履歴、雑感など 年目

起 2006/3/12

更新 2006/12/31

 

 

2006/12/31

 平成18年、昭和81年、大正95年、明治139年戌年は暮れて行きます。今年はPENTAXの大当たりの年でした。来年はHOYAに吸収合併されるので、どのような企業になり、どのような製品を上梓してくれるのか、その行く手を見守りたいと思います。

 

   鐘の音の長く聞こゑて蕎麦手繰る   雌山

   煩悩の数を数へて春を待つ   雌山

 

2006/12/30

 早朝から春支度に勤しんだので、手は洗剤でがさがさです。陽射しは暖かいのですが、風が少し冷たい…

 

 昨夕、smcTakumar55/1.8の未着手在庫黴玉を分解清掃したら、最後部が黄色くないので、トリウムレンズではないことが判明しました。IDは790****ですが、このレンズ、最後期には普通の鉛ガラスになっていたらしい…

  別のsmcTakumar55/1.8でIDが723****を所有しているのですが、これも普通の鉛ガラスです。どうもIDが7で始まるのはトリウムレンズではなくなっているのかもしれません。他の所蔵品で、IDが6で始まるもの以前のものは、皆、黄色いトリウムレンズですから…

 

2006/12/29

 快晴の夜明けです。少し寒い朝です。年末・年始休みの仕事始めは、昨日受け取ったキャンペーンプレゼントの1GB・SDのベンチマークです。新規格表示されたPanasonicのClass2ですが、結果は下表のとおり…

銘柄 READ WRITE FILECOPY ALL
Panasonic 1GB SD Class2 10382 4370 2013 2794
Panasonic 512MB SD High Speed 7036 2128 755 1653
I・O DATA 2GB SD 20MB/S 19364 9021 3033 5070
Lexar 1GB SD 133倍速 18397 13274 2869 5757

 BUFFALO カードリーダ/ライター(MCR-C28/U2)を使って、4MBのファイルサイズ設定で5回計測して平均したもので、単位はKBです。これを見ると、書き込みはLexarが速いようです。高速SDと普通のSDの差が明瞭となる結果でした。

 でも、プレゼント品、普通のSDの中では優秀な成績で、K10Dで使うのに不足は無いことが明白…

 

 先日実行を予告した、絞りより後群レンズ玉を取り去ったsmcTakumar55/1.8をベローズ装置に付けて撮影した写真がこれです。

 開放F値はおよそ1:4で、焦点距離は約180o程度になります。絞り開放では強いソフトフォーカスになり、3段以上絞らないと使えません。この写真は4段絞ったものです。前群が残っていますから、色収差はほとんどありません。解像感はあまり良くありません。コントラストも足りないので、レタッチソフトで画像処理してあります。

 これはFA28-200/3.8-5.6の150o付近での無加工写真です。

 

 smcTakumar55/1.8の後群最後部から取り出したトリウムレンズがこれです。明らかに黄変していますのじゃ…

 きりっとした像を結ぶ、極めて優秀な虫眼鏡です。今も放射線を放出中なのかも…

 

 前にAPS-Cサイズセンサーカメラ用フードの事に言及しましたが、49o径レンズにはTakumar135/3.5用フードが使えるので、これの限界を試してみましたが、58o径のTakumar135/2.5用フードと同様、やはり40oが限界でした。

 

2006/12/28

 今日は御用納め。残念ながら、その実感が希薄となって久しいが…

 

 K10D発売記念キャンペーンのプレゼント第一次分が今日一斉に配達されました。我が家にも佐川急便は訪れたのですが、家人が留守で受け取れていません。残念…

 

 明日は暮の大掃除その一の予定です。天気次第ですがね…

 

   何もかもぶん投げ捨てて春支度   雌山

 

 午後9時過ぎに佐川急便再訪して、プレゼント手中に…箱ごと保存アイテムになるかも…

 

2006/12/27

 昨日の土砂降り大雨とは打って変わって清々しい晴天でした。職場の窓からは羽田空港に離着陸する旅客機を遠望できるのですが、空気が澄んでいるので、上空に常時5〜6機浮いているのが見えました。

 

 デジカメWatchの今年発売機種の人気投票で1位と3位を占めたのがPENTAXの一眼という結果は、ユーザーとしては当然という感覚です。良いものは誰が見ても良い…

 一般のユーザーが投票するようなものではないのでしょうから、その結果が売り上げに直結するものではないでしょうが、クチコミの力侮るべからずとの感、いと強し…

 

2006/12/25

 通勤帰りの駅前ではトナカイのぬいぐるみが声を嗄らしていました。今日中にケーキを売ってしまわないと、明日は投売りに…

 

2006/12/24

 昨日に引き続き、今日も快晴の朝です。冬晴れの夜明けは美しい茜色…

 

 来年PENTAXがHOYAに吸収合併されることになったとのことです。光学・医療系業務の会社同士の合併ですが、カメラが何時まで残るのか、時代の大波は予測困難…

 

   吹き荒ぶ尻屋の崎の寒立馬   雌山

 

 耶蘇の祭日降誕祭ですが、宗徒ならぬ者でもそのお祭り騒ぎだけは享受してしまうこの国の民の享楽精神の具現にて、今夜はさて…

 耶蘇教やその亜種である回教のような排他的絶対唯一神型宗教を考え出した人の思考過程、あるいはそれを必要とした歴史背景を考察する日として意味がありそう…

 アニミズム起源の多神教の系譜を継ぐ仏教においても、唯一尊傾向の分派は後世になるほど多発してくることや、この国の神道が伊勢祭神を中央神とするようになった経緯を考察すれば、唯一神型宗教は、人民を無批判化し、独裁支配に都合が良い思想なのだということは明瞭…

 いずれにしても、宗教とは、ことに宗教団体とは、人の恐怖心を刺激して増殖し、己の利得を図る負の存在、偽善的存在であることは根本において普遍共通…

 

 亭主のK10Dの標準レンズはFA31/1.8Limitedですが、もともと135判用であるこれの組込みフードはとても浅く、逆光のときには役立ちません。そこで自作を思い立ちました。

 市販の67o金属丸フードと58o→67oステップアップリングを組合せ、それにガラスを抜いたフィルター枠2枚を加えると、保護フィルターを付けたFA31/1.8Limitedにぴったりとなります。これで逆光性能は飛躍的に向上…

 

2006/12/23

 今日は庭の八朔を少し収穫します。今年は鈴生りの大豊作です。世間の蜜柑は不作だそうですが…

 

 車庫の上や道路に張り出しているものだけを収穫した八朔は、数えると110個になりました。今年の個体は特大が多く、樹が成年に差し掛かってきたのかもしれません。目の子勘定で、あと百数十個はありそう…

 空気が汚れているので実の表面には黒い汚れが付いています。食器用洗剤で綺麗に洗い、並べて乾燥…

 味は、酸味が利いて美味…

 

2006/12/20

 明日、明後日とお弔いがあります。善人は長生きしないという諺が符合…

 

   胸突きの此経難持や木の葉雨   雌山

 

2006/12/19

 今日は日中も少し寒い一日でした。いよいよ冬本番で、一雨毎に寒さが増して行くのでせう…

 

 K10DのAFボタンについて、カスタムファンクションでシャッターボタンでのAF機能をキャンセルする機能の付加を選択できますが、その機能について誤った情報が流布されていました。結局、その機能はQFSシステム搭載レンズでないと意味が無いということが美写華写で表明されました。ちょっと考えてみれば当然のことでしたね…

 

 カメラのレンズというのは何枚もの凹凸単レンズ玉を組み合わせています。そうする理由は、レンズの各種収差を押さえるためなのですが、前群の役割は主として色収差を押さえるもの(色消し)とのことですから、後群を取り去った場合にどのようになるのか、非常に興味が湧いています。

 K55/1.8は後群レンズがバルサム切れすることで有名ですが、絞りより後群のレンズを総て取り去った場合、焦点距離が伸びるものの、焦点を結ぶのではないかと思われます。これをベローズ装置等に取り付けた場合に無限遠撮影が可能になるのか、また、そのときの画像がどのようになるのか、興味津々です。近日中に是非試したい…

 

2006/12/17

 晴れが続かない日が続いています。今朝も曇天…

 

 オートベローズにレンズを逆付けしたときには、レンズキャップや保護フィルターが使えないのですが、Sマウント時代のオートベローズには粒ガム(ロッテブラックアンドブラック)のケースを胴切りにしたものがぴったりのサイズで、これでレンズ表面に埃が付くのが防げます。

 55oレンズ逆付けしたオートベローズは、レールいっぱいに伸ばしてもレンズ先端と対象物は5p以上離れますから、光りを十分に回すことができます。

 

 

 K10DにsmcTakumar55/1.8逆付けオートベローズを装着してほぼ最大倍率で撮影したものを、上は幅800ピクセルにリサイズしたもの、下は同じものの中央部分をピクセル等倍で切り取ったものです。絞りはF5.6です。さて、何の映像でしょうか…

 

 師走中旬も後半で、新年の足音が迫っています。そろそろ支度をせねば…

 

 超望遠レンズでの天文撮影もそうですが、ベローズでの高倍率撮影のときにもミラーアップ撮影が必要です。通常撮影だと、ミラーショックでぶれてしまいますから…

 上の写真は福沢さんの左上番号部分です。ピクセル等倍だと紙の繊維も確認できますし、紙の中に光りを反射する粉が配合されているのが確認できます。これがみそなのかも…

 

2006/12/15

 WEBの改造に着手しています。少しずつですけど…

 

 来年出る新レンズが楽しみになるレポートがデジタルWatchに載りました。トキナー製のほうですが…

 

2006/12/14

 今日も帰りは雨です。日産スタジアムの催し物で電車は超満員だし…

 

2006/12/13

 不順な天候が続きます。今朝などは富士も見える好天だったのに、夕方は雨…

 12月は夜景が見所なのに、天気が悪くては台無し…

 

2006/12/11

 K10Dにも、AF-SのモードでMFレンズで置きピンしてシャッターボタンを押しっぱなしにしておくと、そこを人や動物や物が通るとシャッターが切れるという機能があります。ケーブルスイッチのシャッターロック機能を使えば、無人撮影も簡単に実現…

 

2006/12/10

 昨日の木工職人は雨で流れたので、早朝から着手、木取りとネジ穴の墨付けまでは済ませたものの、肝心の充電式電気ドリルが電圧低下で充電の破目に…工程としては、90パーセントで停止中…

 

 K10DはカスタムファンクションでAFロックとAE-Lを連動させる設定としておくと、Mモードのときにシャッター釦半押しでプログラムシフト的に操作できるので便利…

 

 充電成った電気ドリルの威力で、木工職人は簡単に失職…成果品は、指物師の作、とまではいかない出来栄えか…

 

2006/12/9

 雨の週末になったので、今日は木工職人…

 以前、シュレッダーの中古機械部分だけを入手したのですが、それを乗せる切屑受け容器がありません。そこで、木箱を自作することに…

 厚さ13o、幅30p、長さ91pの桐集成材板を入手したので、軽い箱が作れそうです。木工用速乾ボンドと皿木ネジで固定して…

 

 昨夜は結婚式場の下見試食会に参加して、フランス料理のフルコース…シェフはパン・パシフィックホテルのクイーン・アリス石鍋門下とは、亭主の見立て…

 

 K10Dには新旧様々なレンズを取り付けて撮影を楽しむことが出来ます。しかし、A位置の付いていない古いレンズたちを使う場合には、大きな機能の制約があります。

 その一つに、露出システムが、MシリーズとKシリーズのレンズのようにMモード専用か絞り開放でのAvになるものや、タクマーなどのようにオートは実絞りAvモードだけとなる機能があります。

 このAvモードのときでも、カスタムファンクションでの設定はキャンセルされてしまい、前ダイヤルに割り当てた露出補正は使えなくなってしまいます。これは大きな痛手ですちゃ…

 なお、亭主のK10Dは、実絞りAvの場合、1段程度暗い画になります。そのつもりで使わないと…

 

2006/12/7

 昨夜は、食事後に「いざよいの月」撮影を試みたのですが、前夜のM400/5.6+純正2倍リアコンバーターではなく、NIKONのREFLEX500/8改+純正2倍リアコンバーターを使ったせいか、重量バランスが悪くて(リア・ヘビー)ミラーぶれが物凄く、画像は総て没…セルフモードでミラーアップ撮影すればよかった…

 普通の三脚と自由雲台では、仰角(約30度)を付けて超望遠撮影のときには、狙ったところできちんと止めるのがとても難しい。雲台支点に対する前後重量バランスを整えることが必要だと痛切に感じました。それと、月の運行スピードは物凄く速くて、換算画角1200〜1500oだと、すぐにファインダー内から出て行ってしまうし…

 早速超望遠撮影装置なるものを構想し始めているのですが、レンズの三脚座とカメラの三脚座を共に固定できる部材を用意し、それを雲台に重心点で固定する…

 

 K10Dに分割マットフォーカシングスクリーンを入れたので、外した標準スクリーンを*istDに入れようと試みましたが、そのままでは装着できないことが判明しました。K10D用は両側に小さな出張りが設けてあり、これが邪魔で*istDには入らないのです。明るさが違って露出の出目が狂うとかのクレームを避けるための対策なのかもしれませんが、削ってしまえば入りそう…

 逆は可なのですが、わざわざ暗い方を入れる物好きなんぞは放って置けってか…

 

 明日、モーターマガジン社から「K10D」のムック本が発売されるそうです。題名は「PENTAX K10D」オーナーズBOOK、税込みで1.6Kとか…

 同社はオーナーズBookシリーズでNikonをずっと取り上げてきましたが、同シリーズで初めてPENTAX製品を取り上げるようです。いかに人気沸騰であるのかの証左か…

 

 Panasonicの高速SDカードが値下がりしたようです。キタムラ・キムラなどのように2Gのものが10Kを切っている店もあります。在庫調整に入ったのかもしれません。クラス表示したものに切替えるためか…

 

2006/12/6

 帰宅の道の正面に十六夜の月が赤く昇って来ました。風が無いので空気が澱んでいるせい…

 

2006/12/5

 満月は薄い雲のベールの向こうです。撮影向きではない…

 

 老眼用使用説明書は見易いので、だいたい見尽くしましたが、記載ミスを何箇所か発見…引用ページですけどね…

 今夜の月です。絞りF16で1/90秒です。満月は昼間だったみたいで、右上が少し翳り始めていますね…

 

2006/12/4

 今夜の月は殆んど真ん丸です。明日が満月ですが、今夜半が撮影時かも…

 

 K10Dの使用説明書は、早速ダウンロードできるようになっています。さっそく落として、A4両面印刷で老眼用バージョンの作成完了…

 カタログの方はまだですね…

 

2006/12/3

 FA☆28-70/2.8を久し振りに引っ張り出してきて、バッテリーグリップを付けたK10Dに装着してみました。*istDだとカメラが小さすぎてバランスが悪かったのですが、これなら不釣合いではありません。でも、 クイックシューも付けた合計で2kg近くありますから、ダンベル体操しているよう…

 K10Dは露出補正がやり易い設定とすることができますし、デジタルプレビューでなくても撮ってすぐに確認ができますから、露出の具合をすぐに修正できます。これは、期待以上に使い易いカメラです。

 

 拡大アイピースO-ME53を付けているとMFが快適なので、接写や近接撮影が楽です。構図を決めた画面のどの位置にピントを持ってくるのも自在ですから…

 

2006/12/2

 新しい玩具を貰った子供よろしく、早朝からK10Dを弄り回しています。

 カスタム設定をいろいろと動かして、各露出モードのダイヤル設定を変えてみましたが、亭主の最良の組合せは、下表のとおりです。

露出モード 前ダイヤル 後ダイヤル
P 露出補正 プログラムシフト
Sv ISO変更 / ボタン+露出補正 プログラムシフト
Tv 露出補正 シャッター変更
Av 露出補正 絞り変更
TAv シャッター変更 / ボタン+露出補正 絞り変更
M シャッター変更 絞り変更

 このような設定だと、後ダイヤルで絞りのコントロールが統一的に、感覚的に出来て、前ダイヤルが露出補正専用で操作出来ることになり、どの露出モードでも操作を迷わないように感じます。

 Mモードは、MシリーズとKシリーズのレンズを使うときにしか使わない露出モードになるでしょう。TAvモードは、動きを入れたいときだけかな…

 

 撮影後のモニター表示が殆んど瞬時なので、非常に快適です。*istDは、欠伸が出るほど待たねばなりませんでしたから…画像も大きいし…

 

2006/12/1

 師走の街は、まだ年の暮れの風はありません。陰暦10月ですから小春日和と言いたい所ですが、少し気温は低かった…

 

 ACアダプター 「K-AC50J」は生産が間に合わなかったようで、出荷は来年1月末になるようです。何か、規格とかの齟齬があったのではないかと推測します。生産地は中国でしょうから…

 

 K10Dを少しいじっていますが、操作性は*istDより随分と向上していると思います。AvやTvで露出補正が便利になりましたし、新設のSvは特に素晴らしい…

 グリーンボタンの位置が良くなり、押しやすくなって、MシリーズやKシリーズのレンズを装着したときの操作性が向上しています。

 でも、MシリーズやKシリーズのレンズでは使わざるをえないMモードで露出補正が利かないのが難点といえば難点なのと、そのときのダイヤルの回転方向がバーグラフの伸びる方向と逆なのが難点です。他モードでの露出補正のときは同方向なのでとても良いのですが…

 いずれにしても*istDから3年、機能の高度化と低価格化を見ると、この進歩は目を見張るものがあります。画質革命と謳わなくても、機能だけでも十分に群を抜いています。歴史に残る名機となる予感…

 

 また、1.18倍の拡大アイピース「O-ME53」ですが、これは本当に具合の良いアイテムです。ファインダー内が広く感じます。暗くなりませんし…銀塩機でも使えますから、MZ-3がMEsuper並みのファインダー倍率になります。これはいい…

 

 話題のイメージセンサークリーニングキット「俗称:タタミィ・スティック」も入手しました。これで、手軽にローパスのゴミ清掃が可能になりました。

 

2006/11/30

 今日は十日夜、「とおかんや」と読みますが、陰暦10月10日に行われる農耕祭、収穫祭です。主として東日本の風習で、西日本では「亥の子打ち」の方が一般的かも…月が丸くなり始めて宵の西空に長く出ていますから、「収穫」の歓びを夜更けまで…

 

   まずまずとせずばなるめえ十日夜   雌山

   田の神の背打つ子らのゐのこづち   雌山

 

 十夜(じゅうや)というのは浄土宗の行事で、陰暦10月5日から15日までの上り月、十日十夜の法会です。恐らく「十日夜」の風習に沿って行われ始めたのでしょう…喜捨念仏、南無阿弥陀仏…

 

 正午少し前、黒猫に伴われて待ち人ご来迎…

 やはり、眷属のACアダプター 「K-AC50J」は未着でした…

 

 充電を済ませて最初に行ったのはカスタム設定の最後、絞り環使用の許可です。そして真っ先に装着したのは、放射線を発するトリウムガラス使用で高名なsmcTakumar35/2…

 最大の気懸りだったフォーカスインジケーターは見事に作動です。これなら最強のM42シューター…

 

 また、オートベローズに装着可能かどうかも大きな関心事でしたが、流石に縦位置は駄目ですが、横位置ならまったく無改造で装着が出来ました。これは横位置装着には改造を要する*istDより遥かに優れています。これでK10Dが過去のレンズ資産に最大の配慮をしているということが明白に…

 

2006/11/29

 本体のほか、付属品などを3回に渡って発注していたのですが、それらの発送済みのメールがすべて来たのは夕方、6時を少し回っていました。どれも配送業者は黒猫とのことですが、明日配達されるのか、どこまでも心配は尽きない…

 

 「AC電源セット」は品不足のようで、まだ入荷してないようです。何もかも11月30日発売としたことで、出荷計画などに無理があったのかも…

 

 次は来春以降のフォーカス用モーター内蔵レンズ群の調達ですが、こんども判断を誤らないようにしないと…

 

2006/11/28

 ひとつ判断を誤れば吾が身に起きていたかも知れぬキタムラ予約組右往左往の怨嗟憤激交々の愁嘆修羅場ではありますが、それを芝居でも見ているような気分で傍観している亭主の態度は、不謹慎な勝ち組の驕りなのか…

 日経夕刊広告が発した波紋はどのような軌跡を描くのか、それがフジヤ騒動、キタムラの変の起こした波紋とどう交わって、どのような収斂を迎えるのか、歴史の変換点にでも立つような気分もあって、興味不尽…

 

 ぐずついた天気も今日までのようで、明日からは好天の予報です。すべてが好転するといいのにね…

 

2006/11/27

 色々な話を総合すると、予約の仕組みが見えてきました。PENTAXは販売店から予約を随時受け付けていて、その受付順に初日出荷数を決めるようです。「フジヤ」が納期は4ヶ月先と居直ったのは、この予約申告を怠ったためと思われます。あまりまめに予約手続きしなかった販売店も、同様の影響をうけるのかもしれません。反面、予約キャンセル予備軍を抱えている販売店は、店頭販売の余力を持つことに…

 明日の朝刊に一面広告が載るのだよ…

 

  K10Dその他について、予約先の状態表示が「在庫確保」に変わっていました。ポイントも付いたので、発売日入手はほぼ確定…

 AC電源だけは表示が異なっています。これだけは遅れるのかも…

 

2006/11/26

 11月も最終週、冬に向かってまっしぐら…

 今日は午後から雨になりそう…庭仕事の後片付けを済ませてしまわねば…

 

 初冬の巷を駆け抜けた「フジヤショック」は、どうやら沈静化へと向かっているようです。事の真相が明らかになる日が来るのだろうか…

 それにしても、当分予約販売になりそうな情勢は変わらないのかもしれません。来春に発売が予定されている☆レンズたちのときも、同じことが起きるのでしょうか…

 

2006/11/25

 日の出が遅くなって、黎明の光りを見る機会が増えました。今朝も東の地平には炎のような光りの壁が立っていました。月が若いので、西に無いのが残念…

 

 大手量販店や有名カメラ店で予約分の納期が遅れる告知を一斉に出したのは、11月22日水曜日に全国会議が開かれて、PENTAXから各販売店への出荷数が示されたからのようです。その割り当てがどのようなものだったのかは、窺い知る事は出来ませんが…

 

   旭立つ黄葉の街気の充てり   雌山

 

 川崎駅西口の新商店街に遠征しました。似たような商店街が雌山亭の近傍にも出来るとかで、現在工事中…

 

