範馬刃牙 
第210話「液化現象」
 



今週はバキ君が液化します



ここで初めて内容を知った貴方。「何それ?」ではありません


今週はバキ君が溶けちゃうのです


まぁ、何回か読みなおした私も未だに「何それ?」と思ってるんですが、

とにかくイメージでバキ君は溶けるんです。納得いかない人は、ヘレンespの世界観だと思うようにしましょう


『範馬刃牙』が終わったら、次の連載は『バキesp』だ!!(それならフランケン・バキでもいいだろ


とにかく本編に入ると、達人連中が街で喧嘩を繰り返す中、

リアルシャドーのおかげで戦う相手には困っていないバキ君は今日も黙々と特訓中です


まぁ、この子も人工地震とか起こしちゃうんで大概迷惑な存在ではあるんですが

そんなバキ君は今日もイメージトレーニング。何か今日も、難しいイメージをしています



「(だめだ・・・・・・
硬い・・・・・・まるで硬い・・・・・・)」
 



いきなり始まって、何やら「硬さ」に悩んでるバキ君



梢江ちゃんとのリアルシャドーのし過ぎでアソコが硬くなってるんでしょうか?



でも、あんまり柔らか過ぎるのも本番で梢江ちゃんに嫌われちゃうゾ!!(何の話だ)



「(筋肉が残っている・・・・・・
筋肉が・・・・・・溶けていない・・・・・・
液化・・・・・・筋肉を・・・・・・液化する・・・・・・)」
 



なんか肉食動物か死体の隠蔽みたいな事言ってます


一応現実は見てるんでしょうが、相変わらずイメージがお花畑の世界なので

どこぞの首相……じゃなかった。元首相みたいに言っている事が要領を得ません



きっとバキ君がいつか、主人公を辞任する時も


「読者が聞く耳を持ってくれなかった」とでもいいそうです(オイ)



>さよなら、波斗山首相。さよなら、大沢幹事長。
>波斗山さん、あんたのことは忘れないよ。
>波斗山首相も大沢幹事長もいなくなってしまうんだね・・・




主人公に対するコメントはあんまり来ないのに、




波斗山さん愛され過ぎワロタ



まぁ、この愛され方はヤンデレにつけ狙われてるようなものなので、私なら願い下げですが

ともかくバキ君はまたムチャな妄想をしているようです。あまり身体に良くなさそうな妄想三昧ですね


そして、妄想にふけっていたバキ君はある訪問者に気付きます



「(これはこれは・・・・・・
お久しぶりです・・・・・・・・・師匠・・・・・・)」
 



バキ君が師匠と呼んだのは、ゴキブリだった!!



……グラップラー刃牙が始まってから十年以上たってますが、

バキ君が「師匠」と呼んだのは、このゴキブリが初めてかもしれませんね


少年漫画では師匠的な存在が出てくるのはお約束ですが、

バキ君の場合、師匠とはこのゴキブリさんだったのです!! どうなんだこれ


まぁ、NARUTOでも師匠がカエルやタコだったりするので、

ゴキブリが師匠なのも案外新しいパターンなのかもしれません(そうか?)


と言うかそもそも、なんでゴキブリを師匠と呼んでるんでしょうかこの子

一人暮らしをこじらせて、あんまり人恋しくなって、ついに発狂してしまったんでしょうか?


でもまぁ、私も恐怖軽減のため、ゴキブリの触覚をアレに見立てて、







ゴキブリを『あずにゃん』と呼ぶ事にしていますし、



バキ君も掃除をしていなくてすぐゴキブリが沸くので、

ゴキブリを師匠に見立てる事で恐怖感を和らげているのかもしれません


あと、次にオフ会開く時は、あずにゃんファンは私に殺意を向けないようお願いします



「(申しワケもなく・・・・・・
俺の能力は――未だあなたの足下にも届かなく・・・・・・ッッ
何時の頃からか・・・・・・あなたを見習い始めたのは・・・・・・)」
 


そして妄想の中でゴキブリに申し開きをするバキ君

なんだか、凄く可哀想に思えてくる構図です。なんだこの現代社会の被害者


と言うか、ゴキブリを見習うってなんですかバキ君


そりゃ確かに、ネットの人気具合では君の扱いはゴキブリ並ですけども


女性に『グラップラー刃牙』を読ませると、「生理的に無理」とか言われますけども



ひょっとして、読者から「主人公が出てくると戦いはつまらなくなる」とか、

酷い嫌われようなのもゴキブリを見習っていた成果だったんでしょうか?


