範馬刃牙
第42話「刑務所」

さて、先週ついに登場したオリバさんの恋人、超絶美女のマリアさん

ツッコミ待ちと言うよりあそこまでくるともう禅宗の公案に等しいお題だったと思います


むしろあんなのにガチ惚れしてるオリバさんが悟りの境地だと思います

一昔前に流行った、スク水を着ると啓ける類の魔境と同一って気もしますが


あと、扉絵のツッコミ待ちパート2についても放置の方向で


なんつーんですかね、バキ君の番って言うのは、遊戯王で例えるなら



「俺のターン! ドロー!」

「ドローした瞬間トラップカード発動! お前のターンは終了だ!!」



毎回毎回こんなもんだと思います


勝っても、エグゾディアが手札で揃ってる類のものですし

次はせめてトラップカード仕掛けるなり魔法カード伏せるなりモンスター召還するなり頑張って下さい



「伝説の恋人マリア・・・・・・・・・・・・
その姿は――――――
4000人に達する受刑者・・・・・・・・・
彼ら全員が同じ思いに捕われた」



うっかり口を開くこともできずにマリアさんを見る囚人の皆さん
まぁ、噂の超美人を見ようと思って現れたのがコレですからムリはありません


見てください。この呆けたようななんとも言えない表情。私はこの表情を知っています





はじめて丹下桜を見た時の声優オタの顔です



現実を受け入れる事は、三次元との決別を意味していた―――(黙れ)



「後の人生で誰かに
このマリアの姿を伝えるとき
いったいどう伝えるべきなのか・・・・・・・・・・・・?
ハッキリしていることが一つある
「肥満っている」という程度の表現では到底伝わらない」



確かにこれはどう伝え残せばいいのか分かりませんね

まぁ、鳥山石燕なら絵を描くと思います。そんで、後々京極夏彦の小説の題材になります


後はなんですか。言葉で表現するとしたら、

「脂肪のIT革命や!」とか「肉がシャッキリポンとベッドの上で踊るわ!」とか言えばいいのでしょうか


そんな、ツッコんでるだけであと2時間は時を浪費できる存在のマリアさん

思わず見入ってしまっている囚人達に「なに見てンのよ・・・・・・・・」とけだるそうに言い放ちます


4000人に見られてこの態度。胆力の強さは地上最自由の恋人に相応しそうです



「見ているのではない
見とれているんだよマリア 君の美しさに」



周囲の空気を一切読まないオリバさん
愛は盲目と言うか、よくぞここまで入れ込めるものです
煙草を投げつけられたり唾を吐きかけられてもどこか嬉しそうにしています


・・・範馬一族とは別の意味で、本当にこの人が人間の神経をしているのかが疑問に思えてきました


そしてマリアさんはオリバさんを一喝します



「バカ言ってんじゃないよッッッ
どこをどう見たら美しいってんだッッ」



なるほど、マリアさんはどうやら客観的に自分を見れているようですね

顔面の内容はそのままに髪型だけ流行のアイドルと同じにして、
俺は勝ち組ゾナー。イケてるゾナー」と悦に入っている人達とは違うようです


叫んでる顔はドドリアさんと瓜二つですが、
一応身の程は知っていると言う事でヤムチャ程度には好感度が得られそうです


ちなみに今、「高感度」って打ちそうになって、
酸素濃度6%以下の気体を吸ったかのように昏倒しかけました


と言うか、しました(大吉さんはここ辺りで一回寝落ちしています)



オリバさんの言う事もあながち間違いではありません。確かにマリアさん、刺激的すぎます


そしてそんな刺激にすっかりやられちゃってるオリバさん
マリアさんの正しい自己評価に対し、こんな事を仰いました



「どこからどう見たって美しい
誰にも異論ははさませない
ここにいる4000人全員が
君の美しさを認めている そうだよなみんな・・・」

「(え〜〜?!!)」



やはりきました、オリバさんのキリシタン弾圧も顔負けの恐怖政治時代

後で一人一人に「マリアは美しい!」と言わせかねない迫力があります


ヘタをすれば、このまま全員ゲバルを応援しかねませんね


しかし、オリバさんはパフォーマンスでそれを許しません
4000人をまとめて脅した後、大きく息を吸い込むと両手を振り下ろし、
ピチピチだったタキシードを筋肉で爆ぜさせてしまいます


ああ、なんと言うパワー! 力こぶの原理で着ている服を破壊するなんて!!

