バキ
第249話『アプローチ』
実話なのですが、今週のバキ読んでから著しく体調を崩しました
え? ただの偶然だろうって?
――読者の体調と梢江の出番には関連性がない・・・・・・・・・・・・・・・
そんなふうに考えていた時期が、私にもありました
まぁ、梢江ちゃんの涙で毒が裏返る事もあるなら、
梢江ちゃんとバキ君のラブコメっぷりで身体が毒される事もあるってものです
反論に対しては、自信を持って「イ〜ヤ、自然じゃッッ」と叫べます(不自然主義にも程がある)
と、言うワケで就職活動中な上に体調崩してるのに頑張ってバキ感想
・・・あれ・・・何やってんだろ・・・僕・・・(ちょっと現実に戻っちゃったらしい)
まぁ、ともかく今週の内容です
のっけからバキ君と梢江ちゃんの平穏ラブラブデートです
・・・あれ・・・何やってんだろ・・・僕・・・(また現実に引き戻されそうになったらしい)
公園で語らうだけと言う相変わらずの貧乏デートをするお二人
せっかくのデートなのにどっか行く金も無いんでしょうか?
それとも、二人でいる時間はプライスレスとか言う意味でしょうか?
まったくもう、二人とも薄着しちゃうほどにラブラブでアツアツなんだから!!
・・・プライスレスって、無価値って訳した方がしっくり来るよね(勝手に盛り上がって勝手にやさぐれるな)
「バキくん・・・
なんか・・・わたしのこと見なくなったね」
まぁ、そりゃそうですよね。僕も正直もう見たくな・・・もとい
擂台賽も後半になると、バキ君は梢江ちゃんを見てるより烈先生を見てる時間の方が長かったですからね
そして微妙にラブコメっぽい間の取り方をしながらバキ君が返答します
「よく見てるさ」
「そうかなァ・・・・・・・・・」
「いや・・・
見てるというより
梢江を感じてる――――
それじゃダメ・・・?」
こうやってナチュラルにはぐらかせるあたり、
ある意味ラブコメの主人公にしては熟練過ぎてるというか・・・
これがいちご100%だったら、うっかり梢江ちゃんのパンツを覗いて蹴られてるところですよ
まぁ、そんなシーンを見せられる事になったら、
読者としては、独歩にボディブロー食らったドリアン並にのた打ち回る事必至でしょうが
「ダメッ
見なきゃダメ」
女の子はいつも自分だけを見てて欲しいものなのよ・・・
と、言わんばかりに可愛い台詞を能面のような表情でのたまう梢江ちゃん
・・・ちょっと、誰か『剣聖ツバメ』の古賀君呼んで来て下さい
なんか、表情って大事なんだなぁ・・・って色々な意味で思わせてくれるツラです梢江ちゃん
そして白昼堂々キスシーンと言う蛮行に及ぶ二人
思わず、最大トーナメントの時の紅葉みたいにドクターストップをかけたくなりましたが、
悪夢のキスシーンに意識を刈り取られる刹那、正義の味方が現れた!
「アノ・・・
チョットイイデスカ」
人目をはばからずイチャつくバカップルに声をかける・・・まさに英雄の所業です(何がだ)
あと、バキ君は酒飲んでて勇次郎に不意打ち食らった独歩ちゃんを笑えないぐらい油断しすぎだと思います
「え〜〜〜?」
「Jr・・・・・・」
「刃牙サン」
Jrの登場に驚く梢江ちゃんとバキ君
そして、さらに衝撃の事実がJrの口から語られる!!
