ダイエット日記第四回
〜相方紹介〜
(樫の木おじさん)……不死身で性格クズの妖怪と言う悪役以外の何者も似合わない大馬鹿者。得意なギャンブルはくじ引き。駆け引きにはとことん弱いけど、異常に悪運が強い。対戦相手にしてみればとことん嫌な奴
(桜邪)……当日記の最前線(フロントライン)にして最終防衛線(デッドライン)に立つ者。今日も最低限の筋を通すため、暴力で秩序を保っている。得意なギャンブルはカードゲーム。大勝はしないけど大敗もせずに程よく勝ち逃げするのが必勝パターン。ちょくちょく命をチップにして小銭を稼ぐろくでなし

「さて、恒例のダイエット日記です。今回のテーマは『運動』という事で、大吉さんがした運動について振り返ってみようかと思います。と、言うワケでせっかくですからここは一つみんなで運動でもしてみませんか? 汗かくのって、気持ちいいですよ♪」
「動いたら負けかなと思っている」

「俺、頭脳労働専門のホワイトカラーだからさ。無駄に体力浪費するのは百害あって一利なしだと思うワケ。別にまったく動かないとは言ってないよ。適度な運動は必要だと思うしさ。でも「適度」ってのには個人差があるよな? それを画一化して押し付けるのは個人の人権を無視したエセ平等というか個々の能力差を考えない無能の思考だよ。そもそも・・・」

「翔穹操弾でもぶち込んであげましょうか貴方達」
「(無視して)そういやさぁ、もうあるある大辞典が終わってからもう一年半だよねぇ」

「そうだなー。ぶっちゃけ、お前のダイエット知識って『あるある大辞典』頼りだったから捏造発覚して困ったんじゃね?」
「べ〜っつに〜。やっぱり、こういうのって杜王町の人達も言ってるけど『鰯の頭も信心』って感じのものだし。効いたら儲けものって感じで試すのが本道で、効かなかったから怒るとかって筋違いだと思うのよ。「あるある大辞典」がきっかけで食べ始めた納豆は未だに毎日食べてるし。血圧はほんとに下がったしね。大体、食べ物なんてバランスよく食べればそうそう不健康にはならないものだしね♪」

「それ、私が前に言った・・・」

「(ガン無視)大吉はほんといい事言うよなぁ☆ まぁ、俺が教えたんだけども」
「とりあえず食生活のまとめとして、私はこの一年ちょいで野菜中心の食生活になったのが大きいと思うな\(^_^)/」

「喰い過ぎなければいいんだよ。少し腹に溜まってれば満足できるように慣らしておけば。一日の摂取カロリー量や、摂取した栄養の種類を考え、バランスに気をつけてれば少なくとも健康を損なう事はない」
「食べ過ぎないようにってのは特にそう思ったね。アニメ見ながら喰ってれば味気ない食事にも不満は無くなるし、お腹すいてても好きな事やってりゃ特にストレスも無いし。それに、夜食べ過ぎると眠くなるから。ある程度空腹な方が夜は作業し易いしね」

「特にお前、夜に更新作業しねぇと休日しか更新無くなるからな」
「あはは、こりゃ痛いとこ突かれたよ♪ でも、趣味を優先する上で『少食』ってのは避けられない事態だとしみじみ思ったよ。まず少食化ありき。その中で、いかに栄養を確保するかと考えた事が結局ダイエットに繋がった・・・面白いものだね」

「人の縁もそうだが、世の中ってのは「繋がり」に面白さを感じるものなんだよ。・・・なんかまとめっぽくなったな」
「だね。じゃあキリもいいし、今日のテーマでもある『食生活編〜まとめ〜』はこの辺にして・・・ラーメンでも食べに行こっか☆」

「わははこいつぅ! それじゃ元の木阿弥だろっての。蕎麦ぐらいにし・と・け・よ!」
「あちゃあ、こりゃ一本取られたなぁ・・・・・ってところではい、撤収〜。お疲れ様でした〜」

