徒然なるままに。



「んじゃ、ATAさんは『おやすみなさい』、私は『牛』、B.Bさんになんか一つって事で、三題モノで一つ」

「まー、B.Bさんをウムを言わさず巻き込む、そんな感じで」



始まりはそんな具合でした。

その後、B.Bさんは「半分」を出題。

それぞれ活動に入りました……が、ATAは一向に筆が進みませんでした。


ちゅうことで、「奈良オフ会完全版出してお茶濁そう」って逃げに走ります。

ちょっとATAさんは別のことで燃えてますので、SSどころじゃなくなっています。


んじゃ、回想開始。



オフ会初日。


「あー、大吉遅いなー」

ATAは大吉を待って2時間駅にいました。

気が付けば、携帯に8件近く着信記録が。

そういや、登録外の電話は着信拒否にしてるんです。


解除すると、大吉から電話。


「今改札にいます! 携帯の電池無いから早く来て!

(…充電してから来いよ)


そう思いつつ、大吉発見。相変わらず巨大です。


どういう流れだったか、そのまま大吉は「それを言うならウルトラマンは毎回飛ぶたびに死にますよ!」とか言ってた。

声がデカイので非常に恥ずかしかったです。

いや、そのうち麻痺して俺も大声で狂ったこと抜かしてましたけど。

そのまま、俺の実家の近所の駅へ到着。


さらに歩いて奈良の町を散策しながら実家へ行きます。

「うわぁ、最高ですねぇ」

と、かつて日本一汚いと言われた大和川を眺めながら大吉は感動してました。

そう言われると見慣れてるせいか、良い景色のような気もします。

汚い河でも風情があるのです。


そのまま、歩きながら「夏影」や「鳥の詩」を聞かせながら実家に向かいます。

お互い、AIRを見た直後だったので泣きそうになりました。

夏という時間は不思議な気持ちにさせてくれるのです。

そのまま、田舎道を歩き、佳乃が居そうな(どっちかというと映画版のAIR)っぽい神社を歩き、到着。

到着すると、東方関連の同人誌を大吉に見せて洗脳開始。


その後、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」を鑑賞します。


観賞後、二人で、「ホワットイズディス!!」とか叫んでいました。


飯食いに行こうということになったとき、マサキンから電話。

「大吉居る?」

「居るよー」


大吉とマサキン、電話し合ってます。

大吉から携帯を渡されると、マサキンから「大吉に腹巻きだけで寝るようにいっといてな」とか言われます。

二人で悶絶してました。


その後、お好み焼き屋で食べ食べします。

関西のお好み焼きを好んでくれて非常に嬉しかったのを覚えています。

そして、先ほども浸かっていた温泉へ行きます。

駐車場にあるゴジラに向かって「汐たんのオマンコめりめりファック!」とか叫んでました、大吉が。

ATAも「お兄ちゃん、僕イっっちゃうう!!」とか言ってました。

この国は駄目であります。




夜、「IZO」を観たのですが、途中で大吉が寝ました。


仕方ないので、俺も寝ると、大吉が「お岩さま、お慕いしておりました…」と俺を襲います。



「やめよ宅悦!!」

「いいじゃありませんかお岩さま」

「ああ…っ、伊右衛門さま…っ」



…まぁ、嘘なんですけどが。

普通に、「おやすみなさい」って寝ました。

さて、次の日は京都で川下りです。



オフ会2日目。



起きて京都へ出発。

車の中で「萌えシチュ合戦」やらやっていると、神様の天罰なのか大雨。

「この雨では無理かなー?」

と、俺が言うと。



「ナニ言ってるんですか! きっと船長さんに『頼むよ! 船長、俺たち、どうしても船に乗りてぇんだ!』っていうと乗せてくれますって!!」


「『ふっ、坊主達の熱い目にやられちまったぜ、野郎ども! 船を出せ!』ってか?」