「ワタシ梢江サント結婚シマス」
バキ君にも堂々と結婚宣言をするJr
帝王の息子も引かぬ! 媚びぬ! 省みぬ! と言う事でしょうか
私がセコンドだったらもうタオルを投げ込んでいるタイミングですが、Jrは止まりません
そして次の瞬間、いきなり笑い出す梢江ちゃん
「プッ アハハハハハハ
言うかなァこんな所で アハハハハ
感動しちゃったよちょっと・・・ア〜〜・・・・・・」
なんか余裕を取り戻したっぽい態度の梢江ちゃん
それに対し、なんか妙なオーラを放ち始めるバキ君
「アンタ・・・
まさか別の目的で言ってんじゃないだろうな
例えば俺を怒らせるため――――――」
意訳:あんたのお目当ては梢江なんかじゃなくてアタイの方なんじゃないかい?(違う)
読者がまず疑ったアプローチの方向を真っ先に疑う主人公
ヒロインがモテるとかそう言う危機感は一切無いようです。そりゃあなぁ
「ドウシテモソノクダラナイ質問ニ答エネバナリマセンカ
改メテ言イマス 梢江サンニアプローチシマス」
なんつーか、このタイミングだと
「そう・・・あんたの思った通りだよ範馬さん」
って風に答えてるようにしか思えないんですがねJrさん
どんどん泥沼に足を踏み入れてるかのように見えるJr
そんなJrから目線をそらし、梢江ちゃんの方を向いて発言します
「いちいち俺に言うことじゃない
梢江は誰のものでもないんだ」
「・・・・・・・・・・・・え・・・」
「今タシカニ聞キマシタ
彼女ハ君ノモノデハナイ
「わたしはバキくんの彼女」
「俺もそう思う
しかしそれは二人の間にだけ交わされた約束で
他の異性は一切関係ない
誰だって梢江を好きになれる
梢江は誰がイチバンか決めたらいい
俺がダメだと思うなら・・・・・・・・・梢江・・・・・・
他へ行きゃいい・・・・・・」
「いいの・・・・・・? それで・・・」
「男も女もそういう競争のなかにいる・・・
俺はそう考える」
すねちゃったのか、突き放したような態度をとるバキ君
そこで「それでも梢江にとって俺が一番だろう」みたいな態度とりゃいいのに
執着しすぎるのもアレですが、あんまり淡白な態度と言うのもどうかと思います
言ってる事は、心構えとしてある意味正しいと思いますけど、
こう言う態度だと単に甲斐性が無いだけともいえない事も無いのが悲しいところです
ふと思った事で、このバキ君達のラブコメ話って、
少年漫画的なラブコメと言うよりは少女漫画的なラブコメじゃないかと思いましたが、
何が悲しくてバキの感想でラブコメがどうのとか書かないとあかんのかって気持ちになるので詳しくは語りません
・・・真面目に語ったら、語った分だけあとできっと虚しくなるから・・・(遠い目)
「オーケー
トテモフェアデス
梢江サンマタ逢イマショウ」
とりあえずJrは宣戦布告しにきただけらしいです
ついでに、バキ君の脳でも揺らしてあげて正気に戻してくれたらありがたかったのですが
「ナルホドね
結婚て・・・・・・・・・アイツだったのか」
いやもう、心底どうでもいいのですが
なんと言うか、このカップルの台詞書いてるともうテンション下がる下がる
そして、ようやく場面転換
出てきたのは、最近出てくるシーンの大半が食事シーンのジャック兄さんです
その前に現れたのは最近、主人公のかわりに神出鬼没になってきたJr
金持ちだけに、何人か影武者がいるんじゃないかってぐらいの神出鬼没っぷりです
・・・実は6つ子とか?(ぶっちゃけありえねぇ)
「ミスタージャック・・・
アナタニ会イタカッタ」
「食イ終ワルマデ待ッテロ」
どうやら次のJrの対戦目標はジャック兄さんのようです
・・・どうせなら先に弟に一発ブチこんでくりゃ良かったのに
とりあえず、来週はJrとジャック兄さんの戦いでしょうか?
もしかしたらアライに会いにいった勇次郎よろしく、単なる会話で終わる予感もしなくも無いですが
まぁ、どうなるにせよ。とりあえずバカップルの出番が無くなるならそれにこした事はありません