「乙〜\(^o^)/」

「・・・・・・貴方達が仲良くしてるのを見ると凄く胸がムカムカするのはなんででしょうね?」
「・・・そんなさらっとツンデレ反応されても困るなぁ。正直お前は私にとって永遠の非攻略対象ヒロインだと言う事をいい加減理解してほしい。あと、いきなりツインテールにするなよ。キャラと年齢にマッチしていないツインテールは凄まじく痛いというのが私見だから。君、たまに空気読めないからさ。一応忠告しておくよ」

「おいおい、いくら自分の不人気を自覚したからって今さらキャラチェンジか? キャラなり似非ツンデレ馬鹿娘か? 落ち目の奴はこれだから見てて悲しくなるね。つくづくお前も落ちたもんだな。昔のお前なら、そんな男に媚びるような安い真似は絶対にしなかったはずなのに・・・小銭が欲しいなら恵んでやるよ。だから二度と俺の前に顔を見せないでもらえるかな? さよなら桜邪。プライドの高いお前が好きだったよ・・・」

「・・・説明しま〜す。この勝負、お二人がこのビル(?)から脱出!! または私がそれを阻止・無力化した時点で勝敗を決します!! 開始は今から一分後!! それ以外いっさいのルールはございません!!」
「・・・樫の木おじさん、協力しよう。二人で無事に生き延びるんだ」(樫の木おじさんの方を振り向きもせずに疾走)

「お前・・・嘘つきだなっ!」(追走)
「ついてくんな腐れ樫の木ぃ! 私が逃げてる間お前が犠牲になれ! どうせ死なないだろあんた!!」(脱兎)

「テメェが死ねや大吉ぃ! 管理人だったら率先して死んで相方を守れ! お前さえ死ねば桜邪の怒りも緩むはずだ! だって俺はなんにも悪いことしてないから!!」(何故か同じ方向に脱兎)

「では、ワンピースっぽく戦闘シーンの合間に回想編でも仕込んでみますかね」
〜過去〜

「せっかくのダイエットなんですから体の一つも動かすべきです」
「動く。腹減る。飯食う。太る。これ、我らの神の教え。我らは我らの神に従う。白人の神々の僕よ、我らに関わるな」

「頭の皮剥いでコヨーテの餌にしますよ?
・・・前回、代謝がどうこうって話しましたよね? 代謝改善には運動がうってつけなんですよ」
「つってもなぁ、運動する時間なんてそうそう取れるものでもなしに・・・あっ、そろそろ会社だから僕行かなくちゃ。ザ・グッバイ!」

「・・・行ってらっしゃい。電車とバスを乗り継いでの通勤、ご苦労様です」
「・・・?(妙にあっさり送り出してくれたなぁ? ようやく管理人を立てるのが相方の仕事だって理解したのかな?)」(家を出て去っていく)

「・・・・・・首尾は?」

「上々。ちゃんと片道分だけ残した」

「フフフ、大吉さん・・・相方の仕事ってのは管理人を徹底的に追い込んでキッチリ詰ませる事なんですよ・・・」
〜その夜〜
(トゥルルルル・・・トゥルルルル・・・トゥルルルル・・・)

「はいもしもし、ボスですか? こちらドッピオ」
「もしもし、私大吉。今、会社の前にいるの」

「都市伝説の妖怪ですか貴方は。いいからとっとと帰ってきなさい。一々経過なんて説明しなくていいんですよ。間違った萌えキャラじゃないんですから」
「もしもし、私大吉。今、帰りのバス代が無いの」

「そりゃそうでしょう。朝、樫の木さんにギらせましたから。駄目ですよ〜、ちゃんと相手が不自然な行動取ったら疑わないと。樫の木さんにも何も説明してませんでしたが、当然のように気付いて動いてくれましたよ?」
「管理人ハメる時だけ泥門デビルバッツ並のチームプレイ見せるよなお前ら。で? 俺はどうやって帰ればいいのカナ? いいのカナ?」

