オオカミと犬の川わたり


あるところにパージ・ニックというわかものがいました。

そのわかものは犬をかっていて、名前はサリーとパニックでした。

ある日、子犬が生まれてしまったので、

だれかほしい人がいないかさがしはじめました。

わかものはさがすときに、チーラトという町に行くことにしました。

車にのって走り回りました。

すると犬がほしいと言っている人がいたので

「わたしは子犬をかっているがおまえにやる。」

と言い、あげることにしました。

その人は「やったー。ありがとよ。」と言うと

家にとんでかえりました。

わかものが安心してかえってみると

なんと犬たちがいません。

そのわけは、サリーがじぶんの子を人にあげたくなかったので

にげだしたのです。

サリーたちは山をこえ、川をわたり、

野原を走ってにげました。

サリーたちは、目の前にのら犬ぐんがいるのに気づきました。

いや、オオカミです。

サリーはそのぐんだんの中に

1匹のわかいオスオオカミがいるのにきづきました。

そして同時に目を合わせてしまったのです。

そのオスはサリーを気に入り

なかまにしてけっこんしました。

サリーは10匹子供を生みました。

でも2匹はけんかで死に、

1匹はびょうき、2匹はさらわれてしまったので

のこりは5匹となりました。

けれどそれはすくなくありません。

オオカミたちにとって10匹子供を生むことはないのです。

びょうきやあるけないことがあったとしても

さいてい1匹、さいこう3匹です。

5匹はどんどんそだちそれからまなまえをつけられました。

オスがタッキーとペストです。

メスがジョン、ユーコン、レナです。

メスはサリーと同じ犬のせいかくだけ持っています。

オスは父と同じオオカミのせいかくになったのです。

(つづく)

この作品は7歳の次女の作品です。

 

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