範馬刃牙
第95話「謝々」
ピクルと烈先生の人喰いデスマッチもますますヒートアップ!
ピクルの野生に、烈先生の、人類の積み重ねた技術は通用するのか!!?
・・・と、本編が盛り上がってるところで扉絵はスカした主人公のグラビアです
『涼やかな風に吹かれ想うはただ逢いたいという心だけ・・・』
なんか、ガイアがもっと輝けと囁いてるような感じでカッコつけてます
すっかりイケメン気取りのバキ君ですが、
よくよく見ているとなんだかただカッコつけている以上のメッセージ性をこの扉絵から感じました
まず、この「逢いたい」は一見ピクルとの戦闘を指しているように見えますが、
この場合の逢うは逢瀬、つまり恋人との交流を示しています
そして「涼やかな風」は、そのまま『涼風』と読み解く事ができます
つまり、このアオリ文が意味しているバキ君の心境とは、
梢江ちゃんを孕ませてェと言うバキ君の心の叫びなんだよ!!
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
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与太はともかく。話を進めましょう
烈先生の強さにピクルが泣いたところで今週の内容です
涙を流した理由は依然不明ですが、
烈先生の攻撃でそれ程のダメージが無い事だけは伺えます
精々、鼻っ柱思い切り蹴られて涙が出てきたぐらいにしか見えません
「(尻もちをついた体勢―――・・・
顔面へモロに蹴り込んだ
普通人ならば確実に死んでいた
君のその耐久力に―――謝々ッッ)」
どうやら烈先生は殺す気で蹴っていたようです
まぁ、それを耐えてくれたなら確かに感謝の言葉も出て当然ですね
なんせ、アメリカが保有してる人類の宝を、
日本で中国人が暴行加えて死に至らしめたなんて事がバレれば、
ちょっと烈先生、「その時歴史が動いた」瞬間を作る事になりかねません
意外とドジっ子スキルが高いというか、
器用なんだけど肝心なところで不器用な烈先生には
ある意味お似合いのイベントかもしれませんが、流石に色んな意味でヤバすぎます
そして何気に殺意MAXな烈先生はさらに攻める!
ピクルの下にもぐりこみ、地面と垂直にアゴを蹴り上げる!!
普通人ならば確実にクシャおじさんになっていた一撃です(平成生まれに分からんネタは控えろ古代人)
さらにピクルに直突きを放って距離をとり、手刀でピクルのアゴを叩きます
「(バカな・・・ッッ
人間がピクルを圧倒するなんて)」
烈先生の奇人変人ぶりにノーベル賞受賞者もビックリです
いっそこれをきっかけにペイン博士もグラップラー達の研究をなされてはいかがでしょうか?
そうすればグラップラーの強さの秘密とか、
なんで柳戦の時だけ本部がいきなり強くなってたんだろうとか、
そもそもバキ君は何歳で作中の西暦はどうなっているんだろうとか、
そういった数々の謎が解明されるかもしれません(してどうするんだ)
烈先生の攻撃ターンはまだ続きます
次はなんと、空中からピクルのアゴにつま先蹴りを放ちます
こんなピンポイントな的に、不安定な空中から命中させるのはまさに神技です
普通なら、相手がアントニオ猪狩か福本漫画のキャラでもなければできない芸当です
そして烈先生のターンはまだ終わっちゃいません
烈の攻撃。烈はピクルのアゴを蹴った
烈の攻撃。烈はピクルのアゴをまた蹴った
烈の攻撃。烈はピクルのアゴを殴った
烈の攻撃。烈はピクルのアゴをまた殴った
このままでは、この漫画のタイトルが
「アゴなしピクルとオレ物語」になるんじゃないかと言うぐらい徹底したアゴ攻撃です
もちろん、このアゴ集中攻撃には烈先生の意図があります
「(打顎・・・・・・ッッ
顎部のみに集中させた六連撃ッッ
ピクルの頭部内壁に起こる
未曾有の震盪恐らくは数千回ッッ)」
自然界では到底ありえないであろう脳への徹底ダメージ
最近のバキの戦闘だと、これだけで勝負がつくある意味必殺の一撃です
「(ああ・・・たまらぬッッ
この至福・・・・・・ッッ
ここで終わってくれるなッッ)」
さっきからピクルを一方的にボコって至福に浸っている烈先生
ひょっとしたら、ちょっとS心に目覚めちゃってるのかもしれません
駄目よ烈先生! 自分をしっかり持って!
