範馬刃牙 
第153話「早贄」
 





ドラクエの勇者って何回殺せば死ぬの? 



ふと、そんな事を考えてしまう今日この頃 

ジャック兄さんも精霊ルビスよりも頼りになる紅葉先生の助けで再起動します 


お爺ちゃんズが見守る中、ゆっくりと起き上がるジャック兄さん



「もう十分じゃろう」

「君はあの唯一無二の文化財を相手取り
2度にも渡り傷付け合ったのだ 3度目はない」

「もう十分じゃろう・・・ジャックハンマー」
 



大事な事なのでじっちゃんも二回言いました 


流石にもういいだろとジャック兄さんを止めるお爺ちゃんズ 

氷川君がいたら撃って止めていたところです(プロジェクトG4)


彼らだけは担当編集の味方ですね 

しかし、返事もせずに病室から飛び出すジャック兄さん 

まだゴールドが半分に減っただけだとでも言わんばかりにやる気満々です 


・・・・・・ほんと、ここの治療費って誰が払うんだろ?


とにかくジャックの勢いは止まりません

下手すれば、余計な事言った爺さんズは殴り倒されて緊急入院です 


このままジャックは倒されるたびに起き上がって、 

ピクルに挑み続けるループ展開を迎えてしまうのでしょうか? 


さらに下手をすればループを続けたら、下手をすれば



「152話〜187話までは無かった事にして下さい」とか言われたり、 



最後はくしゃみのし過ぎで範馬一族全員爆死とかになってしまいますよ!! 


(お前はいつまでZOO1ネタを引っ張れば気が済むんだ) 



しかし、ジャック兄さんがエアーマンに挑む心意気で再プレイしようとすると、 

目の前に弟が立ちはだかりました。とりあえずポケットから手を出しなさい



「どこへ行くンだい・・・・・?
ジャック兄さん」
 



お前こそどこ行ってたんだチャンピオン! 


変なタイミングで出たり消えたりするチェシャ猫風味の主人公登場です


烈先生と残念会でもしてたんでしょうか? 

それとも、ちょっと遅れて地下闘技場の後片付けをしてたんでしょうか? 


小坊主に「チャンピオン、ここは我々がやりますから・・・」とか言われて、 


曖昧に愛想笑いを浮かべながら作業を続けてたりしてたんでしょうか? 


(だからなんでそんな悲しくなる状況なんだよ) 



「兄さん 気持ちは理解してるつもりだ 痛いほど
兄弟だからではなく――俺たちは生まれついての闘士だから
――だからこそ もう終わりだ」
 



しかし、説得しようとする弟を無視してピクルを追おうとする兄さん 


どうでもいいですけど、この弟も貴方に勝っているんですが、 

こっちに対するリベンジとかはまだ考えてないんでしょうか? 


それとも、声もかけたくないぐらい相手にしたくないんでしょうか?

「一緒に闘って友達と噂されると恥ずかしいし・・・」って感じなのでしょうか?



「兄さんッ
アンタはもう―――・・・・・・
闘士として終わりなんだよッッ」
 



言っちゃうか! そんな事も・・・! 



むしろお前がそれを言うのかって感じですけど


、あ;あ。つい全力でツッコんでしまいましたが、 

バキ君にはかろうじて主人公補正という名の未来がありますからね 


なんだかんだでオリバさんにも勝ってますし 


主人公としては終わってるかもしれませんが、 


闘士としてはまだまだやれる子です・・・・・・よね?



あと、どうでもいいですけど私この「兄さん」って呼び方大好きなんですよね 


「お兄さん」とか「兄さ〜ん」でもなく「兄さん」 


アクセントが下がって止まるこの呼び方が、 

私の心の琴線を刺激してやまないんですよ!! 


どれぐらい琴線に触れるかというと、 



目ではバキ君が言ってる絵が見えてるにも関わらず、



「兄さん」が脳内で釘宮ボイスや堀江ボイスで再生されるほどです 



え? 「堀江だったら「お兄様」だろ」って? 





