Program Amazing Grace アメイジンググレイス:伝承曲 El Cant dels Ocells 鳥の歌:カタロニア地方のキャロル Panis Angelicus 天使のパン:セザール・フランク 平城山:平井康三郎 Le Cygne 白鳥 :カミーユ・サン=サーンス Comme au premier jour めぐり逢い:アンドレ・ギャニオン Jazz Pizzicato:リロイ・アンダーソン (演奏 ハンドベル ベリーズ) 前奏曲ハ長調「平均律クラヴィーア曲集」より:J.S.バッハ 天なる神には〜ああベツレヘムよ クリスマスの讃美歌 (演奏 上 雅子) スノードロップ:上 明子 かすみそう:上 明子 (演奏 河野さとみ・上 雅子) クリスマスソングメドレー(ジングルベル〜ひいらぎ飾ろう〜もみの木〜サンタが街にやってくる) When You Wish Upon A Star 星に願いを: リー・ハーライン クリスマス・リジョイシング(How Great Our Joy 〜Good Christian Men〜Joy To The World) |
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Program 月のイルカ: 岡野弘幹、宮下奈巳 Planxty Irwin :Turlough O'Carolan Nun will der Lenz uns gru--sen Wolfgang Friebe:曲 Niedhard von Reunethal:詞 Ubungen fur Altleier-Solo: Wolfgang Friebe Silent,oh Moyle :Thomas Moor Andro :フランス、ブルターニュ地方の踊りの曲 四季の歌: 荒木とよひさ ペロポネソスの輪舞の歌: ギリシャ民謡 いつも何度でも :木村弓:曲 覚和歌子:詞 Angel Dance :岡野弘幹 めぐり逢い: Andre Gagnon Fanny Power :Turlough O'Carolan 風のうた :宮下奈巳 夢路より: S.C.Foster:曲 津川圭一:詞 グリーンスリーブス: イギリス民謡 Ave Maria: C.Gounod |
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11日のライアーコンサートは大盛況で、サロンがお客様でいっぱいになりました。
優しい音色に、目を閉じてじっと聴き入る人が多いのが、印象的でした。
ライアーの音色に合わせて、優しくささやくように歌われる宮下さんは、白いドレス姿でとても清楚な妖精のよう・・・
本当に癒される実感がありました。
今日のお菓子は、ライアーの形をヒントにしたプレッチェルと、癒しのイメージからピンクのハートのクッキーをご用意しました。
お申し込みが多く、キャンセル待ちの方や、立ち見席でも・・、との方がいらっしゃったので、折りたたみ椅子を数脚買って、皆様にお席をご用意しました。
いつもより、忙しい準備がありましたが、その分、とても充実感があります。
お客様にも、喜んで頂けて、本当に良かった・・・と、大満足です。
P r o g r
a m ロマンス◆ 武満 徹 鳩 ◆メシアン リタニー U◆ 武満 徹 遮られない休息◆ 武満 徹 ・ゆっくりと悲しく、語りかけるように ・静かに、残酷な響きで ・愛のうた 閉じた眼◆ 武満 徹 小さい羊飼い "こどもの領分"より ◆ドビュッシー 子供のためのピアノ小品◆ 武満 徹 ・微風 ・雲 雨の樹素描 ◆武満 徹 亜麻色の髪の乙女◆ ドビュッシー 水の反映◆ ドビュッシー |
10月のサロンコンサートは、「5曲の短いテープを聴いて、どれが武満作品か当てて下さい。」という演奏者の問い掛けから始まりました。
ドビュッシーのような、ピアソラのような、普通の歌謡曲のような、武満さんのような・・・といった5曲から、「これぞ武満さんの作品。」と思うものを皆、それぞれ選びましたが、実は、5曲すべてが武満さんの作品だったとのこと!!