「立って歩け。前へ進め。貴方には立派な足がついてるじゃないですか」
「第二次大戦中のドイツに送り込んでやろうか貴様。つーか駅まで歩いて30分以上かかるんですけど!? お仕事終わって疲れたんですけど!!?」

「散歩って脳にもいいんですよ。更新のネタとか考えるのに最適です♪」
「・・・夏は暑いし冬は寒いです」

「夜ですから、夏は涼しいですよ。冬には手袋とコートを支給します。給料日にはビールを振舞いましょう・・・!」
「まぁ地下王国作りよりはマシだよね。分かったよ。歩いて帰ればいいんだろ帰れば!!」

「走って帰るぐらいの自由は差し上げますよ? バス代も節約できるし身体と脳の健康にもいい。いい事尽くめです♪」
「最近ようやく理解した。お前の笑顔は精神衛生に大変よろしくない。それじゃな」

「晩御飯は早めに済まして下さいね〜。まぁ、ゆで卵とカロリーメイトなんでよく噛んでも10分ぐらいでチャージできるでしょうけど」
〜帰宅〜
「桜邪はどこだあああああ!!」

「こち亀の大原部長かお前は。まだオチには早いぞ。あと、桜邪はさっき準備があるとかでお前の部屋に行った」
「なるほど。そこが奴の墓か」

「待て大吉。お前、丸腰で奴に挑むつもりか?」
「・・・たとえ不利でも男には殺らねばならぬ奴がいるのだ」

「その意気やよし! ならば俺がお前に「剣」をくれてやろう! これを使え大吉!!」
「こ、これは・・・! このゴムのような質感で中央が取っ手のようになっているこの「剣」は!」

「こいつは大吉のために生まれたこの世にたった一本の剣だ・・・したがってその名前は・・・ ”ダイ吉の剣”以外に考えられない・・・!」
「じゃなくてさ。これ、ボディブレードじゃん? 高校の頃にダイエットで使ってたよ。母親がエアロバイクと一緒に買って、使わなくなったからワシにくれた奴。あと、多分日本中で何千本も出回ったと思うよ」

「だからお前の部屋で埃被ってたんだよ。あと、戦士にはいい「馬」が必要だ。整備しておいてやった」
「だからさっきも言ったけど、これエアロバイクじゃね? そろそろ10年ぐらい経つある意味アンティークだ」

「ロデオマシンの方が良かったか?」
「なんで家中の「使われなくなったもの」は私の部屋に集められるんだ? つーかどうせ使わなくなるなら買うなよ母様。枕だけでも5個、布団が二組あるんだぞ私の部屋」

「お前はそれで脳内二次元嫁と同棲してる気分に浸ってるんだからお互い様だろ。むしろ家中の夢がお前の部屋に集まってると思え。夢の部屋だ。読まれなくなった漫画、遊ばれなくなったゲーム、見られなくなったビデオ・・・その全てがお前の部屋にある」
「トムさん、俺もそんな部屋を作ってみてぇ・・・って、ほっとけ。そういった趣味の産物部屋に入れるために机や洋服ダンスすら手放してんだこっちは」

「お前は機能性の追及以外にも目を向けるべきだと思うんだ」
「ともかく馬も剣も手に入った・・・後はなんだ!」

「そうだな。せっかくだからダイエットサプリでも飲んでおけ。お前の母親が例によってしこたま買い込んでるから」
「うむ、勝負の前にはドーピング。ジャックハンマーもやっていた勝負者の嗜みだな」

「(そりゃ負けフラグだよ)まぁ・・・頑張ってこい」
「つーかさ・・・・・・あんたも人の財布ギってくれたよな?」

「・・・・・・勇者よ。過去の憎しみに縛られて闘ってはならぬ・・・赦すのだ・・・」
「ウルセェェェェェェェェ! くらえ最悪樫の木! 新必殺音速火炎斬!!」

「くるな大吉イイ! オレは実は一回刺されただけで死ぬぞオオ!」
「五月蝿いお前がそんなもんで死ぬか」(ザクッ ザクッ ザクッ)