「『おかしら! 無理だ、しんじまうよ!』と来て『馬鹿野郎! 来たくない奴は来るな! 俺は行く!』『おかしら…俺もついていくぜ!!』」

「『ああ、お頭がーー!!』『オマエラ…船の旅…楽しかった…か?(ガク)』」

「『おかしらー!!』」


その場に盗聴器があって録音でもされてたら俺はきっと自殺してます。

いつか死ねると良いね。



その後、船は出るに出たのですが、道に迷いまくったので最終便だった様子。

因みに、大吉は船着き場へのバスで支払いにもたついて、「もう払わなくてええよ!」と降ろされたそうです。

俺は先に出ていたので、知りません。

「なんで、『金はねぇ、殴ってくれ』とか言わなかったの?」

とか、無茶行ってました。


舟の旅。



雨が一層、現世と幽世を一緒にしていきます。

楽しい楽しい船の旅です。

いつか小説のネタにしたいなー。

そう思って書いたのが「プラート号」であるわけですが。

それは兎も角、2時間近くの旅は楽しく終わります。


舟の旅は楽しかったのですが、帰りのトロッコ電車がありません。げろげろ。

仕方ないので、普通電車で帰りますが、其処でも狂ったこと言い合ってたと思います。

んで、駅で降りるも、駐車場が閉められようとしていました。

慌てて車に乗り込み、とっとと帰ります。

帰りの車の中、「萌えシチュ合戦」を繰り返します。



「もう、お姉ちゃんが毎日おちんちんの介護しちゃうゾ」

「私じゃ…先輩の代わりになりませんか?」

「ケンちゃん…ケンちゃん! 目を開けてよぉ!」

「ケンちゃん、私ね、もうすぐ目が見えなくなるらしいんだ」

「おい、ケンジ。…母さんのこと、話してくれよ」

「ケンジ! おいケンジってば! …いやだよ…パパ、一人はイヤだよぉっっ!」



…京極堂、僕は狂ってなんか居ない!


そして、大吉が例の「これが最後の魔法ですっ、ちゅっ」を言いました。

本気で事故りかけました、あの時ばかりは。

さすがはジョーカーの笑顔を持つ男。

あなどれません。


その時、マサキンからメール。


「今から在ること無いことチャットで書くから」


二人で携帯でチャットをROM。

内容は忘れましたが、その途中どうやって帰ったかも忘れました。

…俺、どうやって運転してたんでしょうか?

兎も角、大吉と俺が懇ろになってるっていう感じの内容なのは覚えています。



家に帰り、さすがに疲れましたが「シザーハンズ」と「サウスパーク無修正映画版」を観ます。

この取り合わせの時点で狂っています。

シザーハンズでお互い涙ぐんでました。ティム・バートンマンセイ。

サウスパークで大吉は寝そうになりました(主にサダム・フセインが出てくるトコ)。トレイ&マットマンセイ。


その後、寝ました。

チャットで書かれたことは何一つありませんでした。



オフ会、3日目。


11時頃に家を出発。

今日は吉野の温泉へ向かいます。

超秘湯な温泉なので良いトコなんですけど、片道3時間かかるので滅多に行けません。

が、その前に吉野山で遊ぶことにします。

吉野葛を美味しく頂き、柿の葉寿司を一緒に食べ食べしました。

俺が奈良でも屈指の名湯と思う入之波温泉湯元「山鳩湯」へ行きます。

定休日でした。


…仕方ないので、隣の五色湯へ移動。

其処で俺の股汁(風呂桶に俺の玉を浸けた湯)をかけてやったり、景色を楽しみました。

取りあえず、股汁を避ける大吉はさすがは元剣道部(関係ねぇよ)。

「それをかけたらマジで怒るぞ」とか甲高い声で言い出したので、止めました。ちぇっ。


そのまま萌えシチュ合戦しながら下山。


の際に、大吉が窓から手を出しています。


「なにしてんの?」

「ふふふ、知らないのか? 高速で走る時に窓から手を出すとな…乳の感触がするんだよ!