武満さんってとてもバラエティに富んだ人だったのですね。
ピアニスト小林純子さんの詳しいレクチャーを聞いて、「へえ〜、そうだったの。」「そういう作品なの。」と感じながら、メロディックな「雨の樹素描」、宇宙空間的な「遮られない休息」、イメージが浮かびあがってくるような「閉じた眼」などさまざまな作品を楽しむことができました。
武満作品を一度にこれだけ演奏するコンサートは、なかなか実現が難しいとのこと。興味深いサロンコンサートになったと思います。
お菓子は、イギリス在住のピアニスト小林さんにちなみ、「スコーンのクロテッドクリーム&ジャム添え」とし、あつあつ焼き立てのスコーンをサーブしました。
Program ■ジョージ・ガーシュイン(1898-1937) 歌劇「ポギーとベス」より(ハイフェッツ編曲) Summertime/etc. It Ain't Necessarily So Tempo di Blues ■フリッツ・クライスラー(1875-1962) ヴァイオリンソロのための レシタティーヴォとスケルツォ ■ガブリエル・フォーレ(1845-1924) 夢のあと ■フリッツ・クライスラー 中国の太鼓 ■スコット・ジョプリン(1855-1917) エンターティナー ◆◆◆ ティータイム ◆◆◆ ■H・ウィニアフスキー(1835-1880) オリジナルのテーマによるヴァリエーション ■フリッツ・クライスラー シチリアンヌとリゴードン ■P・チャイコフスキー(1840-1893) 叙情的なワルツ ■フリッツ・クライスラー 愛の喜び ■ウィリアム・クロル(1901-1980) バンジョーとフィドル |
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9月1日、ヴァイオリンとピアノのサマーコンサートが、大盛況のうちに終わりました。
ヴァイオリンの杉浦美知さんは、音色もテクニックも抜群で、「サマータイム」や「エンターティナー」などのジャズと、「夢のあと」、「愛の喜び」等クラシックの弾き分けも見事。
アメリカ育ちののびやかさと豊かな感性が感じられ、「さすが!!」と皆を唸らせる演奏でした。
12月に出産予定の西川利夏さんは、大きなお腹を黒いショールで覆って、母になる直前の力強い、素晴らしいピアノ演奏です。
二人の演奏から、アメリカの風を感じられた方は多いことでしょう。
アンコールは、ショパンの「ノクターン」。杉浦さんは、いつもこの曲でコンサートを締め括るそうです。
お客様からの花束がとても多くて、華やかなフィナーレとなりました。
また、ジャズの演奏もあった為、ジャズ系新聞のジャーナリストの方も来られて取材されるなど、ちょっと珍しい光景も・・・。
アメリカにちなんで、アメリカンケーキの美味しいお店を新しく開拓できたのも収穫の一つでした。
Program バグダード宮廷古典音楽より マカーム・バヤティ:弦楽器ウード協奏曲 「タクスィーム」 オリエンタル・ダンスのレパートリー 弦楽器・打楽器合奏 「ライラ」 アラブ・ポップスのナツメロより 「美しきガマルよ」 古典器楽合奏曲 10拍子4楽節からなる古曲 「セマアイ・ナフワンド」 オスマン・トルコ時代の名曲より 「ロンガ・シャ−ナーズ」 |
アラブの楽器と唄という、とても珍しいコンサートでした。
演奏が始まったときは、「あれ、ちょっと音程がくるっているみたい。」と思ったのですが、実は、ウードの音には、西洋楽器でいうたとえばラの音なら、さらに少し高め、さらに少し低めの合計3つの音があるとのこと。つまりシャープ、フラットの半音をさらに2つに分けた音が存在することになります。
「へえ〜、そうだったの。」と感心することしかり。民族音楽の第一人者、若林さんのお話,解説は知識深く、そしてとても楽しく、あっと言う間に,時間がたってしまいました。
暑い日でしたので、アイスコーヒーに氷を入れてお出ししたら、みなさん、「冷たくっておいしい・・・」と喜んで下さいました。若林さんも,「アラビアコーヒーですか…さすがですね。」と言って下さり、いつも、飲み物やお菓子にもこだわりを持っている私たちとしては、嬉しい言葉でした。
Program 海 コインブラ(ポルトガルの四月) 暗いはしけ 南蛮渡来 ファドのワルツ 夜気に触れるとき 花 ひまわり 石の花 花の葬列 ユーラシアン狂詩曲 夢は黒潮に乗って |
今月のサロンコンサート「ポルトガルギターとマンドリンの調べ」は、遠く北海道や、長野県、千葉県などからもたくさんのお客様が来て下さり、今までで最高の入場者数となりました。さすがにマリオネット(湯浅隆さんのポルトガルギターと吉田剛士さんのマンドリンのデュオ)の人気はすごい!!
