範馬刃牙
第5話『てきとうな相手』

今週から、「勇次郎戦争」編が始まるようです
先週、ストライダムさんもこれは戦争に匹敵すると言ってましたしね
これから、世界中を巻き込んでの戦争並に被害だしまくる親子喧嘩のスタートですよ!!!


・・・・・・実に迷惑な話だなぁ


小泉首相、「非範馬三原則」とかやった方がいいんじゃないですかね?
(範馬は、持たず、(子を)作らず、持ち込ませず)


まぁ、下手に介入したらある意味大惨事世界大戦なので、

日本としてはこのまま放置。アメリカとしてはストライダムさんに見張っててもらう形で、

この世界一はた迷惑な親子喧嘩が終わるのを待つのがよさそうでしょう
まぁ、コミックス換算で何巻かかるか。つーか、バキがほんとに勝てるのかって話ですが


・・・多分、ストライダムさんとかって、
妙に因縁あるから「お前、勇次郎係な」とか押し付けられてんでしょうねぇ・・・

そりゃバキの発言にヘソも曲げるわ


ともかく、今週はバキ君が勇次郎との前哨戦に「適当」な相手と戦います

恐竜サイズの草食獣に匹敵するその「適当」な相手とは!!?



「(バキさんが始めた動き――――――
これはシャドーボクシングだ
ハッキリ言ってオレはボクシング通だ)」



・・・まぁ、この時点で対戦相手はともかく、
「何をするか」は完全に読めてしまったわけですが

ま、いいんじゃないですかね?
このやり方なら他人には迷惑かからないし
どんどん友達減ってくバキ君にはピッタリかも知れませんし

問題は、誰とやるかです



「(シャドーボクシングはボクシングの基礎トレーニングだ
一流選手からそうじゃない練習生まで必ずやる
目の前の対戦者を想像し 想像のパンチをかわし 想像の隙を打つ)」


これだけ書くと、なんかドリアンに催眠術かけられてるのとかわりませんが
とにかくなんだか前作の終わりから、やたらとリアルシャドーのプッシュが大きいですね

もしかしたら、バキ君もこのリアルシャドーのやりすぎで、
勇次郎との対戦で瞬殺され、そのまま妄想の中で勇次郎に勝利
と言う、「貴方はこんな顔で死ねますか?」ENDのフラグを立てているのでしょうか?

最終回は勇次郎に勝ったり「遅ぇぞチャンプ!」ってみんなから祝福されたり梢江ちゃんと復縁したり、
そんなバキ君のビューティフルドリームが大増ページで延々と続きます。・・・なんか、書いてて痛々しくなってきた


まぁ、そんな一番無難に思えてくる未来予想図はともかく
自称ボクシング通のルミナ君は解説交じりにバキ君のシャドーを見守り続けます

驚き役の資質の次は、解説役の資質の片鱗まで見せています
もしかしたら、エピソードの最中に、このルミナ君の成長物語がもう一度あって、
本部さんから勇次郎VSバキ戦の解説のバトンを渡されると言うドラマがあったりするんでしょうか?(ねぇよ)



「(だんだん速くなる
どんどん真剣になる
ハンパじゃなく真剣になってる
オレが知ってるシャドーボクシングではなく
目の前に対戦者を想像する―――――というより
本当に――――ホンモノの対戦者が目の前にいるような)
え・・・えッ え? え―――!!?」



進化したバキ君のリアルシャドーは、
周囲の人にもリアルに幻影を見せる能力があります
まぁ、勇次郎にかつための力を手に入れるのはいいんですが、
どんどん間違った方向にそれが進んでるような

普通に『ドールガン』に敵役として出れるよ。下手すりゃ、『舞乙ーHIME』にも

『剣聖ツバメ』っぽく過去の達人達と戦って一人修羅の刻もできますね。やってどうすんだって気もしますが


・・・ふと思ったんですが、
梢江ちゃんはもうオトメ失格だと思うと、なんか感慨深いものがありますね(ねぇよ)


バキ君を捨ててJrを選んだのも、「コズエ色(あるいはドドメ色)の決意」って感じで


・・・いい加減にしないとそろそろバキファンからも舞ー乙HIMEファンからも怒られるのど程ほどにしときますが


怒るなら先に、ハードゲイと対談してる人や今連載してるエロ乙ーHIME怒れよ!!(逆ギレすんな)


まぁ、その話は置いといて(逃げるな)

そんなバキ君の幻覚能力に驚愕するルミナ君
幽霊を見てるような目で対戦相手・・・って言うかバキ君を見ています



「(見た
・・・・・・って言うか 見てるッッ
ボクは自分の目を疑った
ハッキリとではないけど
しかし確かにそいつはいるッッッ
確かにバキさんと向き合っているッッ)」



そして幻と打ち合いを続けるバキ君。解説するルミナ君

モンスター象とリアルシャドー
どっちを信じるかっつったらモンスター象とそれを倒す男の方ですが

まぁ、ネッシーと幽霊、どっちを信じるか、ぐらいの違いかも知れませんけどね



「(もう・・・・・・今起きていることを疑うことはできなかった
バキさんが対戦者として描いているそいつは ボクサーだッッ)」



すっかりバキ君のリアルシャドーに魅せられてしまっているルミナ君
かわいそうに・・・この子ももうまともな世界には戻れないのね・・・


また一人、くぐらなくてもいい修羅の門をくぐってしまってますが、
それはまぁ、諦めてもらうとして、とにかくバキ君は妄想ボクサーと対戦中のようです


なんせ、勇次郎との前哨戦で「適当な」ボクサーですからね
ただのボクサーではないのでしょう。もしかしたら、全盛期のアライパパを妄想するぐらいやるかもしれません


で、ルミナ君が見てたらいきなりバキ君が余所見しだして、
「あっ、アライパパがペテン打って、今凄いえぇ顔で笑ってる」ぐらい分かったりして


もしくは、アライJrとかね
前回の試合では「俺が一発でやられかねなかった」と言ってましたし
Jrが油断していないケースを想定して、本当のJrと戦っているのかも知れません