 午後6時に至るまで例の件の予約先から連絡がありません。これは、11月30日OKの兆しかな…

 

2006/11/24

 昨日の切り枝後片付け労働が祟って、背中が筋肉痛です。45リットルゴミ袋ギチギチ満杯9個が成果品…

 

 K10D予約先からまだ連絡が来ません。来たら困るのですが…

 

 PENTAXが国内販売用に用意した数がいくらなのか、非常に興味があります。中野のフジヤカメラで9月中に予約した人が発売日に受け取れないと通告された、などという情報も流れていますから…

 発売を1ヶ月延ばした後、PENTAXはどのような対応を取ったのでしょうか。生産現場に対してではなく、国内の販売店に対してですが…

 

2006/11/23

 昨日まだ通常のネット受付を続けていた量販店も、発売日以降のお届けとなることがあるとの告知がでました。いよいよ騒乱勃発の予感…

 

 庭の冬剪定も佳境に入り、今日は最後の難所、切り枝の後片付けをする予定ですが、空模様が心配です。気温が上がらないのは有難いのですが…

 

 デシカメ一眼レフの弱点は、センサーにゴミが付くと写真に写ってしまうという点です。これを防止するためにローパスフィルターにSPコーティングを施したり、センサー自体を叩き付けて振り落としたりする仕組みを付けたりと、色々と工夫をする訳です。

 でも、粘っこいゴミなんぞは、そんなことではなかなか取れないもんです。そこで、掃除が必要になるのですが、センサーはやたらなもので拭いたりしたら傷が付いてしまいをすよってに、専門の「お道具」をご用意…

 俗称「タタミィ・スティック」だとか…お代は4.2K…

 

2006/11/22

 K10Dは、発売日に店頭に品物が無いという状況が生じるのかもしれません。PENTAXの直営オンラインショップでも数日前から購入対象商品から外していますし、大手の量販店や高名なカメラ店で現在受ける予約の品物渡し時期が、発売日より後とか、4ヶ月先とかの告知をしていますから…

 量販店によっては、まだネット受付を続けている店もありますが、これらの店は、あらかじめ大量に注文を出して押さえてあったのか、単に渡し時期の遅延告知を怠っているだけなのか、ちょっと見もの…

 

2006/11/21

 11月30日のK10D発売を待つ亭主には、気懸りが二つあります。ひとつは、タクマー達を取り付けたときにフォーカスインジケーターが働くのかということと、今ひとつは、オートベローズが装着できるかということです。*istDでは両方とも駄目でした。タクマーの件は、Ds以降はカスタムファンクションで設定することで働くようになったようですが、どういうわけかK10Dのカスタムファンクションからは除外されてしまいましたから…

 オートベローズの方は、少し削る改造で*istDになんとか取り付けましたが、さて、K10Dではどうなることやら…

 

 既に発表されている写真から判断すると、底面からのマウントの位置が*istDよりも上ですから、オートベローズのマウント基部の張り出しと干渉することはほぼ間違いないと思われます。ということで、再度加工を余儀なくされるものと覚悟はしています。前は単に鑢で少し削っただけで済みましたが、今度は鋸で切取るなど大きく切削することが必要になりそうです。蛇腹を外して工作せなあかんかも…

 

 オートベローズは、カメラで遊ぶためには欠くことのできない道具です。リバースアダプター無しでも等倍以上の撮影が簡単にできます。そのときでも絞り開放でピント合わせができるし、実絞りAEもできます。なんとも便利なこって…

 

2006/11/20

 未明に激しかった雨は、朝の出勤時間になっても残っていて、結局一度も青空にはならなかった…

 

 PENTAXのレンズ開発ロードマップに載っているDA35とDA55ですが、F値は1:1.4以上の明るさで、価格は10〜17万円になると亭主は推理します。超音波モーター搭載で、当然☆とするでしょう…

 

2006/11/19

 午後から大雨の予報が出ている夜明けは、厚い雲に覆われた空です。剪定の残りは次の休みに延期…

 

 デジタル一眼が出る前は、PentaxのAFズームレンズのネットオークションなどの落札価格は、MF単焦点レンズに比べると新品との落差が大きいのが普通でした。希少で程度の良いものでも1/3が目安とか…

 でも、K100DやK10Dが世に出て、その性能の高さに関心が集まっているこの頃では、半値ぐらいになることも稀ではないようです。旧型MFレンズにしても、出る品種が限られているようで、珍しいものは少なくなったようです。中古専門店の在庫も少ないようで、人気の動向には驚かされます。

 

2006/11/18

 この冬一番の寒さですが、快晴の朝です。植木職人のためには曇り空が望ましいのですが、今日は裏庭の作業なので支障は少ない…

 

 同じ焦点距離での多くのレンズの撮り比べのためには、同じ場所で同一条件が望ましいのですが、屋外ではなかなか難しい…

 

 剪定鋏を握り絞め続けたので手が痛いのと、高い脚立の上でアクロバットのせいで膝が痛い…まだ半分残っているので、明日も植木職人…でも、雨かも…

 

 夜になって、DA Fish-eye 10-17o F3.5-4.5 ED (IF)が到来…準備は着々、来春の広角ズームDA☆も射程に…

 

2006/11/17

 この週末から来週末にかけては、飛び石で毎年恒例になっている植木職人への変身です。剪定作業は鼻歌作業なのですが、後の片付けが難行苦行…

 

 APS-Cサイズ撮像素子のデジタル一眼レフにおいては、35oカメラ用レンズの画角は焦点距離で1.53倍になり、画面の中心部分だけの44.5%の面積になることから、35oフィルムのときには周辺部の画質が劣ると評価されていたレンズでも、十分高画質なレンズとして使えることになります。

 広角レンズについては、周辺部の光量不足、諸収差による像の歪み、流れなどの画質低下は避けられないものでしたが、この欠点部分の多くを使わずに済むことから、優秀なレンズに化けるものがある、という効果が生まれています。

 35oフォーマットにおいては、広角というのは焦点距離35oから28oぐらいを指していました。APS-Cフォーマットでは、これらは換算すると焦点距離53oから43oになりますから、標準レンズということになります。

 特に、43oというのは、Limitedシリーズを始めるときにPentaxがもっとも自然な標準画角と主張していた焦点距離ですから、28oレンズというのは、利用範囲が広いレンズと言えそうです。

 亭主の所蔵するレンズの中で、28oから35oの画角を持つレンズは、ズームを含めると17本になります。今、あらためてこれらの撮り比べがしてみたくなっています…

 

2006/11/16

 バヨネットのKマウントになったKシリーズのレンズの多くは、光学系をスクリューのSマウントだったsmcTakumarから継承しています。新規に設計されたものは数えるほどでした。

 しかし、1年半後Mシリーズになったときに、今度は、ほとんどのレンズが新規に設計されています。Kシリーズの光学系を継承したレンズは僅か1本で、それはM50/1.4です。

 また、Kシリーズのレンズは、Mシリーズと平行して作られ続けたものも多く、電気接点の付いたAシリーズに光学系を引き継いだものもあります。A15/3.5とA50/1.4とA50/1.2の3本がそれで、A15/3.5とA50/1.4は 、smcTakumar以来の光学系です。

 なお、A50/1.4は、その後Fシリーズ、FAシリーズと光学系を引き継ぎ、Pentaxレンズ中で最長寿の光学系となっています。

 亭主所蔵のKシリーズレンズのうち、K28/3.5は、前の時代のTakumarから光学系を引き継いだのではなく、新規に設計されたレンズですが、次のMシリーズに引き継がれることも無かった短命なレンズです。前時代のsmcTakumar28/3.5より随分と全長が長く、前玉が大きくて後玉が小さな光学系は、次の時代のM28/3.5の短くて前玉が小さく、後玉が大きめな光学系とはまったく異なっています。

 そのK28/3.5とほぼ同時期に作られていたものに名玉の誉れ高いK28/2がありますが、同じく短命であったこれも、広角レンズとは思えないほど長いレンズで、同時代の中望遠であるK105/2.8とほぼ同じ長さです。当時の設計主幹の思想がそうさせたのでしょうか…

 

2006/11/15

 PENTAXのレンズは49oフィルターが伝統的に基本サイズですが、一時期52oが基本サイズになっていたことがあります。それはスクリューマウントからバヨネットマウントになったときで、通称Kシリーズというものです。

 52oにした本当の理由は知らないのですが、推測するに、マウント径を大きくしたのに合わせて鏡胴を大きくしたことと、宿敵ニコンの基本サイズが52oだったというのも一つの要素 だったのでしょう。キャノンやコニカなどは更に太い55oが基本サイズでしたが、当時は弱小勢力で、競争相手ではなかった…

 その後、すぐにMシリーズが始まり、現在へと続く軽小路線へと踏み込んでしまったので、基本サイズは49oへと戻されてしまいました。でも、52o鏡胴はゆったりとして持ち易い太さだと思いますし、とても扱いやすいと感じているのは亭主だけでしょうか…

 SマウントからKマウントとするときに、光学系を継承する都合があったのでしょうが、フランジバックを同一にしたのは、今となっては残念なことです。1oでも小さければ、マウントアダプターの使い心地が違ったものになったのに…

 

2006/11/14

 昨日「デジカメWatch」の実写速報でK10Dが取り上げられた件、早速後日談があって、作例写真の追加がありました。ネット上の非難に編集部が慌てた様が目に見えるようです。担当者は編集長に、さぞこっぴどくどやされたのでしょう…

 で、シャーロック雌山の推理はどうも当たっているようです。AF・Cのときの動態予測機能の作例として絶好の一枚になったのかも…

 また、「MTF優先」というものの喧伝に役立ったという効果もあったのかも…亭主は使わないけど…

 

2006/11/13

 冬は空気が乾いているので、物の色が鮮やかです。太陽も傾いているので光線が斜めのせいもありますが…

 今日も富士が見えている一日でした。日中は風の弱い空気の濁りで薄れましたが…

 

  「デジカメWatch」の実写速報でK10Dが取り上げられましたが、遠景定点撮影の写真は酷いの一言です。広角端の写真は何故か開放で撮ったもので、望遠端もF5.6です。SONYα100やK100Dのときは両方とも相当に絞っていたのに…

 特に、広角端は画面中央でAFとのことですが、その部分は無限遠のはずなのにぼやけていて、ずっと手前のもののほうがより鮮明な画像です。カメラのAFが狂っていたのか、測距点の設定が誤っていたのか、レンズの故障なのか、故意なのか、謎…

 ISO感度別の画像は、SONYα100やK100Dより上質であることが明白です。中庸の美とでもいうべきか…

 

 遠景定点撮影の写真を「PPB」で見てみたら、AFモードはコンティニアスで、ドライブモードはセルフでした。手前に走ってくる電車が写っているので、プログラムモードが高速シャッターを選択し、その結果MTF優先とはいえ、絞りは開放になり、しかもAFは動態予測が働いて手前に合焦したのかも…シャーロック雌山の推理…

 

2006/11/12

 風の強い夜が明けて、西空から東空へと、雲がどんどん払われていきます。今週は晴れベースのようで、庭の八朔も、どんどん黄色く…

 

 レンズにとってフードの役割は小さくありません。画角外からの光線がレンズ表面で散乱光となって画質を低下させることを防止する以外にも、レンズ先端に対する物理的打撃から の緩衝となってレンズ本体を守る効果があります。

 花型など専用のバヨネット式のものがないレンズの場合、市販の金属製ねぢ込み式フードを使用するのが手軽ですが、そのときにフィルター径と同じものを使うと、外径が小さくて見た目がいまいちです。そこで、二回り程度大きなもの とステップアップリングを組み合わせると、なかなか具合が良くなります。52oなら58o用を使うなど…

 また、35o銀塩用レンズをAPS-Cフォーマットのデジカメ一眼に使う場合、画角が小さくなりますから、標準で付いているものより長いレンズ用のものが使えるようになります。焦点距離35oのレンズが標準レンズに相当するようになりますから、標準用フードが使えるようになるのです。

 同じように、55oの画角は85o中望遠に相当しますから、そのためのフードを使うと具合が良くなります。 手持ちのものでは最も深くて太いTakumar135/2.5&200/4用をK55/1.8に取り付けてもケラレません。

 限界を試してみるつもりでいろいろと取り付けてみましたが、K50/1.2でも大丈夫だし、元祖パンケーキM40/2.8でも大丈夫…でも、流石にK35/3.5では、フィルターを外しても四隅がほんの少しケラレます。

 それで、今般入手した「52-58リング+58o径標準用市販金属フード」が使える限界はといえば、手持ちのレンズの中では、フィルター付ならA24/2.8です。最新のDA21/3.2Limitedはフィルター無しならぎりぎり可能で、smcTskumar20/4.5だと、ステップアップリングを外して取り付けた状態でフィルター無しでも、ほんの少し四隅がケラレます。このレンズ、58oフィルターですから、二回り大きな67o径の標準用市販金属フードならケラレないかも…

 でも、smcTakumar20/4.5は、フィルターを付けた状態でもsmcTakumar24/3.5用の角フードならまったくケラレません。フードだけ入手してあったのが、ようやく役に立ちまする…

 

2006/11/11

 週末の夜明けは曇天、閃光が窓を照らし、雷鳴が低く轟きます。やはり雨になるのかも…でも暖かい朝です。

 

 K10や*istDに「拡大アイカップO-ME53」を装着すると、DA40/2.8Limited装着時のファインダー倍率は0.91倍になります。これはLXの50o装着時倍率と同等ですから、多少画角は狭いのですが、十分快適になるのかと…

 なお、FA31/1.8AL Limited装着だと、ファインダー倍率は0.71倍になり、これはMZ-7などの50o装着時倍率と同等になります。換算焦点距離は47.43oですから、標準レンズとしての役割もまずまずかと…

 

   冬雷の響もす胸を探りけり   雌山

 

 PENTAX独自のハイパー系の露出操作は*istDで慣れていますが、K10Dで新設されたSvモードは非常に魅力的です。喩えるなら、ソムリエと相談しながらワインを選ぶ愉しみとでも言えましょうか…当然ソムリエはK10Dです。

 カメラとの対話は、露出という概念を中心に置いて行われます。撮影者は「感度」の設定という形で要望を出し、カメラはそのときの最良と思う「シャッター速度」と「絞り」を提示します。撮影者はそれに満足ならレリーズ…でも、もう少し背景をぼかしたいと思えば、プログラムシフトによって「絞り」を開け、「シャッター速度」が上がる…そのとき同時に映像の中の水の流れも止めたくないと考えれば、「シャッター速度」を落とすために「感度」を下げる…この対話のプロセスを想像するだけで、芳醇なワインの香を感じます。はまりそうな予感…

 

 銀塩と比べてはるかに多機能なデジタル時代のカメラに求められるのは、より撮影者との意思疎通が密接となるインターフェイスの洗練です。中でも撮影者からの意思伝達の手段である操作装置の洗練はより一層求められます。

 銀塩からデジタルになって最も大きく違う点は、感度とホワイトバランスを操ることが出来るというものです。銀塩はフィルムそのものを交換するかフィルターを使かうかしなければこれに対応できません。従って撮影者はホワイトバランスと感度が一定のものとしてカメラを操作するしかなかったのです。

 写真の画面を支配する要素としては、構図、露出、カラーバランス、ピント、前ボケ、後ボケ、流れボケなどが挙げられます。この内、レンズに由来するものや被写体や撮影者の感性に影響されるものを除くと、露出、カラーバランス、ピントが残ります。これがカメラ本来の機能による要素と言えます。

 この機能を使いこなすのは撮影者の能力ですが、その要求に的確に答えられるのはカメラの能力でもあります。すなわち、撮影者の意思を円滑に伝えうる装置を持つカメラが、使いやすいカメラということになるのでしょう。

 カメラにおける操作性は非常に大事です。撮影者はファインダーを覗いて構図を構想します。その状態でカメラの各機能を操作出来ることが一番の理想です。この考えに立てば、画面要素を決定するための変更操作は、液晶画面で確認する操作ではいけないということになります。

 そこで、「K10D」の操作装置に関して考えると、ホワイトバランスはファンクションボタンを押してから背面モニターで確認しながら十字キーで選択します。この操作では、銀塩時代に色温度変換フィルターを装着する操作と等質の作業です。これは不満です。左ダイヤルを二重にして、それで選択できるようにすれば解決するのですが…露出モード選択のときはロック解除ボタンを押しながら回すなどの方法にして…

 「K10D」は連写の連続性能が特に優れています。この機能を使うためには、やはりファンクションボタンを押してから背面モニターで確認しながら十字キーで選択します。単写をしているときに、急に連写したい状況が生じることはよくあります。そのときにとっさに対応するためには、この方法では不満です。あらかじめいつも連写モードにしておく…という解決策もありますが…

 人間、欲は尽きない動物なのでしょう。近い将来に上梓されるというハイエンド機においては、何とか実現して欲しい操作性です。掌中の宝となるために…

 

2006/11/10

 仕事帰りに川崎駅で降り、西口のBIGに寄ってK10Dの新カタログを拝領しました。ネット上で見ることができる米国版と使っている写真はほぼ同じですが、構成は大分違っています。日本版の方が細かく説明型…早くから出ているイメージ型の英国版とはまったく違う…

 

 新設の露出モードであるSvモードのときに前ダイヤルに割り当て可能なプログラムシフトというのがどのようなものか、いまいちイメージできていなかったのですが、カタログの説明で理解できました。

 カメラが判断した適正露出を作り出すためのシャッター速度と絞りの組合せを変えるということで、ISOの変更に応じてカメラが判断した組合せを手動で変更する機能のことでした。

 これにカメラが適正と判断した露出を修正する操作である露出補正ボタンを押しての前ダイヤル操作による露出補正を組み合わすことで、露出に関しては縦横無尽、自在勝手な操作性になる予感…

 

2006/11/9

 風が弱くて空気が濁ったので霞みはしたものの、一日中富士が見えていました。やはり冬になったのですね…

 

   塵埃の底に沈めり咲耶姫   雌山

   野渺々雁南天を指し示す   雌山

   今更に思ひの募る寝待月   雌山

 

2006/11/8

 朝、通勤電車の車窓から見える丹沢越しの富士は、すっかり雪化粧していました。昨日の未明に降ったらしい…

 富士の白と競うように、雲一つ無い西空に18日の月が落ち残っていました。今宵は居待月…

 

   待つほどに焦がれ募るる居待月   雌山

 

2006/11/7

 今日は、はや立冬、でも、旧暦の9月17日なので、月はまだ丸い…

 北海道で死者も多く出た竜巻が発生するなど大荒れの天気で、木枯し一号が吹いたところもあったようです。波乱の冬の始まりを予告するのか…

 月が大きいので夜空が明るいのですが、それでも星がよく見えます。それだけ冬空になったということでしょうか…

 

   星のまち月の欠けつつ今宵冬   雌山

 

 今年の11月は何時に無く長いことになりそうです。気持ちの中では…

 

 DA21/3.2AL Limitedですが、このレンズのフードは特殊な形状をしていて、鏡胴にはバヨネット取付なのですが、クリックが弱いために回り易く、外れ易いという困った問題があります。そこで、テープで固定するというのが安易確実な対策なのですが、そのテープ、絶縁用ビニールテープが適していると思います。接着糊が経年固化せず、剥し易いのも優れている点ですが、鏡胴表面に接着糊が残っても無水アルコールで簡単に拭き取れるのも優れた点です。

 また、色も数多くありますから、好みのものを使えます。亭主は黒ですが、目立つ黄色などでも良い感じ…

 固定のためには幅8o、長さ20oもあれば十分です。これをフードと鏡胴の境に貼ればフードは簡単には回らなくなります。この状態でキャップもできますが、フード内に43oフィルターを取り付ければ不要でしょう…

 

 11月30日に発売されるK10Dに関しては、カメラ本体のほかに、同日発売のバッテリーグリップD-BG2、拡大アイカップO-ME53を2個、アイカップFp、ACアダプターキットK-AC50J、リチウムイオンバッテリーD-LI50、フォーカシングスクリーン分割マットLL-80、同スケールマットLI-80、同フレームマットLF-80を予約しています。これで、既に所有の品と購入予定の無いカメラケースを除くと、ほぼフルオプション…

 なお、アイカップFpは無くした時の予備ですが、フレームマットLF-80(標準)は予備というより、*ist Dで使ってみるつもりで入手することにしました。拡大アイカップO-ME53も…

 

2006/11/6

 連休明けは調子が乗りません。

 価格.COMのデジタルカメラのページにK10Dの広告ページが付き、その中で高感度の作例も出ています。他にも高感度の作例がぼちぼち流出し始めましたが、その限りではノープロブレム…

 

2006/11/5

 パソコンの自作(積み木遊び)から離れて随分経ちます。それはATケース用のマザーボードが消え始めたためですが、久し振りに今時のマザーボード情報に触れてみて、バス名称など初めて見る用語の多さに瞠目…日進月歩の世界というのは承知していましたが、まったく別物になっているのにはかなりショックで、瞑目…

 

 PENTAXのK10Dスペシャルサイトにリンクが貼ってある記事の「傑作を生む男の道具」というタイトルに、女性の写真愛好者がネガティブ的に反応したそうですが、中身を見ると、何も「K10D」が男のためだけの道具であるという意味ではなく、男が道具とするに足るというものでした。この「道具にするに足る」というのは重要な概念で、女性が道具とするということとはかなり内容が違うと思っています。

 秋葉原といえば「オタク」という言葉が同義語となるほどの昨今です。確かに、戦後の闇市以来、ラジオセンターを代表とする秋葉原は「オタク」のための街でした。そして、「オタク」とは男の分類語でもあるのです。

 男には道具そのものが愛玩の対象となるのですが、女はその道具を使った成果の方に強い興味があります。言い換えれば、成果のために道具を選ぶのです。その点が本質的に違うのでは、と分析しています。

 

 ちなみに、手軽なヨドバシ通販調達で画と音も含めて最新最高機能級(RAIDやCAD、一部特定ゲーム用機能を除く。)のミドルタワーパソコンを自作すると、本体だけで30万円ほど入用と積算…「男の道具」はどれも金食い虫…

 

 「男の道具」といえば、道具は便利なほうが良い、という考えと、不便でも使いたい道具がある、という考えがあります。この二つの考えは対立するものではなく、男の道具としては並立する関係なのです。この辺を誤解または短絡思考すると、意見が噛み合わなくなります。

 また、仕事の道具と遊びの道具とでは、その本質に少し違いがあるのかもしれません。遊びのためのものには当然遊びが有ってしかるべきで、結果のための仕事の道具とは異なって当然…