「貴様…それで2次元乳を疑似体験してるのか!?」

「ああ…おっぱいサイコー…」

「おっぱい! おっぱい!」

「おっぱい! おっぱい!」

「おっぱい! おっぱい!」

「おっぱい! おっぱい!」

「けーねのおっぱい! けーねのおっぱい!」

「けーねのおっぱい! けーねのおっぱい!」

「おっぱい! おっぱい!」

「おっぱい! おっぱい!」

「銀さまおっぱい! 銀さまおっぱい!」

「銀さまおっぱい! 銀さまおっぱい!」

「おっぱい! おっぱい!」

「おっぱい! おっぱい!」

「咲夜さんのおっぱい! 咲夜さんのおっぱい!」

「咲夜さんのおっぱい! 咲夜さんのおっぱい!」

「おっぱい! おっぱい!」

「おっぱい! おっぱい!」





よく猪狩りの猟師さんに撃たれれなかったものです。



家に帰るとそのまま死ぬように寝たような。

のそのそと起きだし、カラオケへ直行。

「ママが僕を捨ててパパが僕をおかした日」とか「発狂チャンネル」歌ってスッキリ。

因みに、後日談となりますが後にマサキンに「カリガリ好きは病んでる人が多い」と言われました。

見事に病んでます、俺。

「葛飾ラプソディー」とか「アイアンリーガー 限りなき使命」やら「君色思い」やらを歌ったりしまして、

しかして後半疲れて二人ともぐだぐだになってまして。

半分寝ながら歌っていましたが、俺の「ジェリクルソング」と「オペラ座の怪人」を歌ってシメ。


半分寝ながら運転して帰りました。



その夜、とうとう大吉が野生の牙をむき出しに俺を襲ってきました。




以下、「銀の華」を読みながら想像しておいてください。


田亀先生の世界が繰り広げられました。



オフ会4日目。


起床。

これで大吉ともお別れです。さようなら、大吉。愛しい人…(ぽっ)。



が、その前に「アイアン・ジャイアント」を観て行ってもらわんことには返すわけにはいきまへん。

アイアン・ジャイアント視聴。

もうね、最高。

お互いマジ泣きしそうでした。


例によって「なりたい自分になれば良いんだよ」「スーパーマーン!」とかやってる馬鹿2人。

家を出発し、串カツ屋へ直行。

この大吉という男、串カツが大好物という奇妙な関東人なので(大吉曰く、東京に美味いモン無し)、

一緒に食べ食べします。支払いはほとんど大吉に任せていた気がしますが(半分は俺が出した様な)、食べまくります。

そして、関東には存在しないらしい「スジ煮込み」を喰わせます(のスジを味噌でじっくり煮込んだ奴)。

これも気に入ってくれたらしく、一緒に食べ食べしていました。

因みに、串カツは金がかかるのと、治安悪いので滅多にあの界隈には行かないのですが、

またそのうち明るいウチに行ってみようかと思います。なんせ、午後6時頃には店閉めるからなぁ、あの辺り。

その後、メロンブックスへ移動。

東方のレティがチルノを犯すふたなり同人誌を購入しました(俺が)。


そして、新大阪でお別れ。がっちりと握手して別れました。



…その際、携帯のメアドを交換したので、
別れても「めりめりファック!」とか「ちび人間にしては立派ですぅ」とかやってましたけど。



まぁ、何せ結構前なので記憶も定かでないトコもありますが、大体こんな感じでした、奈良オフ会。

大吉も田舎の夏を堪能してくれたし、俺も楽しかったし、非常に楽しい夏となりました。






また、夏が来る。

銀色に光る。

水面に映る。

二人分の影。

(強引にAIRっぽく完)











後日談。


その後、携帯のメールでも「真紅と銀さまに足コキされたい」とか「汐たんめりめりファック!」とかやってました。

死のう。