範馬刃牙
第26話『次世代』
前回、近代兵器にも勝る超人軍団を率いる事で
アメリカと対等な位置に登りつめようとするゲバルさんの野望がいよいよ動き始めました
別に動かなくてもいい人も動いた気もしますが、
あんまり調子こいてネタにし続けると、シュワルツネッガーにターミネートされるのでほどほどに
今週はどんなゲバルエピソードが語られるのかと思ってページをめくると、
なんとそこにはあと半年は姿を見せないんじゃないかと思ってた主人公の姿か?
あれれ? バキ君何やってるの? ここは本編じゃないのよ?
と、冬眠中のはずのクマを見るような目になりましたが、とりあえず今週は出番があるようです
「だけどさ・・・
それほどの実力者が刑務所入りってのはいったい・・・・・・・・・」
当然の疑問を口にするバキ君
自分のポーズについての疑問は無いようですが、
まぁバキ君の人生はバキ君のものなので好きに生きてもらいましょう
そしてその当然の疑問に「カンタンなことさ」と答える謎の長老
「ここには誰がいる・・・・・・?
そう アメリカで一番喧嘩が強ぇ男 ビスケット・オリバがいるのさ」
そうです。この刑務所には、手下は多いけど友人は少なそうなオリバさんがいます
つまり、ゲバルさんはオリバさんのハントの標的となって哀れ刑務所へ・・・・・・
と、思いきや。なんと、ゲバルさんの目的は
ボッシュさんの目の上のタンコブであるオリバさんを素手でしとめてみせる事
つまりゲバルさんはバキ君とまったく同じ目的で刑務所にいるんだとか
なるほど、考える事はみんな同じなんですね・・・・・・って言うかさ
そのために独立国の指導者が他国の刑務所に入るってのはどうなんですか?
別にアメリカ相手にテロ起こせればなんでもいいってわけじゃないと思うんですけど
ゲバル軍団以外の国民の支持率はいまだに低そうですゲバルさん
むしろオリバさんと喧嘩する前に、ボッシュさんと支持率対決でもしてみてはいかがでしょうか?
大丈夫! 今なら下手すりゃ4人に1人の支持で勝てますよ!!
ともかく、ゲバルの目的が自分と同じだと聞かされるバキ君。すると、突然一言
「素手の時代だ・・・・・・・・・」
まぁ、少なくともバキ君の時代ではありませんよね
それは『グラップラー刃牙』で終わりましたし(終わってねぇ)
はい、誰ですか? 今、「終わったのは幼年編でだと思う」とか仰ったのは
・・・・・・先生、百点の回答より90点ぐらいの回答をする生徒さんの方が好きです(何がだ)
とりあえず、爺さんが仰るには、武器を持たぬ限りはあらゆる機関への潜入が可能であると
武器に反応するセンサーはあっても、機関銃より強い男に反応するセンサーは無いと
まぁ、そう間単に人が素手で銃よりも強い戦闘力を得られるのなら
カチボノさん(仮)も看守に撃ち殺されてなかったと思うのですが、
それでも素手で軍隊に匹敵するような化け物がゴロゴロいるのは事実です
「鈍いアメリカさんもやっとそのことに気付いたのだろう
監視すべき3名の男を選出した
君の父 オーガことユージロー・ハンマ
アンチェインことビスケット・オリバ
そしてミスター2ことJ・ゲバル
あろうことかこの3名は衛星偵察の対象になっている」
ミスター2ってーのは外の世界でも通っているあだ名なんでしょうか?
ともかく、ここでゲバルさんもアメリカ的にオーガやオリバと並ぶ超危険人物だと認識されてる事が判明
しかし、バキ君の関心はすでにそこにはありません
ゲバルさんが3強の一角だって事にも驚きましたが、爺さんは今もっと驚く事を言いました
なんと、この三人は軍事衛星で地上数メートル以下の鮮明な画像で監視され続けているのだとか
「その3名のうち1人でも―――
時速4km以上で動いたとき
なにが起こると思う・・・?
半数以上の衛星が緊急作動を強いられるため―――
軍事衛星を使用する世界中のカーナビゲーションが
70mもズレてしまうと言われているのだッ」
どこまで迷惑な連中なんでしょうかこいつら
アメリカさんもわざわざ迷惑の種振りまかんでいいのに
勇次郎なんて、いくら監視してても
テレビに映った大統領の顔がムカついたなら、
サバンナにいても殴りにきますよ。ボッシュさんなら特に
勇次郎はあんまり監視しても意味がなさそうです
そしてそのはた迷惑な連中が走ったり闘ったり
乗り物による移動を除く時速4Km以上の動き、
つまり徒歩以上のスピードで動いたとき、カーナビが70mズレるのだそうです
オリバさんはいつも刑務所にいるからいいとして、
勇次郎の迷惑度合いは半端ではないと思います
あのおっさんに「闘うな」と言うのは、「歩くな」と言う以上に無茶です
下手をすれば、毎日のようにカーナビが70mズレてます
・・・だからしょっちゅうカーナビ誤作動の話を聞くんでしょうか? おのれ勇次郎(違うと思う)
あと、ゲバルさんはアメリカへの嫌がらせに、たまにスキップで移動とかしてそうです
「す・・・・・・すげェ・・・」
「ああ・・・兵器に守られた者達にはたまらぬ3人さ」
あまりにも規格外の三人に、バキ君も思わず興奮気味に感嘆の声を漏らします
それとも、自分が監視対象に選ばれた場合の事を考えて興奮しているのでしょうか?
