範馬刃牙
第75話「筋肉の向こう側」
今週も先週に引き続き、カラー扉絵で話が始まります
今週の扉絵では、「筋の数だけ愛がある!」というコメントがついていました
このコメントだけだと何が言いたいのかさっぱりですが、
これはある一定の法則で読み解くと、この世の真理を知る事ができるようになっています
今週の内容に触れる前に、この一行詩に隠された謎について考察してみましょう
まず、このコメントがオリバさんの絵にかぶせるようにして書かれているのが肝心です
オリバさんには、マリアさんという最愛の恋人がいます。他に愛する人はいないように見えます
つまり愛と言えば、オリバさんがマリアさんにささげているように真実の愛は一つだけという事です
そして、『筋の数だけ愛がある』という言葉
愛=1、愛=筋ならば筋=1と言う数式が証明できます
これが俗に言う悪魔の不在証明定理です(妙な数式を捏造するな)
つまり、この数式から導き出されるメッセージの意味はつまり、
愛とは、一本のすじだと言う事だったんだよ!!
オリバさんはムキムキだけど、全身ツルツルで毛が生えてない事もその伏線だったんだよ!!
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
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まぁ、このサイトって小中学生の方もご覧になられてるようですし
そういう方にはそろそろMMRなんてそれそのものが忘れられた預言書めいてきてる気もしますが、
それ以上にその客層の方々には果たして「一本のすじ」と言っても通じるものなのかどうかと(最低)
まぁ、通じない人もアレですよ。大人になれば分かりますよ(分かっちゃ駄目だろ)
少なくとも、今週の「竜の国のユタ」に出てきた人買いのおっさんならば、
分かりすぎるぐらいに私の心を分かってくれるはずです。ナノス万歳!!(竜に食い殺されて来い)
・・・さて。現実の向こう側に逃避するのはこのぐらいにして
今週の内容について触れてみましょうか
まず、今週は枯れたバラを見つめるマリアさんの寝顔で始まります
ここは上の2コマが完全に使いまわしなので、
ある意味次のページからの展開を予言していたと言う事になりますね
「近いんだね・・・終わりが・・・・・・・・・」
最愛の人を案じるようなマリアさんの台詞
なんだか、オリバさんに嫌なフラグが立ってしまった気がします
お互いの立場を対等にするため、
ここはバキ君にも不吉なフラグを立てて欲しいのですが、
バキ君は特に大事にしてそうでいきなり損壊する荷物とか持ってなさそうですし
せいぜい、いきなりパンツのゴムが切れてしまうぐらいでしょう
それはそれでバキ君にとって望むところっぽいので、不吉なフラグになるかは微妙ですし
そして次のページをめくると、
オリバさんとバキ君がクロスカウンターで殴りあっているシーンが!!
なぜかバキ君もオリバさんも微妙にうれしそうです。やっぱり、二人とも相当のマゾなんでしょうか
さぁ、この壮絶なカウンターの行方はどうなるのかと思って次のページをめくると・・・
おっと、ここでカウンターの拳が互いの頬に触れましたが
ゆったりとした展開ですが、壮絶な威力の拳を交換する、という演出においては
なかなか効果的な演出かもしれません。さて、そしてパンチを互いに食らわせて次はどうなるのか・・・
おっと、互いのパンチが徐々に頬にめり込んでいってます
そろそろ嫌な予感がしてきたので、前の見開きと見比べ、間違いでも探しながら心を落ち着けましょう
・・・え〜と、次のページでは
なんか、オリバさんとバキ君がなんか変な顔しています
あっ、僕こんな展開を昔月刊ジャンプでやってた漫☆画太郎の漫画で見た事あるよ!!
「そんな顔似合いませんよ」とかってやつでしょ!!?(違う)
とりあえずバキ君の顔は主人公のしていい表情じゃないと思いました
もし『ギャンブルフィッシュ』で主人公にそんな浦安鉄筋家族みたいな表情させたらどんだけ苦情が殺到することか!
でもバキ君にはそんな苦情とか文句が出てこなさそうなあたり、
立場的には浦安鉄筋家族的な主人公と言うことでしょうか
まぁ、吐夢先輩は勝負中に血を流すことはあっても小便垂れ流す事はしないだろうしなぁ
そして次のページ、互いの拳の威力で海老のようにのけぞる二人
なんだか、反り返る体と互いの拳でハートマークを象っているように見えますね
これはやはり、この戦いのテーマが『愛』だという裏の意味でしょうか?
うん、陰謀史観並に深読みしていかないとそろそろ感想で書く事がありません
とりあえず参考文献を大沼考次の研究本にする勢いで考察しますよ!!(それは考察ではなく捏造です)
とにかく殴り合ってようやく二人のけぞりました
これで少しは展開が動くのでしょう。さて、次のページではどうなってるのかな・・・
バキとオリバのつま先のどアップが
・・・単行本で、ガーッと読んだら力の『溜め』が表現される良い演出になるかもしれませんが、
「オイオイ、今週の感想どうするんだよ」と不安な気持ちを抑えながら読んでいる時に見ると、
思わず己の心が折れる音が聞こえてきそうです
私の耐久力(ライフ)はとっくに0になったわけですが
バキ君とオリバさんのターンは続いています。むしろずっと板垣先生のターンです
さらに4ページ使って二人は打撃を交換します
こうやって乱打戦を続ける限り、体格の大きいオリバさん有利っぽいですが、
まぁ相手は範馬一族ですからねぇ。筋肉の組織からして人間とは違いそうです
ファンタジー漫画でよくある巨大な武器を振り回す小さい女の子並に理不尽な存在です
いや、後者の理不尽なら喜んで受け入れるのですが、バキ君のは認めたくない若さゆえの過ちです
このまま純粋な殴り合いでバキ君はなんの説明も無く勝ってしまうんでしょうか?
まぁ、「バキ君、なんで勝てたの?」 「ああ、範馬だからな」 「範馬じゃあしょうがないな」
ぐらいの説明はあるかもしれませんが(あっても困るわ)
そしてそんな二人の戦いを見守っていた人たちがどうしていたかと言うと
「どんな殴り合いだったか・・・?
イヤ・・・ホント申しワケないんだけど
ワカんないんだよ・・・ナゼかって・・・・・・・・・?
3人が3人・・・・・・見られなかったんだよ・・・スゴすぎて」
確かに、これは地球誕生以来最強のブン殴り合いです
一般人にとってはある意味目の毒でしょう。ほら、バキ君の表情なんてある意味それだけで有害図書指定ですし
ただ、ボブさん達が今後繰り返しこの話をする時は、
ここでいきなり盛り下がる展開に理不尽なブーイングを受けそうです
話的には、マイケルが叫んだところで決着まで話が飛ぶようなものですしね
八つ当たりとして、マイケルも酷い目に合わされてしまいそうです
「あとで聞いたんだけど―――
ちょうどその頃 外柵いっぱいに―――
ハゲワシが並んでたって・・・」
決着がつく間際、「死」を感じて刑務所に集まってきたハゲワシ達・・・
今日のディナーはマイケルでしょうか?(なんでよ)
ともかく、来週には決着がつきそうな感じです
これで来週また殴り合いが続くだけだと、
流石に来週は『今週の椿ナイトクラブ』辺りに逃げても誰にも文句は言われないと思いますが
とりあえず板垣先生が「ついてこれるか―――?」と、
どこぞの弓兵のように赤いマントをはためかせている様を幻視したので、
私も「お前こそついてきやがれ―――!」と、
板垣先生が読んだらドン引きするどころかマジギレしそうな類の感想を頑張ろうと思います(頑張るなそんなもん)