瀬佐味亭がアルミ製の寸胴なべを使わない理由


理由は二つあります。今、日本人に特に不足している栄養素の一つにカルシウムがあります。原因はいろいろありますがインスタント食品やコンビニの加工食品の普及、重い鉄鍋や鉄瓶がなどが敬遠され、アルミやステンレス製の物に変わったことなどが考えられます。

いずれにしても近い将来、今の20代〜40代の人たちが骨粗しょう症や骨の病気で悩むのを防ぐには、毎日の食生活で意識してカルシュウムを取るようにする必要があります。

瀬佐味亭で使っている、胡麻や小松菜はカルシュウムを大量に含む食品ですが、じつはもう1つスープの中にも秘密が隠されています。
鶏がらからカルシュウムを大量にスープに溶かしだすために酢を使っているのです。同時この酢がアルミ製の鍋だと有害な物質を溶かしだしてしまう恐れがあります。
ですから瀬佐味亭ではステンレスのそれも特別、酸に強い、モリブデン鋼入りのものを使っていると言う訳なんです。

もう一つの理由は、アルミの食器は実は酢を使わなくても、アルツハイマー病の原因に深く関わりがあると考えられています。
一杯のラーメンスープですぐにアルツハイマー病になることは無いでしょうけれども、ヘルシーをテーマにしている瀬佐味亭です、お客様の健康にマイナスに働く要素を少しでも排除したいのでアルミ製寸胴の使用を止めたというのがもう一つの理由です


たとえ一杯のラーメンでも、長年に渡って食べ続ければ害が無いとはいえないはず。

私が食べたくないものを、お客様におだしする訳にはいかないでしょう。