 昔のレンズを見つけ出したり、新たに入手したりして、それを使ってみたいというのは遊びの分野です。その要求は遊びの心そのものです。この心に答えてくれるカメラメーカーは遊びの親しい友達なのです。カメラメーカーにとって親しい友達をたくさん持つことはどういうことか、それが問われる時期が来る予感…

 

2006/11/4

 隣の熟柿を啄ばむ小鳥が視野の隅に入り、すわ、メジロかと凝視すれば…雀でした。

 

 銀塩用として生まれたPENTAXのFA Limitedシリーズの3本は定評のあるレンズですが、デジタルDA Limited三兄弟は、さて…

 PENTAXは昔から、他社に無い焦点距離のレンズを上梓してきました。そして、それらはどれも好事家の支持を得てきた事実があります。この伝統は続くのでしょうか…

 不肖亭主も、Limited全6本の内、半数を所有するに至りました。次に食指を動かすのは70か77か…

 FA☆28-70とかぶらないという点では、77が一歩の差を付けていますが、価格の差が大きい…でも、銀塩でも使える…ハム亭主の悩みはContinue…

 

 単焦点のZoomと異なる点は、画質の差もさることながら、制約による緊張感…その画角の中でしか映像を切取れない、画角を常に意識し、カメラを向ける対象を事前に吟味する…といった具合でしょうか…

 窮屈だから逆に愉しみとなる、倒錯の世界…

 

 現在の多くのカメラは、殆んど等質のデザインと質感となっています。一つは人間工学的な要請でそうなったことと、素材から来る製造の容易さからくるもの、そして農耕民族の悪癖、横並びの美学…

 その中で、PENTAXのレンズは、他とは異なる傾向の造形をなしています。特にLimitedシリーズは、交換レンズの質感というものを意識した、機械である、道具であるという本質をより表に出したものであると感じています。小泉や安倍などに靡く輩の行動とは対極の存在…

 

2006/11/3

 文化の日です。何が文化なのかは問わないこととして、今夜は十三夜、後の月です。秋もあと半月ということになります。

 

 今日は見舞いのついでに成田山新勝寺、別名成田不動尊に出張りました。新勝寺は今、総門の新築工事が行われていて、また、二代前の本堂である光明堂も修復工事中でありました。

 新勝寺は平安中期、平将門平定後の下総鎮撫のために京から不動明王を遷座せしめたのが開基とのことで、千年を越える歴史を持つ真言宗智山派の古刹です。真言の修法、護摩法要は休日なので半刻毎に開催…

 

 行き道、成田駅に着いたときには午を半刻ほど過ぎて小腹も空いていたので、参道に入ってすぐ左側の鰻・天麩羅・蕎麦看板に示して商う店に入り、天麩羅蕎麦を賞味…これが、不味くてびっくり…胡麻油揚出しを謳う海老の天麩羅はまあまあなのであるが、肝心の蕎麦が最低…一口噛むと歯に纏わり付く、歯ぬかりするというか、どうにもならない食感なり…

 

 帰りの電車に乗ったときにはとっぷりと暮れていて、十三夜の月が車窓を照らしていました。参道で買った土産は、月ならぬ煎餅と甘栗と贔屓大野屋の鉄砲漬…

 

2006/11/2

 このところ、小物漁りが続いています。

 OlympusC2000zoomに古いSONYハンディカム用ワイドコンバージョンレンズを取り付けるために、ステップアップリング43-46を入手しました。OlympusC2000zoomは広角端換算35oですから換算24.5oになり、広角コンデジに見事改装…と言っても、コンバー ジョンレンズは77oフィルター径の太さですから、とても「コン」ではありませんが…

 また、所蔵しているケンコーの52oオス・オスリングを利用してOlympusC2000zoomにクローズアップレンズとして標準レンズを逆向きに取り付けるために、ステップアップリング43-52も入手しました。早速K55/1.8を取り付けてみましたが、テレ端で四隅が若干ケラレます。でも、等倍以上に寄れます。

 ステップアップリングやステップダウンリングは、レンズで遊ぶための必需品です。

 これはケンコーの52oオス・オスリングを利用してK55/1.8にK55/1.8を逆付けして写した旧500円玉です。リサイズだけで、トリミングは無しです。標準レンズは非常に優秀な高倍率クローズアップレンズとなるのですね…

 なお、撮影に使ったこの2本のK55/1.8には、バルサム切れの曇りはまったくありません。オリジナルのK55/1.8には、曇りの無い玉はもう存在しないのかもしれません。この2本も、他の1本も曇っていました。ですから、これらは当然オリジナルではなく、中の玉はSMCTakumar55/1.8のものです。玉の外形寸法はまったく同一ですから、Kの鏡胴にぴったり納まります。写りもご覧の通りです。

 この500円玉は電池蓋を開け閉めするのに最適な工具です。これを使えば溝を変形させることもなく、大きな力が加えられます。工作台にはぜひ常備しませふ…

 

 K55/1.8はKMやKX、K2に装着された最もベーシックな標準レンズでした。同時期にはK50/1.4やK50/1.2という、より上級の標準レンズもあったのですが、K55/1.8が最も多く作られたはずです。

 でも、現在中古市場に殆んど流通していないというのは、バルサム切れの曇りによって廃棄されてしまったからなのかもしれません。すぐにMシリーズに移行してしまい、製造期間が短かったせいもあるのでしょうが…

 このフィルター52o径の大振りなKマウントの鏡胴には、SMCやSuperのTakumar55/1.8レンズ玉が移植できます。そして、SMCやSuper時代のレンズ玉には、バルサム切れによる曇りが殆んどありません。中古市場にも膨大な数があります。しかも、とても安価で…

 *ist DやK10Dの機体に取り付けて使うためには、マウントアダプターKを使ったSマウントのTakumarでは、実絞りで絞り優先オートは使えるメリットはあるものの、フォーカシングに有利な自動絞りが使えません。改造しないとフォーカスインジケーターも使えません。その点、Kマウントなら自動絞りで使えますから、ハイパーマニュアルの利便性で露出を解決すれば快適に使えます。

 曇り玉であっても、少しの投資で回復できるのですから、折角の風格ある鏡胴を無駄に廃棄しないで欲しいものです。

 

 K10Dが新しい機能として喧伝している露出コントロールの「Sv」と「TAv」について、少し勉強してみようと思います。

 Svとは、絞りとシャッター速度をカメラ任せにし、撮影者は感度を後ダイヤルを操作することでコントロールする。つまり感度優先…でも、従来のカメラでも、プログラムモードは、感度については撮影者が任意に指定していたわけですから、今回のPENTAXの提案は、感度指定を絞りを指定するがごとくに手軽に後ダイヤルで操作できるというもの、と理解しました。プログラムの特性は前ダイヤルで自在にコントロール…

 K10Dにはハイパーシステムが搭載されています。これはPENTAX独自の非常に優れたシステムで、プログラムモードとマニュアルモードにおいて使えます。

 プログラムモードでは、絞りダイヤルやシャッター速度ダイヤルを操作することで、「絞り」優先や「シャッター速度」優先に移行し、グリーンボタンの一押しでプログラムに復帰するのです。Svモードではこれが使えない、つまり、他の多くの機種のプログラムモードの感度変更が容易版に相当すると考えればいい、と理解しました。

 TAvとは、絞りとシャッター速度を撮影者が任意に決め、感度はカメラに任せる。つまり「絞り&シャッター速度」優先…結局、この機能が一番新しいのかもしれません。

 フイルムカメラでは、感度はフィルムに依存しますから固定でした。同一のフィルムの中では、同じ光りの中では、絞りとシャッター速度は組合せの約束事から外れることができず、相反する要求を満たすことはできませんでした。

 でも、デジタルでは、感度は可変です。この機能を考えれば、必然的に生まれる考え方ではあります。感度によって画質に差があることが難点となる場合もありますが…

 感度によって画質に差がある点ではフィルムも同様でした。ですから、その画質差を映像づくりに利用する、という考えもあるでしょう。PENTAXがこのことを提案するのがK10Dなのだと思えてきました。

 

 なお、K10Dが*ist Dと著しく異なっている点は、カスタムファンクションで前後のダイヤルに機能を割り付けることができる点です。Tv時やAv時の露出補正機能やSv時のプログラムシフト機能など、露出のコントロールのためには至れり尽くせりの観があります。

 

2006/11/1

 月が変わり、後の月(十三夜)もあと数日というのに、この日中の暑さはどうしたことでしょう。地球温暖化の現象なのでしょうか…

 

 メモリーアダプターを入手したことで、各メモリーの読み込みと書き出しのスピードを知りたくなり、フリーソフトのHDBENCHをダウンロードして調べてみました。ファイルサイズは4MBで行い、カードリーダー・ライターは同一のものを使用しました。

 3年前に購入したレキサーCF1GB32倍速は、読み出しが「5817」で書き込みが「2518」でした。

 去年購入した日立MD6GBは、読み出しが「5817」で書き込みが「2147」でした。

 CF型SDアダプターには先月購入したレキサーSD1GB133倍速をセットして、読み出しが「5237」で書き込みが「3968」でした。

 これで、CF型アダプターが*ist Dで十分使えることが分かりました。

 なお、レキサーSD1GB133倍速単独では、読み出しが「7274」で書き込みが「4591」でした。

 また、7年前のOlympusSM8MBと、MegadataSM16MBも調べてみましたが、8MBが読み出し「4222」で書き込み「653」、16MBが読み出し「4222」で書き込み「903」という結果でした。

 

 スマートメディアは、読み出しはともかくとして、書き込みがえらく遅いのが分かりました。使われなくなったのは、このせいかも…

 

2006/10/31

 K10Dが来ると、メモリーカードはSDとなり、これが主力となりそうです。*ist D用としてだけにCFを新規に購入するのは躊躇われるので、コンパクトフラッシュ型SDメモリーカードアダプターを入手しました。最大転送速度も3.3MB/sを謳っていますから大丈夫でしょう。*ist Dは連写枚数も少ないので、書込み速さはあまり要求されないし…

 

2006/10/30

 一昨日入手したばかりのベルボン三脚、リニューアルの発表がありました。入手したものは、もうカタログ落ちのようです。なんともはや…でも、新型のどれより、これのほうがいいかも…

 

 K10Dが届くまでにまだ1ヶ月ありますが、発売記念キャンペーンプレゼント応募用専用封筒をダウンロードして早々と印刷してしまいました。わくわく…

 

2006/10/29

 雨の残る夜明けです。晴れと雨の交代が秋の気候ですが、その周期があと何回で冬となるのでしょうか…

 

 オリンパスC2000ZOOMを使ってみて改めて思うことは、一眼レフの使い易さです。AFでも合焦が視認できますし、MFも可能です。絞りや露出のコントロールも容易で、何より映像を切取るというダイレクト感があります。

 

 外部ストロボはカメラのホットシューに直接取り付けるより、ステーを使ってタンデムに置いたほうが、構えたときの重量バランスが良く、扱い易くなります。

 カメラは重量より重心位置の方が、扱い易さにとっては重要のようです。ズームレンズは長くて重いので、カメラ本体が軽いと重心位置が前になり、手振れの原因となる感じです。

 

 K10Dの発売記念キャンペーンでプレゼントに使われるメディアケースは、ハクバから出している定価2940円のピクシェルメディアケースHP-Sにオリジナルのロゴを入れた品のようです。このポリカボーネート製メディアケース、別売りのゴム製スペアトレーを入れ替えれば、CFも同時収納するようにできる優れものです。*ist Dとの同時運用にも便利です。

 一方、1GBのSDカードの方は、カードのラベルデザインからするとPanasonicのRP-SDR01GJ1Aで、5MB/s転送タイプのもののようです。新制定のカード性能区分「SDスピードクラス」の「class 2」のカードということですね。ヨドバシ価格で6280円です。

 

 K10Dの外部電源ソケットは専用型になっています。これに使えるプラグ単体を入手するのは困難でしょうから、ACアダプターのプラグコードを共用する方向で単三電池使用の外部電源を製作する予定です。

 K10Dが要求する外部電源の定格電圧は8.3Vです。最終的にはACアダプターが供給する実電圧を計測してみなくてはなりませんが、一応8.3V前後を供給することを想定します。

 ニッケル水素単三充電池の場合、完全充電直後は1.4Vぐらいです。容量の90%以上を使用した後の1.1Vぐらいまでが放電安全電圧ですから、これを考慮すると、7本直列で使用した場合、9.8Vから7.7Vまでの電圧となります。外部電源入力電圧の安全率が定格の前後20%だと仮定すると成立することになります。

 また、6本直列使用の場合は、8.4Vから6.6Vまでの電圧となり、これも成立しています。高圧側の許容電圧が定格の20%増しなら、7本使用が一番効率的な構成となるでしょう。

 なお、仮に入力許容電圧差が少ない場合、ニッケル水素充電電池は1.2Vに落ちるのが容量の20%使用時であり、この電圧付近を維持するが容量の約60%相当であることから、完全充電後、1.2Vにまで放電したものを7本使用することで大容量を確保できる計算になります。

 

2006/10/28

 この数日で庭の八朔が少し黄色実を帯びてきました。クロガネモチの実も染まり始めています。秋が深まっているのを実感…

 

 ソニーのハンディカム用に大昔に買ったまま使うこともなかったワイドコンバージョンレンズがあるので、これを使ってみようと思っています。取り付けサイズが46oなので、ステップダウンリングが必要です。オリンパスC2000ZOOMだと43oなのでステップアップ…

 

 49-46のステップダウンリングがあったので、M50/1.7に取り付けて*ist Dで撮影を試みました。0.7倍ですから画角は標準域になる…

 画質は全体に落ちる感じで、特に周辺部が悪くなります。オリンパスC2000ZOOMは換算35oですから、これに使えば換算24.5oで、十分有効かも…

 

 ベルボンの「Ultra Maxi SF」が届きました。これ、なかなか操作性が良く、軽い割りに安定性も良くて、開脚も3ポジションが選べて、マクロ・レンズでの草花撮影に重宝しそうです。ロー・アングル主体ですから、レフ・コンバーターとケーブル・スイッチは必需品ですが…

 また、軽量短小なので気軽に携帯でき、旅先での自分撮りなどに威力を発揮しそう…

 付属の自由雲台も外せて、最短で28pになるので、小さめの鞄にも楽に入ります。カメラ雲台などに交換しても使えるので、用途が広がります。

 

 久し振りに使ったオリンパスC2000ZOOMで*ist Dの正装した雄姿を撮影…最高画質でも、暗部はノイズだらけのとんでもない画質でオドロキです。昔はこうだったのね…

 

2006/10/27

  PENTAXのホームページにK10Dのスペシャルサイトが開設されました。動画でも新機能を解説する趣向ですが、亭主の環境では、読み込みが間に合わずに映像が途切れ途切れになってしまいます。

 K10Dを1月31日までに購入すると1GBのSDカードとオリジナルメディアケースを貰えますが、その応募方法も搭載されました。オリジナルメディアケースはSDカードが8枚収納できる防塵・防滴のものです。SDカードはクラス2のようで…

 新レンズDA70/2.4Limitedが発売になったようです。暫く静観の予定…

 

2006/10/25

 亭主の初デジであるオリンパスC2000ZOOM用にメモリーを確保しようとネットを調べたら、スマートメディアは滅亡寸前なのに気付きました。128GBが上限なのが使われなくなった原因なのでしょうが、高速SDだと16倍の容量のものと同じような価格なのは、何とも高くてオドロキ…

 

 また晴れモードに戻ったようで、夕日が綺麗でした。明日も晴れ…

 

2006/10/24

 昨日一日降ったのに、今日も朝から雨、昼間上がったのに、帰宅時間にはまた降ってきて、ふてくされ…

 

 11月30日に同時発売のK10D用アイテムを、溜まったポイントを使ってネット発注しているのですが、その品だけでは金額的に配送料無料にならないので、普段あるといいかなと思っていたステップアップリングなどを5点ほど抱き合わせ発注したのです。すると、取り寄せ入荷があるたびに毎日のように発送されてくるのです。数百円の品なのに、その都度配送費無料で…亭主としては11月30日にまとめてでよかったのに、こんなシステムとは初めて知りました。むむむ…

 

 野の花や花壇の花などを接写する場合、三脚を使いたい状況はよくあります。でも、普通の三脚だと、4段のものを縮めても高すぎたり、開脚機構を使うと場所を取ってしまったりで、ままならないことが殆んどです。カメラを地上高30pぐらいでセットできて、足があまり広がらない三脚が欲しくなります。

 そこで、各社の製品を調べたところ、ベルボンのUltra Maxi SFがどうも良さそうです。750gしかなく、畳んで全長32.7pです。自由雲台も付いていますし、お代は8K以内ですし…

 

2006/10/23

 昨夜は久し振りの雨で、しかも強い雨脚でした。屋根を打つ雨音で目が覚めたほどです。秋は一雨ごとに深まる気配…

 

 蓄積されたレンズ資産の力ということが言われています。SONYが一眼レフカメラに新規参入するにあたって、事業を引き継いだ旧Minoltaのαマウントレンズ資産の力を意識したということや、PENTAXがデジタル一眼レフの後発であるにもかかわらず、銀塩一眼レフカメラの老舗であることで蓄積した膨大なレンズ資産によって一定のユーザー群を獲得しつつあるのもそのあらわれでしょう。

 PENTAXについては、祖父が残したSuperTakumar55/1.8やM50/1.7などのMFレンズを使ってみたい、という孫の世代のユーザーへの参入話などが聞かれます。それくらいレンズの製品寿命は長いので、これを無視した機体造りは、必ずやメーカーの足を掬うことになるでしょう。ですから、何とか絞り環連動機構の復活を…

 

 M50/1.7を*ist Dシリーズカメラに装着して写した写真について、ここが最新のレンズより明らかに劣っていると指摘できるユーザーは殆んどいないでしょう。20年以上経っても遜色なく使えるのです。

 K100Dの成功やK10Dへの期待によってでしょうか、現在PENTAXの中古レンズ相場が上昇しているのだそうです。それと、数量も不足しているのだとか…事実、中野フジヤ在庫を検索しても、AFレンズはF魚眼ズーム1本だけ…

 

2006/10/22

 曇り空の夜明けですが、日中は陽射しがあるのかも…

 

 PENTAXからメールが来ていて、ユーザー登録のIDとパスワードの登録を要請する内容でした。これを行うせいで一部の登録データーを消失してしまったのかも…

 

 昨日は原宿でK10D体感&トークライブが開かれました。数千人が集まったそうですが、K10Dへの関心は高いようですね。

 PENTAXデジタル一眼レフの他社製品に比べての最大の長所は、一時期世界標準マウントであったプラクチカマウント、M42とも、Sマウントとも呼ばれるマウントのレンズを装着したときに一番使いやすい機体である、多くの今日的な機能を使える機体であるという点です。これは他社の追随を許さない利点です。

 プラクチカマウントのレンズは、過去において膨大な種類が造られ、今も世界中で作り続けられています。これらを便利に使える楽しさは特筆ものですちゃ…

 F2.8以上に明るいレンズなら、焦点距離が1.7倍に伸びるもののAFも可能となるアダプターまで用意されているし、絞り優先AEや、フォーカスインジケーターの利用も可能です。何より、ファインダー倍率が高く、ピント合わせがやりやすい…

 

2006/10/21

 濃いもやの中を赤い円盤になって朝日が昇ってきました。直視してもまったく眩しくありません。今日は晴れるのかな…

 

 あまり晴れてこない中、新来レンズの試写を庭先で試みました。比較のため、DA40/2.8LimitedとM50/1.7とKマウントボディに移植したsmcTakumar55/1.8も使ってみました。結果は、モニター画面ではどれも遜色が無くて、判別不能…

 でも、どれも開放とF5.6とでは明らかに画質が違います。被写界深度が違うのですから当然ですが…

 25年前のレンズも今のレンズも、F5.6では一様に優秀です。どれもPENTAX製ですから、比較するほうが無理なのかも…

FA31/1.8Limited    F5.6

 

2006/10/20

 夜になってFA31/1.8Limited「黒」が来ました。ずっしりと重く、仕上げも後輩のDALimitedたちを遥かに凌駕しています。やっぱり絞り環があるのはいいですね。明日は試写…

 このレンズ、K10Dの標準レンズ格として招来したものです。機体の来迎の方は11月30日に延びたので、*ist Dで試写します。評判は高いのですが、果たして、その評判の訳が亭主に見分けられるのか…

 

 夜になっても蒸し暑いので、明日の天気が心配です。天気予報では、崩れるのは月曜らしいのですが…

 

 話は変わりますが、DA14/2.8は人物撮影には向きません。特に、前後に並んだ人物群はまるで駄目です。手前端になった人物の変形が凄過ぎて、まったく不可…

 画角の広さを利しての引けない場所での集合写真の場合は、なるべく平面に人物を並べないといけません。人物には斜に構えさせてもいけません。ひたすら正面を向かせなければ…

 結論は、このレンズ、広大な場所での風景撮影用ということで…

 

2006/10/19

 FA31/1.8Limited「黒」を発注していたのですが、たまたま家人が留守をしていた午前中に配達されそこなった荷物は、今夜は郵便局でお泊りの破目に…明日夕方には受け取れるでしょう。

 単焦点はどんどん増殖するのです。ズームのように…

 

 好天が続きます。雨無し8日目ですね。日中は夏に逆戻りの暑さです。街路樹のハナミズキは色付き始めているのに…

 

2006/10/17

 AFの登場に伴い、ファインダー性能がなおざりにされるようになって久しいのですが、このごろ新登場の機種の中には、倍率を向上させているものが出てきました。ユーザーの年齢構成が老眼世代にシフトしているのが原因の一つなのかも…

 と、いうことで、ファインダー倍率は機種選択の基準となるスペックとなることを予言しておきます。デジタル一眼レフの標準フォーマットはAPS-Cで決まりです。その標準画角である 焦点距離35oレンズでの倍率を問う時代は、すぐそこまで来ているのだよ…

 

 団塊の世代のリタイヤは、一眼レフ人口の増大をもたらします。原点回帰は必然なのです。少年の日、SPに垂涎の視線を向けた世代なのですから…

 

2006/10/16

 朝は気温が低くなりましたが、日中は結構暑くなります。体調維持が難しい季節です。もう少し寒いほうが好き…

 

 予想より事前予約が多くて発売日が延びるのが流行っているようで、PENTAXのK10Dに続いてNikonの防振入り望遠ズームレンズも…

 

 価値観が多様化し、Canon一辺倒の風潮が変わる予兆なのかも…

 

