そうしているうちに、お互いに「何か一緒にやってみたい。」と思い始め、「何をしようか。」「では、音楽に関することを中心に・・。」と方向が決まってきたのです。

主婦である自分達が日頃考えていること―-
「夜七時からのコンサートでは帰りが遅くなる。」「子供たちを放り出したままでは出て行けない。」「あまり高額では、そう何度も聴けない。」「ホっとするひとときに、ちょっとケーキや紅茶も・・・。」
―こういう希望を叶えるため、
・午前中の家事と昼食を終えたあと、二時から三時半頃までの間に
・手ごろな2000円前後の料金で
・本格的なサロンコンサートとケーキ、紅茶のティータイムを楽しんでもらう
・帰宅後は心軽やかに、また夕食の準備に励んでもらう
という企画を始めたのです。

入場料で企画、準備、当日の諸費用、、お礼金、事務処理等まで全てを賄うため、私達二人と、それから折々に手伝ってくれる友人達は全員ボランティアです。
二人で下見に行って打ち合わせをしたり、原稿を書いたり、ちらしやプログラムを作ったり・・・。しかし、好きなことだからこそ、40回以上もの企画、運営をして来られたと思います。
サロンコンサートを終えて、椅子を片づけ、掃除をした後、互いに「無事に終わって良かったね。お疲れさま。」と声を掛け合う時は心からホっとできる瞬間です。そんな時、こういう機会を与えて下さったすべての方に感謝の気持ちを抱きます。いい方たちと出会い、いい音楽を聴いて、いい時間を共有できたことに、心から満足して本当に豊かな幸せを感じます。

今の世の中、まず自分の心をゆとりや優しさで満たさないと、他の人々にまで思いやりの気持ちが持てないようです。
音楽でもって、平和で穏やかな “輪―和” が広がりますように・・・。
グローウィング企画は、亀岡久美子(写真左)と南條敦子(写真右)の
二人で活動しています。
グローウィング企画
◆ロゴマークについて

十字路を表わす のまわりにハートが向き合って集まっている のように、温かな交流の場となりますように。
そして、幸運を招くという四つ葉のクローバーにあやかってそこに集う人々が幸せな気持ちになりますように。
いい方々と出会って、いい音楽を聴いたり、いいお話を聞いたりして、少しずつ心豊かに成長しつづけらますように。
これらの願いをこめて としました。

◆グローウィング企画について

出逢いが人生を変えることがあります。
二人は同じ時期に横浜市青葉区に引っ越して来て、自治会の活動を一年間一緒に務め、後に英会話を共に学んだり、コンサート、オペラ、美術展、映画などを共に楽しんだりして共有する時間が多くなりました。二人で語り合う時間も家族以上に多くなり、互いの価値観や考え方の一致、共通の趣味に恵まれ、そして何より友情と信頼が育ってきました。

わたしたちの活動が、地元の新聞(2002年新春号)に掲載されました !!