バキ
第273話『完成』

この日のために、生きてきた―――


なんか、次週で重大発表があるそうですね
なんかもう、Jrは何のために生まれてきたのかって話でしたが

この台詞と前回のバキ君の啖呵考えると、
バキもいよいよクライマックスを迎えるって事でしょうかね


まぁ、これで引っ張っておいて








ヤングチャンピオンでSAGA2をやるとかだったら



「殺されてもいい」って覚悟で板垣先生を殴りに行く猛者が大勢いそうです


まぁ、どんな展開になるか戦々恐々なのですが

ともかく、二本立て二本目の内容です

勇次郎に対してとうとう本格的な(つーか二度目だけど)宣戦布告をしたバキ君


・・・そう言えば、先日『日本昔ばなし』で、「キジも鳴かずば」やってましたね


あの、日本昔ばなし屈指の鬱エピソードで、子供が要らん事言ったせいで破滅する話


バキ君の場合、あずきまんまではなく、一杯のタッパーおじやで人柱でしょうか?(何がだ)


ともかく、「うっそぴょ〜〜ん」では済まされない発言を勇次郎に仕向けたバキ君

これで、いきなりぶん殴られて終わりとかだったらいつも通りなんですが、今回はそうはならないようです


バキから挑発され、ふわ・・・・と闘技場に飛び降りる勇次郎

そして大魔神の表情が変化するようにゆっくりと笑顔を作ってからバキをにらみます


対して、我らがチャンピオンは相変わらずの無表情
なんでしょうかこの現実感の無い面相は。これが噂のゲーム脳ってやつなんでしょうか

そして恒例の勇次郎トークショーが始まります
ちなみにこの時のバキ君も終始無表情のまんまです

SEXん時に説教されて「バカな・・・」とか言ってた時から成長したんだか退化したんだか



「飯を食らい・・・・・・・・・・・・
気を食らい 喜びを食らい 哀しみを食らい
愛を食らい 嘲りを食らい 女体を食らい」



女体を食らうとかそういう話題になると、
サブリミナル的に梢江ちゃんの登場コマもあるのもなんですが、

嘲りを食らってるってのは、自覚があったんですねバキ君


まぁ、それを言うならサムワンや範やJrの方がよっぽど嘲り食らったと思いますけど(そいつらは嘲りしか食ってません)



「繰り返すうち
取るに足らぬハズだった
脆弱なる子猫はいつしか
俺の視線をもまともに受け止める獅子へと進化を遂げ
更なる変貌を諦めず 更なる熟成を諦めず」


「(み・・・・・・)おお・・・
(認めてるッッ)お・・・・・・
(勇次郎が刃牙を敵として認めている)」



長々と続く勇次郎の息子自慢
しかし、徳川のじっちゃんにはそれは喜ばしい事でしょう
今は受け止めるって言うか色んなものを受け流すような感じになっちゃってるバキ君も、

じっちゃんにとっては幼年編の最後から付き合いを続け、
自分が企画した最大トーナメントで最強の座を射止めた男です

で、それが敵として認めてるのは、
強い事は強いけど今まで自分の企画をことごとくぶち壊してきた男です

色々思うところもあるのでしょう。しかし、次の勇次郎の台詞は、そんなじっちゃんの期待を裏切るものでした



「やがて俺の餌として完成を見る」


成長はしたけど、あくまで餌として
一度つまみ食いした食材が、食べ残してたら完成した程度

あくまで絶対捕食者としての態度を崩さない勇次郎の態度に、観客達も騒然とします



「なッ なんだって!?」

「え・・・ッ エサって・・・?」 「対戦者じゃねェのかよッッ」



流石のみっちゃんも「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・餌」と驚愕を隠せません
まぁ、バキ君もバキ君で防衛戦とかなんとか言ってましたから、その仕返しかも知れません

最近、よく分からないところで気が合ったり仲良かったりしますからこの親子


勇次郎の発言に、アライパパも寝転がってる息子の事も忘れて二人の会話に耳を傾けています



「(虚勢ではない
これほど傲慢な言葉を口にしながらッッ
なんという自負心!!!」



まぁ、どちらかと言えば虚勢はチャンピオンの方が張ってそうですが
あと、構図的にまだ寝転がってるJrがコマに入ってくるのはどういう事でしょうか

このまま勇次郎VSバキの戦いまで放置しておいて、
勇次郎がバキの技を脱出する時の障害物扱いをするんでしょうか?(オメガマンか)


