範馬刃牙
第231話「出迎え」
バキどもえを読んで、さもありなんと思ってしまいました
>(今週のチャンピオン読んで)・・・・・び、びっくりした(汗)。
一瞬本編かと思ったぞ、アレ。刃牙よ、どこへ行くつもりだ・・・ってリアルに心配だったよ。
まぁ、ゴキブリにも学んじゃうバキ君なので、
ウンコに学んでもなんの不思議もないところが彼のキャラ性と言うか
現在進行形で学ばれてる柴千春さんが哀れになってしまいます
バキ君に師匠とか呼ばれたら、ある意味自殺級にヘコみそうですね
ところで、ゴキブリを真似て液状化したバキ君は、ウンコを真似るとなんになるのでしょうか?
液体になったら下痢気味と言う事になってしまうので、
逆にとぐろを巻けるぐらいに固くなってしまったりして
そして誰からも避けられるようになってしまったバキ君を、梢江ちゃんの最愛が包む!
多分、彼女なら普通にスカもいけるはず(誰得だその展開)
まぁ、あんまりウンコウンコ言ってると自分の年齢を確認してから自殺したくなるので、
本編の感想を進めます。でも、少年誌だからウンコネタはある意味ウケるかもしれませんね
ウンコネタで爆笑する世代がこの雑誌を読んでるかどうかは甚だ疑問ですが
バキ君がウンコと戦っている間(違うししつこい)、スモーキンに連打を受けてピンチになる烈先生
アゴへの右フック、リバーブロー、ハートブレイクショット、そして再びアゴへ左フックを喰らってしまいます
息もつかせぬ連打に、グルングルン揺れる烈先生の脳
回転防御が使えなかったこの窮地を、烈先生はどう打開するのでしょうか?
コーナーポストにもたれかかるようにして倒れる烈先生
その脳裏には、過去の習練の記憶がよみがえります
「さァ・・・・・・・・・どうする・・・・・・
こうして 揺れてしまったら さァどうする」
豆腐を揺らすのは、前回の師匠ではなく、
なんと中国拳法の最高峰・郭海皇
なんでこの人、マンツーマンなんかやってんでしょうか?
烈先生はあくまで白林寺の一門下生に過ぎず、
海皇直々に教えを受ける程の立場にいたとは思えないんですが
それとも、才能を見いだされて海皇自らの英才教育を受けてたんでしょうか?
もしかしたら、前回の師匠がいまいち印象的な姿して無かったから、
個性を出すために海皇のコスプレをしているだけだったりして
(本物にボコボコにされるだろ)
「未熟なオマエには必ず起こること
さァ どうする
打撃によって受けた脳の揺れ
なまなかのことではおさまらぬ
ただ待ち続けるならば
回復までに5分・・・・あるいは10分・・・・・・
生殺与奪は敵にある ならばどうする
知れたこと―――待ってダメなら―――
迎えにゆく」
そして揺れる豆腐の椀を、逆に振って止める郭海皇
正直、その理屈はおかしいと思うんですが
まぁ、運動エネルギー自体は、反対方向の力を加えればゼロにできそうですけど、
逆方向から力がぶつかれば、その分衝撃が生まれるような気がします
と言うか、そもそも色んな方面からツッコミきそうな対処法で、
酔っ払いに対抗するには、こちらも酒を飲んで会話するしかない
みたいな超力技理論を感じます
「理解るかな 烈よ・・・・・・
揺れ動くものを―――止めるには―――
自ら揺れて こちらから迎える
他にはない」
断言しちゃった郭海皇
正直、自信満々にこんな事言われたら、
「あぁ、お爺ちゃんボケちゃったんだな」としか思えませんが、
よくよく考えれば前段階の「回転して受け流す」も大概だったので、
中国拳法的には自然な流れで身につける技だったりするのかもしれません
ともかく、師匠のありがたい言葉を受け取った烈先生
その記憶を頼りに、脳を揺らすタイミングをはかります
「(耳を澄ませ・・・・・・
脳を・・・・・・聴け・・・・・・
揺れに・・・・・・耳を傾けろ・・・・・・)」
正直、こんだけ内部でぶつかりまくってたらもう手遅れな気はするんですが、
烈先生は諦めずに頭蓋骨の内部で激しく振動する脳の揺れ具合を確認します
レフェリーは必死にカウントをとっていますが、
烈先生の集中力の前にはその声も届きません
「(オマエは・・・・・・
どんな拍子で 迎えられたい・・・・・・?
しくじったら・・・2度と立ち上がれまい・・・)」
そして烈先生はたかだかと左拳を突き上げると、
そのまま自分の側頭部を思い切り殴りつけた!!
しくじれば、ヴォルグのホワイトファングのように
自分の脳に大ダメージを与えてしまう追い討ちになるところです
と言うかそもそも、脳震盪って別に脳みそが5分も10分も揺れてるわけじゃないですよね?
なんか色々間違ってる民間療法な気がしますが、
それでも烈先生は師の言葉を信じて己の頭を打ち貫きます
「(揺れを・・・・・・・迎えにッッ)」
そして烈先生は衝撃により脳の震盪を止め、
カウントナインで勢いよくはね起きます
この回復の速さには、観客達も思わず騒然です
編集さんも、思わずアオリで
『す・・・すごいっすね・・・・・・
4000年って・・・・・・・・・!?』
と、うろたえてしまっています
編集さん的には、「ここは板垣先生の頭を殴って止めるのが先じゃないか」と、
この展開を見て思ってしまったのかもしれません
でもまぁ、漫画の世界は『凄味』が通れば道理が引っ込むと言うものです
電気製品の角を叩いたら故障が治るような強引さで、烈先生の脳震盪は収まりました
「(揺れよ・・・・・・ようこそ)」
もう烈先生に脳震盪は通じない!
スモーキンはこの理不尽の権化にどう対抗するのでしょうか?
一撃で昏倒させるようなパンチは、スモーキンの持ち味ではありません
そうなると、試合という性質を利用してこのまま防御に徹し、
判定で勝利するという選択肢も無いわけではありません
果たして、スモーキンはどのような選択をするのでしょうか?
次回……はバキ君サイドの話でしょうから、再来週が気になります
……これ、3倍祭り頃までずっと同時進行で続くんでしょうかね?
>烈老師の技術は本当に凄いですね。
願わくば鳩山を一発殴ってあのブレを止めて欲しいくらいですわ
まぁ、烈先生は下手すると、
生身の体当たりでこちらの漁船を沈めてきそうなので、
中国拳法サイドの武力介入は控えてもらった方が良さそうです
でもまぁ、ブレを治さなくてもいいからとりあえず一発放って貰いたいという思いが
(黒服のお兄さん達に引っ張っていかれる前に黙れ)
>>単行本化する時は、いっそ『烈海王編』や『範馬刃牙編』でまとめて出した方がいいのかもしれない今日この頃
大吉さん、「抱き合わせ商法」って知ってます?
そんな事をしたら千春編なんか誰も買いやしないでしょ
バキ君の戦い『だけ』面白くないと昔から言われてましたが、
ついに抱き合わせをしないと読まれなくなると判断されましたか
なんか、今週のバキどもえでの扱いといい、
主人公がちょっとだけ本気で不憫になってきました
史上、ここまでみんなからの扱いが悪い主人公がいたでしょうか・・・・・・