範馬刃牙
第61話「規律」
この前はゲバルがあっさりやられて島に帰った
その次は、バキが脱獄騒ぎ起こしてオリバに喧嘩売った
でも、喧嘩を売っただけで喧嘩しなかった。口先だけの男になった
前回は、オリバさんがいきなりマリアさんとイチャついていた
・・・まぁ、ここまで超展開が続けば、
もう滅多な事では驚かないような耐性ができますよね
ハハハ、今週のバキの内容はどうなるんでしょうね
よ〜し、パパいきなり末堂が刑務所に現れても驚かないぞ〜
色々と心の準備をして本誌を開いてみますと、真っ先に目に飛び込んできたのは
うっとりと頬を染めたオリバさん
・・・・・・え〜と、これは別に『ゾクセイ』がカラー扉絵やってるわけじゃないですよね?
『不安の種』がカラーになってるわけでもないですよね?
と、言うワケで今週は板垣先生渾身の嫌がらせとしか思えない、
デレっとした表情のオリバさん、略して妖怪デレオリバが扉絵で登場です
助けて加護女!!
思わず、会社を休んで妖怪ポストを探しに行くところでした
鬼太郎第五期の早期放映が待ち望まれますね。君の後ろに黒い影
さて、いきなりSANチェックを要求されつつも今週の範馬刃牙です
前回、散々無茶をやったため再び懲罰房入りになっているバキ君
まぁ、警告なしで撃たれるのが当たり前な刑務所なんで、
懲罰房の常連になれるだけ大変運がいいと言えなくもないでしょう
しかしまぁ、当然の如く懲罰房での待遇は決して良いとは言えないものです
不快指数MAXの部屋で指錠を使って肩関節を極められたまま放置されるという
この全米から集められた犯罪のエリート達ですら泣き言をもらす一種の拷問部屋みたいになってます
・・・しかしまぁ、犯罪のエリート達とは言ってもなんか個性の乏しい連中ですね
いっそ、ネウロの犯人みたいなのがひしめいてたら面白かったのに(どこのフリークスショウだ)
そんなインパクトにかける囚人達が看守に許しを乞うている中、
バキ君は汗だくになりながらも指錠を嵌められたまま熟睡しております
犯罪のエリートですら弱音を吐くこの拷問でこのリラックスぶり
流石はチャンピオンが誇るドM主人公なだけはありますね
この状態のバキ君が眠れない事があるとすれば、
それは興奮しすぎてギンギンになってしまった時だけでしょう
滝のような大汗で全身をぬらしながら、
まるで子供のような寝顔でぐっすりと眠っているバキ君
むわ〜、と蒸気を漂わせながらまどろむ姿を2ページ近く晒し続けます。なんだこの絵ヅラ
この状態は言うならば、妖怪ツン濡れバキです(特徴:普段の態度はツンツン、汗をかくとヌレヌレ)
助けて加護女!!!
これはもういっそ響鬼さん呼んできた方がいいような
そしてこの夏過ぎから登場したウザい新キャラみたいな小僧の性根をたたきなおしてもらいましょう
明日夢君みたいに、女子高生ツインズよりも中年のおっさんを選ぶような『漢』に変えてもらいましょう
(それもどうかと)
と、そこはかとないエロスを漂わせながらバキ君が目を覚ますと、
なんと目の前に元祖アンチェインのオリバさんが立ちはだかっていました
おお、ここでイチャイチャパワーでエネルギーを充填したオリバさんが登場ですか
バキ君に散々挑発されたオリバさん
ここはやはり、小生意気な新参に礼儀を教えに来たと見るべきでしょうか
さぁ、オリバさん。見せてやって下さい!
貴方とバキ君との格の差ってやつを!!
「わたしはこれから食事をする
贅を尽くした10万キロカロリー
食の太いわたしが相手だ コックも大変だろう
上等なアペリティフ)(食前酒)に最高級ワイン
デザートにはコニャックを注いだマスクメロン
食後酒には極上のシェリー酒 シガー(葉巻き)・・・・・・・・・
食事が終われば散歩もいいな キングサイズのベッドで昼寝もいい・・・・・・」
・・・・・・・・・ただ自慢しにきただけだよこのおっさん
オ、オリバさん!? なんでわざわざ嫌味言うためだけにこんなとこまで来てるんですか!!?