>成る程、だからバキ君は嫌われ者スキルを磨いていたのか


とりあえず、そりゃオリバさんもあんな不自然にキレると思いました

相手がゴキブリ並なんだもん。そりゃ小便かけてやりたくなるぐらいムカつくさ……

バキハウスに散々落書きされてる理由も、実はこのゴキブリスキルのおかげだったりして



「(謎に満ちた あなたの運動能力・・・・・・
魅惑に満ちた 運動力学の宝庫・・・・・・・・
嫌悪と拒絶に彩られたあなたの歴史・・・・・・・・
ところがだ・・・・・・速度を旨とする地球上の生物で・・・
その中で唯一無二 最高速度でスタートダッシュ出来る稀有な存在!
加速の必要がない・・・・・・ッッ いきなり最高速度!!
そして・・・・・・その速度は―――仮に・・・・・・
彼らの体長が人類並だとするなら―――あろうことか時速270キロメートル!!!)」
 



そしてゴキブリの能力について延々語り出すバキ君


なんか、格闘漫画と言うよりもお色気のないベクターケースファイルになってますね



と言うか、バキ君がゴキブリの速度を真似するのはいいんですけど、

そんな「時速270キロメートル!!」とか、BLEACHの「13kmや」みたいな微妙な数字出しても駄目ですよ


君もグラップラー世界の住人だったら、270キロなんて早いは早いけどよく考えると微妙なスピードではなく、ちゃんと





「ジャブより迅い」と言いなさい



板垣世界では、「凄い早い」=「ジャブより迅い」と呼ぶのが鉄則でしょうが!!(何その法則)

いかにゴキブリの初速が早くても、ジャブより遅ければ、イコール勇次郎よりも遅いと言う事になります


と言うかそもそも、また「昆虫凄い」説か。板垣生物学か

まぁ、ゆで先生がこの前、富士山グルグル回したら時間逆行とかマグネットパワー逆流とか、

久しぶりにゆで物理学を全開にしてたんで、対抗意識を燃やしたんでしょう(なんだその理屈)



「(それが・・・・・・どれほどの偉業か・・・・・・
もし人類が―――270キロでスタートを切ろうとするなら―――
そう―――! こうするしかない・・・・・・!!! すなわち死・・・・・・)」
 



人間が270キロスタートするには、新幹線に追突されるしかないと主張するバキ君


とりあえず、バキ世界で酷い目にあった人は現実でも酷い目に会う法則が発動中(総理的な意味で)なので、



黒人のスプリンターは気をつけて下さい


ボルトが! ボルトが狙われている!! 機関車ボルトーマスにされる!!(なんだそれ)


まぁ、新幹線にはねられたスプリンターがなんか嬉しそうな表情してるのはともかく、

バキ君はゴキブリのスピードをリスペクトしているようです



「(もはや 筋繊維では届かぬ次元 辿りつけぬ高み
ではない・・・・・・・!
いつか眼にした あなたの亡骸・・・・・・
大きな鍵だった・・・・・・筋肉じゃない・・・・
繊維じゃない・・・・・・中身は―――乳白色の液体・・・・・・ッッ)」
 




それ、何かの蛹と勘違いしてませんか?



もしくは、ただ体液が飛び散っただけとか

中身が完全に液体の生物なんて陸上ではありえないと思うんですが、

まぁ、それでも納得して真似しちゃうのがバキ君の流儀です

なんせ、巨大化が物理的にありえないカマキリを巨大化妄想で再現させるのです

心に民明書房を持たなくては、板垣世界で生きる事はできないのです


妄想の世界に生きるバキ君。きっと、彼のリアルシャドーでは天内にやおい穴が空いてたりするんでしょう



あ、あとですね。もう1つだけ言いたいんですが、





潰れたゴキブリのどアップとかマジヤメテ



食材漫画のトリコで、昆虫が乱舞したってレベルじゃありません

と言うか、今週のバキは全体的に食欲を失せさせる仕様になってますね・・・・・・



「(270キロの初速を支えていたのは――
丈夫な筋繊維ではなく――液体)」
 



そして液体になった自分をイメージしたバキ君は、溶けました



中身が液体とかってレベルじゃないじゃん


皮膚まで溶けてなんか流れちゃってるじゃん



流石は主人公のバキ君。グロさにおいてもゴキブリを超えました


「足元には 届いたか・・・・・・」 


そしてゴキブリの足元に届いた事を喜ぶバキ君


これで来週、師匠超えのために巨大ゴキブリに挑んだら



その場でチャンピオンを焼き捨てるんですけど



とりあえず、浦安鉄筋家族の国会議員回以上に食欲を失せさせる話でした

バキ君はとにかく、食事中の読者に謝るといいんじゃないかなと思います