チャンピオン13号に載っていた特別付録は、
ガッキーの袋とじグラビアでした
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顔は! 顔を殴るのはやめて! せめてフェイスガードをつけてからにして!!
(もうJAROから説教されても黙って項垂れて聞き流すぐらいしかできないぐらいの妄言だったような)
ともかく我らが愛するガッキー、板垣先生のメイキング秘話が載せられたフォトコミックが付録としてつきました
(ガッキーと言うか餓鬼と言うか修羅と言うか)
とりあえず、私もちょっくらJAROに怒られてきますんで、
最初、袋とじを開く前に最終ページをちょっとだけ見て、
「俺は毎週面白くなってんだぞ!!!」と読み間違え、
私に過度な期待を抱かせてしまった板垣先生も、ちょっと怒られて下さい(理不尽)
〜フォトコミック・板垣恵介激筆24〜
「明日のこの時刻までに・・・もし間に合わなければ・・・」
「(間に合わなければ・・・・・・?)」
「潰れる 秋田書店も 会社も」
「(いいじゃん オトせば)」
「――ぐらいの気持ちで臨まねェと
完成はおぼつかねェッ」
かれこれ3日徹夜してるだけあって、のっけから板垣先生はマックステンションです
問題は、それが徹夜しててもしてなくても変わらないって事ぐらいです
主人公よりよっぽどテンション高い作者ってのもどうなんだろう?(知らんよ)
そしてそんなヒートアップする板垣先生とは対照的に、
とてもCOOLなイタガキの王子様達。普段師匠の奇行を見慣れすぎてて、逆に落ち着いちゃってるんでしょう
そりゃ「くっつかない? 縮まない? あ・・・でしょ? それよりは今ある借金ですよ」
とか目次コメントで冷静すぎて逆に熱い台詞吐く漫画家が生まれたりしますよ
そして作画に入る板垣先生とスタッフの皆さん
ここでメイキングの様子を映してはいますが
実際は板垣先生の台詞と、後は家の外とか森の風景とか、
果ては『明日のジョー』の写真まで載せて、作業の様子はほとんど見せません
こんなところでも勢いだけで納得させる板垣手法を使わなくてもいいのに
結局、このメイキングシーンで分かったのは板垣先生が毎週白くなっている事と、
漫画を早く描くコツは「手を速く動かす!! 他にない」とかって
そのアドヴァイスで速く描ければ漫画家はみんな岸部露伴になれるような精神論だったり、
島本先生が炎尾燃役をやった実写燃えろペンや、
実写アゴなしゲンとオレ物語と方向性があまり変わりません
まぁ、あとこのメイキングで得た情報の目玉と言えば、板垣先生が行った
「残った4時間寝れるってか!?(はぁと)」
「それだけは絶対ないッッ」
「オッ・・・・・・あと20時間もすりゃ遊べんじゃん(はぁと)」
「もう4時間も経ったのかよッッ」
「あと12時間で遊べるッ 解放されるのだ(嬉)」
「半日しかねェェェ」
と、夢枕演出まで使っての一人ツン一人デレ行為でしょうか
字面通りの意味ではなく、毎週忙しそうだなぁと思えてくる仕事ぶりです
こんな事してればそのうち、ツンデ烈先生みたく
目の前に板垣先生が目指す板垣先生みたいな幻影が見えたりするんでしょうか?
うっかり間違って、板垣退助を出しちゃう事もあるかもしれません
そしてなんとか無事に脱稿し、白く燃え尽きる板垣先生
毎週毎週我々が読んでいるのは板垣先生が命を燃やして魅せる一瞬の煌きなのでしょう
普段のバキでこれだけ燃え尽きるなら、SAGAの時はいっそ透明なものだけが残ったんでしょうか?
たまに、うっかり白いままでネームに入ったりする事もあるんでしょうか?(カメレオンじゃねぇんだ)