もしバキ君が監視対象だったら、おそらくバキハウスの屋根が取り外されていたでしょう
アメリカに見られていると思う事により、バキ君のSAGA力(さがぢから)は3割増になるのです
そして爺さんの説明が一通り終わると、突然看守さんが入ってきて警棒を振り回しはじめます
「なんの相談かな・・・・・・?
ずい分と―――長いハナシをしていたようだが・・・・・・」
まぁ、それ程長くはなかったと思いますけどね
私としては、次の主人公の登場は範馬刃牙50回記念の次の回ぐらいだと思ってましたし
とりあえずこの刑務所の看守は、
普段オリバさんやゲバルさんに虐げられている分、下に厳しい性質があります
怒らせてはいけないと、笑顔で言い訳する爺さんですが、
なんと看守、いきなり爺さんの親指の爪を叩いて剥がしてしまいます
「私語は禁止 お忘れかね?
潰すか そぎ落とすか 叩き折るか・・・・・・
いずれにしろ厳罰だ」
目の下や鼻、前歯に警棒を当てながら言うサディスティック看守
爺さん相手でこれなんですから、アイアン・マイケルだったら尻の穴に警棒をねじ込まれるまでありました(ねぇよ)
私としては、むしろこれが美少女相手だったらなぁ・・・とか思いましたが、
『ストーン・オーシャン』(つーかエルメェスのアニキ)を思い出して鬱気味になったので、スルーします
いらない! パンティなんていらないよ!!(恐慌状態)
看守が爺さんをいたぶっていると、
いきなりその帽子が吹っ飛んでつやつやのハゲ頭がむき出しにされます
多分、オリバさんやゲバルさんにイビられ過ぎて毛根が死滅してしまったのでしょう
そしてハゲを衆目にさらした張本人が言い放ちます
「厳罰はテメェだよ
ジィちゃんを痛めつけたところでよォ・・・
アンタの髪の毛が生えるワケでもねェだろう」
えぇっ!? バキが他人のために闘おうとしてる!!?(マテ)
少年漫画の主人公としてある意味当たり前の行為ですが
最近、出番と言えば2秒とかSAGAとかメシ食ってるとかしかなかったため、
てっきり爺さんが看守にいたぶられてる間も一人でもそもそ飯食ってるのだと思ってました(思うな)
バキ君だってヤる時はヤる。か弱い爺さんのために闘ったりだってするのです
ところで、爺さんはなんか長老って言うから凄い人だと勝手に思ってたのですが、
看守の態度からすると、力は弱いけどやたら事情通って言う本部さんみたいな立ち位置のようです
素直にバキ君への好感度があがったので、
このまま幼年編時代ぐらい・・・せめてSAGA以前ぐらいまで好感度を回復させてもらいたいです
ともかく、バキ君のおちょくりがハートにクリティカルヒットしたのか、
暴力看守の表情がスペックそっくりの笑顔に変化します。ネウロの犯人かお前
「感謝するよ・・・・・・・・・
わたしがこの仕事を続けてきたのは
心からこういうシチュエーションに出会いたかったからだ」
まぁ、現実はアンチェインMHとアンチェインSSに虐げられるだけの日々でしたからね
そうとうストレスがたまっていたのでしょう。これからも溜まり続けそうですが
次回はバキ君の少年漫画の主人公らしい戦い方が見られそうですね
上半身だけ裸で下半身だけ着てるってのも、ジャンプではよくある事ですしね
来週はバキ君のカッコいい悪徳看守の倒し方に期待しましょう。していいんだよね?
それはそうと、今週の目次コメント。板垣先生いわく
「対立をテーマに早半年。
時間がない。対立者求む。」
たいりつしゃ どこか たのむ(電車男か)
なんか勝手に追い込まれてる感がありますが、
どうやら今年に入ってからのどこぞのキユ先生のようなコメントの数々は、
今年のテーマが対立だったからのようです。人気の無いプロレス団体の末路みてぇ(酷い事言うな)
あんまりみんなにスルーされるんで板垣先生ちょっとスネてます
ここは米原先生あたり、ちょっと大人の心で板垣先生と対立してあげると喜ぶと思います
まぁ、だからと言ってここで
「今週から板垣先生と対立します
梢江ちゃん萌え〜!!!(松山せいじ)」
とかって目次コメントが載ったら、
板垣先生の今年のテーマが「松山アクメツ」になりそうですが