<第1話>:大空へはばたけ!の巻
「大空へはばたけ!の巻」
一歳の翼を連れた大空家は南葛市に越してきた。ある日、翼はトラックに跳ねられるもボールに助けられて九死に一生を得る。十年後、満11歳の翼は南葛市の少年サッカー場にて、若林率いる修哲小と石崎が連れてきた南葛中運動部員との異種球技対決を見る。練習場を確保するための対決である。ペナルティーエリアの外からのシュートは必ず止めるという若林の発言に南葛中各運動部のキャプテンたちは若林と対決する。ラグビー・ハンドボール・野球のボール全てを止め、練習場は修哲のものになる。翼は若林の強さを見て自分も勝負することを決意し、挑戦状をボールに書き丘から若林邸まで飛ばす。そのボールはみごと若林邸まで届く。そこで見上辰夫、ロベルト・本郷の登場である。若林は蹴った本人を見るためにグラウンドへと向かう。その途中で見たものは背の小さい、少年であった。若林は翼に思い切りボールを蹴るが、翼はうまくかわし、走っているバスのボディーの下から若林にボールを蹴り返した。
「とんだっ!の巻」
少年サッカー場では修哲サッカー部員が練習をしていた。若林はそこにいた部員全員を抜いてみろと無理なことをいうが、翼はその試練に挑戦する。ロベルトは翼のドリブルを見て大空キャプテンの息子であると認識する。ゴール前を固めた修哲部員を抜き去るために翼は飛んだ。そしてヘディングする。若林はこのシュートをはじく。そのはじかれたボールに向かってロベルトは”ウイスキー一本分の価値があるぜ!!”といってセンタリングをあげる。そのセンタリング勝負は翼のヘディングが勝つが、若林はその競り合いの後に頭をゴールポストにぶつけてしまう。若林は、修哲対南葛の試合にて翼との勝負をすることを決める。ロベルトは対抗戦のある日まで自分を監督に雇わないかという。ロベルトの技術を信用していない石崎の前で彼は、翼からいとも簡単にボールを奪いゴールバーにあててのオーバーヘッドを決める。翼はロベルトの真似をしてその日のうちにバーに当ててのオーバーヘッドをマスターする。
「ニュー南葛小サッカー部スタートの巻」
翌日、翼は家にロベルトがいることを知って驚く。その日の昼にロベルトは翼にプレゼントをすると約束する。そのプレゼントとは練習試合であった。西が丘小のメンバーに対修哲戦で過去に30対0で南葛が負けたことを知らされるが、いざ試合が始まってみると翼の活躍により5対2で西が丘小を倒す。その翌日南葛小では始業式が行われていた。この日から対抗戦に向けて各クラブとも猛練習を開始する。対抗戦とは、この町とふたつの小学校、南葛と修哲の全てのクラブが丸一日をかけて戦うスポーツの祭典。今年で26年目を迎え、対戦成績は12勝12敗1分とまったくの五分である。翼に家には一通の速達が来ていた。その手紙には、ロベルトが網膜剥離であることが記されていた。ロベルトはF・C サンパウロのジョアン監督に引退発表をブラジルで勝手に出しておいて欲しいという手紙を送る。この手紙でロベルトは翼を世界一流の選手に育て上げることを決めた。その日の練習からボールをいつも離さないようにしろというが、そのため、翼以外のメンバーは毎日遅刻してしまう。その日翼たちは若林のいない修哲小対水越小の試合を見に行く。そこで浦辺にあった翼たちは若林が猛特訓をしておることを教えられる。また岬太郎が初登場する。
「責任重大サッカー部の巻」
南葛サイドでは、ようやくサッカー部員全員が遅刻せずに登校できるようになった。明日は対抗戦と気合いを入れ、どの部活も放課後の特訓にはげんでいた。一方修哲サイドは若林がこの日も学校を休み自宅で翼対策をしていた。ロベルトは翼に対抗戦練習の最後といい、翼にキーパーをやらせた。なぜならば、翼にキーパーをやらせることによってキーパーは、どのコースのシュートが取り易い、取り難いのかを分からせるためであった。その帰り道でロベルトは翼に明日の試合に勝つように言い、その場所で岬太郎と初めての接触をする。対抗戦当日、プログラムで一番最後に予定されているサッカー部員は開会式もでずに最終作戦会議を行っていた。ロベルトは、一人ベンチに座り翼の活躍ぶりを空想していた。校庭では200M走が行われている最中であった。一人南葛の選手がケガのため棄権した所に翼はドリブルしながら200Mを走りぬけ一着をとる。サッカー場には次第に人が集まってきたその時まで南葛対修哲の対戦成績は120対120であり、サッカーの結果によってどちらの学校が勝つか?という状態であった。岬は転校手続きのため南葛小から修哲小へとドリブルしていたが、電柱と壁の間を通したシュートを撃つが若林にあっさりと止められてしまう。これが岬と若林の初対面である。その後若林はグラウンドに降り立ち翼との勝負を始める。
<第2話>:運命のロングシュートの巻
「スイーパー翼の巻」 ついに試合が始まろうとしている時、両チームでは最後のミーティングをしていた。修哲サイドでは、若林がナインにこの試合は、若林と翼の勝負であり、若林が翼から一点でも取られた時点で終了することを伝えた。南葛サイドは、ロベルト本郷の指示により,翼はスイーパー務める方法を取る。
「運命のロングシュートの巻」
「ボクは岬太郎の巻」
「さわやかな幕切れの巻」
以下、工事中です。出来次第、更新していきますので宜しくお願い致します。
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