刃牙道
第14話「疑念」



さて、今日もバキ道の感想ですよ!

最近色々と遅れ気味になってるので、ちょっとはペースを上げて、

それ以上にテンションを上げる事で埋め合わせをしていくつもりですよ!!

アゲアゲ気分で、今週もいっちょ明るく楽しい感想を書きましょうかね!!


ところで。感想書く前に一通り他の連載も読んだんですが



真餓狼伝は来週で最終回みたいですね
































天空の城めざし頂に屍を積み続け

千の仲間の屍の上を

千の仲間の築きし万の敵の屍の上を

そのどちらでもない名も無き屍の上を

お前は踏みしだいてきた


唯一つの渇望がゆえに
 



(大吉さんは夜が明けるまで精神的に死に続けているので感想の更新は夜明けまでお待ちください)



おお・・・おおおおお・・・・・・・おおおおおおおおおおおおお!!!


ちょっとー! 板垣先生ー! 夢枕先生に頑張って原作書いてって言ってあげてー!

なんなら、刃牙道は隔週連載にしてもいいから真餓狼伝続けてって言ってあげてー!!

(本気で捧げちゃうつもりでいるよこの読者)


・・・え〜、まぁ、大好きな作品でしたけどこういう事もあるから仕方ありませんよね

マッスル3とかいう謎企画もやってるぐらいだから人気が足りないとか言う事は無かったと思うんですが

やっぱり、夢枕先生の原作絡みで続けられない理由ができたんですかね。まぁ、こうなった以上は詮無い事なんですけど



あ、ちなみにですね。コミックスは初版を買いましょう


もっと言うと、初週に買うのがお勧めです

だって売上のデータとかはそれが重視されるから


徐々にそれなりに売れても、初版が初週で売れないと人気が無いものと扱われるのです

重版とかは、それ以降刷る部数を決める参考程度にしかならないので、漫画家に入るお金は同じですが

営業部が「この作品は押しだな」とか判断するのは、初版初週の売り上げに多くがかかっているのです


だから好きな作品は、「そのうちまとめて買おう」とかじゃなくて、

新連載で面白いと感じたら、昨日同じ本買った気がするけどとりあえず買っとくかの勢いで買った方が幸せになれます

(流石に昨日買った新刊の重複が分からなくなる痴呆野郎はお前ぐらいのものだと思う)



あと、こういう事言うと「そういうの一々気にするのはめんどくさい」とか言う層がいますが

別にいいんですが、そういう層は別に漫画が好きじゃないけど趣味の1つとして漫画は読んでいて

要らん事わざわざ口にしちゃう程度には文句をつけたがるうっとおしい客
に分類されるので


金払っていただけるだけありがたいお客様ではあるんですが、意見を反映するだけ無駄な層です

そういう連中は、不満が1つなくなれば次の不満を、次の次の不満をと際限なく見つけていくので

ものづくりの参考にはなりますが、別にそういった連中に配慮する必要が一切ありません。コストが見合わないので

大事にすべきは、文句は言わないけど黙って離れていっちゃう本当のライト層で。彼らの不満を取り除き、満足させるのが重要なのです


だから反論してくる相手に「いや、これこれこういう理由があるから初版買った方がいいんだよ」と説明するのは後回しで、

とっとと見切って素直に聞いてくれる人達に、雑談程度に初版初週重要論を語ってあげてみて下さい

相手も興味ないでしょうが、雑学程度に言っておけば何かのきっかけに思い出してくれます

何気ない事ですが、文句つけてくる層を説得したり布教するよりはよっぽど楽に好きな漫画の応援ができます


優先して叩くべきは敵勢力よりも中立勢力なのですよ!