貴方はどMのツンデレのはずでしょ!!(酷すぎる決めつけ)
ただ、こうやって決着を予感させるような発言をするのは危険なフラグです
次の瞬間、ピクルが烈先生にシベリアトラに対して行ったと同様の折り畳みを敢行!
獲物へ飛び掛る野生の動きにはさしもの中国4000年も反応できなかったのか、
それともドジっ子スキルA+をついうっかり発動させてしまったのか、
烈先生はピクルによって頭とお尻がくっつきそうになっています
ピクルにとって、これは一種の決め技になっているのでしょうか?
恐竜相手にはサイズ的に決まりそうに無い技ですが、
野生の本能が脊椎動物の急所を見抜かせているのかもしれません
まぁ、とりあえずこれをピクルのフェイバリット・ホールドとして名前でもつけてみましょうか
烈先生の背骨が凄い勢いで沿っちゃってるから・・・
レツバウアーとかはどうでしょうか?(もう古代期のギャグだよそれ)
背骨をへし折られ、流石の烈先生も意識を失ったらしく座り込みます
中国拳法なら、かつてバキ君と戦った時のように自ら背骨を外す防御もありかと思いましたが、
流石に範馬一族と違って烈先生はまだ人類の範疇からは出ていないようです
そして意識の無い烈先生をピクルが捕獲!
親指で乳首を隠すようにして掴んでいるのはピクルなりの敬意でしょうか?
ってか、乳首いいからまず己の股間を隠せ
そして固唾を呑んでジジイ’Sが見守る中、
ピクルは涙を流しながら、食材に感謝するようにゆっくりと口を近づけます
烈先生が食べられちゃう!!(直接的な意味で)
そしてピクルは噛み付いて肉を裂きます。烈先生の運命は如何に!!?
勝っても負けても国際問題必至のギリギリバトルですが、
流石に人が食われて終わるのはもみ消し難いから徳川のじっちゃんもピンチです
まぁ、普通に考えれば来週は救出のための回なのですが、
板垣先生に変なS心が芽生えれば、烈先生が喰われる描写に19ページかける可能性もあります
食材に涙するピクルに派手な演出は必要なさそうですから、
『孤独のグルメ』のように淡々と烈先生を味わうシーンが続きそうです
「中国拳法ってオトコノコだよな」とか、そんな事を考えながら食事をし、
横から邪魔をされたらアームロック極めながら説教たれるかもしれません(どんな原人だよ)
どちらにしろ、食事の邪魔をされれば「野生」は本気で怒るでしょうし、
生半可な救助作業ではピクルの神経を逆撫でするだけで終わってしまうでしょう
と、なると有無を言わさぬ救出劇にする必要がありそうです。こんな感じで
ピクル「(なんだこの肉・・・生暖かすぎるこの感触は・・・・・・)な・・・!?」
バキ「それは私のおいなりさんだ」
これなら烈先生も無傷で助かるし、
バキ君にも今後のSAGA防止になるので防ぎ方としてはパーフェクトです(そうか?)
まぁ、ある意味一撃で決着のつくダメージかもしれませんが、
バキ君ならあるいは新しい未知の冒険へと扉を開いてしまうかもしれません
果たして来週烈先生を助ける王子様は誰になるのか
そしてピクルの食料問題はどうなってしまうのか
色々と見所がありそうですね
もし普通にバキが戦って勝ったとしても、
このままだとそう遠くない未来にピクルの餓死が決定していますから、
バキ君か山岡さんあたりに、ピクルに食事の必要性を教えてもらいたいものですね