範馬刃牙 
第169話「スタート」
 



先週、こんなコメントをいただきました





>範馬刃牙感想
>もはや文章的にピクルが主人公にしか見えない…まさか、既にピクルの攻撃を受けているのか俺は!?




感情移入って大事だよねと言うお話(オイ)



改めて見返してみたら、ほんとピクル寄りの意見しか書いてませんね

これではいけません。某テレビ局もビックリの偏向報道ですよ!!


ここはやはり、原点回帰としてバキ君が主人公に見えるような書き方を・・・(本誌を読んでみる)





うん、たまには偏向報道もいいよね!(いい笑顔で)



この状況を打開するには、

バキ君が「君とグラップラーのみんなが仲良くできますように」と、


手紙を残して自分が消えるしか無いんじゃないかと思いますが、


(泣いた原始人)


ここは、主人公がより主人公らしい活躍をするよう祈りましょう


先週は、ピクルが突進してくるバキ君に対し、

地面に対して垂直になり、柵を蹴ってロケットダッシュで迎え撃とうとしました



「短距離走のスタートの歴史は
どこまで水平に近付けるかの歴史と云える」
 



それについて、クラウチングスタートを例に、

水平方向に力をかける事で初速を上げる重要性が説かれます



「本日――遂に――人類初の――
水平のスタートを実行した者が出現・・・!
ただ・・・・・・人類史最速のスタートを実現したこの若者――
現代人ではなかった・・・」
 



まぁ、前に進むわけですから

単純に考えて後ろに力を加えるのが一番効率がいい動きです

しかし、当然地球には重力がありますから、
人が動く上で重力に逆らいながら前に進む事になります

人類が地球の重力に魂をひかれる以上、
完全に水平方向に力をかけて動く事は不可能と言えます


しかし、ピクルの規格外の筋力はそれを可能にします


超瞬発力を生かした超高速移動により、

重力に引かれて落ちる前にスタート&標的まで到達する!


ピクルにだけできる超速特攻攻撃だ!!


花山さんは「速度×体重×握力=破壊力」と言っていましたが、

ピクルは恐竜達との重さを、その圧倒的な速度によって埋めていたという事なのでしょう


対して、バキ君は恐竜を模したとはいえ重さまでは現実化できていないはずです。・・・・・多分


果たして、この激突はどちらに軍配が上がるのでしょうか!!?



「中国武術師範 烈海王氏
この時の様子を後にこう語っている
”感じた”・・・・・・と」
 






悔しい・・・でも感じちゃう・・・!(ビクビク)



いやいやいやいや、何やってんですか烈先生

なんでそんな自然に片平恒夫ポジションに収まってるんですか


見て下さいこの若者文化成功とでも言いたげな軽い格好を

サングラスまでかけて、すっかり解説者気取りですよ!!



こんな中途半端にチャラついた格好したら、


MSKさんが黙っていませんよ!!


きっと感想では、日本語の限界に迫ってあらん限りの言葉攻めをしてくれるはずです

あの烈海王ともあろうものが、なんでこんな無防備な格好を!!?


まさか、MSKさんが昔の同人誌を通販で発売しているのを知って、



むしろ新刊も書いてくれッッッッ とアピってるんでしょうか?


ある意味、カウンター狙いの渾身のグルグルパンチと言えますね

手痛い一撃を喰らうための特攻とは、とんだ雄豚根性ですよ!!


まぁ、このまま烈先生の話してると、

バキの感想書いてるのか『王様とワタシ』営業部長になってるのか分からなくなるので話を進めます


烈先生が言うには、「多くを感じちゃった・・・」とのこと

それは確かに言葉にすると長くなりそうです。団鬼六先生並にねちっこい文章が必要になりそうです



「刃牙さんの体重は70キロそこそこ
100キロを超える私が――
一瞬も踏みとどまれなかった
あの体当たりをどうやって・・・・・・
しかも条件は――地面からスタートした私のときより遥かに厳しい
”この試合” ”ここで決着を見る” ・・・・・・と」
 



