範馬刃牙 
第152話「自らの欲せしモノ」
 



その不死性でピクルを気圧して、 

ここからジャックのターンが始まるのか!!? 


『タフ』でもなんかジェット・ハンマーが出てましたし(オイ) 



ここから弟に噛まされ続けてきた兄キャラの逆襲が始まるのか!!? 


最近は兄×妹よりも弟×姉が主流になりつつあって、 

兄キャラは斜陽の時代ですからね。頑張ってほしいものです(何がだよ) 


いや、よく考えたら私も当然弟×姉派なので、 

別に兄キャラ自体は頑張らなくてもいいんですけど 


(色んな人達を敵に回すような暴言ぶちかますな) 



「(おい・・・・・・
行くなよ・・・・・・・・・ッッ)」



ピクルの決めた決着を認めずあらわれたジャックに、 
言い知れぬ恐怖を感じてその場から走り去るピクル 

むしろその事が予想外なのか驚きながらもジャックはピクルを追います 


・・・・・・ところで、外まで逃げたピクルって、


エレベーターとかどうしたんだろう・・・?



「(ああ・・・・・・
ピクル・・・・・・そりゃあねェだろ・・・・・ッッ
これほどの出逢いは―――3億年は――・・・)」
 


モノローグでの一人語りを続けながら、
ピクルとの決着を求めて地下闘技場の廊下を進んでいくジャック


長過ぎるモノローグは最近主流の負けフラグなので気をつけて下さいね


あと、通路にヤクが散乱しすぎなのでちょっと片付けて下さい 


まぁ、ピクルが居着いちゃって清掃担当の小坊主も 

自宅待機を命じられているのかもしれませんからね 

じっちゃんもすぐ病院に行っちゃったから放置されてるのかもしれませんが・・・・・・ 



正直、もうちょっと気を使ってほしかったですね! 

こんな状態のまま放置とか、ほんと一体何を考えてるんでしょうね!! 

むしろ自分から「いえ、ここは私が片付けますから」と言うぐらいの心配りが欲しかったですよ!! 







主人公のバキ君に!!! 


(お前それどんだけ惨めな状態なんだよ) 



まだバキ君が恋慕してそうな梢江ちゃんも、 

なんか母性本能くすぐるタイプに弱そうですからね 


ここでジャックが散らかした後をちまちまとお片づけしながら、 



「どうせ自分はピクルとの戦いも出遅れましたし 
このぐらいしかできる事ありませんからね・・・・・・へへへ」
 


とでも言えば、その健気な姿に梢江ちゃんも目を潤ませますよ!! 


痛々し過ぎて読者も目をそらすよそんなの



まぁ、駄目な弟はほっといて後楽園の外の話です 


ジャックが悠々と外に歩み出ると、 
そこには恐怖を乗り越えて振り向くジャックの姿が! 



「(ありがてェ・・・・・・
ありがてェよピクル
理由はいい・・・・・・理由はともかく
思いなおしてくれたんだな)」
 



ある意味、ピクルがジャックのラブコールに答えたような形ですね 


ストーカーの存在にキレて襲いかかったかのようにも見えますが 



そして未知の恐怖を乗り越えんがため、ピクルがゾンビジャックに突っ込んできます! 

しかしジャックが復活したのはいいものの、圧倒的な実力差が二人の間にあるのは否めません 


果たしてジャックはこのピクルの一撃をどうしのぐのか!!? 


ここでついに範馬の血が覚醒する事になるのか!!? 


それとも―― 



「(来た・・・・・・拳・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
空・・・・・? え? 打たれた・・・? 喰らった? 誰に!!?)」
 



ノープランでした 



フツーに食らって意識を飛ばしかけてます 

ってかもう、ほぼ負ける体勢に入っちゃってます 


もうまた女神様にお助けを求めるってレベルじゃありません 


いやまだだ! まだ慌てるような時間じゃない!!
ジャックなら・・・ジャックならきっとなんとかしてくれる・・・!