・・・片付けは忘れてたくせに牛丼の大盛りは常備してるってのも凄い話ですが

まぁ、バキ君の場合はタッパー一杯のおじやでしょうかね(別にバキ君はそれが好物ってわけじゃない)


しかし、これで前ページの見開きで、
Jrの躯(死んでない)が背景にあったらある意味大爆笑でしたね(するな)



「もう歳なのかな・・・・・・
俺は闘いたいっつってんだぜ
耳遠いのかい・・・」



君、前にもそんな挑発して壁にめり込まされてなかったっけ?


餌扱いされてもめげずに挑むような目つきをやめないバキ君

この妙な自信の根拠が知りたいところですが、
最終章になるあたりで中国編との違いが分かるんでしょうか?

これで、毒が癒えてから梢江ちゃんとヤりまくってたらまた強くなりました

とかだったらもう泣きたくなります。私の卒論スケジュールよりも絶望的な事になります



「ハネッ返りは すなわち鮮度
よくぞそこまで芳醇になりおおせた 食うに値する」



バキ君の挑発もやんわりと返す勇次郎
まぁ、実際に戦った方が口喧嘩よりは勝算ありそうです


そして、梢江ちゃんの方へ目を向ける勇次郎



「言いつけを守り
いい仕事をしているようだなお嬢ちゃん
引き続き―――飽き果てさせるな」


まぁ、最近した事と言えばJrに求婚されたぐらいですが

もしかして、バキのJrへの純粋な殺意は梢江ちゃんを独占したいが故でしょうか(嫌過ぎる)


もしかしたら、バキ君も一種のツンデレモードになって、
梢江ちゃんに興味ないふりして、実は内心凄く焦ってたのかも知れません

梢江ちゃんの浮気が気になりすぎて、パンツを脱ごうとしてうっかり破っちゃったりとか


まぁ、どちらかと言えばバキ君は素直クールなんですけどね

・・・・・・・・・かつて・・・これ程萌えの無い気持ちで「素直クール」と発言した事は無い・・・ッ!


ちなみに素直クールとツンデレってのは、
アンパンと牛乳ぐらい相性が良いとされているもので、
そう思えば、ツンデレの烈先生とベストカップルだったと言うのも頷ける話です(頷くな)


ともかく、そんなバキ君達に背をむけ、勇次郎は言い放ちます



「光成ッッ
報せを待つッッ」



次に会う時が決着の時だとばかりにその場を去る勇次郎


やはり、いよいよもって最終決戦のようですが・・・・・・


誰か、バキが勝てる姿を想像できる人っています?(ヒデェ言い草)


これで、金的で勇次郎を倒したらある意味神展開なのですが

どうも純粋な戦闘力で勇次郎を圧倒するバキ君が想像できないと言うか、
むしろ脳細胞が「それ以上考えるな」とストップをかけてくるような感じすらあります


まぁ、元々のバキの目的が「病気の父親を治したい」とかでしたから、

ただ腕力で勝るというのではなく、
戦闘中のなんらかのアプローチで勇次郎の心に影響を与えそうです


たとえば、勇次郎がバキを殺った後、それで満足しちゃって

「もう・・・食ったさ・・・ハラぁ・・・いっぱいだ・・・」とか言って消滅するとか(うしとらかよ)


バキが殺られた後、勇次郎に向かって
「私だけが・・・死ぬ訳が無い・・・貴様の心も・・・一緒に連れて行く・・・!」とか言うとか(それは敵のやる事だ)


・・・・・・・・・これ程死亡フラグが予測しやすい主人公って、

神聖モテモテ王国のファーザー以来かもしれんのぅ・・・


とりあえず、こうなったら地獄の果てまで板垣先生についていくしか無いので、
どんな展開になっても逃げずに最後までスタンド&ファイトを貫いて感想書こうと思います

・・・今週より酷い展開ってどんなじゃろうか(すでに思考がマイナスモードで固定されている様子)