範馬刃牙
第38話『カヤの外』
今週はグラビアアイドルのバキ君が
本編でも出るわカラーの扉絵で出るわの大活躍!
先週、キレ気味のノリツッコミと言う一昔前のカンニング竹山が得意としてた芸風を見せたバキ君です
今週も、キレた勢いのノリツッコミで頑張ってくれるはずですよ
カラーにも載って、調子に乗って、ノリにノってるノリノリボーイですよ!!(岡田あーみん)
でも、今週のタイトルは「カヤの外」
・・・・・・やっぱり、未来が予測できるのってちっとも幸せじゃないよプッチ神父
つーかバキ君、扉絵で「親父、もうすぐだゼ」とか言ってますけど、一体何がもうすぐなのか
もうすぐ戦う、とかだったらバラモス倒した後に「光の玉」なしでゾーマと連戦するようなものだし
それとも、もう今生で父親と戦うのは諦め、
「親父、涅槃で待つ」とかって置手紙残すつもりでしょうか
え〜と、本当ならここで最近の若い子のために『涅槃』の解説をするところですが
最近はみどろさんが頑張ってくれているので、チャンピオン読者のほとんどが涅槃をご存知でしょう
今週でもなんか涅槃に流された人いましたしね。あんな感じだと思っていただければ、もう説明する必要なんて無いでしょう
うんうん、チャンピオン読者の皆さんは博識で素晴らしいですね
だから「親父、涅槃で待つ」の元ネタについても説明しません(オイ)
分からない人はお父さんお母さんに聞いてみよう! もしくはググるべし
さて、本編でちょっととてもかなり悲しい事があったためムリヤリテンション上げてスタートです
「俺を嘗めてんのかッッ」
範馬の血に目覚め、髪の毛を逆立たせてキレるバキ君
う〜ん、この穏やかな心を持ちながら怒りと共に目覚めるところなんて、少年漫画の主人公としていいですよ〜
キレた理由が、無視されたからなんてイジメられっ子みたいな理由はどうかと思いますが
多分、今のバキ君だったら、目の前で
「今度はこっぱみじんにしてやる! あの空手家のように!!」とフリーザ様に言われても、
「あの空手家のように・・・? 末堂のことか・・・それとも加藤のことか?
そういえば、昔、栗木拓次ってのもいたっけなぁ・・・」
と、昔を懐かしむだけで終わりそうです
せめて、マイケルがボコボコにされてるの見てこの状態になってくれればよかったのに・・・
「黙って聞いてりゃよう
喧嘩だけが残っただの―――
誰がために戦うだの―――
戦うために何が必要だの
何もいらねェだの―――
イチャイチャと・・・・・・ノロけてンじゃねェェッッ」
それのどこがイチャイチャなんだかノロケなんだか知りませんが
え? ツッコむところそっち? オリバの彼女(私は妄想と確信)についてではなくて?
さすがに梢江ちゃんを彼女に持ってた男は感性が違います
二人の胸倉を掴みながらもっと俺に注目しろとマジギレする主人公
さぁ、我らが主人公の主張に、二人はどのように応えるのか・・・?
「殺し合いをする猛獣同士ですらが
戦いの途中邪魔が入るなり協力し合い―――排除するという
バキがハネられたのは あまりにも必然だった」
ハネられ申した(思わず侍口調)
しゅ、主人公―――!!?
バ・・・バカな・・・か・・・簡単すぎる・・・あっけなさすぎる・・・
久しぶりの出番だった主人公、余計な口利いたためにダブルアンチェインビンタで
4ページかけて吹っ飛ばされると言うドリアンを思い出すような展開で退場
正直、勇次郎と戦う直前だとか言っておいて、
同時とはいえワンパンチで沈む主人公の姿なんて見せられてどうしろと言うのか
それとも、ダブルアンチェインの攻撃はそんなに凄かったのでしょうか
必殺アンチェインマーブルスクリューとか、そんな威力だったのでしょうか
どちらにせよ、一撃で片付けられたバキ君が無残でなりません
・・・ああ、なんか最近ちょっと株価が上がり気味だと思ったのに
これからまた、昔のバキ君に、心豊かで人間的なバキ君に戻ってくれる・・・そう信じてたのに・・・!
バキ「オレを信用したなっ」
バキ「それでいい」
いいワケあるか(一人でノリツッコミするな)
そのうち、「読者に期待させ裏切る・・・・・・主人公失格だが最高の破壊だ」とか言い出しかねません
そんな裏切り者(ユダ)の骸を前に、オリバとゲバルさんがまた対談を再開します
「嫉妬か・・・」
「この世に存在するあらゆる液体
その中で最も濃厚な水
範馬の血――――――の前では刺激が強すぎたか・・・・・・・・・」
まぁ、この展開もある意味刺激強すぎですが(イヤ・・・カマキリほどじゃないさ・・・・・・・・・)
しかしバキ君、梢江ちゃんにもした事の無い嫉妬の報いを受けるなんて・・・
嫉妬とかしなければしないで彼女が離れてく。したらしたで二人がかりでぶん殴られる
そりゃバキ君の性格も歪んでいくってものですよ
この展開をバネに頑張って主人公として再起してほしいものです
なんたって、バキ君は範馬の血を引いてるんですからね!