「グアアアアアア」
「やった・・・ついに樫の木おじさんを倒したぞ・・・これで桜邪のいる私の部屋の扉が開かれる!!」

「よく来ましたね大吉マスター21さん・・・待っていましたよ・・・」
「こ・・・ここが私の部屋だったのか・・・! 感じる・・・桜邪の魔力を・・・」

「大吉さん・・・戦う前に一つ言っておくことがあります。貴方はダイエットをするのに毎日の運動が必要だと思っているようですが・・・別になくても痩せられます」
「な 何だって!?」

「そして貴方の体型はやせてきたのでムリな運動よりもお腹すかせすぎて大食いにならないようにプログラムを変更しました。あとは私を倒すだけですねクックック・・・」
「フ・・・上等だ・・・私も一つ言っておくことがある。この私に二人の妹がいるような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」

「そうですか
・・・・・・・・・・・・現実から目をそむけると後が辛いですよ?」
(聞こえてない振り)「ウオオオいくぞオオオ!」

「さあ来なさい大吉さん!」
大吉のダイエットが世界を救うと信じて・・・!
ご愛読ありがとうございました!
〜現代〜

「・・・・・・と、いうお話だったんですよ・・・」(本を閉じる)
「それはお婆さんの役回りだと思うが。つーか打ち切りパターン2連続かよオイ」

「どうせだったらお前が負けてヤられて殺されて、実は夢オチだったとかってすれば良かったんじゃね? いや、その展開なら夢じゃなくてもいいんだけど」

「あっ、やっぱり鬼ごっこ続けた方が良かったですか?
なんでしたら、新薬『ロデム』を摂取して追いかけますけど?」

「(・・・あれ? これってもしかして俺やられ役? 流れ的に・・・この日記の)」
「え〜と、軽くエアロバイクこいで身体あっためてからボディブレード振って、また時間の続く限りエアロバイクでよろしいんですよね?」

「ええ。有酸素運動中心のメニューです。腹筋もちゃんと鍛えないとお腹周りが細りませんから気をつけて下さいね」(樫の木おじさんに暴力を行使しながら)

「夜運動したらちゃんと風呂入ってストレッチすんの欠かすなよ。筋肉が緊張したままだと寝つきが悪くなるかr・・・ギャアアアアアアア!!」(桜邪に暴力を行使されながら)

「まぁ、その辺の細かい事はまた次回に触れてみますか。とりあえず今日はこのぐらいにしといてあげます」
「では、私はこの辺で・・・・・・ところで、一つ質問があるのですが」

「はい、なんでしょう?」
「この首吊り台はなんですか? しかも2台ありますが」

「粛清用」
「だからなんで!? 過去編もはさんでうやむやになった事だし、私はお前に殺されるような罪を犯した覚えは無いぞ!!?」

「・・・だって、大吉さん。このダイエット日記書き始めてからちょっとわりとかなり大分・・・リバウンドしましたよね?」
「ですよねー。じゃ、軽く吊ってますんで
蘇生が手遅れになる前に降ろして下さいね」

「おやおや さっきからすっかりと悟ったような佇まいだねぇ・・・・・・気に入らないよ」

「そこ、安全圏に逃げ込もうとしない。当然貴方も連帯責任です。あと、ついでに言えば・・・・・・私が一昨日の事に気づかなかったと思ってるんですか? 貴方が今月の生活費を・・・」

(人間体に変化中)「首吊りって苦しいから嫌なんだけどなぁ・・・」

「・・・こういう時って、大概潔いですよね貴方達。まぁ、そこであっさり死なれても私的に面白くないですし、反省の意志はあるようですので・・・どうです? 今から私、軽くプールへ泳ぎに行こうかと思うんですけど。一緒についてきていい汗流したいって言うなら助けてあげてもいいですよ? ほら、新しい水着も買った事ですし」
「(・・・・・・プール・・・だと・・・そ・・・そんな所で)
う”う”〜〜〜そっ そんな所で 俺はっ 運動などできるか!! くそぉ〜〜動きたくない〜」(縄に全体重をかけながら)

