範馬牙刃
第148話「憧憬」
 



踊って泣いたらピクルの食事の合図です


段々と定期的にこのような展開になりつつあるので、

そろそろ普通に餌与えても泣きだすかもしれません


(パブロフのピクル)



「好敵手とは・・・よき友
出会い―戦い――勝利する
そして勝利すなわち――別離れ
何故なら――食べるから」
 


大事な事だから改めて言ってみました


しかし改めて現実を突きつけられると、流石のバキ君も白くなります

今から肉親が喰われるという現実に色を失ったのか、


それとも「え? 俺も一度負けたけどアレはなんだったの?」と思っているのか


うん、アレは勝負ですら無かったから仕方ないネ!



「冗談ではない・・・ッッ
泣きたいのはこっちのほうじゃッッ
(烈 海王・・・・・・愚地克巳・・・・・・
そして・・・・・・ここにジャック・・・・・・
わしの・・・・・・憧れ達が・・・)」
 


死刑囚編でも見せたじっちゃんのマジ泣き

自らの戦士達こそ最強と信じていたのに、
それが次々と敗れ、格闘者生命を奪われていく

この地下闘技場の主催者として、これほど口惜しい事もないでしょう



「ミスタートクガワ・・・・・・
感傷にひたってる場合ではない」
 


流石のノーベルアサシンも今のピクルに麻酔注射はできぬのか、
冷や汗を流しながら、ジャックに向うピクルの姿を見つめるのみです



「バキさん」


今喰われようとする兄を救わんと、バキが動く!!


ここでようやく主人公らしい行動です。下手すりゃ5〜6年ぶりです(オイ)


格闘家の常として、勝敗は当人同士で決めるものです

独歩も、父としてではなく格闘家としてピクルの食人行為を止めませんでした


しかし、バキ君は今まで格闘の中に『絆』を求めてきた男

決着したから喰うなんて、それも肉親が目の前で喰われるなんて、

理屈では分かっていても見過ごせるものではないのでしょう



克巳の時はボ〜っと見てましたけど 


あの時は多分、克巳が自分より活躍してる姿がショックでそれどころじゃなかったんですよ!!


(何のフォローにもなってない)


とにかくバキ君が主人公らしい動機でピクルに挑もうとします

まぁ、ここで助けちゃっても「口先だけの童貞小僧(板垣マンガ的な意味で)」って誹りは免れないんだけどね!!(オイ) 


いっそ散々ヘタレんだから、これからはヘタリア系主人公で売ってみてはどうでしょう?(どんなよ)


普段はツンツン、肝心な時にヘタレちゃう。これからの主人公はツンヘタだ!!


・・・・・・・うん、嫌だよねそれ(冷静になってみた)


でも主人公としては多少ヘタレてても、
人情味があった方が好感持てるってものです

少なくとも格闘ほっぽり出されてSAGAられるより億倍マシです


しかし、現実問題バキ君ではピクルに勝てるイメージがありません

あっさり負けて目の前で兄さん喰われちゃう寝取られ悲劇展開しか思い浮かびません


果たしてジャック兄さんの命運はここで尽きてしまうのか・・・?



『カチッ』



ピクルがジャック兄さんを喰らおうとした時、
突如として目の前に口をカチカチと鳴らしながら巨大な蜂が出現します



え? 何これ? 新手のリアルシャドー?


バキ君がジャック兄さんを守るためにリアルシャドーを出現させたのでしょうか?

しかし、バキ君のリアルシャドーならばカマキリ型のビジョンを伴って現れるはずです


ならば、これはジャック兄さんが覚醒したリアルシャドーなのか!!?



「これがバキの『ヘルマンティス』を超えるリアルシャドー、

『デストロイ・ビー』だ・・・・・・」

 


とか、言っちゃうのか、そんな事も・・・!(黒沢さんフェイス)


しかし、ピクルがジャック兄さんから離れ、
近づいたリアルシャドーマスターのバキ君にそのビジョンが見えなかったという事は、

これはリアルシャドーではなく、ピクルが幻視したジャック兄さんの危険度のようです


まぁ、流石に今更中2全開能力バトルには突入しませんよね


これがジャンプなら『タカヤ』や『リボーン』の前例があるので本気で疑うところでしたが


渋川さんのように護身完成し、ジャックの前から立ち去るピクル

さらっとバキ君は無視しているのがポイント高いですね(何のポイントだ)


・・・・・・主人公っぽく動いて無視されて、

この子来週からどんな顔してピクルに挑もうとするんだろう・・・・・・?


ともかく、ジャック兄さんが蜂に見えた理由がよく分からないのでご説明を願いましょう



「(遠い・・・・・・
昔なんてもんじゃない白亜紀・・・・・・
ピクルがまだ幼かった頃・・・・・・
生まれて初めて我より小さな敵に挑まれた
多少 手こずったものの―――遂には仕留めた
原形を留めぬそいつをさらに解体し――食べた・・・・・・・
その瞬間だった・・・ッッ)」
 



説明は来週に続きました


・・・・・・とりあえず、ピクルは昔蜂を食べてえらい目にあった事があるようです

蜂を食べて合う大変な目、っていうと、私は食べた事が無いので予想しかできませんが、


可能性としては3つの危険が考えられます






1.毒針 




やはり蜂といえば口の中に毒針が刺さるとかでしょうか?


ジャック兄さんの股間のハンマーが口の中に刺さりそうで食べられないとか 


「こんな大きいの口に入らないよぅ・・・」とかピクルに言わせて、あざとい人気取りに走ってみるとか

この前、『バクマン』で『TOLOVEる』が絶賛されてましたし、小中学生の股間をガシリと掴むのは大事です(そうか?)


まぁ、問題は絵柄がこれだと小中学生の股間も膨らむどころか縮みあがる一方だろうって事ですが

多感な時期にSAGAなんて読ませちゃった日には、若年性EDとかになりかねません


股間の毒針はともかくとして、年中ドーピングしてるジャック兄さんですから、


体内に注射針が残っちゃってるとかはあるかもしれません(大問題だよ)




2.毒 




針は避けても体内には毒が残ってそうです

ジャック兄さんなんて年がら年中ドーピングしてすっかり薬漬けですからね


下手すりゃどこぞの餃子みたいな危険食物になってる可能性があります


まぁ、小さい生物が効率よく体格差のハンデを埋めるには毒が一番ですからね

いっそジャックもこの経験を生かして砕けた顎から毒線を持った牙でも生やしてみたらどうでしょうか?


大丈夫、毒手がアリならそれだってアリなはずだ!!(ねぇよ)


逆を行くなら、この毒生物に対抗するために

ピクルが料理人を雇ってジャックから薬袋を取り除いて食してみるとか(トリコかよ) 





3.範馬軍団の報復 




奴らは群れでやってきます


蜂は下手に潰すと、その体液に反応して群れが報復にきますからね

範馬一族に下手に黄金水とかひっかけられると、その匂いに反応して


世界中から勇次郎の種が終結する危険性があります


こんなのにわらわら群がられたらたまらない
ピクルがスタコラサッサと逃げ出すのも無理のない話です



とりあえず、私としては3があるんじゃないかと思いますが(ねぇよ)


来週は説明の続き、そして主人公のヘタレパートでしょうか


いっそ主人公モードを継続するなら、再起不能(?)なジャックに



「俺が兄さんのアゴになる!!」 


とか、宣言してみるとか


病院食は、烈先生の料理を口うつしで食べさせるんだ!! 

(それはバレンタインデー直前の感想で書くネタか?)