範馬刃牙
第25話『若き獅子』

先週から始まったゲバラさんの過去編
板垣先生は戦争話関連になるとわりとノリノリになるようなので、


このままゲバラさんのキャラを「こいつは凄い奴だ!」って感じで立てまくって欲しいです


最低限スペックぐらいで。まぁ、最初強ければ後々ヤムチャ化しようとシコルス化しようと構いません

いや、ちょっとは構いますが


ちなみに、新しい強敵が米国相手に喧嘩を売ろうとしているところ、

我らが主人公はなんか扉絵で読者のトラウマになっている構えを取っています


だからそのカマキリ拳法はやめて下さいよバキ君。お父さんにも散々笑われたでしょうが


まぁ、もしかしたら読者に対する嫌がらせとかではなく、

純粋にカラーの義務を果たすため、読者サービスの一環として


インリン・オブ・ジョイトイの大股開きをしているつもりかも知れませんが



・・・まぁ、そんなもんセクシーはセクシーでもセクシーコマンドーみたいなもんなので、


とりあえず見なかった事にして読み進めるのが得策でしょう。さて、今週の内容は・・・?



「空母でも出してさァ・・・・・・
島の上空をジェット機でさァ
2度3度往復してさァ
「地上スレスレで・・・・・」「シュパァー」
イッパツだろあんなちっちゃい島ァ・・・・・・・・・」


・・・・・・・・・え〜と、どうしましょう



こっちも見なかった事にした方が良さそうです


い、板垣先生!!? 何やってるんですか!!?

そりゃ、森川先生や車田先生に抗争ふっけけて無視されたのは分かりますけど、


なんぼなんでも、ブッシュ大統領に戦争ふっかけるのはやりすぎなような・・・


凄い勢いで暴言ブチマケてますボッシュ大統領

何が怖いって、ほんとにこんな事言ってそうなのが怖いです


のっけからブレーキ引きちぎったままスタートするボッシュ節
副官が「あんたちょっと言いすぎちゃう?」と、大人な発言で嗜めたところ、こんな返答をします



「ジェームズ副官
ここは国民が見守るカメラの前ではないのだよ
「空気読めっつーの」」






あんたが読め。つーか板垣先生が読め


この後、ボッシュ大統領は「これは独立じゃないよ。二万人の国民がアメリカから亡命するって事なんだよ」と、


少年マガジンじゃ載せられなさそうな名言が飛び出します


ほんと、どこまでゴーマンかませば気が済むんでしょうかこの大統領

やくみつるだってここまでやるのは躊躇うでしょうに。板垣先生はもう、ボッシュと心中するつもりかも知れません


すると、黒人の長官が口を開きます



「さし当たり・・・・・・・・・
島へ軍を投入しましょう
名目はクーデター制圧 有無を言わせない
メディアはどーにでもコントロールできる」

「君には期待していたよ レイ長官」



大統領はとてもご満悦なようです。この漫画、ブッシュとか言う人に読ませるの禁止


ここで逆に「ニガーが口を開くな!」と一喝してくれてたらある意味惚れていたのですが


その後の軍配備までの時間は「大統領の御指示なら今日にでも」と、

これまた『国防』って言葉の意味を辞書で調べたくなるような国防長官のコメントに、大統領は凄く嬉しそうです



「これだよ
これこそが開拓精神だよ」




喜びに身体をプルプルと振るわせるボッシュ大統領


もうなんだかこの人、ネウロの犯人みてぇ


ひょっとしてこれはボッシュ大統領本人ではなく、サイが成り代わっているのでしょうか?


今まで、実在の人物をモデルにしたキャラで、一番扱いが酷かったのは
栗木拓次のモデルと言われている田中昌彦さんだと言うのが私の中の認識でしたが


元ネタ汚染ぶりではボッシュ大統領が上になったかも知れません


この前、掲示板に期間限定智代アフタークイズの選者であるボッシュさんが

「最近ねぇ、バキ読んでると笑っちゃうんですよ。」と書き込んでらっしゃってましたが、



もうボッシュさんの顔は笑ってないと思います


くくく・・・これからはボッシュさんも、ビッグスター大吉とか言われた私と同じ苦しみを味わう事になるのだ・・・


*BigStar大吉・・・・・・この件に関して、一切の詮索を禁じる


つーかほんと、どこまでノンストップでぶっちぎるつもりでしょうか板垣先生


いくらなんでも、これは開拓精神がありすぎでしょう



先生が開拓してるのは、言わばチェルノブイリの無人の荒野なんですよ?