通常は1部と2部の間のティ−タイムにお茶とケーキをお出しするのですが、今回は満員のため、演奏が始まる前に入り口でセルフサービス。お菓子はポルトガルから伝わったカステラを個別包装したもので、飲み物は缶の麦茶、緑茶、コーヒーの中から選んでいただきました。
「夜気に触れるとき」「ユーラシアン狂詩曲」「夢は黒潮に乗って」など、お二人が作曲された美しい曲の数々は、どこか懐かしく、優しく、そして切ない哀愁に満ちており、お話も楽しく、あっと言う間に1時間あまりが過ぎました。
演奏後のサイン会も長い行列が出来、たくさんの方がCDをお買いになられたようです。
Program 李祖基 作曲◆ 豊収鑼鼓 古曲◆ 梅花三弄 姜小青 編曲◆草原情歌とゆりかごの歌 周吉・邵光探・李玖作曲◆ムカム散序と舞曲 ◆◆◆ ティータイム ◆◆◆ 古曲◆ 広陵散 範上娥 作曲◆ 雪山春暁 姜小青 編曲◆沖縄メドレー 坂本龍一 作曲 姜小青 編曲◆ラストエンペラーテーマ曲 王昌元 作曲◆ 戦台風 |
ローズピンクの手描きのバラをあしらったチャイナドレス姿のジャンさんが登場すると、パッと華やいだ雰囲気が漂いました。そして、お琴というよりも、ハープの音色かと錯覚するような、ダイナミックで流麗なハーモニーから始まったコンサートは、中国大陸の悠久の時の流れがひしひしと感じられる・・・そんな時空間に聴く者をいざなってくれました。
中国の楽器を取り上げたプログラムとして、ジャンさんのようなメジャーなアーティストをお呼びすることが出来たのは、わたしたちにとっても、大きな収穫だったと思います。
ただし、普段は、すごく音響がいいように感じるサロンですが、レンガとフローリングの床と、古筝という楽器の共鳴が少し強すぎたようです。CDを購入なさった多くの皆さんは、ご自宅で更なる美しい音色を堪能されていることでしょう。
ティータイムは、中国にちなんで、香りの素晴らしいジャスミン茶を味わってもらいました。
P r o g r a m サンサーンス:白鳥 マスネ:タイスの瞑想曲 クライスラー:美しきロスマリン フォーレ:シチリアーノ サラサーテ:アンダルシアのロマンス グリュック:妖精の踊り モンティー:チャルダッシュ ◆◆◆ ティータイム ◆◆◆ 成田為三:浜辺のうた 滝廉太郎:花 サルツェード:夜の歌(ハープソロ) ハーライン:星に願いを(青島広志編曲) テデッシ:セレナーデ サンサーンス:ファンタジー |
◆◆ 本日のティータイムは ◆◆ アンジュ・ブラン の (横浜市青葉区あざみ野2-28-17) ショコラ&ブリュッツェル (白いハープとダークブラウンの ヴァイオリンをイメージして) |
「スプリングコンサート」は字を一字変えれば「ストリングコンサート」。
同じ弦楽器でありながら、演奏方法の異なる二つの楽器から生み出される調和。音色が溶け合い、豊かな音楽を醸し出していくさまは、まさに、春の再生、復活の季節にぴったりのコンサートだったと思います。
特にハープの音色は、いわゆる最もハープらしいと感じるグリッサンドが、なんともいえない流麗で天国的な気持ちにさせてくれました。
「サルツェード:夜の歌」はハープソロで、グリッサンド以外にも、楽器をたたく、爪ではじく、を始めとするハープのいろいろな奏法が入った興味深い曲でした。
「ハーライン:星に願いを(青島広志編曲)」は、よく知っている曲だけに、一味違う流れるような美しさと夢見るような甘い調べに思わずうっとり。春に聴くハープって、本当に素晴らしい!!