 ズームレンズは便利なのですが、使っていると画角に対するこだわりが希薄になり、それで単焦点より画質が落ちるとなれば、いい写真にならないのも当然なのかも…

 何か制約があって進歩があるのかもしれません。飽食飽衣の国に進歩無し…

 

 古レンズの世界では、ズームレンズの新品時との価格差はベラボーに大きいのですが、単焦点はあまり落ちません。便利は時限性が大きいのでしょう…

 

 古レンズとなっても価格があまり落ちないのは、新レンズのときにあまり売れない変なレンズです。魚眼とか、SOFTとか…

 

2006/10/15

 雲が多い夜明けです。秋は本番となり、隣の柿も無法鴉の餌食になりつつあります。めじろ夫婦よ早くこい…

 日本列島は晴れ連続モードに入ったようで、地震も多発モードに入ったのかもしれません。高気圧のときに地震が起き易いとの説もありますから…

 

2006/10/14

 年二回恒例築地場外の半額市に出撃しました。5月のそれは雨でパスしたので1年ぶりの築地です。各店半額は1品だけで数に限りありなので、通路は行列やら人通りやらですし詰め満員押すな押すなの盛況でした。で、戦果は、さしたることなし…でも一応デイパックにぎゅう詰め…

 以前はカメラをぶらさげた見物人も見かけたのですが、今年は皆無、花より団子の場所と悟ったようです。南無八幡…

 

 当初の想定より予約が多くなり、予定の発売日に必要な数だけ作り溜めすることが出来ないからというのがK10Dの発売延期の表向きの説明ですが、その真の理由を忖度する声が多くあります。それの一つに、CCDの供給が間に合わないというものがあります。供給の出し惜しみという、前科を引き合いにしての穿った推論もあります。

 また、欠陥が見つかったからというものもありますが、これだと、今回の発表が発売予定の延期ではなく、予定は延期したものの発売日の決定をしたということへの推測としては頷けません。本当のところは何なのでしょうか…

 

2006/10/13

 帰宅すると、K10Dの予約先からメールが来ていて、10月下旬予定の発売が11月30日に延びたとのことです。

 PENTAXのサイトに載った延期の言い訳では、世界中であまりに予約が多すぎて、予定の発売日までに出荷数が揃えられないのだと…オドロキ…

 今週の楽天ランキングによれば、予約だけでデジ一眼の売り上げトップ(ボディ単体)と三位(レンズキット)を占める状況だったのだから、当然の結果なのかも…

 延期の理由が本当なら、更なる予約の過熱が起こるかもしれません。再度延期とならなければよいのですが…

 

 同一価格帯の他機種とスペックを比較してみれば、誰が見ても他より圧倒的に魅力的な品であることは明白です。その結果としての人気なのでしょう。先行のK100Dの成功も強力な牽引役となっているのは確か…

 K100Dに続いてK10Dも爆発的な売れ行きになると、レンズ不足が深刻になりそうです。中古市場では既に玉不足と高騰が始まっているようです。鉛レンズ問題で在庫限りでのディスコンを予定しているものは、その時期が一段と早まるのかも…

 

 日蓮の没地である池上本門寺のお会式も今日までです。夕べは万灯行列も行われたことでしょう。二昔前は、お会式といえば、寒い、カストロコートを着てバイクに乗った、という記憶があるのですが、近年は、まだ暑いな、半袖Yシャツでいいや、という感じです。温暖化、亜熱帯化が進行しているのでしょうね…

 

  懐手温めるものは思ひのみ   雌山

 

2006/10/12

 やっぱり朝は快晴…でもって、昼間は夏に逆戻り…

 

 過去から現在までの膨大なフイルムカメラ用レンズ資産を活用したデジタル一眼レフというものを考える場合、レンズの性能を主眼において撮像素子のサイズを選択することが、より高画質を得るためには有効です。

 

 撮像素子のサイズから来る画質の限界を乗り越えるためには、より大きな撮像素子を選択するしかないのですが、この場合、より大きなイメージサークルを持つレンズを装着することが必要となります。

 そのためには、より大判の既存フイルムカメラ用マウントを選択するか、適切なイメージサークルが得られる新マウントを創設して、そのためのレンズ群を開発することが必要となります。

 

 Pentaxの場合、645マウントの充実したAFレンズ群を保持していて、これを使用する大判撮像素子デジタル一眼レフを開発中であると広報しています。その撮像素子の大きさは、イメージサークルの制約を考えれば60×45oより相当に小さくなる、おそらく画角で3/4程度となるのでしょうから、より広角なレンズを新たに開発する必要はあるものの、現在のレンズ群もそのまま使えるというメリットは大きいことです。

 

 Nikonの場合、35oフイルム用以外のシステムを持っていないことから、今より大きな撮像素子を使用するデジタル一眼レフを作る場合、まったく新しいマウントレンズ群を創設する必要があります。このことには大きな投資とたくさんの時間が必要となるでしょう。

 

 Canonの場合は、35oフイルム用マウントを使って35oフイルムと同じ大きさの撮像素子を使った機種を出していますが、広角レンズなどイメージサークルの小ささからくる四隅の画質劣化が顕著なレンズがあり、この問題の克服が課題でしょう。

 また、Nikonの場合と同様、より大きな撮像素子の搭載のためには、新マウント規格のレンズ群創設が必要となります。

 Sonyの場合も、Nikonとまったく同様です。

 

 35oフイルムカメラが他の大きさのフィルムカメラより普及した大きな理由は、それが一般大衆の必要とする写真を提供するのに必要十分な性能を、価格や操作性を含めて有していたからでしょう。

 写真を得る手段がフイルムからデジタルに変わっても、デジタル化がもたらす新規のメリット以外では、35oフイルムから得られていた基本性能を一般大衆のニーズの範囲を踏まえて保証すれば、それで必要十分であると考えることができます。

 

 撮像素子の大きさをフイルムのそれと同じにするメリットは、より大きな撮像素子にすることによってより高画質を得るということもありますが、それよりも、フイルムカメラと同じレンズを同じ画角で使えるということに尽きてしまいます。このことによってもたらされる周辺画質の低下には目をつぶるしかないのですが…

 

 撮像素子の大きさを小さくすることでレンズ由来の画質低下を抑えられるというメリットがあり、しかも、一般大衆の必要を充たす性能が得られるとするならば、これがスタンダードとなる可能性が大きいでしょう。35oフイルム一眼レフカメラが培った膨大なシステム資産をほとんどそのまま使うことができ、フォーマットの小型化によるレンズ画角のシフトによって不足する広角域のレンズを新規開発すれば、システムとしても同等なものとして充足することでありますし…

 

 電子機器となったデジタル一眼レフは、高速で進歩している今日、その機体としての製品寿命や機能寿命は非常に短く、それに比べて、レンズなどの周辺機器の製品寿命ははるかに長く、機能の陳腐化を問わなければ、物としての寿命も比較にならないほど長いものです。そのようなシステムの本質を見るとき、短命である機体の機能不足を、長く生きなければならないレンズに負担させるような方針は、歴史観の欠如した刹那主義、ご都合主義とでもいうべき思想であると亭主は断じます。

 

 新規ユーザーからすれば、その品がご都合主義であろうと、過去のいきさつを引きずったものであろうと、その時点で優れたものでさえあれば良いのかもしれません。

 しかし、そのユーザーが使い続けていくうちに、あるとき突然、それまで高額を払って入手したシステムが使えないゴミになるとしたらどうでしょうか。また振り出しに戻って新規ユーザーを演じるしかありません。

 

 システムの進歩の道程において、過去をどのように扱うかによって二つの道に分かれています。制約はあろうとも、上位互換を維持することによって過去の周辺機器等のシステム資産を可能な限り使えるようにする道と、 より優れた進歩のためには切捨てを厭わない、過去との断絶も気軽に行うという道です。あなたはどっちが好き…

 

2006/10/11

 夜になって雨が降ってきました。でも明日朝には回復するのかも…

 

 カメラレンズには、焦点の合う平面(フイルム面)に像を結ぶ範囲としてイメージサークルがあります。これは絞りを絞り込むと大きくなり、近接より無限遠の方が小さくなります。このイメージサークルの周辺部は、中心部と比べて光の曲げ方が大きいことから、各種収差や光量の減少など画像の質が劣っています。

 通常のカメラレンズは、イメージサークルのうち周辺部の劣る部分を可能な限り除いて画角を決定しています。逆に言うと、必要な画角に対してどれくらい大きなイメージサークルを作り出すかによって画像の質を決定しているのです。

 広角レンズは大きな画角を得るために光をより大きく曲げなければなりません。イメージサークルを大きくすることは、標準レンズや望遠レンズより困難なのです。そこで、比較的小さなイメージサークルのレンズで必要な画角を得ることになります。

 話は変わりますが、デジタル一眼レフにおいては、一部を除いて、フイルムカメラと同じマウントを使用し、それのレンズを使っています。このとき、フイルムに相当する撮像素子の大きさをフイルムより小さなものにしている製品が大多数です。

 撮像素子を大きくすると高価になるというのも、そうしている理由のひとつでしょうが、もうひとつの理由として、フイルムと同じ大きさの撮像素子にした場合、必要とするイメージサークルがフイルムよりも大きいという問題があります。

 撮像素子は、その前面にローパスフィルターを置くなどして周辺部と中心部とでは、センサーごとの受ける光について単なるフイルムよりその差が大きいという性質があります。

 フイルムカメラにおいて必要とされるぎりぎりの大きさのイメージサークルで設計されていたレンズの場合、それを使うデジタル一眼レフをフイルムと同じ大きさの撮像素子とすれば、四隅の画質が劣ることがより顕著に表れてしまいます。これは広角レンズにおいてより顕著となります。

 これを解決するためには、広角レンズなどイメージサークルに余裕の少ないレンズについては、より余裕の大きなものに作り直す必要が出てきます。フイルムカメラの時代においても、より高画質なものを目指していろいろと工夫きたのですから、現在のマウント規格の中でそれを実現することは相当に困難なことでしょう。

 

2006/10/10

 四日続けての好天です。でも、富士が見えるほどには空気は澄んでいなかった。月も赤く出てきたので、明日の天気は崩れるのかも…

 

 物や願望というものは、手に入るまでが楽しみなのであって、実際に手にすると、その楽しみは萎み、消え失せてしまう…

 

2006/10/9

 三連休最後の朝も快晴です。空が高いと、気分も爽快…

 

 デジタルカメラの場合、撮像素子に光りを受けます。その撮像素子の前面にはフィルターが置かれ、単なる平面のフィルムと違って斜めからの光りは受け難くなるとのことです。そこで、デジタル用に設計されたレンズなるものが登場していると言う訳です。

 ところで、望遠系のレンズは、広角系に比べて光軸をあまり曲げていません。従って、元々イメージサークルが大きく、135フォーマットのときでも余裕があったものが多いようです。広角系には開放絞り付近で周辺光量の不足するものがあったのに、望遠系には少ないのがその証拠…

 撮像素子を現在の主力であるAPS-Cではなく135フォーマット、いわゆるフルサイズとした場合、従来の135フィルムカメラ用のレンズを使うと、広角系は周辺部の画質がデジタル用としては不足することになる恐れが高くなります。フルサイズであるCanon5Dで広角レンズを使った写真の周辺部の画質が良くないと批判されているのもうなずけます。

 フルサイズ待望論者がそれを願望する根拠の一つとして、135フォーマット用の広角系レンズを元の通りの画角で使いたいというものがあると思われます。しかしながら、旧来のレンズではイメージサークルに余裕がないため、デジタル用としては質の落ちる部分までを使うことになり、満足な写真を得られないことになりかねません。畢竟、現在の銀塩用135フォーマットマウントではフルサイズには役不足なのです。その役不足のマウントで造られたレンズをデジタルで満足に使えるという幻想がフルサイズ待望を生むのでしょう。

 より高画質を求めて撮像素子をフルサイズ、あるいはそれ以上のものとするためには、満足な性能のレンズのために、より大型でフランジバックの長いマウントが要求されることとなります。PENTAXが大型撮像素子のためのベースとして645フォーマット用のマウントを選択するということは必然のことなのです。

 PENTAXはK10Dの上級モデル、ハイエンドモデルを近い将来に上梓すると明言していますが、そのフォーマットがフルサイズとなることはないと亭主は予言します。マウントを変更しないという前提では、現在のAPS-Cフォーマットを使ってより高画質を探求する方が、レンズ性能の限界からくる制約を受けてしまうフルサイズを選択するよりも、はるかに賢い選択であると判断します。

 

 好天に誘われ、新たに入手したDA21/3.2Limitedの周辺光量落ちをテストしてみました。青空を写したその結果は、開放でも、格段F11まで絞っても、どれもまったく等質な周辺光量で、光源に近い方から遠い方への自然な色の変化があり、中央部との大きな差は見られません。フルサイズ換算で約32oですから、さほどの広角ではないせいかも…

 調子に乗ってDA14/2.8でもテストしましたが、これも開放からF11まで周辺光量の変化は認められません。フルサイズ換算で約21.5oですが、優秀なものですネ…

 

 現在の規格のマウントを使う限りにおいて、APS-Cフォーマットを使うことがレンズ性能との関係で必須であるならば、次に考えねばならないのはファインダー倍率、言い換えれば視界の広さでしょう。現在、ファインダー倍率の表示は、フルサイズでの標準である50oレンズ装着時となっています。これではAPS-Cの画角では換算75oレンズの画角、中望遠のそれとなってしまいます。標準レンズの画角のときの倍率を表示すべきであり、そのときの広さを提供すべきであると亭主は考えます。

 APS-Cフォーマットにおいてフルサイズ50oレンズと同等の標準画角が得られるのは約33.5oのレンズですから、ハイエンド機と謳うならば、せめて35oレンズ装着時のファインダー倍率を等倍にすべきであると亭主は主張します。もちろん視野率100%が理想です。

 

2006/10/8

 きのうの強い北風も止んで、中秋らしい高い空の朝です。日本の季節を大きく動かすのは台風なのですね…

 

   わだかまりもみくちゃにして秋颶風   雌山

 

 休日の散歩の途中、日産スタジアム周囲ではフリーマーケットが開催中、古着のブースが圧倒的に多く、古革靴までもが…

 新レンズの画角、街中のスナップに向いているようです。主題に寄って、背景も広く…

 

 河原の路では、連なり飛ぶ夥しいアキアカネに付き纏われました。翅のきらめきが眩しい…

 一昨日は雪だったとのことで富士の薄化粧姿を期待したのですが、山頂まで黒い姿でした。見えたのだけで良しとするべい…

 DA21/3.2Limited だす…

 

2006/10/7

 きのうは嵐の一日でした。まだ黄葉には少し早い街路樹の葉が歩道にたくさん散り敷いています。窓外を見れば、色付き始めた柿を照らす朝日はすっかり秋の光りです。実りの秋…

 

 きのう英国サイトに一時載っていたK10Dの取扱説明書を見ると、撮像素子の清掃具を販売する予定のようです。DRを組み込んでも油性のゴミは付着するものです。これは拭き取らねばなりませんから…

 

 同じく英国サイトに載ったK10Dの作例のうち、レンズはDA21/3.2Limitedを使って羊飼いと羊の群れを写した写真がありますが、これが各板で評判になっています。逆光の写真ですが、絞りはF6.7で近景から中遠景までしっかりピントが合っていて、多少ハレーションはあるものの、特に暗部の諧調豊かな作品となっています。このレンズ、今日中には配達されると思うので、楽しみです。

 

 また、葡萄の写真については、安価ゆえの撮影レンズの性能の限界みたいな論調も見られますが、B5程度の大きさで見たとき、その立体感は素晴らしく、望遠効果の実力は必要十分なものを感じます。貴腐を目指しているらしい被写体に思いを致すとき、収穫の確かさを実感する映像です。

 

 注文していたDA21/3.2Limited、夕方配達されました。43oのフィルターも一緒に届き、バヨネットフードの内側に逆向きにねじ込むという趣向です。これで全長が伸びません。PENTAXにはこだわりギミック好きが多いのかも…モットヤレ…

 

2006/10/6

 PENTAX U.KのサイトにK10Dの作例が載りました。レンズ名が不明ですが、いずれもきれいな写りです。高感度時の夜景写真が無いので、噂されるこのCCDの欠点は表れていません。

 また、カタログも、取扱説明書のPDFも載っています。本家サイトにも、今日中には載るのかな…

 

 カタログによれば、「O-ME53」という1.2倍のビューファインダールーペもオプション設定されるようです。ファインダーから少し出っ張りますが、合成倍率が上がるので、標準画角の35oレンズ装着時でも0.8倍程度に見えることになります。これは買いですね…

 

 今日は大雨の一日になりそうです。各ダム湖にしっかりと溜め込めば、冬季の水不足は避けられるでしょう。国土交通省、判断を誤るなよ…

 

  PENTAX U.Kのサイトに載った写真をダウンロードしてPENTAX PHOTO Browser で見てみたら、横位置の写真にはレンズ名やカメラ設定の各種データーが出てきました。ISO100や200の低感度で撮影したものばかりで、SRも使っていないものばかりでした。中に70oとだけしか情報の無いレンズがありますが、これは10月下旬に発売予定のDA70/2.4Limitedなのかもしれません。9枚絞りのボケがなかなかの写りです。こんな写真が写せるのなら、亭主としては、機体・レンズともに何の問題も無い…

 

 昼頃本家サイトにも作例が載りました。70oというのは、やはりDA70/2.4Limitedでした。買うかも…

 

 今朝PENTAX U.Kのサイトに載っていたK10Dの取扱説明書、今は消されています。どうも手違いがあったようで、早まってしまったようです。表紙にトンボが切ってあったし、何か変だとは感じていましたが…

 でも、しっかりと保存してありまっせ…

 

 巷の各板の論調を見ると、作例写真には衝撃を受けたようです。他社ファンも、PENTAXフリークも…

 で、予約するのを躊躇っていた仁の背中を一押しする効果はあったような…

 

2006/10/5

 台風が秋雨前線を刺激して、午後から雨脚が強くなりました。明日も一日降りそうです。梅雨の降水量が少ない年は秋霖の雨量が多いのだそうです。今年もそれに当て嵌まるのだとか…

 

 明日は旧暦8月15日ですが、中秋の名月は到底拝めそうにありません。K10Dを入手してから、後の月に期待するしかなさそう…

 

 隣の柿が色付いて来たので、メジロたちの来訪に期待を寄せています。月末ぐらいになれば、食べ頃の熟柿になりそうだし…

 

2006/10/4

 K10Dは10月27日に発売となるようです。最終金曜日ですから、おそらく当たっているでしょう。既に予約を入れてありますから、当日に配送されるかも…

 

2006/10/3

 フォトキナにおけるPENTAX幹部のインタビューにて、近い将来、Kマウントのハイエンド機を上梓したい、とぶち上げています。同社が考えるハイエンドのクオリティがどのようなものなのか、はたして他社のそれを凌駕するものなのか、畢竟横並びをもってよしとするものなのか、あるいは同社の精一杯のものという位置付けなのか、あれやこれやと期待を込めた忖度の論やいと繁し…

 

 7月に出たK100Dは*istDL2、DS2の操作系を踏襲し、ファインダーをペンタミラーとすることで入門機としての位置付けを整理したものだと言えます。

 一方、今月下旬に出るK10Dは初代*istDの操作系を用い、ファインダーをより高倍率のペンタプリズムとして、より熟練者に向く機種として位置づけています。

 確かにK10Dは、他社のハイエンド機に比べるとスペック的に劣る部分が幾つかあります。これらを同等以上に引き上げた機種が登場するなら、同社は昔日の栄光を取り戻すことができるかもしれません。

 

 デスコンになった多くのレンズ群の代わりとなる製品を開発するとも表明しています。一眼レフの最大の利点は多様なレンズを使えることです。これらを早急に整備することは、ハイエンド機を存在させるためにも必要な行動でしょう。

 

 なお、ファインダー倍率は、標準レンズ使用時に等倍に近づけることがハイエンド機の必須条件だと考えるので、APS-Cフォーマット路線で行くとするならば、35oレンズが画角としては標準レンズに相当することから、これを装着時に等倍となるファインダーの搭載が求められます。その広さが実現すれば、他社に対する非常に大きな優越点となることでしょう。長命だった名機LXの卓越したファインダーを知る亭主としては、このことを強く望んでいます。

 

2006/10/1

 彼岸花もそろそろ終わりで、散歩道のそこここで衰えの身をさらしています。途中の古刹の掲示板に住僧の作らしき俳句が貼り出してありました。少し抹香くさいのですが、なかなかかと…

 

   彼岸花大悲の風に身をゆだね   作者しらず(念仏僧か?)

