてまた無駄を眺め過ごす道か、それが問題だ…

 

 亭主にとっての「文化」の定義は「人間にとって本当に必要なもの以外のことに血道をあげる行動、及びその行動によって生み出された成果」です。すなわち「無駄」が文化の真髄であると看破…故に、無駄、無駄と声高に騒ぎ立てる輩は、文化の否定者に他ならず…

 

2008/1/9

 ここ数日鼻風邪が抜けません。それどころか、喉風邪に移行しそうな気配も…

 

 明日は木曜日、新製品が発表されやすい曜日です。1月10日、噂もあったような…

 

2008/1/6

 明日から今年の仕事が始まります。第二の人生への旅立ちの日も近い…

 よく晴れた空は工場の塵埃を含まない色です。この空が続くことを願うのみ…

 

2008/1/5

 今年の年始休みは土日の配置の関係で長い。でも、朝晩は冷え込んでいるので心身は不活発です。特に指先が…

 

 去年晩夏の北東北旅行に持ち出して以来ほとんどお蔵入りしていたDA☆16-50/2.8SDMを、昨日久し振りに引っ張り出して使ってみたら、まったく合焦する気配がありません。肝心のSDMが作動していないのです。室内では暗すぎるのかと庭先に持ち出して振り回しているうちに動き出しました。SDMはお休みが嫌いなのかな…

 

 株安の連鎖が止まりません。債券市場も同様です。不安の風が吹き出したような…

 

2008/1/4

 いよいよK20DとK200Dの発表も迫っているようです。1月31日からの「PMA08」に間に合わせなければならないのですから…

 

2008/1/2

 新年も二日目、寒さもより加わった朝です。暮れの驟雨で汚れた御料車を、出御前に洗わねば…

 

 新年三が日に日替わりで行われるPENTAXオンラインショップの福袋、今日は交換レンズだったのですが、昨日のカメラとは違って、ほとんどたちどころに売れたようです。亭主が参加する対象は無かったのが幸ひ…

 

 初笑いならぬ初洗いを大汗掻きながらちょうど鶴見から戸塚の間で済ませたので、山梨学院の2区快走は見ていません。それにしても、去年の優勝校が1区ビリとは…

 

2008/1/1

 六度目の年男です。日の出前の快晴の朝は冷え込んでいます。裏日本は大雪のような…

 

 PENTAX新カメラのリーク画像がネット上に流れています。K200Dというロゴですが、K100Dsuperの後継機という位置付けのようです。グリーンボタンを独立させたことと、RAWボタン増設が操作性の大きな変化のようです。バッテリーホルダー内蔵の縦位置グリップも設定…

 

 することも無いので、雌山亭別棟の手入れなどを若干…

 

2007/12/31

 ろくでもない話を綴り続けて六年目に入ります。来年は区切りの年です。益々ろくでもない話に精進いたしませふ…

 

 昨日は北風が強く、庭の八朔の実が幾つか落ちました。拾って今期初めて食したそれは、殊の外の美味です。気のせいか、年々味が向上しているような…お礼に完熟堆肥を進上…

 

 年末の恒例大掃除も佳境に入り、昨日俄に掻き曇って降り出した霙交じりの驟雨に邪魔されたガラス拭きの続きが待っています。外して洗い上げた網戸大小20枚の立て込みも…

 

 新車の上に落ちないよう、カーポート上に鈴なりの八朔を収穫しました。もう蔕が弱り始めていて、落下するものも幾つか…結局70個ほど収穫し、後は来月回しに…

 八朔の実は採って1ヶ月以上保存し、追熟することで甘味が増すのだそうです。同僚の実家が広島の八朔生産農家で、そのノウハウを伝授されました。採りたてでも十分に甘い…