◆ケーラー 花のワルツ (2fl+pf) ◆メンデルスゾーン(編曲 ベーム) メンデルスゾーンの旋律による二重奏曲 (2fl+pf) ◆山田耕筰(編曲 矢代秋雄) この道 (fl+pf) ◆中山育美 四季のぽぷり,春 (2fl+pf) ◆◆◆ ティータイム ◆◆◆ ◆ルイエ ソナタ ホ短調 (2fl+pf) ◆ゴーベール マドリガル (fl+pf) ◆ジョリヴェ 幻想綺想曲 (fl+pf) ◆ケーラー シューベルトの主題によるデュエット (2fl+pf) ◆ドップラー アンダンテとロンド (2fl+pf) |
◆◆ 本日のティータイムは ◆◆ エクランナクレの ボンネル (横浜市もえぎ野1−18) (古楽器の木のイメージをチョコのケーキで) |
朝から小雨模様のお天気でしたが、たくさんのお客様に恵まれ、順調にコンサートはスタートしました。
リコーダー奏者の篠原理華さんは、シルバーグレーの軽やかなドレス。ガンバ奏者の櫻井茂さんは、カジュアルなシャツ姿で登場。大バッハの次男C.Ph.E.バッハのソナタから演奏は始まりました。
多くのお客様が気づかれたと思うのですが、ガンバは、レンガの壁とフローリングの床を持つサロンと驚くほど共鳴しており、からだに心地よい波動が伝わって、何とも言えないリラクゼーションを味わうことができました。
オルゴールを直接木の棚に置くのと、そうでないのでは、全然共鳴度が違うのと同じでしょうか。
また、篠原さんのリコーダーは、98年11月の前回と同様、澄み切った美しい音色の中に素朴な温かさとおだやかな安らぎが感じられ、音楽に人柄も現れていることがよくわかりました。
リコーダーとガンバのデュオコンサートは非常に珍しいとのことでしたが、この新しい試みは大成功で、新鮮な満足が得られた一日だったと思います。
音楽に聴き入るお客様たち |
終演後の記念写真 |
◆◆ 本日のティータイムは
◆◆ エクランナクレ の 黄金樹(こがねじゅ) (ストロベリーバニラ) (横浜市もえぎ野1−18) (新春をいちごとバニラクリームの紅白で祝って) |
大雪の日のサロンコンサートでした。
朝からキャンセルの電話は鳴りっぱなしで、お客様が一人もいなくなってしまうのではないかという心配を本気でしたりのヒヤヒヤものでしたが、なんとか開演までこぎつけました。
2時間も前から、暖房をガンガンにつけてサロンを暖めていたにもかかわらず、演奏途中で、オーバーヒートのためか暖房が切れてしまい、手足が冷え切ってしまうお客様が続出。写真のように薄手のドレス姿の演奏者の皆さんもさぞかし寒かったことと思います。
しかし、演奏は素晴らしく、1stヴァイオリンの美しい音色を支える中低音のハーモニーも抜群で、モーツァルトとハイドンのアンサンブルの妙を充分に堪能しました。
大雪のおかげで、十数名のお客様にとっては、とてもラッキーなサロンコンサート(というよりもホームコンサート)でした。