と、思った次の瞬間。オリバさんは跳躍します。パンツ一丁で


服はどこに消えたかと言えば、セミの抜け殻のように後ろが破れたままそこに立っています

服を完全に破壊せず、脱出する。大胆にして繊細、そしてセクハラと言うオリバさんを象徴したようなパフォーマンスです


ところで、このパフォーマンスを見てバキ君がなんか微妙なツラしてるんですけど

これはアレですか「甘いよオリバ。俺ならパンツも破いて置いてくるよ」と言う意思でしょうか


オリバさんも最初は緊張してマリアさんの前でパンツを一緒に破いたりしちゃってたのかな


そして対峙するゲバルさんとオリバさん



「ステキな恋人じゃないか
負けられぬところだだな」

「すまんなゲバル・・・・・・
引き立て役を受けてくれたこと・・・・・・・・・感謝している」



てっきり、ゲバルさんはまたオリバさんを挑発すると思ったんですが、
戦うためのモチベーションは人それぞれと、この場では一応オリバさんの考えを否定しません

なんか、気を使っていると言うよりあまり触れないようにしてる気がします


最初はなんか挑発しようと考えてたのが、マリアさんを見て哀れんだのでしょうか


なんとなく、オリバさんを見るゲバルさんの目が


ラオウを倒した時のケンシロウの目に似ている気がします



そしてゲバルさん、自分のモチベーションをあげるため、携帯していた瓶の蓋を開けます


すると、中からハリケーンが噴出し、ゲバルさんの着ている服を吹き飛ばします
吹き付ける風、叩きつけられる雨粒、迸る雷、そして迫り来る高波!


まぁ、全てゲバルさんの見た幻覚なわけですがあなたはこんな顔で死ねますか?


しかしこれはあの日、か弱い少年が自分のために勇気を振り絞って向かい合った台風

その勇気を分け与えられる事で、ゲバルさんは戦うために必要な活力を十分に得られるのです


まぁ、他の人達にとってはただ瓶をあけてまたすぐに閉めただけで、
多分誰一人として伝わらないパフォーマンスと呼べないパフォーマンスにしか見えないでしょう


もしこれがバキ君だったら、分かりやすく妄想のハリケーンで服が吹っ飛ばされたのでしょうが


今回、ゲバルさんはえらく地味に戦闘を迎えようとしています

まぁ、もしかしたら色々受けそうな小ネタを考えてたのかも知れませんが、

偉大なる出オチ、マリア様を見た瞬間敗北を悟ってしまったのかも知れません


アレはパフォーマンスって言うかフリークスショーの領域ですし


ダレンシャンもビックリのフリークス具合です。ある意味からくりサーカスの住人です


ともかく来週からついに新旧アンチェインが激突します

今回は動のオリバに対し、静のゲバルと言った感じの構図ですが、
果たして来週ファーストヒットを決めるのはどちらでしょうか?


バキ君がどちらかにファーストヒットを与えられるのは、

ヘタをすれば鬼が笑ってしまうような時期になるかも知れませんが。そりゃもうエフッエフッて


とりあえず、解説役と驚き役は両方こなせそうなのでそっちで頑張ってもらいましょう


本部流解説術ならぬ範馬流解説術の見せ所だ!


範馬流解説術最大の特徴は、細かい点を色々解説した後、
結局大事な部分は他人に言われてしまうと言う点です(駄目じゃん)