エロばき
第一回『先へ・・・ッッ』
はい、何の因果かレビュー書くハメになりました
あと、エロいバキと言うことで、『エロばき』と名付けてみました
朝のコンビニで買ってみたんですけど
二件目で簡単に見つかっちゃったあたり
私の護身はまだ未完成のようです
記念すべき第一回のタイトルは『先へ・・・ッッ』
・・・進みたくないので、ひなた荘にでも逃げ込みたい気分です
まぁ、現実逃避しても仕方無いので
嫌な事はとっとと終わらせちゃいましょう
神に、いや、勇次郎に祈りながら
おっかなびっくりページをめくってみると・・・
巻頭カラーで
バキと梢江のディープキス
・・・板垣先生は偉大です
この巻頭カラー一つを持って
他の全てのエロ漫画を萎えさせました
もう『BLOODRAIN』程度では反応もしやしません
さらにカラーページをめくると
人体解剖図によるディープキス
なんか青白いオーラが飛び交ってます
そして、編集部入魂の気合いの入りまくったアオリ
『肉体を貫く電撃!』
はっきり言って致死量です
ドイルもこっちの電撃だったなら
10秒待たずに敗北してたでしょう
とりあえず、次のページの
カラーグラビアで一旦止まって
足りなかった覚悟を完了させましょう
私はすでに覚悟完了してたので、ノンストップでしたが
そして悪夢の本編
バキは思い切り梢江を抱きしめ
「きた・・・・・・・・・ッッ この日が・・・・・・・!!!」
「セックスの・・・・・・・・・・・・・・日・・・ッッ」
読者は決して待ってはいませんでしたがね
とにかく、二人はそのままディープキスに突入し
濃密な舌の絡みあいの描写に伴うバキの独白が入りますが・・・
はっきり言って
舌がリアルすぎてキショいです
エイケンに勝るとも劣らないものがあります
恐るべし、板垣先生、見習うな、松山
さらに、凄まじいのがバキの独白
「スゴイッッ
オレが入れた舌に・・・・・・ッッ
梢江が舌を絡ませてるッッ積極的にッッ
柔らかで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
温かくて・・・・・・・・・潤ってて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかも・・・・・・・・・・力強い・・・・・・ッッ
彼女もヤル気だッ」
つーか、今までの展開から言って
むしろ梢江ちゃんの方がヤル気なのでは?
そのためにバキの寝所に潜り込んだり
花山さんに喧嘩売ったりしたんですから
糸を引きながら離れる二人の唇
汗だくになりながら息を切らす二人
そしてバキは涙目の梢江を見て、こう思う
「なんて・・・・・・可愛いッッ」
まぁ、アレですね
キモカワって奴ですよ
ダンシングベイビーみたいに
気持ち悪いのが可愛いって奴ですよ
少なくとも私はダンシングベイビー大嫌いでしたが
しかし、バキは違います
そんな梢江のキモカワに欲情し
再び『ビチュッ{凄い効果音だ}』とキスし
今度はすぐに{無理矢理}唇を引き剥がしてから
「先へ・・・ッッ
もっと先へ・・・ッッ」
と、独白しながら
梢江ちゃんの首筋を舐める
そして舐めながら感じる、梢江の芳香
バキ曰く
「アア〜〜スゴいッッ
スゴくいい芳いだッッ」
バキは嗅覚までイカレてるんでしょうか?
それとも、香りは顔の良さに反比例するのでしょうか?
そんなバキを梢江が言葉で制します
「バキくん・・・・・・・・・・・・
ま・・・・・・待って・・・」
悶えながらの台詞ですが
表情がちっとも色っぽくありません
むしろ悪い病気{梅毒}にかかってるみたいです
お願いだからもうこのまま止めて
そう心から願いながらページをめくると
「服・・・・・・脱ご・・・」
ショックを受けるバキ
別の種類のショックを受け
そのまま死んでしまいそうな読者
その言葉を聞き
ブルブルと震えだすバキ
そして、弾かれたように
服を乱暴に脱ぎ捨てるバキ
そして、パンツ一丁になったバキは
イチモツを滾らせながら、梢江に言い放つ
「君もだ」
そして眼を瞑り
バキに背を向けて
ゆっくりと服を脱ぎだす梢江
その姿に釘付けにされるバキの視線
上着を脱ぎ、梢江が純白のパンツを見せると
バキのパンツが『じわ・・・・・・』と濡れてしまう
我らの主人公は、色んな意味で先走りすぎです
そして、ついにブラジャーを取り
乳房を露にしてバキに向ける梢江
「き・・・・・・・・・ッッッ
メチャクチャきれいだ〜〜ッッ」
『キリ・・・』と歯を食いしばるバキ
確かに美しい、キメ細かな白い肌です
パッと見た時、私は正直にそう思いました
藤田和日郎、安西信行両先生曰く
『女性の胸とは金粉をまきながら飛翔する聖なる翼』
肉体を美しく描く、板垣先生ならではの
ギリシア彫刻のように芸術的な美しさを持つ見事な乳房です
では、ここで皆様に問題です
リカちゃん人形に
ミノカサゴの頭をつけたら
何ができあがるでしょうか?
