範馬刃牙
第126話「巨大な木場」

克巳、いきなりマッハ突きで勝負!!


・・・なんかどこかのトーナメントでも同じような事やってた気もしますし、
マッハ突き頼みの短期決戦は克巳にとって悪いジンクスがあるように思えます


しかし、今の克巳は己の甘さを乗り越えたある意味真・克巳です

言うならば、石川賢風グルグルおめめの克巳と言ったバージョンです


果たして克巳は因縁を乗り越え、いきなりマッハ突きを成功させられるのか!!?


もしこれで上手く言ったら味をしめちゃって、
『お坊サンバ!』のチワパンチ並にマッハ突きを多用するようになったりして


ページをめくるとピクルが過去に思いを馳せる回想シーン



そして久しぶりの生尻です


T−レックスの前で、トリケラトプスの前で、
時を超えた男はページをもまたいで尻を向けています

普通の回想シーンかと思えば、まさかの1Pを使った尻アップ×2ですよ

1撃目の衝撃が残っているうちに、さらに衝撃を与える
これを専門用語で「二重の極み。アッ―――!」と呼びます


ある意味山元梓のBIGポスター以上のサービスシーンを振りまきつつ、
ピクルが強き竜ばかりを屠り、餌にしていた様子が語られます



「(弱肉強食 絶対の法則
神が決定めた法律に一人反逆らい続けた
食糧は襲い来る強者のみ!!!
無法のただ中に課した唯一の法律
淡い矜持・・・・・・)」
 


生物なら、狩り易い獲物を選び、
なるべくリスクを減らしてリターンを得るのが常套です
わざわざ象を狩ろうとするライオンなどはいません

しかし、反逆のピクルーシュはそんな「弱肉強食」と言う神の法に逆らい続け、

戦士として己に襲い掛かってくるツワモノのみを相手にしていたようです



2億年の歴史を持つ誘い受けですね


いや、どちらかと言えば誘い攻めか?

恐竜にしてみれば、ある意味食虫植物みたいな存在だったのかもしれませんが


以前も、外見に騙されてうっかり襲い掛かっちゃったシベリア虎もいましたし


まぁ、それでも当時はピクルの戦闘力を感じ取れるような猛者なサウルスも多かったでしょうし、

ピクルが強肉強食の反逆を続けていたのは間違いないでしょう


もしかしたら、ピクルの先祖は、
タイムビームで過去にとばされた反逆者なのかもしれません

そのうち、進化の言葉『P.CRY.ED』とかでパワーアップするかもしれません(ねぇよ)


とにかく、それが餓死に繋がろうとも、泣くほど悔しい別れになろうとも、
常に強者のみを餌とするのが、ピクルが持つ唯一の法律なのです。無常矜持・・・・・・



「(そして現在 当時をそのままに
同じ構えをさせる強敵現る
戯れの時は終わったのだ
この小さな雄は
姿もそのままに
大きさもそのままに
いま―――巨大な牙をむいた・・・)」
 



相手をT−REX格と判断し、構えをとるピクル

過去と同じ構えですが、褌をはいているのが現代スタイルですね


・・・ほんと、誰がなんのためにはかせたんでしょうかこの褌。ある意味おぱんつオーパーツです


もしかしたら、これもペイン博士の実験なのかもしれません
相手がマッハでパンチを撃ってくるような怪物と聞き、パワーアップを考えたとか

きっとこの褌はスピード社製の褌だったりするのかな?

(どんだけハンドメイド感を大事にする会社なんだよ)


そしてこのピクルの構えに、別の連想をする男達がいます



「バキよ 見てみィ・・・
ピクルの構え・・・・・・」

「うん・・・・・・そっくりだ
範馬勇次郎と」
 


基本的にバキ君はパパ大好きなので、すぐ気づいてしまいます

最近は和解まで100巻以上かかった親子が有名になってますが、
数十巻に及ぶ確執がうやむやになりつつある親子ってのもレアだと思いますよ?