 

   川岸の向こふの灯曼珠沙華   雌山

 

2006/9/30

 9月も今日でお終い、明日からは10月です。K10Dが発売されるまであと半月余、フィリピンの工場では、きっと、しゃかりきで製造に励んでいるのでしょうね。まだ半袖で十分な気温ですが、明日からは少し涼しくなりそう…

 

2006/9/29

 京葉線が今朝も一部区間で始発から止まっているようです。信号機の制御盤がショートして焼けてしまったのだそうですから、すぐには元に戻らないのでしょう。舞浜の遊園地は、今日も片肺飛行なのかも…

 

 さて、週末で、しかも月末、淀橋界隈でも、いろいろ、うろうろ、してみますか…

 

 披露宴などで、ストロボを使って、ある程度広い範囲を、軽くて、振り回しやすく、と要望を列挙してくると、21o/F3.2Limitedが俎上に上がります。パンケーキタイプですから、軽薄は折り紙付き…

 フィルターは43oをフード内側に装着すると全長を伸ばさずにすむとのことで、同時に発注しました。

 兄貴分の40o/F2.8Limitedは既に所有しているのですが、これもフード内側に装着可能です。でも、サイズが30.5oと特殊で、しかも、ネジピッチが0.5oときています。ケンコーやマルミには無く、唯一ハクバから何種類か売られているようなので、プロテクターを手に入れたいな…

 

 ちょっと調べたら、ケンコーでは特注扱いで入手可能のようですが、高価…

 

2006/9/28

 フォトキナに展示しているという妙なボディは、PENTAXのデザインセンターが昔ひねりだした習作だそうで、新型のモックアップではないようです。デザインセンターの存在を宣伝するためらしいのですが、案外、ものになったりして…

 

 PENTAXは2007年中に新レンズを10本上梓するとぶち上げました。大量のディスコンの理由は鉛ガラスのせいだったのだとか。 そんでもって、代わりの品をもっともっとたくさん出すんだと…

 

2006/9/27

 昼前後に降った雨は予想外でした。至近で雷鳴も轟いて、ちょっと驚き…

 

 仕事帰りに途中下車して東口のヨドバシに寄り、ストロボ関係のアイテムを調達しました。外付けストロボをカメラのホットシューに装着するのはバランス的に難点があると感じていたので、エツミのストロボアジャスタープロDXを使うことにしました。それで、装着に必要なアイテムを数点調達したというわけです。明日は西口でビックが開店だそうな…

 

 フォトキナの情報がぼつぼつ出始めました。PENTAXはKAマウントの妙なボディなどを展示しているらしい…

 

2006/9/26

 前にも書きましたが、K10Dのカスタムファンクションには、*istDsからK100Dまでの歴代モデルに設けられていたSレンズ使用時のフォーカスエイド設定の項目が無くなっています。

 そこで、K100Dの説明書をダウンロードしてよく読んでみたところ、これを設定しないと、Sレンズを装着してもレンズが装着されていないとカメラが認識して、手振れ補正が働かないという趣旨の説明が載っていました。

 このことから推測できるのは、K10Dはカスタムファンクションで絞りリングの使用を許可する設定をすれば、Sレンズ装着時のフォーカスエイドも設定されるということです。そうでないと、Sレンズでは手振れ補正が使えないことになってしまうのではないかと…

 *istDでは出来て、K10Dでは出来なくなっているのが、内蔵ストロボを使ってのワイヤレス・ストロボ機能です。あまり使わない機能という判断なのでしょうか…

 

2006/9/25

 先日更新されたPENTAXのレンズ開発ロードマップには、どのようなものなのか明示していないレンズとして、DA35、DA55、DFA200、DFA300、DA17-70、DA70-300の6本が載っています。

 DAというのはAPS-Cフォーマット用のイメージサークルを持ったものであろうことは間違いないのでしょうが、2本のDFAの方は、35oフォーマット用のイメージサークルを持つKマウントなのか、645マウントなのか判断がつきません。Kマウントならば、☆レンズに超音波モーターAFを搭載しての復刻なのかも…

 DAズームの2本は、これも超音波モーターAF搭載の普及品であろうことは想像に難くないところ…

 DA35とDA55は、F1.2〜1.4クラスの明るさを追求したものになるのが第一観…

 

2006/9/24

 秋らしい空の高さ、色の朝です。空気が乾いてきたせいでしょうか…

 

 カメラは遊びの道具であるという立場では、様々な使い方が出来る一眼レフは、道具として優れたものだと言えます。遊びのためにということでは、フィルムカメラの時代には、フィルムの現像と印画紙へのプリントの作業は、暗室などの設備を始めとして、なかなか敷居が高いものでした。

 しかし、デジタルになって、この暗室作業がパソコンとその周辺機器であるプリンターに置き換わり、手軽に行えるようになりました。遊びの幅が飛躍的に大きくなったというわけです。

 しかも、ネットを利用するなどして、作品の公開など自己満足のための手段も極めて多様で、手軽になりました。

 この時代、カメラメーカーの向かうべき方向を考えてみれば、遊びの道具であるという本質を追求し、これに役立つものを供給する、ということに尽きると思います。

 遊びなのですから、面白いと思わせることが第一です。便利は重要ですが、絶対ではありません。多少不便でも、面白い方が遊ぶ側には欲しいものです。

 ただし、遊びなのですから、投入できる資金には限りがあります。生活を無視しても遊びたい、などという破滅型はそう多くはありません。大多数は遊ぶ金の範囲でしか行動しないでしょう。その範囲で面白いと思わせる、面白いよと提案し、誘導する、これがこれからのカメラメーカーに必要な行動でしょう。これから団塊の世代が遊びの世界に大挙して参入してきます。面白いものを見せてほしい…

 

   枝広げ実りを抱き秋の木々   雌山

 

 15年間元気に働き続けた冷凍冷蔵庫が、今月に入って時々苦悶の声をあげるようになったので、某電気でカタログ落ちの品を購入しました。さほど新機軸でもない最新型はこの9月20日発売ですから、旧型になりたてです。それで最新型の店頭価格の約半値ですから、いい時期に故障してくれました。同じメーカーだった先代より公称容積が8%ほど増えましたが、占有面積はほぼ同等です。今度も15年間頑張ってね…

 顔料インク8色プリンターにも食指が動いているのですが、A3ノビの需要がどれくらい見込めるのかとか、ランニングコストがどうなのかとか、ヘッド詰りしないぐらいの頻度で使うのだろうかとか、主として懐具合と斟酌すること頻り…

 

2006/9/23

 秋分の日、秋の彼岸です。この日を渡れば、暑さの日々は去るはずです。しかし、今年はどうでしょうか。季節が例年とは少々ずれているような…

 曇り空の夜明けで、庭の槿の花色も冴えません。三日前に咲いた金木犀は今日も強い香りを放っています。この木の開花の唐突さには、毎年驚かされます。花芽が小さくて、しかも茎の色と同じなので気が付かない…

 

   木犀や秋は突然深まれり   雌山

 

 春に夥しい花を咲かせた八朔は、濃い緑色の実を日増しに大きくしています。咲いた花の数ほどではありませんが、「たわわ」という形容が相応しい実りです。冬の収穫が今から楽しみ…

 

   実を分けて香を愛でにけり初蜜柑   雌山

 

 一眼レフのファインダー性能がAF化によって等閑にされて久しいのですが、デジ一眼センサーの主流がAPS-Cサイズになっても、倍率表示は50oレンズ装着時のものです。画角で比較すれば、35oレンズが35oフィルムの標準レンズに相当するので、 その倍率を換算すると、最も良いものでも0.63倍程度でしかありません。これをせめて0.8倍程度まで広げられれば、随分と見やすいファインダーになると思うのですが…

 

   風疾りぽつりぽつりと曼珠沙華   雌山

   川風に出迎へられて秋彼岸   雌山

   蝶の如落葉舞ひけり秋彼岸   雌山

   

 野の花は毎年咲くのですが、これを気に入った写真にするとなると、なかなか適当なものは無いものです。花弁が変形していたり、虫食いなどで傷ついていたり、背景に対する向きが不適当だったりと…

 薄の花穂が中秋の月を待っています。それを揺らし靡かせる川風も、秋の深まりを早足の散歩で汗ばむ肌に伝えます。彼岸花の赤が転々と群れ咲き、黄色味を加えた野に彩を加えています。

 

   直中にをるとをもへば秋惜しむ   雌山

 

2006/9/22

 フォトキナ開催を迎えて、本邦における今年のデジカメ一眼の新作ショーは、一段落した感があります。中では、コニカミノルタを引き継いだSONYと、PENTAXが2機種相次いで投入したカメラ本体内手振れ補正機能が、最も注目を集めるものだったと思います。

 また、ニコンを除く各社が採用機種を出している埃取り機構も、注目の機能でしょう。

 なお、手振れ補正機構については、CANON、ニコン、OLYMPUS、松下の4社は、機構をレンズ内に設けることで対応しています。この方法の利点は、そのレンズに最適な補正効果を搭載できる可能性があるという点と、ファインダー内で補正効果が確認可能であるという点ですが、欠点は、ユーザーが既に所有しているレンズには手振れ防止の利益を与えられないという点と、レンズ自体のコストが上昇し、販売価格がより高価になる点です。

 レンズ内防振派の最大手であるCANONについては、過去においては上位互換の思想が希薄で、悪く言えば刹那主義的に安直にユーザー資産を切り捨ててきた経歴がありますから、自社の利潤が上がる現在の方法を続ける公算が大ですが、ニコンについては、愚直なほどにFマウント継承の努力を続けて来た歴史がありますから、次世代機において埃取り機構をも可能とするボディ内防振を選択する道を行くのではないかと思っています。

 

 一眼レフの利点及び存在理由は、各種のレンズを交換して使用することができる、という点に尽きます。レンズが主役のシステムなのです。そのレンズを使うための道具がカメラ本体なのですから、過去現在のレンズを有効に使えることが最も大切な機能なのです。従って、極めて有用な新機能である手振れ補正機構は、レンズにではなく、カメラ本体に組み込むことが正しい選択なのです。このことは亭主の信念なり…

 

 SONYは、そのブランドを立ち上げるときのポリシーとして、コニカミノルタから引き継いだαマウントレンズなど過去の資産を大切にする、と宣言しています。PENTAXも一時の迷走気味な方針を改め、レンズが主役との認識を取り戻したように見えます。同社はSONYが引き継いだより遥かに多くの、遥かに古くからの多様な旧レンズをユーザーの手に残しています。大量にそれらを所有する同社製品ユーザーとしては、この方針の堅持と、一層の推進発展を願うばかりです。

 

 OLYMPUSは、その伝来のOMマウントを捨て、フォーサーズを選択しました。このマウントの利点は、多くの35oカメラ用マウントよりフランジバックが小さいことから、アダプター経由で、自社を含めて多くの他マウントレンズを装着することが出来ることです。

 しかしながら、同社は現在この利点を有効に活用しているようには見えません。中でも、アダプター経由のレンズではフォーカスエイドが使えないことが最大の問題点でしよう。このことを解決し、更に防振機構をカメラ内に実現することが、E330路線機を斯界の覇者に導く道となることでしょう。

 

 ところで、PENTAXの有益な機能としてグリーンボタンがあります。これはハイパー露出のための入力装置ですが、現在、ハイパーマニュアルとハイパープログラムにしか使われていません。これを一段押し進めて、絞りリング使用時の絞り値入力機能を持たせるというアイデアはどうでしょう。

 絞り環をA位置以外にしているときに、またはA位置の無いレンズを使用しているときにグリーンボタンを押すことで、その時の絞り込まれた露出値を記憶し、その値を絞り値として相対的に使用するのです。そして、露出モードがどの位置であっても、レンズの絞りはレリーズ時には絞られるようにするのです。

 このことにより、Avを始めとして、新機能のSv(絞りは固定)やTAvも使用可能とする道が開けると思うのです。この機能が実現すれば、使用者は絞り環を動かしたときに同時にグリーンボタンを一押しするだけで各種AEが使用可能になるという、まことに素晴らしい状況が生まれます。膨大に残るMレンズの所有者にとって、これは非常に大きなメリットとなります。

 これらの実現のためには機械部分の追加が必要ではないように思われます。電子回路の変更か、ソフトウェアの変更だけで対応が可能なような気もします。素人考えかもしれませんが…

 

2006/9/21

 今月26日から西独逸で行われるフォトキナに展示する機材の予告がPENTAXのサイトに載りました。DA☆レンズを3本出すとのことで、レンズ開発ロードマップも更新されました。

 16-50/2.8と50-135/2.8は春のPIEで予告したものでしょうが、60-250/4の方は初耳です。いずれも超音波モーターによるAFだそうです。これでK10Dは、名実ともに一級品になれそうです。でも、どれも高そう…

 ロードマップにはDA35とDA55というものが載っていますが、これらはF1.4クラスの☆USMなのかもしれません。55というのは35o換算だと85ぐらいですから、ポートレート用レンズという位置付けか…

 

 K10Dで唯一気がかりな点は、Sマウントレンズたちのためのフォーカスエイドが可能なのかどうかです。カスタムファンクションにその項目がないので心配です。もしできないとしたら、Sマウントレンズたちに若干の加工を施さねばなりませんから…

 マウント面に7個ある接点のうち、一番下か上から5番目をグランドとリークさせれば、フォーカスエイドは働かせることができるのですが、タクマーのほとんどは、この接点サークルよりマウント径が小さいので、リークさせることができないのです。接点をカバーするタクマーでも、マウント面にアルマイト加工をしてあるものは電気的に導通しにくいので、フォーカスエイドが働かない場合があります。これらをなんとかしなければならないのでしょうか…

 

 また週末は台風が接近しますが、こんどのは東の海上を通りそうです。適度に陸地に近づいて、雨だけ恵んでくれるのが理想的…

 

2006/9/17

 台風13号が本土に迫っています。秋の台風らしく、風も雨も猛烈になりそうな…

 

 この秋のデシカメ一眼界の台風の目は、やはり「K10D」になってほしいし、その資格は十二分にあると思います。SRやDRを始めとした革新機能、22ビットA/D処理など、近傍の価格帯にある他社製品を圧倒するスペックですから…

 旧来のユーザーとして何より誇らしいのが、PENTAXが過去に世に送り出した膨大な種類の旧レンズの殆んど総てを装着することができ、しかも、SR・DRなど多くの新機能をそれらで享受することが出来るという点です。総合的に見て、旧来の資産の活用という点では、PENTAXのデジタル一眼は、他社の追随を許していないと言えるでしょう。

 

 SONY製の1000MP・CCDを使用するカメラは、これで3社4機種となりましたが、このCCD、高感度での画質において先代600MP・CDDより問題があるらしく、上限をISO1600に押さえてあります。フィルムカメラであれば、ISO1600は高価で、特殊な用途のためのものという感じがあったので、亭主はあまり必要と感じていませんでした。

 さて、このCCDを使っているカメラたちのスペックをあげつらい、序列を忖度してみるに、価格を考慮に入れなければ、ニコンのD200が基本性能としては最も高いのでしょう。しかしながら、価格の割りにという前提が付くと、断然「K10D」が優位に立ちます。

 PENTAXというのは、他社にない特徴というものを追い求めて来た会社だという印象があります。それが商売という点で消費者受けしたかというと、かならずもそうではなかった時期がありました。何よりも近年は宣伝下手であったという印象です。「K10D」は、対価格スペックとしては、現時点では他社を引き離しているのは明らかです。このことを上手に宣伝することが、PENTAXにかっての栄光をもたらす大きな力となるでしょう。

 Canonのようにユーザーの手に渡った過去資産に冷淡な企業が業界のトップにあるというのは、極めて日本的なことなのかもしれません。温故の思想は独逸や支那の美徳であって、革新こそがすべてだと…

 

 なお、外部電源として、各社ともにオプションでACアダプターを用意していますが、これを見ても、各社の思想が表れている感じがします。

 Canonは外部電源ソケットそのものがカメラに無く、ACアダプターにつないだ電池のダミーに端子を儲け、これを電池室に装着する方法です。ソケットを設けない分、カメラ自体のコストは他社より低く抑えられる方法でしょうが、使い勝手のほうはいかがなものか…

 SONYは長年ハンディカムにおいて充電池を扱ってきましたから、ACアダプターに関するスタンスも洗練されています。バッテリー充電器とACアダプターを兼用させるというスマートな方法です。これがベスト…

 「K10D」の外部電源ソケットが専用型となったのは、他社の傾向と同一なのでしょうが、こうする理由は、適正電圧以外のアダプターを使った故障や事故を防止しようという意図だとは思うのですが、工作派としては、ちょっと不満…

 

2006/9/16

 この週末連休はあまり天気が良くないという週間予報が週中に出ていましたが、今朝は爽やかな晴天です。少し雲は大目ですが、中秋の気が満ちています。

 

 「K10D」の外部電源はDC8.3Vですが、この頃の他社と同様に専用型のソケットになったようで、電池を利用した自作電源のためには障害となります。当面、オプションのACアダプターを加工して、プラグを共用にするしかないのかも…

 その自作電源ですが、ACアダプターの実質端子電圧がどれくらいなのかにもよりますが、電池ホルダーに単三6本直列型のものを使えば、ニッケル水素二次電池なら6本で公称7.8V、フル充電約8.4Vですし、また、アルカリ電池なら公称9V、5本使いなら公称7.5Vなので、これなら使用可能かと…

 なお、オプションのバッテリーグリップ電池室は、電池を載せるトレーを抜き出す形式となっています。これにD-L150を1個乗せて装填するのですが、余った空間に予備SDカードとリモートコントロールFを装填するギミックが設けられています。このトレーを加工すれば、単三電池用のものが作れるのでは、などと夢想…

 

 先行の「K100D」などには、カスタムファンクションに「Sレンズ使用時のフォーカスインジケーション」という項目があったのですが、「K10D」のカスタムファンクション項目にはありません。*ist Dの場合もこれがなく、Sレンズのうち広角や標準系などマウント面の細いものの場合、カメラのマウント面に設けられている接点に触れないものはフォーカスインジケーション、通称フォーカスエイドが働かないのです。この設定がないということは、Sレンズ装着時の「K10D」の動作は、*ist Dと同様になってしまうのでしょうか。とても心配…

 

 バッテリー充電キット「K-BC50J」なるものがヨドバシの別売品リストに載っていますが、おそらくこれは、カメラ本体に同梱されている充電器「D-DC50」とACコード「D-C2J」をセットにした型番なのではと推察します。頭のKはキットのKですし、Jの意味はコンセントに挿入するためのプラグの形状が日本用ということでしょう。バッテリーを複数同時に充電するためには、当然充電器を同じだけ用意しなければなりませんから…

 なお、これまでのPENTAXの型番の付け方に従えば、リチウムイオン電池の充電器は「D-BC50」というようになるのでしょうが、これをヨドバシでも本家サイトでも「D-DC50」としているのは、自称シャーロック雌山としては、おそらくPENTAXから出た広報用資料にミス・プリントがあったのだと看破しますのじゃ…

 

 バッテリーの型番は、「D-L150」かと思ったら、「D-LI50」なのだそうです。リチウムイオン電池なのだから当然か…

 ということで、先日書いた電池容量は、1500oAhかどうか微妙…

 

 オプション設定のバッテリーグリップ「D-BG2」には縦位置撮影用の各種ボタン、ダイヤル、スイッチ類が付いていますが、グリーンボタンがあるのが先代の「D-BG1」より優れている点です。Kマウントレンズを使う場合には、これが無いと、もう、どうもなりまへんのやで…

 

 春のPIEに展示されたモックアップを見て、コストダウンに向くスライドスイッチ類が一つも使われていないのに違和感を感じていましたが、防塵・防滴仕様のためだったのだと納得しました。摺動部より回転部の方が圧倒的にシールしやすいですから…

 結果として、高級感が演出されたのかも…

 

 レンズ開発ロードマップによれば、年末にトキナーと共同開発のズームレンズが2本発売される予定になっています。これらは超音波モーターAF(SUM?)となるのでしょうか…

 

 K10Dはリチウムイオン電池を使用しますので、少しそのことについて勉強してみました。

 公称7.4Vのものは充電電圧8.4Vで定電流・低電圧で充電し、満充電時には8.4Vに達するとのことです。急速充電も可能とのこと…

 放電特性としては、使用開始後徐々に電圧降下し、7.4Vぐらいになると急速に低下するそうで、そのときの残容量は15%程度とか…

 このことから、外部電源入力指定値がDC8.3Vというのも頷けますし、ここから供給する必要な最低電圧も7.5V程度であろうことも推察できます。このことから、電池利用の外部電源は、ニッケル水素二次電池6本直列が妥当であることが分かります。

 なお、リチウムイオン電池を保存するためには低温が望ましいことと、満充電でないことが必要とのことです。満充電だと劣化が著しく早いのだそうです。つまり、使い終わったらそのまま冷蔵庫で保管し、使用直前に急速補充電するが正解なのか…

 

2006/9/15

 午前10時過ぎにPENTAXのサイトに「K10D」の詳細が乗り、全体像がようやく明白になりました。例のマウント内接点はパワーズーム用であることが判明し、☆ズームの機能が使えることにな って一安心…

 このマウントで超音波モーターレンズに対応するとのことですが、パワーズーム用端子を使うのでしょうか。どのような方法なのか興味津々です。予約して購入することは決めましたが、実行はいま少し後で…

 

 方々のサイトに乗っている写真の様子では、オートベローズもどうやら装着が可能な様子で、ケーブルスイッチ端子が残されていることと併せて、まずは重畳…

 

2006/9/14

 「K10D」の昨日の情報では、リモートスイッチの端子が省略されているのではとのことでしたが、これは左サイドのドアの中にあることが判明しました。一応胸を撫で下ろしたものの、ドアの中では使い勝手は今一です。防塵・防滴仕様のためにこうなったのでしょうが…

 リチウムイオン二次電池の型番はD-L150とのことですから、他社と同様に7.4Vの1500oAhなのでしょう。LAWで500枚なら不足は無し…

 

 10月下旬の発売とのことで、ヨドバシで予約を受け付けていますが、申込はもう少し情報を集めてからにします。D-BG2などをフルオプションして、予備電池や2G高速SDカードを複数入手すると、ヨドバシ価格で20万を越えるかも…

 

 正面の写真を見ると、マウント内に接点が2つ見えます。MZ-SやMZ-3などのKAF2マウントにあったパワーズーム用の接点とまったく同じ場所ですが、これで超音波モーターに電気を供給するのでしょうか。もしかしてパワーズームも使えるのでしょうか。情報が欲しい…

 

2006/9/13

 いよいよ待望の「PENTAX K10D」が発表されるようです。春の「PIE」にモックアップが展示されていた姿と殆んど変わらない外観のようです。

 メモリーは予想通り「SD」で、外部X接点は省略され、リモートコントロールは赤外線式のみになるようです。 リモートスイッチ多用派の亭主としては、これには大いに不満です。改造した高価なタイマー付リモートスイッチが無駄になる…

 電池はリチウムイオン二次電池の専用型になるようです。縦位置コントローラー付の増設電池ケースがオプション設定されるのは*istDと同様です。 外部電源ソケットさえあれば、あまり必要ではないのだけれど…

 最大4段程度の効果がある手振れ防止機構と振動式埃取り機構がセンサー部に組み込まれるようです。 全体に少し大きくなったものの、ニコンD200ほどは大きくはないので、伝統は守られたのかも…

 マウントには超音波AFレンズ用接点が設けられているものの、絞り環連動機能やパワーズーム用接点の復活は無しだとか…

 価格は11万円前後(約900米ドル)だそうで、発売は10月末ごろか…

 

 秋雨前線が列島南岸に貼り付き、ぐずついた天気が続いています。今日は気温も低く、秋の気分がようやくやってきました。今年は中秋の名月が10月なので、それまでには天気も安定するかも…

 

2006/9/9

 なかなか秋らしい気候になりません。今日も蒸し暑い一日でした。慶事で横浜のランドマークに行きましたが、重陽の節句で大安の今日は、同様な慶事の人が多かった。

 このところ、東京近辺で小規模な地震が頻発しています。歪んだ地殻がみしみし言っているのかもしれません。どかんと来る前兆なのかも…

 

 昨日、今月22日から24日に有楽町交通会館12階で開かれる中古カメラ市の案内が、北信のカメラメーカーの子会社から来ました。早晩フィルム・カメラは、中古業界の中だけの存在になるのかも…

 なお、コシナからは、ZEISS IKONブランドの距離計なしボディを発売するとの通知が来ました。100,000円だそうで、被写界深度の深い超広角レンズ専用のスナップシューターなのでしょうが、どれだけ売れるのかしら…

