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英検準1級の単語の覚え方



単語力は英検準1級で最も重要と言われています。私はDUO3.0という単語集を使って索引に載っている単語(約8600語)をほぼ全て覚えることに成功しました。その結果、英検準1級に合格することが出来たと考えています。またトップページに書いたように英語の雑誌や英語圏のサイトを辞書なしで楽しむことが出来るようになったのも単語を増強したおかげです。ここでは効率的な単語の覚え方を、私の経験を基に考えていきたいと思います。

1.「一つの例文に複数の重要単熟語」は本当に効率的か?

私は「DUO3.0」を使って単語力アップを図りましたが、ご存知のようにDUO3.0は、1つの例文に5個くらいの重要単語や重要熟語を取り入れています。560の基本例文に重要単語1600と熟語1000を詰め込んで暗記効率を高めた教材として有名です。

当初、私は例文の暗記から始めました。なにせ一つの例文を覚えるだけで5個前後の単熟語を覚えることが出来るのだから、こんなにうまい話はないですよね。必死で覚えました。日本語訳を見たらすぐに英文が出てくるようにしました。でもなかなか英語力は上がりませんでした。なぜでしょう?

一つの例文の中に5個前後の覚えるべき単熟語があったからです。ん?何か変ですね。暗記効率を高めた教材だったのではなかったんでしたっけ?うーん、実は効率が上がったのは暗記に関してではなかったようですね。1冊の本にたくさんの単語を載せることが「効率的に」出来るようになったようです。そうですよね。普通だったら一つの単語に一つや二つの例文を載せるのですから。

2.最初の挑戦

このことに気づいた私は覚え方を変更しました。暗記に関しては効率的ではないかもしれないけれど、DUO3.0に載っている単語はやはり重要単語に変わりはありません。そこで索引に載っている単語を全部覚えることにしました。Aから順番にです。一つ残らずです。壮大な計画の始まりです。数えてみたら索引は48ページありました。1ページにおよそ180個の単語が記載されているので全部で約8600語です。

まずAから順番に一つずつ単語を見ていき確実に意味の知っている単語を除外する作業から始めました。知らない単語や少しでも意味のあやふやな単語は紙に書き出しました。レポート用紙の上半分が英単語で、下半分にそれに相当する日本語を書きました。複数意味を持つ場合、全部の意味が言えない単語も紙に書き出しました。全部で4447個の単熟語が書き出されました。レポート用紙65枚分の量です。ここまで作業に2週間くらい要したと思います。

紙に書き出す作業中でもなるべく単語を覚える努力をしました。ここでは語呂を使ったり例文を参照したりした記憶はありません。見て発音して覚えるといった感じでしょうか?一通りやり終えたら、少しあやふやだったり覚え易かった単語は覚えましたがほとんどは覚えていない状況でした。1枚覚えたら前の1枚を復習するような感じで進めたので1通り終わるのに2ヶ月くらいかかったと思います。それを何回か繰り返しました。ほとんど力技でした。

そして半年ほどかけてほぼ全部を覚えて1回目の準1級の試験に臨みました。筆記は単語力のおかげで(もちろん文法や読解の勉強もある程度はしていましたよ)9割近く出来たのですがリスニングが4割ほどしか出来ず、合格点に1点足らず撃沈しました。

3.二度目の挑戦

そしてショックで1年ほど英語の勉強から遠ざかりました。ある日もう一度受験を決意し単語が書かれているあのレポート用紙を引っ張り出してチェックしてみるとものの見事にほとんどの単語の意味を忘れているではないですか!そこで今度はなるべく脳に刻み込むために色々と試して見ました。語呂合わせや語源で覚えたり、英英辞典の意味を調べたり、例文でイメージしてみたりしました。1回覚えた単語だということも少しあるかもしれませんが、明らかに1年前と比べて速く覚えられました。しかも試験が終わって何ヶ月も経ちますがなかなか忘れません。

この作業を通してあることに気づきました。それはそれぞれの単語にはそれぞれに適した覚え方がある、ということです。単語Aは語呂で覚えると覚えやすい、単語Bは語源で覚えると覚えやすい、単語Cは例文でイメージして覚えると覚えやすい、単語Dは特に何もしなくても覚えてしまう、といった感じです。もちろん人によってどの単語をどの方法で覚えるのが一番適しているかは異なると思います。

4.効率的な単語の覚え方

以上お話した通り重要なのは「それぞれの単語には適した覚え方がある」ということです。そしてそれは人により違います。皆さん単語帳を作られていると思いますが、単語とその意味だけでなく、英英の説明、例文、語源、語呂を一緒に書くとただの丸暗記より何倍も記憶の定着率が高まります。時間は少しかかるかもしれませんが、単語を忘れないという観点で言えば、結局はこの方法が一番効率的なのです。

現在、私は多くの学習者の方(主に英検準1級またはTOEIC600越え700越えを目指す方)のために「涙なしの英単語−1分で覚えて100年忘れない!」というメルマガを発行していますが、このメルマガでは一つの単語に英英の説明、多くの例文、語源、語呂を付けています。学習者によって覚えやすい方法を選択してもらうためです。本当はこの形式の単語集が市販されていればいいのですが、恐らく1単語に1ページくらい使うので1冊に200個くらいしか載せられず売る方としては効率が悪いのでしょうね。逆にメルマガには何ページという概念がないので実行できる手段なのだと思います。もし良ければ単語習得の一つの手段として活用してみて下さい。





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