(アドルフ・ヒトラーが煮たような事言ってた)



さて、前フリが長くなりましたしこれ以上この話を続けると、

次は先に終わって欲しい漫画の話とかになっちゃいそうなので本編にいきます



どうでもいいですが、今秋のカラー扉で、刃牙君が

「そろそろ本気出しますか!?」とかアオリで言ってるんですけど、



まだこの子は口だけ先行させて本気で戦わない病が治ってないんでしょうか 



14話目から本気出すって。ジャンプ漫画でそれ言ったら、編集から

「でもこの漫画は13話で終わりですよ? あ、単行本1冊に切り詰めるから書下ろしとか無しで」

って凄い可哀想な人を見る目で言われちゃうと思うんですけど


ともかく、最先端科学でクローンを作った武蔵を霊媒師が蘇らせようとする超展開

いっそ実はサブ子さんは明智光秀の娘だった天海僧正と家康の子孫とか適当にハッタリかませばいいと思いますが、

そんな胡散臭い人に科学の信奉者である脳生理学者の田中さんが待ったをかけて・・・・・・・・





おい、誰かこいつに23号のチャンピオン読ませてやれ 



え、ここで反対するの!? 否定派を納得させる展開やるの!?

あ、それに関しては実体験した大学生がインタビューされてるんで、そっちに聞きに行って下さい


って言うか、せっかくなんだからそっちに繋げなさいよ!

繋げないんならなんでわざわざインタビューとか誰がしてたんですか!

しかも、呼び出したのは田中さんのお爺さんという、インパクト的にも劣化しています


ほんと、先入観は捨てるべきですが先々週の展開は捨ててもらっちゃ困りますよ!!



あと、科学者だから霊媒師に頼りたくないって言うのもどうなんですかね

クローン蘇生という未知のジャンルに挑んでいるのに新しい方法を模索して検証するでもない

それどころか、科学者の倫理として問題がある行為に染めておいて、感情でそれを投げ出そうとする

方法論に固執して探求心を忘れた人間が科学を振りかざすなら、私はそれこそこれ以上の科学への冒涜は無いと思うんですが


で、結局なんかまぁちょっと田中さんもサブ子さんを認めてやらせてみようとするという

誰の魅力が上がるわけでもない悲しいシーンが終わって、次は花山さんと勇次郎のパートです



「お呼びだてに応じて頂き感謝してやす」

「花山薫たっての呼び出しとあっちゃな
好奇心が勝ろうってものだ」

「恐れ入りやす」
 



花山さんの呼び出しを受け、街に繰り出した勇次郎

怪物二人とは思えぬ和やかで紳士的な会話ですが、この二人はまさに暴力の化身

ここから戦場さながらの激しいバトルが始まってしまうのか!!?



「フフ・・・・・・ここでいきなりってのもな・・・」

「お任せしやす」

「歩くか・・・」
 



デートか



あ、いや。なんか静かな立ち上がりって感じで、いいシーンだと思うんですよ

花山薫と範馬勇次郎が連れだって街を歩く。そんな自然な行動が、とても不自然に見える

これからの闘争を予感させつつ絵で魅せる、これこれこういうのでいいんだよ的な描写なんですけど


発言から考えるとなんか、初デートする二人みたいな感じですね

柴千春の彼女っぽい発言といい、花山さんと絡むとなぜか恋人っぽくなってしまいます



まさに花山さんはベッドヤクザなのか!!? 


(お前もそうやってすぐホモ方向に話を持っていく感想をヤメロ)


ただ、街の人達を気遣うような感じで場所を移そうとするのはいいんですが、


遠くで完全装備して見学している徳川のじっちゃんは


「何やっとるんじゃ! ワシは貴様らの戦いで一般人の巻き込まれる姿が見たかったんじゃぞ!!」 


って憤慨しているかもしれません(どんだけ人でなしだよ)