 

2006/8/30

 昨日まで4日間、家族旅行でグアムに行って来ました。日本も暑かったようですが、グアムもべら棒に蒸暑かった…

 例年グアム周辺は台風の主要な発生場所ですが、ここ数週間、付近に台風がありません。それで、4日間とも海は凪状態でした。日頃の行いのご利益なり…

 お決まりのマリン・アクティビリティを梯子しましたが、中では初めてのジェットスキーが面白かった…

 台風と言えば、4年前にグアムを襲った台風は猛烈なものだったようで、そのときに破壊された建物の残骸が随所に残っていました。コンクリートの家が屋根を失った廃墟となっているのです。その猛烈さが推察されます。

 グアムの観光関係に従事しているのは殆んどチャモロという土着の人たちです。日本ではミクロネシア人と言うのが通りがいいのかも…

 アメリカの準州という位置付けですが、白人系の住民は少数です。インドネシアやフィリピン系の方が少し多いのかも…

 観光客は圧倒的に日本人です。他は韓国人と中国人が少しずつ…

 総括すれば、夏の旅行は少し寒いところに行くのが正解です。暑さは嫌いだ…

 

2006/8/19

 台風の去った週末は、"あ゛ぢー"という感じです。その台風も超鈍足で、まだ玄界灘で摺足状態です。この強勢な太平洋高気圧、いつまで居座るつもりなのか…

 とはいうものの、季節は太陽の律儀な運行とともに確実に進んでいて、真昼でも日差しが窓辺のすぐ下にまで届くほどに傾いています。木の葉の色も盛りを過ぎたような…

 

 今年の蝉は一段と勢いが良く、都会の公園でも耳を聾する程の喧しさです。羽化の数が多いのかも…

 

   鳴き疲れ蝉腹見せて眠りけり   雌山

   鮎の川欲に釣られる命かな   雌山

 

2006/8/17

 台風10号の影響で、数日来はっきりとしない天気が続いています。接近した台風を東に連れ去る上空の気流が遥か北方に移動しているため、台風は太平洋高気圧の居座る日本の南岸をうろうろとしているのだそうです。それにしても、今日の蒸し暑さには閉口…

 

 月遅れの盂蘭盆を行っている地方では、送り火や精霊流しの行事が行われたようです。新月が近づいて宵の口が暗い中では、どのようだったのでしょうか。やはり、月に依存する夜の行事は、旧暦(太陽太陰暦)でなくては…

 

 月曜から昨日までの3日間、通勤の電車が空いていて快適でした。民族の大移動は健在なり…

 

2006/8/8

 今日は立秋、旧暦の6月15日ですから満月のはずなのですが、台風の余波で曇天の向こうです。残念…

 

   律儀にも颶風訪なふ今朝の秋   雌山

 

 今年の盂蘭盆は9月7日だし、中秋の名月は10月6日、例年より半月近くも遅いことになります。太陰暦と太陽暦のずれは如何ともしがたし…

 

 満月の数日後がもっとも潮が高くなる時期です。台風7号は東海地方に数日逗留するかもしれないとのことですから、大雨と高潮の重なりによる河川の氾濫が心配…

 

 今日無償公開されたPENTAXの画像管理ソフトとRAWファイル現像ソフトのバージョン・アップ、まだダウン・ロードしていません。こんどの休みにゆっくりと…

 

2006/8/5

 この一週間は、特に後半は真夏でした。前半は秋の爽やかな涼しさでしたが…

 今朝は空に雲の無い晴れで始まりました。蝉は種類によって鳴く時間帯が異なるのですが、ミンミンゼミとアブラゼミの時間帯は少し重なります。休日の朝ともなると、ミンミンゼミを聞かない人も多いようです。

 

   蝉めらに朝寝誹らる眠々と   雌山

 

 槿が花盛りです。朝咲いて夕方には終わる短い花ですが、次から次へと咲いていきます。我が庭のは底紅という品種です。縁は白くて中心部が紅色の花です。ハイビスカスと同じ仲間ですが、ねばねばのオクラも仲間だとはね…

 

   かはたれとたそかれを生き槿かな   雌山

 

 PENTAXのK100Dに添付している画像管理ソフトは、レンズデーターを追加してバージョンアップしましたが、その最初のものにバグがあって、すぐに改定版がアップされました。バグのあるバージョンは3.01で、改定版は3.02だそうです。残念ながら、この事実はPENTAXのホームページで告知していませんが…

 

 月が日増しに太って来て、満月はもうすぐです。でも、立秋にあたるその日は、旧暦では6月15日ですから、今年の中秋の名月は、10月上旬になります。野面を覆う薄が似合う月になりそう…

 

2006/7/29

 戻ってきていた執拗な梅雨前線も、ようやく衰退の兆しがあらわれました。でも、北上型ではなくて、南下衰退型の梅雨明けとなりそうです。特に関東南部は、北東気流のせいで雲が取れにくい…

 今年の街路樹に異常が出ています。長かった曇天の影響でしょうか、葉の色がおかしいものが多く見られます。プラタナス、銀杏、アメリカ花水木などなど…

 

 PENTAXはK100Dに添付している画像管理ソフトとRAWファイル現像ソフトを、*istDシリーズの既ユーザーにも8月8日から無償で提供することを発表しました。特に、RAWファイル現像ソフトは一段と高性能、高機能なのだそうで、これを無償提供するPENTAXの企業姿勢には、固定ユーザーとしては鼻高々…

 過去の資産を大切にする企業態度は、先進性という点では頸木となる場合も多いのでしょうが、CANONのような冷淡さには追いていけへんのや…

 

2006/7/16

 連休の中日、昨日の猛暑からすれば随分と涼しいのですが、それでも31度を超えています。この暑さに身体が慣れるまでが大変…

 夏至から二十日以上が過ぎて、太陽も少し低くなったので、部屋の中に真昼の日差しが入ります。それが暑さを増幅するのかも…

 

2006/7/15

 猛暑になって三日目、ここ南関東では、梅雨は既に明けています。気象庁の態度とは異なりますが…

 早朝から30度を超す暑さ、無風で高湿度の中、休日の散歩を試みました。アキアカネの大群につきまとわれたり、子育て中の燕の優雅な群舞に見とれたりして、収穫は幾つも…

 

 PENTAXのSR付の新型カメラ「K100D」が昨日発売されましたが、亭主は秋を待ちます。世評では、確実に進化しているとのことですから…

 また、PENTAXとレンズの共同開発をしているトキナーから、ニコン・マウントとキャノン・マウントの新デジカメ用レンズ3本の発売予告が出ました。いずれも春のPIEに参考展示していたもので、1本はPENTAXから既に発売されている魚眼ズーム、他の2本はF2.8の大口径ズームです。ニコンユーザーもキャノンユーザーも、秋になればPENTAXのレンズが使えるという幸せが訪れる…

 PENTAXから既に発売されている魚眼ズームとの比較で、F2.8大口径の価格から、冬に本家PENTAXから出るときの価格が予測できます。量販店の実売ベースで50-135が103,000円、16-50が82,000円なんてえのはどうでしょう。虫が良すぎるかな…

 

   梅雨明けて秋の待たるる炎暑かな   雌山

   燕の勤しむ姿吾重ね   雌山

   アキアカネ秋待ちかねて群れにけり   雌山

   

 秋に上梓される予定の中級機を待ちかねて、K100Dに群がりそうな黄昏ペンタ連の歓声がちらほら…

 

 三日連続の猛暑もそうですが、夕立模様も三日連続です。雷鳴が頻繁に轟きます。湿度が高いので高温が積乱雲を生むのかも…

 新暦での盂蘭盆会の今日は、旧暦では6月20日、朝の散歩の高い西空には、まだ丸味の少し残る月が残っていました。明日は半月、夜中に出る下弦の月…

 

   霹靂神精霊引連れ盂蘭盆会   雌山

 

2006/7/8

 七夕が過ぎれば、次は盂蘭盆会、これも、旧暦でなければ気持ちの中に入ってきません。盛夏に向かう今頃では…

 

 七夕は、奈良時代には、少なくとも貴族社会では恒例として行われていた行事であることは、万葉集にそれを詠んだ歌が多くあることで分かりますが、盂蘭盆会は、まだ一般行事として行われてはいなかったようで、それを詠んだ歌が出てきません。何でも聖武天皇のときに宮中での恒例仏事となったとか…

 仏教の行事である盂蘭盆会は、民衆の中に行われるようになると古来から民衆の間で行われていた歌垣と結びつき、盆踊りの風習を生み出したのでしょう。男女の出会いの場である歌垣は夜のものですから、当然、夜の明るい満月前後に行われていたのです。この歌垣としての側面を捉えて、明治の初頭に京都府では、盂蘭盆会の停止を命じられたそうです。風紀上よくないとして…

 

2006/7/7

 七夕という行事は、旧暦、つまり太陽太陰暦での季節だから成立しているので、新暦・太陽暦では所詮無理があるのです。季語でも秋ですから…

 

 PENTAXのK100Dは、来週の金曜日に発売されると発表されました。今年の春のPIEには展示もアナウンスもしなかったこのモデルを、PIEに発表した10Mピクセルプロトモデルを製品化する前に急遽上梓することにした事情は何であったのか、関係者ならぬ身では想像をたくましくするだけですが、10Mピクセル撮像素子の調達問題が根底にあるような気がしてなりません。供給元のSONYとの競合関係が影を落としているのかも…

 K100Dのメインフレームが*ist Dシリーズとまったく別のものであることは明白で、機構が類似している10Mピクセルプロトモデルと基本部分は共通であろうことも予測できます。本来、ハイエンド機に対する廉価版という形で上梓するのが一般的な商法なのでしょうが、これが取れなかった理由は、と考えれば、SONYによる撮像素子売り渋りと考えるのが順当…

 

 西日本太平洋沿岸部での梅雨は陽性そのものです。鹿児島ではシラスを豪雨が削り流し、紀伊では大山を動かしました。この梅雨前線が台風3号の刺激を受けてどのような動向を示すのか、この一週間は緊張が必要…

 

   いざ今宵鵲の橋渡りなむ   雌山

   の橋踏みつつに紐放けり   雌山

   牛飼の甲矢放ちけむ雲隠る   雌山

 

 亭主が好む万葉集には、七夕を詠んだ歌が多く集められていますが、その中でも山上憶良のものが数も多く、秀逸です。山上憶良の歌には、その時代を遥かに超越凌駕した凄みがありますが、その作から見えてくる人間性の好ましさという点でも、他の追随を許しません。万葉集からは、その作者である大伴家持が筑紫で師事した憶良を敬愛し続けた様子が感じ取れます。

 また、山上憶良の長歌には、ほとんどのものに「序」が添えられていますが、これが何とも素晴らしい文章で、それを読めば、憶良が当代第一級の教養人であったことが明白です。亭主は、歌よりもこの文の方により多くの感動をおぼえます。

 

2006/7/5

 ようやく関東でも梅雨前線が活発になってきたようで、久し振りに本降りの昼間でした。週末から来週にかけて台風がやって来そうな雲行きで、いよいよ梅雨明け間近…

 

2006/7/2

 梅雨前線の雨は西日本、特に九州で活発ですが、その勢いは関東にまでは続かないようで、あまり降りません。このまま、なし崩しに明けてしまうのかも…

 湿度と気温は高いので、レンズやカメラの大敵、黴の跳梁が心配です。黴の内、主として内側に繁殖する蜘蛛の巣状や木の枝状の透明なものは、石鹸水で洗えば簡単に除去できるからさほど怖くはないのですが、斑点状、水玉状のものは、コーティングを侵していることがあるので厄介な黴です。

 

 現在、デジタルカメラのトレンドは、一眼を含めて「SR」、手振れ補正機能の搭載です。この機能の実現のためには、手振れの検出がまず必要です。検出したブレを修正する方法は、光学系を動かす方法と撮像素子を動かす方法の二つがあります。

 手振れの検出については、センサーの小型化がデジカメへの実装には必要な条件でしたが、これが実現したために、現在「SR」がトレンドとなったのです。そして、センサーの小型化を成し遂げたのは、あの黒子コマーシャルで名を売った「村田製作所」…

 コンパクトデジカメについては、SRの実現は光学系を動かす方法の方が容易な技術なのでしょうが、レンズを交換して使用することが前提となるデジ一眼については、その効果が近似であるとするなら、撮像素子を動かす方法の方に利が多いことは争えないでしょう。膨大な既存レンズ資産を活用できるということだけでも…

 

 SR機能搭載デジ一眼が上梓され、それで使えるとなれば、AF化によって押入れに忘れられ、すっかり黴に侵された旧式レンズたちにも出番は増えるのでしょう。現に、我がPENTAXのレンズたちに関しては、某ネットオークションに出品される数は、数年前の5割増しですから…

 

2006/7/1

 今月下旬に発売されるPENTAXのK100Dについて、SR性能の訂正が一昨日発表されました。絞り2段分の効果だとしていたものを、2〜3.5段分の効果だと改めました。条件によって異なる結果について、内輪の確実な数字を公表していたのでしょうが、後発メーカーのアバウトな宣伝を見て、態度を改めたのでしょう。それと、ネット上などで物申す亭主などのような 五月蠅い小姑たちにけしかけられたこともあったのかな…

 そもそもPENTAXという会社の社風にはそういうところがあって、直近の過去においても、MZ-Sのシャッタースピードについて、他社は既に最高速1/8000と高言している同じユニットを1/6000として発売した事例があります。宣伝というものの本質、大衆の心理 性向を理解していない甘ちゃん…

 

 ミクロネシアで台風3号が発生しています。例年梅雨明けをもたらすのは台風の本土接近です。今年は台風の発生が早かったのですが、その後の発生が少ないのが心配…

 

2006/6/28

 SONY新デジ一眼の撮影画像がネット上に公開されていて、それを見ると、ISO200までがカラーノイズの目立たない範囲のようです。ISO400以上は暗部のノイズが酷くて、とても我慢できるシロモノではありません。開発関係者の弁では、ノイズが多いという批判は甘んじて受けるということですから、自覚している欠陥のようです。居直りというわけでもないのでしょうが…

 

 高感度をユーザーに提供するということは、より高速のシャッタースピードを可能にするということです。SRを搭載するということは、より低速のシャッタースピードが可能になるということですから、高感度を選択する必要性が減少するということで、高感度の画質劣化はあまり気にしないというコンセプトなのかも…

 

2006/6/25

 夏至を過ぎても日差しが無いこの時期は、太陽の高さを実感することがありません。暑さはだんだん増してきましたが…

 早朝の庭にメジロの群れが来ました。木の実が無いこの時期には、連中は何を食べているのかな…

 

 

2006/6/24

 PENTAXはレンズ開発ロードマップを着々と進んでいます。DA薄型広角を上梓しました。次期中級機の動向を秋まで待つ、という決心は変わりませんが…

 

 今日は晴れて暑くなりそうな朝です。西日本は陽性の梅雨のようですが、関東はなし崩しに梅雨明けするタイプなのかも…

 

   時移り色香の褪せて百合憐れ   雌山

   熟れ頃のトマト選り捥ぐあしたかな   雌山

 

2006/6/23

 松下さんの新デジ一眼は、オリンパスのE330と主要なメカニズムを共用しているようです。この2機種の機能の中で魅力的な点は、ライブビューフォーカス、特に絞込み状態でもゲインを上げて明るく見ることが出来ることです。視野率100%で絞りの効果を確認しながら撮影ができ、また、フォーサーズマウントの利点としてアダプター経由で多くの旧一眼レンズが使用できることを考えると、これは著しく優れた機能であると感じています。特に三脚を据えての接写には威力を発揮しそう…

 デザイン傾向から考えると、松下さんの新デジ一眼は、ライカブランドでOEMされるのかもしれません。同様な機能でオリンパスのE330のほうが随分とコンパクトなのは、この社の伝統で軽量小型にこだわりがあるのかもしれません。いずれもアイデンティティのなせる業…

 フォーサーズマウントのレンズとしては、松下ライカ組は25oF1:1.4を計画しているようです。標準レンズという画角にこだわりを持っているのでしょう。これにも光学式SRを組み込むのでしょうか…

 撮像素子を動かすことでSRを実現する陣営はSONYとPENTAXですが、レンズの光学系を動かすことでSRを実現する方法とどちらが勝つのでしょうか。AF駆動の陣ではレンズ側の勝利のようですが…

 PENTAXがAFモーターをレンズ側に組み込まないのは、かのME-Fがトラウマになっているのかもしれません。

 

 新製品夏の陣はどうやら陣容が出揃ったようですが、冬の陣にはどのような陣営が押し出してくるのでしょうか。我がPENTAXの旗艦の動向や如何に…

 

 ところで、SONYのα100ですが、外部電源端子とリモート端子の形状が独自のもので、他社のものや汎用品が使えそうもありません。こういうことを「囲い込み」と称するのですが、この商法、眉を顰めざるを得ませんのや…

 また、松下のLUMIX DMC-L1には外部電源端子が付いているのか不明で、リモート端子がビデオ出力端子と共用というのが何とも疑問符…

 

 

2006/6/22

 いよいよ家電業界の雄、松下電器産業がデジ一眼の世界に参入してきました。ボーナス商戦を睨んでの登場であることはまちがいありません。

 もう一方の雄、SONYが一眼レフの老舗ミノルタを取り込んでの参入なら、松下はフォーサーズと心中を決めたオリンパスを盟友としての参入です。

 そして、新参両社に共通するのは、デジ界に乗り遅れているライカ、ツァイスという独逸の両老雄を自社レンズに取り込んでいるということで、あたかも代理戦争の様相も…

 我がPENTAXの新鋭艦K100Dの船出に重なるこの大波は、その行く手を遮る障害となるのでしょう。難儀なこっちゃ…

 

2006/6/13

 SONYα100のβ機でプロのカメラマンが撮影した画像がネット上に公開されていますが、夜景の暗部などのデティルは、まったく駄目な感じです。画質はISO200が限界のようで、ISO1600などノイズだらけでただ写るというだけであり、まったく使い物にならない…

 使ったレンズの性能のせいなのでしょうが、紫陽花の接写画像など、亭主所蔵の旧PENTAX標準レンズ群を使った*ist Dによる画像の足元にも及ばない不鮮明さです。ボケ具合も綺麗ではないし…

 この冴えない画像を作る原因が撮像素子(有効1,020万画素CCD)の性能によるものならば、次期PENTAX中級機にもこれを使うのだとしたら、あまり期待ができないのかも…

 まさか、SRの働きのせいで不鮮明になっているのじゃないでしょうね…

 

2006/6/11

 梅雨前線が北上して来て、気象庁に義理立てをしています。今日はしとしと雨…

 

   あじさひの花色うつす陰幾重   雌山

   菓子店は葛饅頭にかはりけり   雌山

   雨受けて明日は開くか百合の花   雌山

   艶増して風湿りけり花菖蒲   雌山

 

 近傍の台地上の広い畑では、春キャベツもそろそろ終りです。早生唐黍の脇芽欠き作業も進んでいます。収穫も間近…

 

2006/6/10

 マスコミは暫くの間、ボール蹴りに占拠されるのでしょう。興味の薄い者には、梅雨並みにうっとおしい…

 

 SONYが一眼レフ業界に参入するにあたって、レンズ資産ということを強調している真意がどの辺りにあるのかは、まだあまりよくわかりませんが、旧レンズを持っている身としては、その思想が敷衍することはありがたいことです。レンズには、良きにつけ悪しきにつけ、個性というものがあります。それらを新型のカメラで味わい続けることができるというのは、趣味としての楽しみの一つとなります。

 交換レンズのマウントは、カメラメーカー毎の互換性が殆んど無く、それどころか、メーカーによっては新旧の機体間でも互換性が無いこともあります。この場合、古い交換レンズを新しいカメラで使う、という楽しみが得られないことになります。

 異なるマウントの交換レンズとカメラをなんとか取り付けようとするためには、間に変換アダプターを介在させる方法があります。PENTAXなどM42マウントからより口径の大きなバヨネットマウントに変更したものは、これで取り付けが可能です。

 ところが、キャノンやミノルタのように、マウントを変更するときにフランジバックも変更したものは、特に、両者とも新の方のフランジバックを大きくしたので、旧レンズはアダプターを介しても、そのままでは新カメラで無限遠を出すことが出来ず、アダプター後部に凹レンズを組み込んで合成焦点距離を増大させることでフランジバック差を吸収する方法を取るしかありません。これは光学系を変更するのですから、本来のレンズ個性を実現するものではありません。

 一方、異なるメーカーの交換レンズとカメラを相互に取り付けるということもやってみたいことです。この場合も、マウント変換アダプターを利用することで取付けが可能となる組み合わせがあります。

 先に記したように、フランジバックが長いカメラにフランジバックが短いレンズレンズを取り付けると無限遠が出ませんから、凹レンズを組み込む方法が必要となり、レンズの個性が変更される欠点があります。

 反対に、フランジバックが短いカメラには、フランジバックが長い交換レンズを取り付けて無限遠を出すことが可能ですから、フランジバックが他社より短いキャノンイオスには、マウント口径が大きいこともあって、フランジバックがより短かった自社の旧レンズ以外のほとんどの他社交換レンズを取り付けることが可能です。

 なお、我がPENTAXのKマウントレンズは、レンズ後部に突出している絞り連動機構が障害となって、イオスに取付けが困難なのが残念なことです。

 でも、フォーサーズになら取付け可能なので、万一PENTAXが絶えてしまっても、大丈夫かも…

 

 PENTAXのKマウントのレンズ、特にMシリーズ以前のものの汎用性を高めるためには、M42マウントに変更してしまうというアイデアがあります。絞り連動機構を取り去る必要がありますから、実絞りでの使用となりますが…

 M42マウントは単純なネジマウントですから、真鍮などを材料に旋盤加工で簡単に作れそうなので、実現性が高いのでは…

 

 液晶モニターでフォーカシングを行う場合、オリンパスE330のように実絞りでも開放と同等の明るさで表示可能な仕組みが当たり前になるなら、開放測光用の自動絞りの仕組みは不要になりますし…

 

 シンドラーのリストならぬシンドラーエレベーター(旧日本エレベーター工業)製のエレベーター設置施設リストの作成が、今週の地方公共団体契約担当者等への飛び込み仕事となったようです。

 エレベーターに限らず、設備機器の保守点検の仕事は、機器メーカーの儲け口になっていることは事実でしょう。サードパーティの保守管理会社は、メーカー系列の保守管理会社よりも相当に安く請け負うのですから…