きっと、もしバキ君がTS(性別反転)したら、

口では父親を嫌ってるけど実はファザコンってキャラになるんでしょう

うん、そう考えるとなんか萌えて色々なものを許せる気がします(錯覚)



「(何があった!?
・・・・・・克巳さん
よくぞそこまでの撓やかさをッッ)」
 


バキがパイパイポンポイ撓やかになった克巳を褒めます

バキが彼女(元)とSAGAったら超強くなったように、
克巳も父親の影と向き合い、必死にもがいたら強くなったのです



自分で書いててなんですが、この一文読み返したら

どっちが主人公か分からなくなってゲシュタルト崩壊起こしかけました


バキ君も、ちゃんと父親と向き合ってみたらもうちょっと強くなれるかもよ?


ってーか、バキ君が余計な事言ったせいで、私の脳内に


メガネをかけたおジャ魔女カツミが生まれたんですけど


・・・実際、某烈海王ファンサイトでそう言う絵を見た事あるので、
リアルに想像できてしまい、今もちょっと半泣きなんですけど

この責任をどうとってくれるんでしょうか?(理不尽な要求)


まぁ、そろそろ「プリキュアは知ってるけど、おジャ魔女なんて知らん」
ってニュー・ジェネレーションもいそうなので、そろそろ話題を変えようと思います

いいよ、僕は後でみんなと「どれみと魔女をやめた魔女」の話をするから(するなよ)


烈海王もまた、ヒロインっぽく克巳の戦いを見守ります

そして、なんと郭海皇に解説役を要求します


流石ドーム決戦。贅沢な配役です
本部さんも裸足で逃げ出す(掛け声は「ひャいいいい」)采配です



「老師ッ いかがか!?
決定るのですかここでッ
ここまでの戦局ッ ピクルをどう見られました!!?」

「もし・・・・・・許されるものなら
儂ゃ・・・心臓を停止てしまいたいよ・・・・・・ッッ」
 



言葉の意味はわからんがとにかく凄い戦いだ!


郭海皇ですら緊張で心停止したくなるほどの緊張のようです
きっとグルメ漫画の解説役になったら、美味いものを喰うと心臓が止まったりするんでしょうね


まぁ、このお爺ちゃんは心臓止まってもほっとけば生き返るので問題は無さそうですが

いや、ピクル相手だったら、死んだふりしてもそのまま美味しくいただかれちゃうから駄目ですかね


そんな超緊張の中、克巳はピクルに向かって悠然と歩を進めます

限りなく自然体に近い構えを取る真・マッハ突きは機動性にも優れていそうです


そしてピクルの間合いに入り、ピクルが攻撃を仕掛けたところで



カウンター一閃! 真・マッハ突き発動!!



音速を超える衝撃波がピクルめがけて突き抜けます

と言うか、なんか閃光はなっちゃってます


ひょっとして、光速の域にまで高まってしまったのでしょうか?

まぁ、実際光速で動くと衝撃波でピクルどころかドームが吹っ飛ぶでしょうけど


この擬似光速拳に、ピクルはどう対応するのか!!?



「刹那 戦士の脳裏をよぎったものは
宿敵Tレックスの振るう鋼鉄の尾・・・・・・・・・!!!」
 



あ、ちょっとヤバイフラグたった


ピクルクラスの猛者となれば、かつて喰らった攻撃には耐性ができてしまいます



よく言われる、「聖闘士に同じ技は通用しない」理論です


このままでは、経験則によって真・マッハ突きの攻撃力は耐えられてしまいそうです
幕ノ内一歩のパンチを知った伊達がリカルド・マルチネスの連打に耐えられたのと同じ理屈です(そうか?)


はたして克巳は、今までピクルが味わった事のない衝撃を与える事ができるのか!?

ピクルに「あたい、こんなの初めて・・・」とか思わせるような一撃をお見舞いする事ができるのか!!?



まぁ、よくよく考えてみたら本家聖闘士もいつもトドメは流星拳なので大丈夫かもしれませんけど