で、ここで勇次郎の不自然なサングラスの理由が明かされます



「あの親子喧嘩以来だ
世界中に面が割れちまってる
俺が俺だと気づかれる」

「なるほど・・・無理もない・・・」

「柄にもなくサングラスだ」
 



まぁ、読者の誰もが「サングラスで隠してどうすんだ! むしろそのオーラ隠せ!」とツッコむ、

登場人物達はボケ倒して読者にツッコませるというギャグ漫画で使われる高等テクニックなんですが


とりあえず勇次郎も有名税みたいなものを気にするようですね

でもまぁ、多分日本では手遅れで、きっとすでに女体化した勇次郎がエロゲーに登場したり、

麻雀漫画雑誌でなんか大統領で麻雀打ってたり2chでAA作られて煽りに使われてると思うんですが


そんで、有名になった勇次郎



「先日・・・子供にサインをせがまれた」

「! ・・・・・・・・・・書いたンすか」

「聞くなッッ」
 



自分で話振っといて聞くなとはとんだ高等ツンデレですが、

なんかちょっと勇次郎が丸くなったみたいな、そんな前作と今作の『間』ってのを想像させつつ

最後のページでは花山さんにアクビが出ないって事で変わらぬ暴力と激闘を予感させるいい展開なんですが


それはともかく、面白いのでもうちょっと勇次郎のサインの話

まぁ、勇次郎の暴力は男なら憧れてしまうものですからね。男は地上最強を一度は夢見るのですから

子供だからこそ、善悪以前に純粋な魅力を感じてしまう事もあるのでしょう


きっとそのうち、難病で成功率の低い手術に怯える子供の病室に行って、




子供「本物のオーガだ! (中略) 僕、勇気が出ないんだ・・・オーガみたいに強くないから・・・



勇次郎「そうかい・・・じゃあ、約束をしようぜ



子供「約束・・・?



勇次郎「ああ、俺が明日、大統領をホームランできたら。お前も手術を受けるんだ




オズマ大統領「EE〜〜〜〜〜!!?



とかそんな感じでオズマ大統領が大空を舞う姿が見られたりするんでしょうね

(なんだかんだで世界的に迷惑な存在みたいなとこは変わらない様子)


ただ、親子喧嘩で有名になったとか言うと、息子の方はどうなんですかね?

2話あたりのじっちゃんの口振りでは、まだ学生やってるみたいな話だったんですけど

刃牙君も子供からサインをねだられたりするんでしょうか?



まぁ、バキ君の事ですから、街で子供達が噂話してる現場に遭遇して、



子供「バキなんてダセ〜よな〜


子供「勇次郎の方が面白いよな〜



とか言われてるの聞いてショックを受けているかもしれません

(湯川専務とか今の若い子知らないだろ)


あとは、なんか全然話題にもならなくて

仕方ないから学校にノートパソコン持ち込んで休み時間にYOUTUBEとか開いて




「あれ〜? この親子喧嘩の映像のイケメン少年、誰かに似てるないかな〜?

誰に似てるのかな? 誰だ〜? 誰だ〜? あ、俺だったッッッッ!!」
 



って小芝居してるとか(そんな黒沢さんみたいな生活送ってる学生嫌だよ)


と言うわけで、来週は武蔵パートが入らなければ花山さんが戦う可能性がありそうなんですが

あんまりそこを引き延ばされると、読者だけでなく見学している徳川のじっちゃんもイライラしちゃいそうですね


もうすでに「早く戦わんかッ! ワシは血が見たいんじゃ!」とか思ってそうですし


サブ子が次回から何週間かかけて武蔵を蘇らせて、それで報告に行ったら、


「も〜! 姉ちゃん、5分で起こしてって言ったじゃない! なんでさっさと起こしてくれなかったんだよ!

おかげで花山と勇次郎の戦いが見れなかったじゃない!」
 


って文句を言ってくるかもしれません

エロゲーだったらお姉ちゃんは責任をとって弟の肉欲を満たす必要がある展開ですね 

(なお、実像を想像すると精神に悪影響があるので絶対に想像してはいけません)


と言うわけで、次回はほんとに戦闘シーンになるのか

まぁ、あと一か月ぐらいはずっと説明と会話だけのシーンが続くと思ってるんですが

とりあえず感想のネタになればそれはそれで助かるので、気長に待つ事にします


……できれば真餓狼伝も、気長に先の展開を待てるように末永く楽しみたかったなぁ……