 ところが、メーカーは、系列外のサードパーティには重要保安部品を出荷しません。適正な取付けに必要な技術が検証されていないというのが、その表向きの理由なのでしょうが…

 したがって、安価に請け負っているサードパーティは、その補修をメーカーに高い金を払って依頼するより、汎用品を使って自ら修理等することになります。通常は、それで重大な事故等に繋がる事は極めて稀なのでしょうが、今度のように起こってしまえば、関係者はバッシングの標的となります。

 設備機器には、設置技能や建築技能の巧稚などに影響された個体性能差が存在します。これらを調整して正常に運用するのが保守点検の役割でもあります。当然、そこには個別のノウハウが生じます。もし保守管理会社が変更になったら、そのノウハウが引き継がれることは期待できません。

 現在の商習慣を前提とするならば、毎年の入札により保守管理業者を選定する方法が、いかに危うい制度であるのかは自明の理です。本質的には、その商習慣にも問題があるのですが…

 もし機器そのものの設計製造に問題があるとしても、それを事前に具体的に証明することが困難である以上、より安価なものが入札制度によって公共施設に設置されていくのです。安かろう悪かろうは、公共施設にはありがちなことなのです。このこと が現在の入札調達制度の最大の弊害であり、避けることが困難なリスクです。

 なお、シンドラーの本社は、事故は自社の保守点検を受けていないことと、使用者の不適切な操作が原因の総てと言う趣旨の主張をしています。これは、斯界の商習慣と使用の実態からすれば、当然の主張でしょう。今回の事故にしても、仮に報道されているとおりの状況だったとすれば、シンドラーの主張に大きな理があると思わざるをえません。区営住宅のエレベーターに自転車にまたがったまま乗るなど、しかも、後ろ向きに出ようとしたなどと、言語道断不埒千万な、横着極まる行為そのものなり…

 

2006/6/9

 ようやく梅雨入り宣言が出ました。これで、例年と同じく、晴れが続くようになるでしょう。明日は秋のような、乾いた爽やかな晴天になるとか…

 

 皐月の花が満開です。花菖蒲も盛りです。梅雨時は、結構花が豊富…

 

2006/6/8

 ライカもレンジファインダー機をデジタル化するようで、Mマウントにそのための対策を施すようです。焦点距離が1.33倍に伸びる(画角が狭まる)ので、135oレンズだと、まともには使えないとか…

 1.33倍ということは、撮像素子はAPS-Cより大きいものを採用するのでしょう。エプソン頑張れ…

 

 去年2005年は、銀塩カメラが滅亡した年として歴史に記憶されることになるのでしょう。交換レンズなどの周辺機器は継承されるのでしょうが、記録媒体としてのフィルムのシステムは、滅ぶべくして滅ぶのだと、愛惜の情を込めて見送るしかありません。オンアボキャベイロシャノウ…

 

 家族旅行などカメラのニーズが高まる夏休みへ向けて、SONYとPENTAXは新製品を投入するのですが、CとNはどうするのでしょうか。お手並み拝見で、高みの見物を決め込むつもりか…

 

   梅雨空を見上げて笑ふ明智かな   雌山

 

 「辰砂」というのは水銀の化合物で、硫化水銀のことです。また釉薬のひとつでもありますが、これは主成分は銅です。SONYは「α」のロゴ色がそれだというのです。でも、釉薬の辰砂は、もっと赤味が強いと思う…

 

2006/6/7

 昨日SONYから新型デジ一眼「α100」が発表されました。先に発表されたPENTAXの「K100D」と似たような機能ですが、より高価なだけに、撮像素子に有効1,020万画素CCDを使っている点がアドバンテージ…

 デジ一眼の最大の泣き所は、撮像素子に付着するごみかもしれません。亭主の*ist Dにもしっかりと付着していて、美しい青空を汚しています。日露戦争日本海海戦を戦ったバルチック艦隊の中に「ごみとりごんすけ」という名の旧式巡洋艦があったそうですが、「ごみとり」機能が次世代デジ一眼のトレンドになるのかも…

 今日は正午少し過ぎに、突然の豪雨がありました。雷鳴も1回だけ轟いて、降り出しの大粒の雨はピンポン玉ほどもあり、数秒でびしょ濡れになるほどでした。きっかり15分間で止みましたが…

 

   梅雨明けを告げて回るか白き雨   雌山

 

 露国巡洋艦「ドミトリードンスコイ」というのは、帆走装置も持った超旧式艦だったそうな…

 

2006/6/3

 北東気流が原因の冷涼な梅雨空が続きます。昨日は随分と久し振りに、観音崎灯台に行ってきました。この前灯台に登ったのが何処で何時の事だったか、まったく思い出せません。

 頭のつかえる狭い回り階段を登り、火屋の周囲に設けられているバルコニーに低い扉口をくぐって出ると、外に向かってキャンパーの付いた狭い床は、犬山城の天守閣外回廊を思い起こさせました。見上げたときにはさほどの高さに見えなかったそこも、実際に登って立つと、床の外傾斜も加わって、高所の緊張を誘います。

 眼下の狭い浦賀水道を行き来する船舶の行列が霞む曇天だったのが残念でした。すぐそこにあるはずの対岸の房総が殆んど見えず…

 灯台周囲に広がる旧要塞地域を経巡る小道をあちらこちらと散策し、砲台跡を幾つも訪れました。砲台はどこも大砲を据えていた跡に巨木がのさばり、時の移ろいの証を成していました。弾薬庫と楊弾施設の遺構にも 、時の流れの魔手が…

 

 ソニーがミノルタの資産を引き継いで、一眼レフカメラのブランド 「 α 」を立ち上げると宣伝しています。ミノルタマウントのレンズ 出荷累計1600万本を意識したカメラとするとも発言していますが、これは正しい認識、方向性だと思います。一眼レフカメラの最大のメリットは、レンズを交換して使用できるという点であり、カメラ本体は相当に短寿命ですが、レンズには遥かに長い製品寿命があるのですから…

 我がPENTAXの、*istシリーズ以降におけるレンズ資産に対する認識の甘さが、この発言で、あるいは自ずから気づくことで修正されんことを願うものです。

 

 低い雲に覆われている空模様ですが、休日の散歩を決行しました。鶯や四十雀の縄張り宣言を聞きつつ、地面すれすれを飛び交う燕に目を遣りながら、電柱上に蟠踞する夥しい烏どもの糞爆弾を避けての逍遥です。台地上の畑中では、揚雲雀も耳目に届きます。

 

   つばくろは白き腹擦り糧求め   雌山

 

 ミノルタ・マウントは、キャノン・マウントと同様に、MF時代のSR・MDとAF化したαとでは、フランジバック値が1o違うはずですが、ソニーが言う1600万本のレンズとは、両方の累計なのか、αマウントのみなのか、さて、どっちなのかな…

 

2006/6/2

 昨日までとは一転、涼しくなってどんよりとした空模様です。ちょっと中休みしていた梅雨前線が北上してきたのです。冷湿な北東気流も入って、さしもの気象庁も、梅雨入りと言わざるを得ないでしょう。八朔の花も末期となって、濃い緑の小さな玉が鈴生りです。間引きをしなくては…

 

2006/6/1

 衣更えの今日からは、ワイシャツも半袖にしました。ここ数日高温ですから…

 

 秋に出る?「中級機」のファインダーは、PENTAX伝統の高倍率であってほしい。「K100D」のような、0.85倍程度ではあきまへんのやで…

 そして、「中級機」には、スプリット・マイクロプリズム式のフォーカシング・スクリーンを供給してほしい。清貧にあえぐ旧弊固陋なMFレンズユーザーのために…

 

2006/5/27

 5月最後の週末は、雨で明けました。去年の晩秋に人の都合だけで「棒」にされた街路樹の欅並木が夥しい枝を一斉に伸ばして、下向きのそれは、まるで幽霊の行列のような姿です。よくも切ったな、恨めしや…

 そうして必死に伸びた枝たちも、地球45億年優勝劣敗の掟故に、秋までには大部分が地に落ちるのです。嵐の度に…

 再チャレンジだと、小泉や安部の脳天気が何を言うか…

 

 PENTAXは、*ist シリーズから廃止したレンズ側からの絞り情報の伝達機構を、Kマウントを進化させるというプロジェクトの中でどう扱うのか、興味津々です。コスト負担さえ覚悟するなら 文句無く「復活」でしょうが、絞り環の無いDAレンズが主力なら、使わない機能の付加で無駄な投資です。旧レンズのため、特にMシリーズ以前のもののためになら、開放測光や絞り優先AEの実現には役立つのでしょうが…

 しかし、Mシリーズ以前のKマウントレンズたちの絞り優先AEのために、ということなら、「絞り情報伝達機構」でなくても、レンズの開放値を手入力することでカメラ側の絞り設定ダイヤルの機能が使えるようにできるはずです。ソフトウェアだけの対応で可能でしょうから、コストもそれほどかからないでしょうし…

 でも、レンズの絞り環とカメラの絞りダイヤルを両方設定しなければならないのは、すごく煩雑かも…

 

 「K100D」が、旧レンズでも「SR」を使えるようにするために焦点距離情報入力機能を持たせたのは、世界中に蓄積してきた「レンズ資産」の力というものを、PENTAXが改めて認識した結果だと思います。これらはそう易々とは損耗するものではありませんから、これら「レンズ資産」を所持している者を新製品のユーザーに取り込めるとするなら、これを見逃す手はありません。ニコンと並んで曲がりなりにもマウントの上位互換を維持してきた大きなメリットだと思います。

 デジ化にあたって、オリンパスは旧マウントを捨て去りましたが、アダプター経由で使用できる道は残しました。しかも、多くの他社のレンズまで…

 しかし、業界最大手・観音さんは、AF化のときにR・FL・FDマウントを捨てて、よりフランジバックの長いEFマウントにしてしまいましたから、デジ一眼では自社の旧レンズ資産をまともには使えなくしてしまったという訳です。他社のものなら使える というのに…

 もっとも、性能の悪い旧レンズのことなど考えなくても、性能のいい新しいものを買えばいいんだ、と考えているのかも…

 

 自社のデジ一眼ではまともには使えないR・FL・FDマウントのレンズたちは、今のところ他社のデジ一眼でも使えるものはありません。フランジバックがより短いフォーサーズが唯一の望みですが、まだマウントアダプターは存在していません。R・FL・FDマウントの外爪バヨネットと2oのフランジバック差で可能なのかどうか…

 ライカMマウントの距離計連動式デジがありますが、これが唯一R・FL・FDマウントのレンズたちでデジ撮影することのできる機体のようです。望遠系は無理でしょうし、近接も難しいでしょうが…

 

 ところで、どうやらキャノンも銀塩から手を引きたがっているようです。でも、経団連会長という頚木から、軽々には動けないだろうな…

 結局、日本に残る最後の銀塩カメラメーカーは、冗談でなく、Nikon FM10やZeiss Ikonなどを作っている北信の孤高・コシナということになるのかもしれません。大事にしなくちゃ、Bessaflex TM …

 

2006/5/26

 晴天は長続きせず、今夜から雨になりそうです。九州南部が梅雨入りとのお達しですが、出すのが二十日は遅いわい…

 

 DAシリーズを揃えるのは、やはり「中級機」が世に出てからにします。それまでは在庫で我慢…

 

2006/5/25

 このたびPENTAXから発表された新デジ一眼「K100D」ですが、ネット上の「フレーム」写真を見ると、「*ist Dシリーズ」とは明らかに別のものです。SR式イメージセンサーやシャッターユニットを取り付ける中心部分(ステンレス板の組立品)とメモリーや電池室の部分(アルミ・ダイキャスト?)とは別のブロックとなっていて、秋以降に発表が想定される「新中級機」にも、PIE2006で 展示されていたそのモックアップの各部位置関係から判断すると、この中心部分が使われることが予想できます。

 この方式だと、異なる全幅の複数の機体で高機能部分を共用することが可能で、コストダウンが図りやすいと考えられます。多くの販売数を望めない「高級機」を可能な限り安価に供給する、競争力を持たせることを視野に入れるとなると、それが必然の選択かも…

 カメラ左側面には外部電源ソケット、PC・ビデオ・ソケット、ケーブル・スイッチ・ソケットがありますが、扉で隠されています。この扉が外せない形式なので、使用時には開いておかねばならず、何とも使い勝手が悪そうです。亭主のように撮影時に外部電源を多用する者にとっては、大いに不満です。残念ながら、この形式は「新中級機」にも継承されそうな…

 また、この機体には、ストロボ用X接点ソケットがありません。「新中級機」モックアップにも外部に無かったので、もし扉内にも無いなら、これは大減点…

 「K100D」からSR機能を省いた機種がアメリカ限定で販売されるとの情報もあり、それには「K110D」と命名されるのだそうです。さすれば、「新中級機」のモデル名は「K10D」に決まったようなもの…

 新シリーズに「K」と命名した理由を忖度すると、この春のPMAにおけるPENTAX幹部の発言が思い出されます。それは「Kマウント」の進化、旧来の資産を大事にした上位互換としての進化を予言したものでしたが、このこだわりを表すものとして「K」が選択されたのではないでしょうか。それと、KingK

 なお、「新中級機」は提携企業韓国のサムスンからもOEMで出すようで、「GXU」との命名までされているとか…「K」は、まさかKoreaK

 

2006/5/24

 午後から盛大な雷雨です。いかにも梅雨らしい日々…

 

 PENTAXから新デジ一眼が発表されました。7月下旬に発売とか…

 この新デジ一眼は、春のPIM2006でモックアップ展示された中級機とは違うもので、*ist DL2にSR(シェイク・リダクション)を組み込んだようなシロモノです。スタンダードクラスの位置付けとの触れ込みですが、K100Dというモデル名はどのような意味・意図なのか…

 次に出るであろう中級機(名称は「K10D」?)にもSRが組み込まれることは、モックアップ背後にあった使途不明レバースイッチが証言しているようなもの… 

 また、DA単焦点薄型レンズの新顔も発表されて、これは6月下旬発売…

 亭主の所持するDAレンズは2本ですが、いずれも単焦点です。新製品も手の内に入るのかどうか…

 DAをさらに揃えるかどうかは、中級機待ちが本音…

 

   雷鳴の胸に凝りて鳴り止まず   雌山

 

2006/5/20

 梅雨前線もいよいよ活発となり、曇天、雨天の日が続きますが、気象庁は相変わらず梅雨入り宣言を行おうとしません。旧弊固陋な体質の具現か…

 

 フォーサーズのE-330が売れ行き好調なのだそうで、入荷待ちの状況も出ているとのことです。コンパクトデジカメから入門した人には抵抗無く操作(両腕伸ばし…)できることと、フランジバックが40oのおかげでM42、Kマウント、Fマウント、MDマウント等の新旧レンズ群をアダプター経由で使えることが、受けている要因かも…

 特に、絞り込んだ状態でも開放と同じ明るい画面の液晶モニター上でフォーカシングできるBモードは、望遠や接写、近写などで便利な被写界深度をリアルタイムに確認しながらの撮影ができるそうで、画面の拡大機能や液晶パネルをスイングできる機能によっても、これらの撮影用として食指が激しく動いています。世に残る膨大な旧資産の活用のためにも…

 フォーサーズには覇者キャノンの新旧レンズ群のためのアダプターが用意されていません。フォーサーズのフランジバックが40oのため、R・FL・FDのフランジバック42oやイオスEFのフランジバック44oでは、アダプターの厚さを確保できないのでしょう。ミノルタのMD用が限度のようで、それもレンズとのバヨネットロックの機構が組み込めないので、ネジで押さえて止める変則アダプターとなっています。Kマウント等の45.5oが限界のようなり…

 

 雌山亭の庭では、八朔の花が咲いています。夜になると特に濃厚な匂いを放ちます。梅雨の雨を受けて、夥しかった花芽の多くが咲く前に虚しく地に落ちて、樹下を白く染めています。凄惨な生存競争の世界…

 

   徒花の泥にまみれて怨み雨   雌山

 

2006/5/8

 連休も終わり、ここ何年かの共通の現象として、梅雨の始まりのどんよりとした空模様です。去年は非常に少なかった八朔の花芽が、今年はどの枝先にもびっしりと付いて、数日中の開花を予感させる色になってきました。去年の数えるほどの花数でも、収穫はかってないほどの大きさのものが五十個以上あったのですが、今年の夥しい花数だと、さて幾つ取れるのか…

 フィギュアスケーターの荒川が競技者から引退と表明しましたが、先日のアイスショーでの演技を見る限り、共演者たちを含めた中で頂点の存在であることは明白なので、モチベーションの問題なのかと…

 

2006/5/4

 ご近所新横浜スケートセンターで開催中のアイスショーを家族全員で見てきました。浅田姉妹、中野、村主、荒川などアマのフィギュアスケーターのゲスト出演が売り物で、満員の盛況…

 

2006/4/29

 連休が始まりましたが、今日は朝から曇り空、連休後半が好天のようで…

 

   鶯の音毎にとまる漫ろかな   雌山

 

 人様より連休が早く始まった昨日は、好天の中横浜フリー切符を使って桜木町から石川町にかけての街を渉猟しました。中華街市場通りの「彩鳳」にて「鱶鰭ソバ」などを賞味…

 

2006/4/22

 遅い進みの春のせいか、燕の初見が遅れていましたが、昨日ようやく見ました。帰りそびれている鴨たちに混じって、川面の虫を漁っていました。

 マミヤ・オーピーがカメラなど光学事業から手を引き、マミヤのブランド、営業権その他を他社に1億円で売却するとのことで、さて「マミヤ」という名はどうなるのやら…

 

   残る鴨追立にけり初燕   雌山

 

 早朝の鶴見川堤上からは、丹沢越しに真っ白い富士がくっきりと見えました。厳冬時より多くの雪を被っている富士です…

 

2006/4/21

 春は進んでいますが、低温傾向は続いています。里桜の満開を迎え、街路樹に増えたアメリカ花ミズキも開花しました。でも、この木、成木になると枯死するものが目立ちます。元来寿命が短いのか、外来種のため風土に合わないのか…

 

   鶯の仮居の杜の長閑かな   雌山

 

2006/4/9

 随分と久しぶりにレンズを2本落札したのが手元に来ました。M と SMC Takunar の標準レンズで、M はPENTAX歴代標準レンズの中で唯一貼り合せレンズを使っていないものです。そのため、バルサム切れが発生せず、カビにさえ気をつければ、長い寿命が期待できます。

 SMC Takunar は、ESシリーズに付けられていたゴム巻きピントリングが特徴の55oF1.8です。これはトリウムガラスが使われていたことで有名ですが、後期のものには使われなかったとの説もあり、入手した品がどちらなのか、分解してみないと分かりません。

 どちらのレンズも外観は新品に近いのですが、レンズ玉は網の目状の透明なカビが繁殖しています。皮ケースに入れて大切に扱われていたものなのでしょう。特別の時にしか使われずに押入れの奥に奥にしまわれて、そのうちに新式の安物カメラに取って代わられ、ずっと眠っていたのかも…

 レンズのカビは、まだ取れないものに出会ったことがありません。ぬるま湯と石鹸で洗えば、必ず落ちました。これらもきっと落ちることでしょう…

 

2006/4/3

 昨日の嵐はすっかり去っていた麗らかな朝でしたが、午後からの北風は猛烈…

 

 新年度の始まりで、人事異動の挨拶やら、仕事のシステムの大変更やらで、てんやわんや…

 

2006/4/2

 春に好天は続かず、曇天の朝です。今日は小机城まつりのパレードがあるのに…

 

2006/4/1

 ペンタックスは、来る2010年に設立90周年を記念する製品として、「XC」と命名するカメラを発売するために、その開発に着手しました。60周年記念の「LX」のように、企業イメージを高める、高精度で、製品寿命の長いものを目指すようです。当然デジタルでしょうが…

 

 今日はおおっぴらに嘘がつける日です。

 

 麗らかな陽気に誘われて、近所の桜を拾い歩きました。鴨居駅横の鶴見川の堤では、満開の桜並木の下に青ビニールシートを敷き詰めて、弁当や酒瓶を開いていました。

 桜は根を踏まれると樹勢が衰えます。昔の筵や茣蓙なら少しはましなのでしょうが、青ビニールシートはいけません。通気性の無いそれを根元に敷いて置くだけで、桜の木にはえらい迷惑です。人間の身勝手、ここにもあり…

 

 鶴見川右岸堤上の桜並木…

 浄土宗の古刹、泉谷寺…

 

2006/3/31

 年度末の繁忙をなんとかやり過ごし、安堵の金夜です。寒さが戻ってきたおかげで、桜は足踏みをしています。明日は暖かい予報ですから、花を求める渉猟三昧…

 

 ニコンは先般フィルムカメラの縮小を公表しましたが、ユーザー等からの反響の大きさから、完全撤退ではない、新機種の新規開発もありえるなどと、しきりにリップサービスを流しています。でも、覆水盆に帰らずなり…

 

2006/3/28

 勤め帰りの横浜線が人身事故で立ち往生です。乗っていた電車は新横浜で止まってしまったので、40分近く歩いて帰宅です。疲れた…

 

 桜はどんどん咲いていきます。土日までは、とうてい持ちそうもない…

 

2006/3/27

 いよいよ17年度もあと1週間です。新年度へ向けての準備も佳境に…

 

 来年度はDAレンズを数本入手する目論見を抱いていますし、新型中級デジ一眼も入手するとなると、そのための原資の捻出に奔走せねば…

 

2006/3/26

 今年の梅や椿は例年に無く遅く咲いたのですが、桜は随分と早く咲きました。でも、見ごろは週の中ごろになりそうで、次の土日まで持つかどうか…

 

 今年のPIEはデジタル一色で、フィルムカメラ、特に35oカメラの影はまったく薄くなっていました。昨年来の各カメラメーカーの撤退・縮小の流れを反映しているのでしょうが、この国の伝統・DNAとも言える変わり身の早さ、新奇に対して雪崩を打つ単一指向性、よく言えば上昇志向性の発露なのでしょう。この現象を*ist Dが出たときに的確に高言した亭主の洞察力・先見力を、心中悲哀を秘めながらも誇ることしきり…

 ニコンがフィルムカメラのラインアップを縮小した中、コシナがOEMしているFM10を残したので、コシナはまだ生き残るのかと思っていたのですが、今年のPIMには出品していません。フォクトレンダーブランドやツァイスなどとのOEMもうまくいっていないのかも…

 事ここに及んでほとんどの人が心中予感しているでしょうが、街のDPEショップの命運についてです。これも、以前から亭主が冷酷に高言していることですが、あっと言う間に無くなってしまうでしょう。さて、来年の今頃の状況や如何に…

 

2006/3/25

 枕もとの目覚ましラジオから流れる「染井吉野は着々と咲き進んでいる」との情報で起きましたが、雲に覆われた朝です。でも暖かい…

 

 PIE2006に参考展示されている次期デジ一眼ですが、その展示の姿を分析し、あれこれと忖度するのも、待望者にとっては楽しみです。

 まず、表示が無くて使用目的が不明なボタンやレバーがあることです。これらが操作する機能を隠しているのは、それが新しいものだからなのでしょう。

 新機能としてアナウンスされているものに、ブレ防止機能があります。これのための切替スイッチなのでしょうか…

 

 次に、底部を見せない展示であることです。底部には電池室の蓋があり、その形状や配置を見れば、使用される電源の種類はある程度判明してしまいます。また、オプションの縦位置グリップ兼用電池ホルダーの接続用アイテムがあるのかもしれません。グリップ部形状から判断すると、単三ではなく、リチウムイオン二次電池パックであると、亭主は看破…

 

 最大の「?」は、マウント部にレンズが装着してあることによってもたらされています。DAズームレンズが装着されていることから、APS-Cフォーマットの映像センサーであることは確実です。レンズ開発ロードマップにDAレンズが続々と登場することでもそれを示しています。1000万画素センサーとの告知ですから、D200と同じソニーのCCDセンサーなのでしょう。PIM2006でのPENTAX幹部の発言で、サプライ ヤーにサプライズは無いとありましたから…

 また、同幹部は、開発担当にKマウントの進化を指示しているとも発言しています。過去の資産を腐らせぬ方向で、ともと言っています。このことが実現されるとするなら、レンズ絞り環の使用復活とパワーズーム機能の復活、さらには超音波モーターによるAFの実現はほぼ確実…

 さらに夢想するのなら、アダプター経由でPマウントレンズを装着したときに自動絞りを使えるようにする。そのためのスイッチが用途不明レバーの役割だったりして…これなら、真のサプライズ…アリエン!!

