朝の連続小説ドラマ


 私は、アメリカから帰国して以降、朝の連続小説ドラマを見るのが1つの楽しみとなりました。 中学時代からは、7時半からBSで放映される方を、朝食をとりながら見るのが日課です。 いままで20くらいのドラマを見ましたが、中にはどうしようもないストーリーもあれば、感動する 話もあり、色々と覚えていることをここに書くことにし、忘れないようにしたいと思います。ここからは、 かなり主観が入りますので、もしそうではないよというのがあれば、メールもしくは掲示板に書き込みを お願いします。

 まずは、私が嫌いであった話から。

1.ひらり(92年10月〜93年3月)
 石田ひかりのデビュー作。東京の下町の相撲部屋が舞台でした。せっかく十両に昇進した力士が いたのに、何故に要所要所で大怪我をしたという設定にしたのか。この部分が理解できない。今までの 朝ドラの傾向からいえば、幕内には話を持っていかなければならないのに。

2.春よ、来い(94年10月〜95年9月)
 橋田さんの自叙伝のような話。第1部はなかなかいい話だったのに、後半から本当にストーリーが まったりとしていた。いくら脚本家の大御所といえど、自叙伝を朝の連続ドラマで紹介するかと今でも 批判したくなる。もっと、謙虚になって欲しいものだ。出てきた俳優さんが、TBSの「いつも世間は鬼 ばかり」同様に橋田フャミリーとよばれている人ばかりで、新鮮さがない。

3.甘からしゃん(97年10月〜98年3月)
 関西を舞台としたストーリーは面白いものが多い中、かなり暗い話であった。舞台は、神戸こと灘の 酒造。ヒロインの一家は農家であったが、父親を早くに亡くし、母と2人で暮していた。ふとしたころから、 酒造の一家と知り合い、母が再婚したころにより、酒造の世界に足を踏み入れることになったヒロイン。 このような設定がありながら、ストーリーが単純すぎて面白みがなさすぎ。

 次は、今まで面白いもしくは感動したドラマのタイトルをここに紹介します。

朝ドラランキング ベスト3
1位すずらん(99年4月〜99年9月)
2位君の名は(91年10月〜92年9月)
3位ちゅらさん(01年4月〜01年9月)

 すずらんは、なかなか実の母に会えないもどかしさというものがありましたが、最後に 会えて北海道に帰っていくシーンは感動ものでした。君の名は、東京大空襲の際にふとしたきっかけ から知り合った2人がいつか再会するという話でした。1年間にわたっていましたが、だらだらという 雰囲気ではありませんでした。最後に、ちゅらさんはこれほど朝ドラが面白いものかと考え直させた 作品でした。このドラマを見て、沖縄に足を運びたくなった人は多いはずです。

 

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