想像できましたか?
それをちょっと応用すれば
梢江ちゃんの裸も想像できます
読んでない人はそれを参考にして下さい
しかし、そこは主人公
バケモノなんかにはひるみません
むしろ、勢い良く始めの一歩を踏み出します
しかし、それを「待って」と精する梢江、止まるバキ
「もっと・・・よく見せて・・・
・・・・・・・・・下も・・・」
「下・・・・・・?ッッ」
梢江が何を言いたいのか
バキも私も理解できませんでした
しかし、お構いなしに言葉を続ける梢江
「脱ぐわ・・・・・・・・・」
そう言って
おもむろに下着を脱ぎ
アンダーヘアを露出させる梢江
それを見て、バキは己の判断の甘さを自責します
「バ・・・・・・・・・ッ
バカ 俺も・・・・・・・・・ッッ」
そう心の中で叫び
自分のパンツを引き裂くバキ
何も破らんでも
なんでこの男は、こうも
童貞臭がプンプンなんでしょうか?
ヤリたいという意識を全面に出しすぎです
女を口説く時、もっとも失敗し易いパターンです
少なくとも、勇次郎は違いました
なんせ、初体験でレイプした猛者です
こんなヘタレとは心構えからして違います
まぁ、バキが梢江ちゃんレイプするってのも
勇次郎の敗北ぐらい見たくは無いシーンですが
そして見開きでお互いの裸体を見せ合う二人
ギンギンにおっ勃っているバキのナニが凄く嫌
「お互いが・・・・・・・・・・・・」
「うん・・・・・・お互いが・・・
どんな身体をしているのか・・・・・・・・・・・・・・・・・
よく見せ合お・・・」
見せ合うのは構いませんが
読者にまで見せつけるのは如何な物か
バキの輝くボディを見るのならまだしも
梢江ちゃんの裸は、目の柳龍光です
ところで、なんかさっきから
梢江ちゃんがリードしてますよね
そんなに彼女はヤル気満々なのでしょうか?
愚問でしたね
梢江ちゃんの暴走は止まりません
徹底的にバキを視姦します
「こんなにキレイなものだったの・・・・・・
肌が・・・・・・・・・・・・光ってる・・・」
梢江ちゃんは
バキの輝くボディを見て
興奮しっぱなしのようです
そして、ついに梢江ちゃんの視線は
バキの雄々しいイチモツに注がれます
「これが・・・!!
バキくんの・・・
想像とずいぶん違う・・・・・・・・・・・・
けど・・・・・・
愛しい・・・」
ボカシで何が何やらわかりませんが
梢江ちゃんの想像とバキのイチモツは違ったようです
考えてたよりも貧相だったんですかね?
それで、あまりのイチモツの可愛さに「愛しい・・・」と
しかし、バキのイチモツは
そそりかえってヘソまで届きそうです
これは結構立派なうちに入るんじゃないでしょうか?
それとも、まさか梢江ちゃんは
シコルスキーのイチモツを確認済みで
それとバキのイチモツを比較したのでしょうか?
と言う事は、梢江ちゃんはすでにシコルに処女を奪われており
それを知って怒り狂ったバキがシコルスキーをぶち殺しに行くという
昔YSで連載されていた『カケル』を彷彿とさせる展開になるのでしょうか?
まぁ、少なくとも
某アイドルにクリソツな
葵ちゃんの方が遥かに萌えましたが・・・
無いモノねだりをしても仕方ありません
とりあえず、同じく興奮しているバキが梢江に言います
「梢江・・・・・・・・・・・・
近付いて・・・・・・・・・・・・」
裸のバキと梢江が近付くという行為
物質と反物質を近づける行為と似る
連中が近付くということはそれほど危険ということだ
しかし、二人は触れ合ってしまう
バキは梢江の乳房の中央に手を置き
梢江はバキの左胸にその手を添えた
そして第一回目の物語はひとまずの終わりを迎える・・・
編集部のアオリ曰く
『感じ合う互いの鼓動、
そして・・・もっと先へ!!』
・・・まだこれ以上先があると言うのか!!
これ以上読み進めるのならば
我々は死に際の集中力を
身に付ける事が出来るかもしれません
まぁ、その間に何人がEDになるかは知りませんが
もし、コレを読んだ後に
不能になってしまった方がいれば
板垣先生を訴えてみるといいかもしれません
絶対勝てますから
たとえ80過ぎの爺様でも
弁護士がよっぽど無能で無ければ
勝訴はまず間違い無いと断言いたします
まぁ、良識あるバキファンならば、そんな女々しい真似はせずに
むしろコレを読んで不能を治すぐらいの気概を見せて欲しいものです
それでは、また次回
私が逃げていなければまたお会いしましょう