 

 グリーンボタンの位置に不満を持つ人がいるようですが、亭主はこの位置がベターと判断します。Mレンズで多用している*ist Dの位置は、とても押しにくい…

 

 その他のインターフェイスの配置変更も、各ソケットを除いては、よりベターと判断します。ソケット類はすべて左脇ドア内に収められているのでしょうが、ドアを開けっ放しでリモートレリーズを使うなんて…

 

 よく晴れ渡った空に誘われ、染井吉野の開花状況を検分がてら休日の散策へ…

 鶴見川周辺はちらほら咲きの木がほとんどで、最も早いのが鴨居駅横の19本並木で、二分咲き以下…

 鴨居から下流の鶴見川堤の桜並木は、5年後には見事なものになる予感あり…

 

 雌山亭生垣の椿…

 

 新中級デジ一眼の記録媒体においてCF/MDを捨て、より小型のSD?を選択したのは、SDの更なる高容量化が現実的になっていることを背景としたのかもしれません。4GBあれば不便は感じない…

 

 外形寸法は、幅で10o程度(あるいはそれ以上)大きくなっています。このマージンは、シャッターをより高速なものにすることと、手振れ補正機構を搭載するためなのかもしれません。

 

 ホワイトバランスやISO感度設定などをFnボタンに移したのは歓迎です。露出モードダイアルと兼用だと、戻し忘れで慌てることも…

 

 「機能や性能、コンセプトといった面では、サプライズと言っていいインパクトの強い製品にはなる」と、PENTAX幹部も発言していることですし、ペンタハウスもグラマスになっているので、ファインダー倍率もアップして、1.2倍以上(50o装着時)だったりして…

 

2006/3/24

 3月末は年度末で、人事異動の季節です。定年や転勤で組織を去る人も多く、送別会も多い…

 

 昨日見たPENTAXの次期中級デジ一眼、秋に発売されれば入手する気持ちになっています。DAレンズのロードマップも着々と進んでいることですし…

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/03/24/3497.html

 

2006/3/23

 午後から「PIE2006」を見てきました。真っ先にPENTAXブースへ向かい、参考出品の新型中級デジタル一眼の前へ…

 ガラス越しに回っているのを見るだけですが、実際に見ると、随分と大きい感じです。既出の報道写真による印象よりはるかにグラマスです。ニコンD200に近い大きさです。

 外装の見える範囲には、小ビスは1本もありません。マグネシュウム合金フレームなのかも…

 グリップ部の寸法や形状から推測すると、D200やD30と同じ定格7.4Vのリチウムイオン二次電池パックを使用することは、ほぼ間違いないでしょう。もし縦位置グリップ兼用電池ホルダーをオプション設定するのなら、これもまたNやCと同様に電池パック2個タンデム装着と単三3本×2型ホルダー装着の互換となることでしょう。

 「 smc PENTAX-DA 70mmF2.4 Limited 」は非常に小さく、全長が「 smc PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited 」より5ミリ程度長いだけです。ニコンはDXレンズにはすべてAF用超音波モーター搭載と誇っていますが、PENTAXには小型軽量のDNA健在なり…

 

 トキナーのブースには、予告どおりPENTAXとの共同開発4本の新作が参考展示してありました。50-135は細身で、16-50より細いくらいです。17-135は明らかに他の3本とは造りが違い、別の工場の製造との印象を受けました。

 展示品はいずれもニコンマウントのようですが、マウント部はキャップで覆われていて、50-135に超音波モーターが搭載されているのかは不明です。でも、細身で小型ですから、不搭載が有力…

 

 昼までには雨があがってよかったのですが、気温が上がって、会場内は少し暑かった…

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/03/23/3486.html

 

2006/3/22

 明日からPIE2006が開催されます。我がPENTAXは、PMA2006に展示した参考モックアップ3点の他に 、「 smc PENTAX-DA 70mmF2.4 Limited 」を参考展示するそうです。パンケーキ風の中望遠…

 

 春らしく晴れは続かず、夕方降り出しました。明日の午後までには止んで欲しい。PIE2006に行くもんで…

 

2006/3/21

 春の彼岸です。少し靄はあるものの、快晴の夜明けです。雌山亭の庭では沈丁花の香も盛りを迎えて、遅かった垣根の椿たちもぼちぼち咲き始めました。金木犀の芽も伸び出しましたから、春は一目散…

 

 一眼レフは多様なレンズを交換して使うことに、またそのレンズの演技力を確認しつつ撮影することができる点にその存在価値があります。従って、ファインダーの性能は極めて大きいと言えます。

 フィルム35oフォーマットのカメラにおいては、焦点距離50oのレンズを標準とし、その装着時のファインダー倍率を等倍付近にすることが高級カメラの常識でした。そしてその見える範囲はとても自然で、ユーザーもそれに慣れていました。

 ところが、デジタルとなって画角が約1.5倍のAPS-Cフォーマットのものでも、焦点距離50oレンズ装着時のファインダー倍率で等倍付近としかなっていません。等倍時に見える範囲が狭くなっているのです。

 35oフォーマットの標準レンズと同等の画角を得るためには、焦点距離35oのレンズになります。現在は、このときのファインダー倍率は0.66倍程度ですから、これが等倍となるファインダーの装備が望まれます。

 

 トキナーとPENTAXは、レンズの共同開発を行っていると表明していますが、これによる成果が既に何本かあります。それらについて外観やスペックを比較してみると、光学系は共通なものの、鏡胴については両者独自のものです。生産についてはOEM関係にはないが、光学系は硝材など原料・金型などの共同調達を表明しています。レンズ玉の成形工場も同一なのかどうか…

 

 去年の9月末、PENTAXは同社小川事業所敷地内に放射線を出す酸化トリウムを含むガラスの残材集積場所を発見したと発表しています。

 亭主が所有する旧PENTAXレンズの中に、黄色く変色しているものがありますが、これらには酸化トリウムガラスが使用されているのでしょう。特にタクマー35oF2の黄変度が著しく、次いでタクマー50oF1.4、タクマー55oF1.8の順です。これらは名玉との評価が高いのもうなずけます。でも、こわ…

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/09/05092902.htm

 

 この写真は、亭主所蔵のsmcタクマー50oF1.4です。後ろから2枚目が明らかに黄変しています。分解してレンズ玉の側面を見ると明確です。これが放射線を出す酸化トリウムガラス…

 同じ50oF1.4でも、Mレンズになるとこの黄変は見られませんが、その代わりに、貼合せレンズの接着剤劣化による曇りが持病となります。それは、タクマー時代のものにはほとんど無いのに…

 Mレンズとこのタクマーは、サイズ的には光学系の互換性があります。

http://homepage1.nifty.com/nekocame/camera/atomlens.htm

http://uranglass.gooside.com/atomlense/atomlense.htm

http://homepage2.nifty.com/M4/etc/etc_01.html

 

2006/3/20

 昨日話題にしたトキナーレンズに関連しての話ですが、PENTAXが昨年暮れに出した新レンズ「DFAマクロ100oF2.8」とトキナーの「AT-XM100PRO D」は、両者のレンズ構成図を比較すると、まったく同一です。これもまた共同開発だったのですね…

 「AT-XM100PRO D」は、ニコン用とキャノン用です。すなわち、PENTAXのレンズをニコンとキャノンのボディで使えるということ…

 さらに、PENTAXのニューカマー「DA12-24oF4 ED AL」ですが、これもトキナーの「AT-X124PRO DX」とレンズ構成図がまったく同一です。このトキナー「AT-X124PRO DX」については、海外のサイトにおいてニコン、シグマ、タムロンの同クラスレンズとの比較でベストとの評価を得たとのことです。PENTAXの面目躍如なり…

 「AT-X840 D」も共同開発らしい…

 

 今朝は富士がくっきりと見えて寒かったが、日中は暖かでした。三寒四温で、桜(ソメイヨシノ)の開花は明日か明後日…

 

2006/3/19

 昨日、鴨居の土手道を歩いたら、鴨居駅近くの染井吉野の並木では、花芽がどれも大きく膨らんでいて開花寸前、既に数輪開いていました。21日には、ここの並木の総ての木で一斉に開花すること必定…

 

 厚い雲に覆われた夜明けでしたが、小雨が降り出しました。でも、昼までには止みそうな気配です。この冷たくない雨も、春を進める道具立て…

 

   鬱屈を洗ひ癒して春の雨   雌山

   牡丹餅や供ゑ祷らむ道の無事   雌山

 

 PENTAXはDAレンズの開発ロードマップを先日更改しましたが、トキナーとの共同開発によるF2.8大口径ズーム2本には少なからず興味があります。また、去年暮れに既に出ている10-17oズーム魚眼についても、夏までにはトキナーからも出されるようで、食指がしきりに蠢いています。なにはともあれ、23日を見てから…

 

 トキナーのホームページには、PIE2006に展示が予告されていた光学系をPENTAXと共同開発の「17-135mm F3.5-5.6 DX」、「16-50 F2.8 DX」、「50-135mm F2.8 DX」、「10-17mm F3.5-4.5 Fish Eye DX」のモックアップ写真が載っています。「DX」と命名されているからではないでしょうが、「50-135mm F2.8 DX」以外は非超音波モーター用ニコン・マウントとなっています。

 でも、「50-135mm F2.8 DX」だけはマウント先端部の端子部が隠されているような感じで、バヨネット金具自体はニコンマウントのようなので、これだけは超音波モーター内蔵なのかも…

http://www.tokina.co.jp/news/pie2006news.html

 なお、「16-50 F2.8 DX」と「50-135mm F2.8 DX」には、ピントリングを前後させることでAFとMFを切替える機構が組み込まれているようです。ピントリングの回転方向も、NikonやPENTAXと同じです。どういうわけか「17-135mm F3.5-5.6 DX」だけが逆方向ですが…

 また、「50-135mm F2.8 DX」には回転三脚台座が組み込まれています。APS-Cサイズ専用レンズとしては珍しいもので、さすが大口径…

 

2006/3/18

 沈丁花の花盛りを迎えていますが、この木は雌雄異株で、日本にあるのは雄株ばかりだそうです。室町期に中国から渡来したという説が有力ですが、奈良時代に遣唐使が持ち帰ったという説もあります。いずれにしても挿木で繁殖させているわけですから、すべてクローンです。このためでしょうか、苗木から二十年程経つと 、急激に樹勢が衰えます。遺伝子のしっぽが短くなるからかも…

 雌山亭の庭にも数株ありますが、二十年を越えたこのごろは、木の衰えが見られます。

 

   雨よりも強くありけり沈丁花   雌山

 

 昨日は風が強かったようで、鴨居駅前の駐輪場に置いていた亭主の通勤バイクも転倒していて、風防が少し変形してしまいました。分解して修正しなければ…

 

 原動機付自転車はスクーター型のものがほとんどの状況ですが、現在風防を付けて使用している人はごく少数派のようです。亭主は、20年以上前から駅までの通勤には風防付のスクーター型を愛用していますが、たまに風防の無いものに乗ると、上半身に受ける風圧に違和感を覚えます。風防は冬や雨の時は効果絶大で、これを使用しない人の気が知れない…

 

2006/3/15

 デジカメに電源は必要不可欠なものです。コンパクトデジカメの場合は、全体の大きさと重さを圧縮するために、形状を含めてより効率の良い電源を選択する必要があります。そのため、専用充電電池パックを採用せざるを得ないのでしょう。

しかしながら、レンズ交換式デジタル一眼レフの場合、良好な操作性の確保のために全体の大きさはある程度必要であることから、電源を内蔵するためのスペースには余裕があります。また、必要であれば、全体の大きさを増したとしても大きな支障とはなりません。

レンズ交換式デジタル一眼レフの場合、正常な性能で作動するための電圧は6V付近に設定されていますが、許容電圧変動幅があり、このため、従前から定格1.5Vのアルカリ電池4本直列やリチウム一次電池(3D)2本直列、定格1.2Vのニッケル水素電池4本直列の中からユーザーが選択的に使用できる仕様としているのでしょう。

単純に計算すれば分かりますが、1.5V4本直列は6.0Vですが、1.2V4本直列は4.8Vです。ニッケル水素二次電池の場合、使用による容量減少に伴う電圧下降が初期においては大きく、その後緩やかに下降して、最後の段階で再び急下降するという出力特性があります。

仮にカメラの許容最低電圧が4.6V付近だとすると、1本あたりでは1.15Vですから、この電圧にまで下降したときに使用される容量は、全容量の1/3にも達していません。

つまり、電池の能力のほんの一部しか使用しない状態でカメラは電池切れと判断してしまうことになり、これでは無駄です。

5本を直列で使うのなら、定格で6.0Vとなります。完全充電時の電圧は約14.5Vなので約7.2Vになりますが、これは許容最高電圧より低いために支障とはなっていませんし、使用初期の急激な電圧低下によってすぐに定格値に近づきます。

5本使用の場合、1本あたりでは1.0Vになるまで使えることになり、これは完全放電状態に近いものです。したがって、電池容量のほとんどを使い切れることになります。

さらに、この場合にカメラが電池切れの表示を出した電池は、放電処理をせずに充電してもメモリー効果の弊害をうけることがありません。

電池重量の25%増を受け入れるだけで撮影枚数を何倍にもすることができるのなら、これを選択しない方が不自然です。たとえ全体の大きさが少し増すとしても…

なお、*istDで採用されていた縦位置グリップ兼用電池ホルダーについては、電池重量が200%となるのに撮影枚数は200%を下回るので、電源の増設としてはあまり効率的ではありませんでした。切替スイッチを含む回路の工夫と単三電池1本分のスペース増だけで数倍の効果を得る方が賢いことは自明の理です。

もしPENTAXの次期中級カメラが、本体内に単三電池1本増加分のスペースを確保するのが難しいというのなら、縦位置グリップ兼用電池ホルダーをオプション設定し、この中で実現を図って欲しいものです。これなら、スペースに関しては他社に魁があるのですから…

 

2006/3/14

現在、一眼レフカメラの交換レンズは、高倍率のズームレンズが大勢を占めています。短焦点レンズと比較すると暗くて画質が劣るそれがユーザーに多く選ばれている理由は、AFの普及によって暗いファインダーがあまりデメリットではなくなったことと、撮影者が動かなくても撮影範囲を手軽に、大幅に変更できる便利さが重視されているからでしょう。

確かに、街中やイベントなどにおけるスナップ撮影では、撮影者の位置をあまり選ばずにシャッターチャンスをものにする機会は多いことでしょう。しかし、手軽に画角を変更できるということから、写す対象を選択する眼力や感性がなかなか養われず、安易な撮影に堕する傾向が生ずるのは、顧みて否定できません。

撮影のスタイル・スタンスによって違うのは前提ではありますが、隅々や遠近にまで神経の行き届いた重厚精緻な写真をものにするためには、大口径単焦点レンズの個性的な演技力は大きな助けとなります。また、決まった画角のなかで撮影する訓練は、画面を構成する力を養ってくれると思うのですが、さて…

 

DAシリーズ単焦点薄型準広角レンズの上梓が予告されています。若干暗めですが、入手の是非やいかに…

 

 本日有明付近に出撃し、フジテレビの横のビル5階ラーメン街にて昼食。豚の背油を浮かべた今風の札幌醤油味を生まれて初めて賞味しましたが、この店のものを二度と口にすることはないでしょう。二枚乗せた海苔は保存方法が悪いらしくて風味が変質していて最低。スープはしょっぱ過ぎて辟易。味が良く分からないし、トッピングの角煮とのマッチングがまったく取れていない。麺は特徴の無い製麺所モノ…

 やはり、今時のラーメンと伝統の「支那ソバ」は別物なのか…

 

2006/3/13

レンズ専業メーカーのトキナーとペンタックスのレンズ共同開発のメリットとしては、開発したレンズをトキナーブランドで他カメラメーカーのマウントでも販売することや、OEM生産も視野に入れることで、ある程度のレンズ生産数量を確保し、量産効果によってコストダウンを計ることにあります。

このことにより、開発費回収期間の短縮が可能となり、さらなる新レンズ開発周期の短縮に結びつくことが期待されます。

ペンタックスは、魚眼ズームやソフトフォーカス、単焦点など、他社のあまり持たない特徴のある優秀なレンズを多種類世に出しています。これらの後継モデルをトキナー経由で他社カメラのユーザーたちに提供することでも、随分と企業イメージを高めることができるのでは…

 

トキナーはPIEに4本参考出品するとのことですが、すべてデジタル専用レンズ「DX」ブランドの製品で、「17-135mm F3.5-5.6 DX」のほか、「16-50 F2.8 DX」、「50-135mm F2.8 DX」、「10-17mm F3.5-4.5 Fish Eye DX」だそうです。いずれも今夏から今秋にかけて発売する予定とか…

 

3月23日の午後は、有明に行けそうな状況なり…

 

2006/3/12

 暫くご無沙汰していたこのページ、再開する余裕が出来ました。

 

 2006年秋発売予定の1,000万画素センサー搭載デジ一眼中級機について、PENTAXはPMA2006にモックアップを展示しましたが、会場でのインタビューにおいてなされた上級執行役員イメージングシステム事業本部長鳥越興氏の発言からしますと、これは*ist Dの後継機ではなく、それ以上のスペックだとのことで、より速いシャッタースピード、連写速度、防振(手ブレ補正)機能、高感度撮影対応が搭載されるとのことです。現時点での中級機に求められるものはすべて実現したいとのことですから、中級機の雄ニコンD200と同等以上ということなら、1/8000秒、5コマ/秒以上、ISO6400ぐらいなのか…

 また、*ist Dシリーズはエントリーシリーズであり、この新モデルはハイアマチュア向けシリーズとのことですから、もしかすると、マウント部に絞り位置信号カプラーとパワーズーム用電源端子の復活がなされているかもしれない。そうだとすると、絞り環にA位置の無い旧形Kマウントレンズで絞り優先オートが可能となり、かつFA☆ズームたちも喜ぶのですが…

 その報道された写真を*ist Dと比べると、明らかに液晶モニターが大きい。2.5インチ級と思われます。アイピースとの比較では、ボディ寸法も、幅以外にも全体に大きくなっているようです。

 背面右下側に「Fnボタン」と「機能不明なレバー」が新設されています。Fnボタンは、上面左側のモードダイヤルにホワイトバランス、解像度、ISO選択位置が無くなっているし、上面右側のストロボボタンとドライブボタンも無くなっているで、*ist Dsと同様に、すぐ上の十字キーと組み合わせてこれらを行うためのものでしようか。

 ところで、「機能不明レバー」の役割ですが、ネット上で確認できる画像ではいまいち不明確なのですが、電池室のあるグリップ部が異様に大きいように見えます。もしかして、単三ニッケル水素二次電池5本直列装着が実現されているのでしょうか。そうだとすると、この電池の出力特性から、撮影可能枚数の大幅増加となるのですが…

 さて、「機能不明レバー」の役割に戻りますが、アルカリやリチウム電池4本使用とニッケル水素二次電池5本使用の回路を切り替えるためのもの、というのが亭主の現段階での希望的結論なり…

 そうでないなら、防振(手振れ補正)機能のON・OFFスイッチかも…

 ハイパープログラムやマニュアル等で便利なグリーンボタンは、シャッターボタン右後方から左に移されました。ここの方が操作性は上でしよう。

 *ist Dsと*ist DLで消えた前方のTvダイヤルは残されました。後方のAvダイヤルは少し左に移されましたが、ここの方が操作しやすいでしょう。AE-Lボタンも、ここの方が押しやすくなると思います。十字キーも少し上に移っています。

 スロット形状からすると、記録媒体はCFUではなく、*istDLや*istDsと同じSDでしょう。*ist Dとの互換性が失われるのが残念…

 外部のソケットはすべて消えています。幾つかは左脇の扉内に収められたのでしょうが、レリーズソケットやDC入力ソケット、外部Xシンクロソケットが無くなったりするのは困りますし、有っても扉を開けなければ使えないのでは、はなはだ不便です。扉が取り外せるなら別ですが…

 なお、ペンタックスは、Kマウントの進化を画策しているそうで、現在のKマウントの資産を活かしながら、その資産を腐らせるのではなく、発展させる、上位互換の形で、より高機能なマウントシステムへと進化させることに取り組んでいる、とのことですが、トキナーと共同開発の新F2.8ズームレンズたちには、いよいよHSM(USM)を組み込むのでしょうか…

 

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/02/27/3306.html

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/02/27/3308.html

 

 3月23日から有明でPIE2006が開催されます。おそらくここにも展示されるでしょうから、その時には、もう少し詳細が明らかになるのかもしれません。なんとかこの目で確かめたいもの…