烈先生はバキ君が負けると思ったようです

なんだかんだで、バキ君はみんなから信用がありませんね


実力はあっても信用が無いってのは主人公としてどうなんだと思いますが、


ここまで来るとそろそろ孤高のダークヒーローになれるんじゃないかとすら思えてしまいます



「え・・・・・?
一秒に満たない一瞬で――
なぜそこまで考えられたか・・・・・・?」 


烈先生が謎のインタビュアーに、今度は別に知りたいとも思えない質問をされました


漫画のキャラが一瞬で思考を終えるなんてもう日常茶飯事ですよ

そりゃスラムダンクは1試合で単行本何冊分もかかりますよ


フリーザが「あと5分でこの星は爆発する」って言ってるのに、

1時間以上エネルギー弾の撃ち合いしてますよ


ただ、烈先生の瞬間思考には意味があったようです



「譬えるなら――
極上のカレーライスをあなたが――
一口だけ食べたとする
辛い――しょっぱい――甘い――少し酸っぱい
香り――コク――具材の食感 ゆきわたる米 スパイス――
ていねいに語るなら10分も掛かるでしょう
しかしそれらは――全て一瞬での感覚です――と言えば理解るでしょうか」
 



要するに、突っ込んでくバキを見て


「あ、こりゃ死んだな」って思ったって事でしょうか


ただ、説明としてカレーライス云々はどうなんでしょうか

カレーの場合、一口で様々な感覚を「同時に」味わってる説明はできますが、

烈先生が一瞬で分裂思考を行えたって説明にはならない気がするんですが


”動機”とか心理的な反応は、後付けでいくらでも作れちゃうものなので、

後から「そういえばあの時あんな事を考えていたな」と本人が思っても、

それが必ずしも真実とは限らないんですけど、


まぁ烈先生もせっかく解説役として頑張ってるんですから、野暮はこの程度にしておきましょう


しかし烈先生が片平恒夫ポジションでこんなにも頑張ってるんですから、


本部さんも次の登場は片平恒夫ポジションかもしれません 


以降、片平ポジションでしか登場しないレア登場人物になったりして(なんでだよ)



「驚いたのは――刃牙さんがそこで――止まってしまったことです・・・
構えも解いてしまい・・・つっ立ったまま――ピクルを迎えたのです・・・
ええ・・・・・・まともに受ける形になりました 避ける間などあろうハズもありません」
 



なんと、バキ君はピクルの突進に対し、無防備に立ち止まってしまいました


果たしてこの行動の真意はなんなのか!!?

そして、烈先生は何故話しながらサングラスを外しているのか!!?


しかも、何カッコつけて胸元にサングラスを挿しこんでいるのか!!!??


・・・・・・ほんと、誰だよこの人にこんな珍妙な若者文化教えたのは



「ところがです
飛んだのです・・・・・・ッッ ピクルがッッ
いえ・・・・・・”跳んだ”のではありません
文字通り宙に高く――遠く――”飛翔んだ”・・・のです」
 

「その際 刃牙さんのした動作はこんな・・・
まるで蠅でも追い払うような・・・・・・古流柔術にも合気道にもあんな型はありません
200キロ余りのピクルが天井近くまで飛んだのです
半分にも満たない小男の無造作な一払いに・・・・・・ッッ」
 



バキ君が妙な動きをすると、ピクルが吹っ飛ぶ

ますます妖術使いの様相を呈して参りました


ひょっとして、恐竜の動きを利用した新しい合気でも考えたのでしょうか?

「ボクの考えた恐竜は、合気道でも使えます」とか言い張って使う気でしょうか?


そのうち、「これが俺のゾイド拳だ!」とか叫んで、

シャドーミサイル飛ばしたりシャドーコト姉とちゅっちゅするかもしれません



「(その時・・・・・・花山氏が――
ピクルを語り始めたのです――刃牙ではなく・・・ッッ)」

「スゲェな・・・・・・ピクルは
野郎・・・・・・とんでもねェタマだぜ」
 



ついに花山さんまでバキ君を無視しました(違う)



来週が休むというタイミングで、花山さんが謎の発言だ!!

これはバキ君の技の正体を見切り、その上でピクルの行動を褒めているのでしょうか?


考えられるパターンとしては、


1.バキ君の動作はやっぱり合気だった

あんなところまで吹っ飛ぶピクルのパワーはすごい


2.バキ君は妖術アタックでピクルを迎え討とうとした

それに気づき、咄嗟に向きを変えて避けたピクルの勘と反射神経がすごい



3.吹っ飛ぶピクルの金タマが見えた



すごく・・・・・・大きいです



なんでこうも懲りずにシモネタを繰り返すのか自分でも分からないんですが、

それ以上にバキ君が行った行動の真相も分かりません(上手い事言ったつもり)


どちらにせよ、この謎は3倍祭りで明かされることになるでしょう。・・・なるよね?

まさか38ページ分ずっと思わせぶりなセリフで一ヶ月後まで分からないとかないよね?(あってたまるか)


ただ、花山さんが思わせぶりな行動で休みとなると、


なんか疵面思い出して嫌な感じになりますね(黙れ)