ついでに、妄想Jr相手に梢江ちゃん寝取られた恨みも晴らして一石二鳥の作戦なのかも知れません


『明日のジョー』でも、サンドバッグに浮かんで消える憎いアンチクショウの顔めがけて叩くそうですしね

とりあえず、一日に三回は妄想Jrをボコボコに。そのうち三回に二回は玉を潰さないと気のすまないぐらいになってるかも



「(はっきり言って
ボクはボクシング通だ
バキさんが真剣になるのも
苦戦するのもあたりまえのことだった)」



さっきからコロコロ一人称が変わるのは、ボクシングとかけた駄洒落でしょうか?

まさに手に汗握ると言った様子でバキの妄想稽古を見守るルミナ君

ちなみに今週はわりと台詞が多いですが、全てこの子の独り言です


・・・色んな意味で将来が心配になりますねルミナ君
とりあえず、目の前のお兄さんの事は、シリーズ終わったら悪い夢だと思って忘れるといいよ



「ボクには見えている
バキさんの足の動き
バキさんの手の動き
バキさんの胴の動き
ぜんぶをミックスした ぜんぶの動きから見えてくるもの
バキさんが戦っているそいつ」


ルミナ君の将来はともかく、今気にすべきはバキ君の対戦相手です

さぁ、いよいよ正体が明かされます!
勇次郎がモンスター象を倒したのが適当とするように、
世界最強に近い男の一人が、「ハンパじゃなく適当」な相手として選び、

真剣に戦い、苦戦しているボクサーとは!!?



「元統一世界ヘヴィ級チャンピオン――――――
アイアン・マイケル その人だ!」






え・・・ああ・・・うん、アイアン・マイケルね・・・うん・・・そう・・・・・・・・・まぁ、微妙


いや、分かりますよルミナ君
バキ君が戦ってるのはヘヴィ級チャンピオンですからね
そりゃ見てて驚くでしょうし、苦戦してるのも分かると思うんですけど・・・・・・


読者のイメージとしては多分、


一つ、暴走族の特攻隊長と戦って負けた


二つ、勇次郎に秒殺された


三つ、・・・・・・いたなぁ、そんなの



だと思うんですけど

マニアだとここで「あぁ、アニメ版だと名前がイワン・マクレガーになってた人だね」

と、濃い目のトークをぶちかましてくれるところでしょうが、私はここでチャンピオンを閉じるのを堪えるのが精一杯


つーかさ、やっぱハンパで適当じゃん

勇次郎だったら、百人のエージェント・アイアン・マイケル相手でも楽勝っぽいんですけど


まぁ、ルミナ君の想像力が欠如してるせいで、
本当はもっと強いのを想定しているのかも知れませんが、
こんなところでオチに持ってこられるアイアン・マイケルの立場は・・・


なんというか、思い出しますねこの虚脱感
あの日――渋川VS柳戦が始まるのだと心を躍らせていたら、


何故か横から本部さんがしゃしゃり出てきた時のような


今度は「アイアン・マイケルが強くて何が悪い」とか言うつもりでしょうか板垣先生

いや、悪くは無いんですけど・・・・・・所詮は、勇次郎にワンツーパンチでぶっ倒された人ですし


まぁ、第一戦というからこれからどんどんランクアップしていって、
もしかしたらアイアン・マイケルもメカアイアン・マイケル(ロケットパンチ使用)になったりするのかもしれませんが

勇次郎もほっといたら、深海で大王イカと戦ったり、
大気圏突破して宇宙生物と戦ったりぐらいしかねないのでペースアップの必要がありそうです


しかしアイアン・マイケルも、
まさかリアルシャドーで勝手に引っ張りだされて
ここまでみんなから期待外れ扱いされるとは思わなかったでしょうが

でもまぁ、フォローするなら。リアルシャドーならどんなにボコボコにされても、
例のジンクスでモデルのタイソンが酷い目に合う事は・・・・・・多分無いでしょう(多分かよ)


もしかしたら、前作最終回で殺気が世界半周して勇次郎に届いたように、
バキがこの幻想マイケルをボコボコにすると、現実のマイケルまで急にボコられるのかも知れませんが


これがバキ君が勇次郎に対するにあたって手に入れた真の能力!
漫画の中でボコボコにされた人が現実世界でも酷い目にあう板垣漫画のジンクスを『能力』として発現させた!!



名づけて妄想具現化(ナーグル・ファンダズム)!!


・・・いい加減にしないとそろそろバキファンからも月姫ファンからも怒られるのど程ほどにしときますが


怒るなら先に、餓狼伝に露骨にやる気入ってる人やガンソードの漫画版怒れよ!!(後者関係ねぇ)


あと、最近なんか板垣先生はハードゲイがお気に入りっぽいので、
バキ君の新しいライバルとして、ハードゲイのプロレスラーが出てくるかも知れません

梢江ちゃんにもフラレてるとこですし、ちょうどよさそうですしね(よくねぇ)


まぁ、空中でチョップする狂言師でもいいんですけど(ますますよくねぇ)


とりあえず、妄想格闘ばっかじゃ虚しいので、
勇次郎以外にもなんか生の相手とバトルして欲しいものです