「(ア〜〜〜〜ッッそうだよ!!!
闘ってンだよこいつとッッ
恐龍より強い・・・・・・
左フック・・・・・・)」
 





オイオイ♪ 



なんかもう井上喜久子17歳よりも「オイオイ」って感じです 

まぁ、3年後には井上喜久子17歳の方がオイオイってなるでしょうが 


それはともかく、ピクルの一撃を受けたジャック

果たして、その一撃にはどれほどの重みがあったのか?



「イヤ・・・・・・もう・・・・・・一パツで 左でした」 



ここで名物の回想シーンが入りました 



今回の解説役は向に山でサキヤマさん 


一瞬、非番の片平巡査かと思いましたが、 

今回はたまたま彼が選ばれたようです 



「(向山の言葉をそのまま借りるなら 回ったという・・・・・・)」

「回ったんですよ イヤ首とか顔じゃなく 身体ごと
イヤもう一回転とかじゃぜんぜんなく」

「(何回転もしたのだと云う
目にも止まらぬ速さで回転ったと云う)」









これぞ・・・・・・ジャックコプタ―――― 



(参考資料:ワシズ感想) 




・・・・・・すいませんでした 



新連載第一話で、「これ、原先生の漫画としては大人しい方だよね」とか 


嘗めた事言ってしまってすいませんでしたぁ!! 


(焼けた鉄板に頭をこすりつけながら) 

(ってか、ワシズの話になってる事をまず詫びろよ) 



いや、もちろんジャックも頑張りました! 
たとえ一度敗れようとも、その矜持のみでピクルを戦慄させ!! 

たとえ足が生まれたての小鹿のようでも、 
完全なる決着をつけるために神頼みまでして敵わなかった相手に挑んだのです 


これがワシズ様だったら何年も決着を引き延ばした末の完結でしたよ!! 

(だからワシズから離れろよ) 


・・・・・・あのペースで30巻まで続くか否か。賭けないかい? 

どっちが勝っても不毛なギャンブルをしようとするな) 



「(やがて回転が弱まり
地面に足がかすり 手がかすりしてゆくうちに
凄まじい勢いで下のタイルに叩きつけられたと云う
遠巻きのギャラリー・・・
「強い者見たさ」のギャラリー達は
救急車も忘れて立ち尽くしたと云う)」
 



そしてジャックコプターは地に落ち、
その意識は深い闇に閉ざされてしまいました


・・・・・・ところで、「強い者見たさ」のギャラリーってなんやねん

後楽園にはそんな人種があふれているんでしょうか?


きっと、ヒーローショーでは戦隊と怪人がガチで殴り合って、
血の脳漿沸き立つ試合にお子様達が大興奮してるんでしょうね

(嫌過ぎる絵ヅラ)



「(自らが求めた 自らが認められる敗北 
認めようにも自らは深き昏睡状態のまま 
生涯2度目の”日に2度”の敗北)」
 



生涯に2度、日に2度敗れるという醜態は晒しましたが、 
己が認める『敗北』にたどり着くまで命がけで我を通し続けた様は、 
父親は決して認めないでしょうが地に伏してなお輝かしいものでしょう 


弟みたく、いらんちょっかい出して吹っ飛ばされて、 

カエルみたいに地面にヘバりつくのとは分けが違います 

(お前、弟への態度がジャギ並にひどいぞ) 


しかしこの期に及んでも鬼貌出ないって事は、 

もうこの人一生日の目を見ないんじゃないかと 

不吉な予感をしていまいますがとにかくジャックとの戦いは終わりました 


いつか来るかもしれない次の戦いのため、今はゆっくり休んで貰いましょう



次は・・・・・・ゆっくりした結果がこうなったバキ君が、 

それでも「あ、じゃあ次ね。明日いくから。明日は絶対だから!」と、 

果たして向かっていけるのかが焦点になるでしょう 



正直、これから宿題やろうかなと思った瞬間、 

「あんた宿題やったの!!?」とお説教されたようなものですからね 

しかも先に宿題終わらせた兄ちゃんが勝手にドラクエ始めちゃったようなものですからね 


ちょっと兄ちゃん! ドラクエ次は僕の番だったはずだろ!!? 


(何の話だよ) 


この常人だったらモチベーション下がり過ぎて鬱死しかねない状況で、 

主人公が不死鳥のごとくテンションを戻せるかどうかが鍵になりますね(そんなもん鍵にするな)