「・・・死を選ぶほど動きたくありませんかこの火間虫入道は」

「ふ・・・ふざけっ・・・・るな 何だそれは 今さら 醜態を・・・さら・・・すな」(縄に全体重をかけながら)

「その醜態ってのは大吉さんの事ですか? それとも私の水着姿の事言ってんですか? 死んで黙ろうとしても、MRI捜査で脳みその中身調べつくして真実を見極めますからね?」

「だってお前が水着になると胸の薄さばかりが強調されてぎゃあ――」(あまりに酷い暴力を行使されている様子)

「・・・・・・・・・死なせませんよ怪物のままは せめて人として・・・ね」
「・・・・・・桜邪さん、泣いてるの・・・?」

「・・・あの人、私と泳ぎに行く時は、決まって巨乳に変化するんですよねぇ・・・」
「・・・プールでの運動は、膝にも負担がかからないし全身運動だからね。しかも、低い水温に長時間つかる事で体内で熱を作ろうと脂肪を燃焼させ易くなるから、ダイエットには水泳ほど適した運動は無いんですよね?」

「・・・えぇ、そうですよ・・・では、二人だけでも行きますか・・・プールへ・・・」
「だが断る」

「ですよねー。なんとなくそうくる流れだと思ってましたよド畜生」
「この大吉マスター21が最も好きな事の一つは、自分で貧乳だと思ってる相方に「YES」と肯定してやる事だ・・・
それに、私のダイエット法では水泳をするためにわざわざプールへ行く事ができない大きな理由があるのだ!!
その理由とは!? 大吉式ダイエットの欠点とは!!?
いつもマンネリ気味でオチがグダグダになると言うこの日記の弱点を逆手に取った怒涛の急展開で次回に引き!
こ、これですよ桜邪さん! どうですか? これなら桜邪嫌いのお客様にも目新しいオチを求めるお客様にもご満足いただける、見事な流れになったと思うのですが!!?」

「・・・・・・」(無言で自分に注射器を刺す)
「引っこめロデム!! お・・・桜邪―――ッ!!」

「・・・・・・大吉さん、本当の所私の事をどう思ってらっしゃいますか?」
「・・・・・・貴方は桜邪 誇り高い梁山泊の第2相方・・・そして、幸せな私の相方さん。あと、ナイスバディでエロ可愛くて、嘘でも褒める言葉がもう見つからないけどとにかく凄い人です」

「――貴方は・・・」(拳をおおきく振りかぶってる)

「嘘つき」(巻き込まれたくないので遠めに見てる)
「だねっ!」(諦めて走馬灯を見ている)
ドゴオオオオオン!!

「・・・大吉さん 自分がどんな管理人に当たるかなんてギャンブルみたいなもんですけど、このギャンブルの勝敗は自分次第で変えられます。私は強くなりますよ・・・・・・」

「・・・・・・・・・」
「・・・・・・なんか言う事は?」

「え? やだよ。そしたら俺やられ役じゃん? 『嘘喰い』の流れ的に」(桜邪と一緒に去ろうとする)
(樫の木おじさんを引きとめながら)「てっ、てめぇちょっ、ちょ待てよ!! オチがねーとやべーんだよ!! それにてめー自分の管理人見捨てんのかよーそれでも相方かー?」

「ちょっ お・・・桜邪。こ・・・この日記に暴力行為禁止のルールは?」

「いーえ ありませんよ樫の木さん」

「そうか」(電光石火のアッパーカット)
ガゴッ!
「ギャッ!!」

「・・・オチのグダグダよりも、ダイエット日記でこんなに特定の漫画に対するパロディが多い方に問題があると思うんですけどねぇ」

「で、次回はこの馬鹿がダイエット運動中なのに引きこもってた理由が明らかになるけど、別に心からどうでもいいので商店街の福引程度にお楽しみに〜」
「目標体重・・・あなたは変わらず遠い所にいる・・・でも・・・遠くはあるけど見えている・・・それは確かです 今はそれで十分です 今・・・は・・・」
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