範馬刃牙
第97話「離さない」

なんだろうこの恋愛漫画みたいなタイトルは



ツンデレツ海王が本気を出し、
ツンデレグルグルパンチを発動させた途端世界まで革命されたようです

まぁ、ある意味烈先生は薔薇の花嫁(ウホッ的な意味で)ですから相応しくはあります(ねぇよ)


中国拳法の敗北は見たくないと、
原始のグルグルパンチでピクルに特攻する烈先生

腕をフラフラなフリして貴方の胸に飛び込みたいってぐらいグルグル回しています



「(グルグルパンチ
作戦・戦法・戦略・効率等
一切の謀を捨て去った―――
純粋な感情のみ おそらくは―――
たぶん・・・・・・人類最古――最終兵器ではあるが―――
その効力は・・・・・・)」
 



ツンデレによるグルグルポカポカパンチという大技を放つ最終兵器海王


「みっちゃん・・・あたし、こんなになっちゃった」と言わんばかりの変貌に、

徳川のみっちゃんも困惑した表情を向けています


・・・なんか最終兵器彼女ファンには怒られそうなネタですが、

まぁ私も今、下着姿の梢江ちゃんがフラッシュバックして罰を受けたのでトントンだと思っていただきたい(何がだ)



「なんちゅう・・・・・・・・・
なんちゅういたわしい光景じゃ・・・
あの烈 海王が・・・・・・・・・グルグル・・・・・・って」
 



流石は徳川のじっちゃん。拳士の心が分かる男です
確かに、中国拳法を極めた「海王」の姿として、これ以上にいたましいものはありませんね


血を撒き散らしながら戦う姿はいたましくうつらないようです


流石は徳川のじっちゃん。人の心が分からぬ男です


突然のツンデレグルグルポカポカパンチを喰らい、ピクルも困惑します

男としては一度は喰らってみたい攻撃ですが、
喰うデレであるピクルにはどうも効果が薄いようです



「(原人は困惑・・・・・・
襲いかかってくるからこそ反撃する・・・・・・・・・
強力だったからこそ 全力も出せたのだ・・・・・・
これではまるで―――雌)」



つまり、こういう事でしょうか


烈のツンデレぶりが、ピクルに雌を感じさせたと(違うよ)


こ、このままでは烈先生が食べられちゃう! 性的な意味で!!

ああ、このまま烈先生は喰われながら犯されるという、
クラウザーさんみたいな猟奇的行為の餌食となってしまうのか・・・?


勝負をもう終わらせようとばかりに打ち下ろされるピクルの拳

しかし、その手首を烈の足刀が止める!!


突然の技による防御に、困惑するピクル、三爺、そして烈



「(な・・・・・・・・・ッ
なにをしているのだ・・・ッッ
俺は・・・・・・・・・・!!?
使用わぬと決意たハズ・・・・・ッッ
技を・・・・・・ッッ 理合を・・・・・・ッッ 術を・・・・・・ッッ)」
 


そう考えつつも、ピクルがさらにアッパーをしてきた時は再度足刀ストップ!
驚きつつも、続けざまにとんできた右フックを両手で完璧にガードします


そう、これこそが中国四千年の成果



口では嫌だと言いつつも身体は反応してしまうほどに調教完了の姿です


そして烈先生の身体はさらに動き、
ピクルの顔面に連続飛び蹴りを浴びせます

「体が覚えてら!」とばかりに繰り出される中国拳法の動きに驚愕する烈先生


その時、烈先生をさらなるスピリチュアル体験が襲います



「烈・・・・・・
烈よ・・・・・・
この・・・・・・・・・薄情者よ・・・・・・
そう冷たくするな・・・・・・」
 



なんか出たココ!(byプリキュア5)


いや・・・ほんと、なんだコレ・・・?

なんか烈先生自身の姿をした幻影みたいなものが出てきました


なんでしょうかこの存在は?

ひょっとして、2007年の現在にやってきた未来人のエネルギーが、
読者の思い描く「ツンデレ」のイメージから生み出された



ツンデレイマジンでしょうか? 足元も砂ですし


・・・・その理屈でいくと、アルビノツンデレイマジンは海原雄山か(なんでだよ)


いきなり現れたツンデレイマジン

ツンデレに「冷たくするな」と、営業妨害っぽい台詞を吐いてます


それとも、ツンツン冷たい烈先生の、デレデレな部分なのでしょうか

大いなる『ツンデレ』の意思に選ばれた事で、烈先生はどう動くのか!!?


そして最後のアオリ文



『捨てたハズの中国拳法が・・・
捨ててくれるなと烈を抱く!!
烈、今まさに中国拳法を背負う!!!』



なんか、萌えました


「使用えって言ってるでしょ・・・バカァ・・・」とか言って、
すがりついてくる中国拳法タン(烈先生フェイス)の姿が思い浮かびます

そう、発見即レイプのようなダイレクトさばかりがエロではありません

亡き女のすがたを木の目にみる心と書いて『妄想』と読む



これが4000年、いやそれ以上の時間をかけて人類が築いた『妄想』の力だ!!


・・・・・・え〜と、なんの話をしていましたっけ?(バキの話だよ)


ともかく、ガイア戦のバキを彷彿とさせる展開です

鍛え上げた中国拳法は烈を裏切らない
烈のピンチには、中国拳法の意思が語りかけて救ってくれる!

ただ身体が反応するだけではおさまらない主人公展開です

バキ君どころか、シチュエーションだけ書き出してみるとブリーチのようですらあります


このまま卍解してピクルを倒すような展開になるのでしょうか?(どんなよ)

まぁ、塩漬け原人がアリならそれもまたアリかと思えなくもないですが(ねぇよ)


誰が主人公かいよいよ分からなくなったところで烈先生の戦いは続きます


そういえば、バキ君の時は幻影までは出なかったけど、

やっぱりバキ君は薄情すぎたために幻影の声も聞こえなかったのかなぁ・・・?