範馬刃牙　
第２３８話「マッチメイカー」　



年始初のバキ感想、今週も順調に遅れましてよろしくお願いします



今年は何回、木曜日の深夜に更新できるかどうか、賭けてみるのもいいかもしれませんね



今年中にバキ君が勇次郎に勝てるのと、私が毎週きっちり木曜深夜更新できるの


どっちに賭ける方が割がいいんでしょうね



（下らん事言っとらんでさっさと更新せよ）



そんなこんなで今週の感想

栗谷川さんがご老公に極上のマッチメイクをお届けする話です


果たして、栗谷川さんはどのような戦いをお届けするのでしょうか？

松本梢江ＶＳイカ娘の企画外ヒロイン対決をお届けしてみるとか


チャンピオン最恐とチャンピオン最萌（異論は認める）の戦いだ！！



与太はさておき。極上マッチメークの役者の一人として、愚地独歩に焦点が当たります

やはり、ご老公がファンやってる独歩ちゃんの試合でまず受けを取ろうという作戦でしょうか？




「（競技としての空手・・・
その存在をよしとしながらも
武道家愚地独歩は慎重に言葉を選ぶ・・・
空手には―――存在してはならない技術がある）」　



まぁ、その技術、独歩ちゃんはたびたび使ってますけどね



と言うか、最近は独歩ちゃん自体が存在してはならない通り魔と化していますし


ご老公を楽しませるためにもマッチメークは必要ですが、

この歩く不発弾を処理するためにも、マッチメークは早急に行わなければなりません


そして栗谷川さんは、ご老公にとある防犯カメラに映った映像を見せます

映っているのは、牛刀を持った男に対峙するハンチング帽の中年男


最も教育に悪い教育者こと、愚地独歩先生です



さて、何故独歩が男と向かい合う事になったのか

その経緯の説明として、独歩が男とすれ違った時の様子が語られます



「（おかしいじゃねェか・・・・・・
強めの香水・・・乱れた頭髪・・・・・・
体臭・・・・・・タバコ・・・・・・垢のたまった爪・・・・・・
汚れた襟・・・無精髭・・・・・・
どこをどう見たって飲食に関わる人間じゃねェ
なのに・・・・・男から漂う不自然な―――
脂と―――金属の臭い・・・
重心から察するに―――ベルトの右側だ・・・・・・
歩き方が伝える・・・物の大きさは
刃渡り３０センチは超えていよう・・・・・・
更には・・・・・・インクの強い香りが混じるのは・・・
刃を包む新聞紙からか・・・・・・
この男　何処かで抜く）」　



武術家的な直感からプロファイリングする独歩ちゃん

まぁ、おかしいじゃねェか云々で言ったら、



眼帯に顔面疵だらけでうろうろする独歩ちゃんの方がよっぽど怪しいんですが



どこをどう見たって教育に関わる人間じゃないと断言できる風貌です

よく真昼間から出歩いて通報されないもんだと逆に感心してしまう程です


ひょっとして、どこかで抜くと見破った上で泳がせていたのは、

先に警察を呼んだら捕まるのは自分だと思ったからだったりして



「（事後　警視庁により調査された――
容疑者　三村雄稀　ブログに残した言葉・・・
「誰でもいい・・・・・・・・」」　



そして独歩ちゃんの予想通り、三村が子供の前で獲物を抜きました！！


牛刀を子供の前で抜いて切りつけようとするなんてふてぇ奴ですよ！！

アニメ二期が始まったみつどもえの三女さんが眼の前にいたら、

そりゃ私も股間の牛刀を抜き放ちたいと思いますが、刃物はいけない！！

（黙れペーパーナイフ）



しかし、そこは我らが独歩ちゃん

切りつけようとする三村に対し、大声で喝を放ち、

委縮させる事で目測を誤らせ、子供の怪我は皮一枚切られるだけで済みます


ところで、この時に切りつけられた少年は切られたショックでうずくまってますが、


隣にいた友人らしき少年は凄い勢いで逃げ去っていきました



防犯意識としては正しいんですけど、人としてどうなのよお坊っちゃん


まぁ、フィクションとはいえ無事なのは良い事です

非実在青少年でも殺される姿なんてあまり見たくありませんからね！



（自主規制）される姿は非実在青少年に限りますけど



貴族というものは、あくまで見て愛でるものであって実際に手なんか出さないんですよアハハハン

（感想の最中にワケの分からん主張をするな）


ともかく、犯行の邪魔をされた三村さん

独歩ちゃんの方を振り向くと、怒りで震えながら言い放ちます



「デケェ声出しやがって・・・
外れちまったよ・・・・・・・
頸動脈狙ったのによォ・・・・・・」　



そして牛刀を振りかぶりながら独歩ちゃんに突っ込んでいく三村さん

対する独歩ちゃんはポケットに手を突っ込んだまま迎え撃ちますが、

モノローグを発しながらすでにＫＯするモードに入っています



「（矛を止めると書いて　武・・・・・・
争いを止めると解釈する・・・・・・
ならば・・・・・・わたしは失格だ）」　



そしていきなり相手ののどぼとけを切断する独歩ちゃん


この時点で、正当防衛か過剰防衛かが別れると思います

いや、こんなガイキチ野郎相手はボコボコにしてやれと思いつつ今まで読み進めてきましたけど、


いきなり喉仏を引きちぎられるとちょっと引くんですがとツッコミつつページをめくると



掌底で股間に一発、恥骨破砕

アバラに指突っ込んで、肋骨むしって開放骨折　




これにはご老公も思わずドン引きであります



いやいや独歩先生。空手には存在してはならぬ技術があるとか、

矛を止める云々以前に、これは殺意があったと判断されても弁護できないレベルですよ


と言うか、どう考えても「死んでも構わねぇや」とか思ってやってるでしょこのコンボ


これが無罪で収められたら、右京さんがすっ飛んできて事件を蒸し返すレベルですよ


まぁ、爽快ではありましたが、ダークヒーローばりのやり過ぎ感はありましたね独歩先生


＞今週の独歩ちゃんは容赦ねえな・・・まあ、「誰でもよかった」と言いつつ、
子供に斬りつけるようなすくたれ者には、更に花山さんの握撃を追加してもいいくらいですけどね。



そんなやり過ぎ空手の独歩ちゃんがマッチメークの第一弾のようです

果たして、相手は誰になるのでしょうか？


なんか独歩ちゃん、妙に血に飢えてるようなモードになってるので、

ここはボコられても心の痛まないような相手を用意するのがいいんじゃないでしょうか？


今更最凶死刑囚を引っ張ってきてみるとか

もうちょっと痛い目にあってもらいたいバキ君を連れてきてみるとか


（どんだけバキ君を傷めつけたいんだよ）