なんでしょうか。一時期は開放すれば刑務所を押しつぶすとまで言われていた、
オリバさんの筋肉がやたらと小さく見えます
バキ君も、こんな小さい嫌がらせじゃ羨ましがるそぶりも見せません
オリバさんも超知力ならもうちょっと考えて嫌味を言った方がいいですよ
バキ君は米国にきて結構な時間が経ってるんですから、
ここはタッパーいっぱいのおじやの話をするべきでしょう
そうすれば、バキ君もパブロフの犬の如くよだれを垂らしていた事でしょうに
オリバさんは、『極道めし』を読んでから出直すべきだと思います(出直してどうする)
そんなことじゃおせち料理のおかずをゲットできませんよ!!?(なんの勝負だ)
ともかく、オリバさんの口撃はバキ君には届きませんでした
するとオリバさん。おもむろにズボンのチャックを開き、オリ棒(バー)を取り出すと、
なんとボチョボチョとバキ君に戦いの聖水をかけ始めました!!
・・・・・・口喧嘩で勝てなくなったら次はエンガチョ攻撃
小学生かこのおっさんは
なんでしょうか。オリバさんがあまりにミジメに見えます
それにひきかえ、汚水を浴びせられているはずのバキ君、
余裕も威厳も失っているオリバさんに向かってニヤリと不敵な笑みを向けてみせます
まぁ、この不屈っぷりは主人公として一応及第点なのですが・・・
バキ君、この状況でそんな唇をゆがめるような真似したら口の中に液が入りますよ?
それとも、それが望むところなんでしょうかバキ君
普段はあんな生意気な口を利いても、尿を浴びせられたら飲まずにはいられないんでしょうか?
これぞまさしく妖怪飲んデレバキ!!(普段はツンツン、尿はゴクゴク)
・・・・・・・・・・助けて加護女!!!
・・・・・・えーと、誰か獣の槍持ってきて下さい
あと、ヘルシング機関に連絡してアーカードよこしてもらって下さい
いっそ、魔界で大冒険してるドラえもんも呼んじゃって下さい
妖怪大戦争だー!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・もう、人類の敗北でいいです(シコルスキーみたいな表情で)
そして尿が終わった後、また嫌味を言い始めるオリバさん
心なしか、オリバー(棒)も小さくなったように見えてしまう器の小ささを見せ付けると、
いきなりツンツンしてるバキ君がオリバさんに向かって言い放ちます
「オリバよ 誓ってもいい
ごく近い将来 アンタは俺に平伏する
どうか戦ってくれとッッ
俺の挑戦を受けてくれとッッ
ハハハハハハハハ」
・・・・・・・・・尿の浴びすぎでバッドトリップでもしましたかバキ君
だからそんな口を開いたら、口の中に入っちゃうでしょ!!?
このままだともうグラップラーじゃなくてただのスカットラーになっちゃうよ!!?
嫌味にも尿にも屈しないバキ君
こうなったらオリバさんはもう、白くて苦くて熱くて濃い液をかけるしか無さそうです
そして「零さずに全部飲むんだ」と言えば、流石のバキ君も堕ちるかもしれません
・・・・・・・・・刑務所モノって、わりとポピュラーらしいですね(知らんよ)
とにかくオリバさんの株が大暴落した今週
バキに手を出すとろくな事が無いと言う先物取引みたいな構図になってますが、
この泥沼みたいな戦いが来週以降どのように変化していくのか、気になるところです
・・・バキ君、なんかデスノートのキラみたいな邪悪な笑い方してたけど、
マリアさんに毒を盛って解毒剤を賭けて戦うとかしないだろうなぁ・・・?
主人公なのにあそこまで邪悪に笑うのは、
チャンピオンの中ではジャンかバキだけだと思うんですけど