まだ5P目でこのテンションなのですから、

このままほっとくと核ミサイルのスイッチを入れるシーンで次回へ引く事になりそうです


そろそろここらで止めておかないと、『いたがきぐみ』の仕事場がピンポイントで空爆されます

誰か大統領の暴走を止める人はいないのか・・・!

そう思った次の瞬間、何者かが突然大統領の両肩を掴みます



「おやめなさい」


突然の事に、SP達が銃を抜こうとしますが、
男は大統領を人質に取り、警備を無力化させてしまいます


つーか、よくよく人質に取られる事の多い大統領ですね。ピーチ姫かあんたは


そしてお姫様属性のある大統領を確保したのは、
なんとゲバルさんの部下だと言うカモミール・レッセンさん


とりあえず、ボッシュさんと一緒にいますしせっかくだから略してかもっちさんと呼びます(ヤメロ)


とりあえず、かもっちさんはボッシュさんに対し、独立を見守るようにと言います



「合衆国50州
現在わたしを含め各州2名の配備がすでに完了している
そしてその全員が―――――たった一人で素手のままハイジャック
お呼び原子力発電所の奪取が可能です モチロンこのわたしも含めて」



なんと、ゲバルの作戦とは、素手で近代兵器を圧倒する超兵士を作り、
100名ほどの超人兵士で有事の際にはテロを起こすと脅迫する事だったのです!!!



・・・・・・この作戦が上手く行くんなら、ナチスドイツは戦争に負けてなかったと思いますが


とりあえずゲバルさんは天内さんぐらい強そうな手下を100人ぐらい育成したようです

そしてゲバルさんに育成されたかもっちさんは、ボッシュさんにVTRを見せます


テレビ画面に映ったのは、誰あろう独立作戦の張本人であるゲバルさんその人です

日系らしく、回りくどい挨拶から始まるビデオメールのようなVTRに驚く大統領


それもそのはず、ゲバルさんによるお宅拝見VTRに映っているのは



「本日わたくしは
アラバマの農家出身の田舎者
G・ボッシュという人の家を訪ねてみました」



なんと、警備に守られているはずの大統領の自宅
そこでゲバルさんは、大統領の家族と和やかなひと時を過ごします

奥さんは流石に笑顔が引きつってますが、お子さんは状況が分かってないのか心からの笑顔です



「いかがだったでしょうボッシュ邸
思い上がりきった人生を振り返り
ふと立ち止まって己の盲点をかえりみる
ムダではない気もいたします じゃ・・・また」



倒れ付している警備の皆さんと、悠然と立ち去るゲバルさんを映してビデオは終わります


そして、ビデオを止めたかもっちさんがボッシュさんに



「モチロンこれはリアルタイム
我々と合衆国は対等です
権利の侵害がない限り あなたの安全はわたしが守る
お考えを・・・・・・」



と、脅しの文句を吐いたところで次回への引きになります


とりあえず、ゲバルさんはともかくその手下の100人(まぁ実際はもっといるでしょうが)
の超人兵団もかもっちさんと同程度の水準だとすると、色んな意味で凄い事になりますね。どんだけインフレだ


流石に100人もいると、天内をはじめとした
アメリカ在住のグラップラーの皆さんに頑張ってもらっても多すぎるので、

ここで同じくインフレの権化であるオリバさんに頑張ってもらうのでしょうね


あの刑務所にいる人の大半はオリバさんが捕まえたって言う話ですし、
オリバさんが100人斬りをしつつ頑張るって言うならゲバルさんの負けも納得できる話です


まぁ、そうなるなら私の関心としては、大統領がどのツラ下げてオリバさんに頭下げるかですが


きっと、来週もさぞ面白いリアクションを取ってくれるんだろうなぁ・・・

とりあえず、バキ君といいゲバルさんといい、わりとボッシュ大統領は打ちのめされてますし、


これは久しぶりに、板垣漫画のジンクスが出るかも知れませんね

「板垣漫画でボコボコにされた人の元ネタは不幸になる」と言うあの伝説です


もしかしたら、板垣先生はこのジンクスを利用して大統領を屠るつもりなのかも知れません

まぁ、その理屈で行けば先に屠られるのは曙さんになってしまうのですが


「呪いによる傷害は法的責任を問われない」と言う事を利用した板垣先生の作戦とも考えられます

ただでさえ支持率が下がってて
(三割以下って、イチローの打率より低いだろうが)
自然消滅間近と言うブッシュ政権に逆リアルシャドーでトドメをさすつもりでしょうか

まったく、恐ろしい人です板垣先生


森川先生も、あんまり板垣先生の挑戦を無視していると、
突然ボクサーキャラとして漫画の中で登場させられるかも知れません