誰その人僕そんな人知らないよ 


(悲しい記憶に鍵をかけた子供の目で) 



「弟君」と「兄さん」。この呼び方がやはり二強ですね。異論は認める
 


・・・・・・ってーか、やはり私がこの呼び方好きなのって、 


シスプリ&リアル妹でこの呼び方するのがいないって部分が大きいんでしょうね 



妹萎えは根が深いのです 


きっとジャック兄さんも、どんなショタや女装少年を見ても、 

弟だって属性がついた瞬間萎えると思います(それ以前の問題はスポイルした様子)


実妹って属性はほんとキツいんですよ、リアルがいると 

分かり易く言うと、人によってはこの属性がついてると、 





チンポついてるよりも萎えます 



はいそこ、先生は今「人によっては」と言いました 

だから「むしろご褒美じゃん」みたいな顔しないで下さい 



・・・・・・壮絶に話が逸れました 

ともかくジャック兄さんが闘士として終わった理由を、 

バキ君が説明してくれます 



「(自ら敗北と認めぬうちは――決して敗北者にはならない
ジャックの持つその想いは もはや信仰のレベルまで昇華していた)」
 


まぁ、ジャックの心情も分かりますね

自分が負けたと思ってないから敗北じゃありませんし、



パンツじゃないから恥ずかしくないもんね 



強い思いは力となり、五月蠅い知識人を黙らせるのです



だからこの娘達は18歳以上って言ってるでしょッッッッ!!?


(それはお前自身もそうは思ってないからムキになるんだろうが)



「(しかし―――2度目の失神に追い込まれたあと―――
ピクルの為したこと ジャックが為されたこと
それをジャックが耳にしたとき 闘士ジャックにとって―――
これ以上の屈辱はまたとあるまい)」
 



ジャックをジャックコプターにした後、 

ピクルは倒れているジャック兄さんを担ぎあげ、 

キングコングみたいにビルを登っていきます 


これが美女なら絵的にもいい感じなのですがそこは我慢しましょう 


これで担いだのがもし梢江ちゃんだったとしたら、 



どっちがモンスターか分からなくなるところですしね 



「(現場からジャックを――持ち去ったピクル
ジャックを注意深く扱ったという
落とさぬよう これ以上決して傷付けぬよう
実にていねいに気遣っていたという
何故―――? 間もなく理由は判明する
あろうことかピクルは―――
大ジャック・ハンマーを食糧としての
保存を試みたのである)」
 



そして屋上までジャック兄さんを運ぶと、 

なんとピクルはジャック兄さんを大股開きで吊るしあげます 


しかもヘリがいるって事はこれ、全国放送です 



アナウンサーレイプの次はおっぴろげ羞恥プレイですよ!! 



とんだエロ原人ですよ

きっとそのうち催眠術とかも覚えますよ

頑張れば進化して触手とかも生えてくるんじゃないでしょうか


ひょっとしたら我々の時代のエロは、 

ジュラ紀には通過されていたのかもしれません 


(ねぇよ) 



「葬り去る――ではなく
大切に扱われる
敵ではなく―――ゴチソウとして
ワカるよねこの意味」
 




お婿にいけない格好を世間にさらされた上、 
その事実を弟に突きつけられてしまい

声にならない鳴き声をあげるジャック兄さん 


あえて現実を突き付けるバキ君も中々のドSですね 

超一流のどMだけあって、Sのツボも心得ているようです 



まぁ、たまにはフォローするとこれはバキ君にしかできない、辛い役目でしたね 



兄弟であり、好敵手である相手に、「敗北」を認めさせる 


ジャックが何度ピクルに「勝負」を挑もうとしても、

ピクルは食糧が逃げただけとまた保存作業に戻るだけ


ジャックは、結局勝負のステージにすらあげてもらっていないのです


本人も認めざるをえない「決着」があったからこそ、
これ以上無様に恥の上塗りをさせないために恥をつきつける 


なんだか久々に主人公っぽいきれいな活躍ですね 


格闘漫画の主人公なのに、格闘以外の部分で活躍するのが多いってのはどうかと思いますが  


あと、いつも酷い事言ってるしたまにフォローしようと思ったのに、


結局9割ぐらいは主人公イジりしてたような気がします


その気が無いのに攻めてしまう・・・
バキ君こそ、どM界の神になれる器かもしれません


しかしピクルも、なんでわざわざジャックを即喰いせずに早贄にしてたんでしようか?


何度も起き上がってくる人ですけど、
食べ方が分かれば人はフグだってベニテングダケだって喰えます

むしろベニテングダケの旨味成分はシイタケを遥かに凌ぐので、

ピクルもちょっとぐらい毒のあるジャックが美味であるとみてお楽しみを残したんでしょうか?



特別な日や嫌なことがあった時にごちそうとして食べようとして、



頑張った自分にご褒美。ピクール(塩)



とか言っちゃってるんでしょうか?

(どこの疲れたOLだよ)


来週は、ついに主人公が自ら野人戦争に突入するんでしょうか?


とりあえず、ピクルはテレビ中継プレイが好きなようなので、


対抗してテレビカメラの前でリアルシャドーを試みてはどうでしょうか?


ブラウン管に妄想が映るか、

それともただの凄く痛い人が画面に映るのか、


興味深いところではありますね

(どっちにしても誰得だよそれ)