範馬の血は濃いんですよ! 烈先生の汗より! ゲバルの尿よりも!!
・・・・・・バキ君、血がゲル状だったりしないかなぁ?(どんな怪奇生物だ)
まぁ、退場した主人公はほっときます。ある意味いつもの事です
「イチャつきすぎ・・・・・・だったかな」
「イヤ・・・アンタと恋人ほどじゃないさ・・・・・・・・・」
ゲバルさんに茶化されると、オリバさんはポケットからハンカチを取り出し
それで口を覆い、刺激的な香りを楽しみ出します
ちなみに私は最初、本気で
オリバさんがパンティを吸い始めたと思いました
本来は穿く物であるパンツを、吸ったり嘗めたり被ったり。まさに自由(アンチェイン)!!
自由すぎて、やりすぎると社会性とか近所づきあいとかからも凄い勢いで自由になっちゃいますが
まぁ、そんな謂れの無い誹謗中傷はともかく、オリバさんが刺激的だと言っているこのハンカチ
ゲバルさんは彼女からのプレゼントだと思いましたが、
実際は彼女が昔住んでいた街で買ったただのハンカチでした
なんでも、オリバさんには「彼女の持ち物」は刺激が強すぎるようです
なんか凄いオリバ論理にゲバルさんも「ワケがワカんねェ・・・」と引き気味です
「ワカらなくてけっこう 子供にゃ無理だ」
まぁ、案外AVは刺激が強すぎるのでエロ漫画で我慢している童貞高校生なんかはワカってくれるかも知れません
とにかくオリバさんは変なノロケモードを続けます
「彼女が住んでた街(エリア)に
このハンカチーフがあったというだけで・・・
ここに彼女を感じ取ることができる
リバブールで買物をする観光客が ビートルズを感じ取るように
それほどまでにわたしは彼女のファンなのさ
それほどまでに彼女は美しいッ」
オリバさんは、愛する人の住んでた街にあったハンカチですら彼女を感じるらしいです
はぁ・・・まぁ、確かに純愛としては理屈は分かるんですが・・・
なんか、ネウロの犯人並に理論の強引さを感じます
そりゃリバプールで買い物をする人はビートルズを感じるでしょうけど、
一般人相手にそれをやるのは・・・ちょっと、思いが深すぎるような気がするんですけど
どのぐらい深いかと言うと、裁判所の命令で半径1キロ以内に近寄れないぐらい?
ヘタをすると、夜中に振り向いたら全裸で勃っていそうで怖いです
このハンカチも、後でクロロホルム染み込ませて使われそうな予感がします
そんなそこはかなとないホラー臭をさせる恋愛中のオリバさん
愛を否定するゲバルさんに対し、お前もかいで見ろと、
今まで自分の口にあてていたハンカチを差し出します
別の意味で刺激的な予感がします
「どうだい アンタも嗅いでみるかい
この世で・・・最も濃厚に香るハンカチーフだ」
オリバさんの申し出に対し、ゲバルさんの返事は
「ペッ」
オリバさんの宝物は、ゲバル唾によってマーキングされてしまいました
ゲバル尿が広範囲型攻撃なのに対し、威力は小さいですが素早く発射できるゲバル唾
自分の宝物が汚されたショックに、オリバさんも号泣です
うーん、正直オリバさんの恋人発言に対し、いまだ懐疑的なのですが、
このオリバさんの悲しみようを見ると流石にゲバルさんは酷いような気がしますねー
私も、大事なものを汚される悲しみぐらいは知ってますから・・・・・・・・・
響鬼さんとかな
うん・・・オリバさん・・・いいと思うよ・・・ヤっちゃってさ・・・(鬼の瞳で)
まぁ、それはともかく、泣きながら走り去るオリバを見送るゲバルさん
「この世で最も濃厚に香るもの・・・・・・
それはあのハンカチーフではない」
と、何故かバキ君をフューチャーしながらのコメントを残して次週へ引きます
・・・まぁ、バキ君の場合、香るって言うか臭うって感じがしそうですが(酷い言い草)
ともかく、オリバさんとゲバルさんの確執は深まりました
果たして、二人の試合はどのような展開になるのでしょうか?
オリバが愛を証明するか、ゲバルが力を証明するか。二人の対決の行方に興味はつきませんね♪
バキ君は・・・まぁ、男には言葉をかけてはならない時もあるって事で
きっと、彼は一人で強く生きていける。ボクは、そう信じたい