バキ
第217話 『スバラシイッッ』

烈海王の右腕が封じられました。心配です。これからの烈の一人性生活が{んなもん心配せんでえぇ}

まぁ、一年前の私ならここで「克己がいるから大丈夫!」とか言ってたんですが、
最近、新しい読者が増えたんでそろそろカツレツが「克己×烈」の意だと言う事が通じないんじゃないかと少し不安です

もう『地上最弱の生物』の代名詞も栗木拓司からサムワンに世代交代したような感がありますし


だから最近の読者の皆さんのためにおさらいしておきます

この烈海王は、日本の神心会って空手団体の館長、愚地克己(♂)ってやつと出来てます


とりあえずイメージ画像はこんな感じで
あと、URL先後半の文字部分は見なくて結構ですので。つーか見んな


そういうわけであらすじ終わりです
要は、烈が根っからの受けキャラだって事を理解してくだされば構いません{板垣先生は大いに構うと思う}



「心から誓えるよ
君を日本へ連れ帰る
そして・・・・・・わたしと共に・・・・・・
迷える者たちを導く」


寂のプロポーズです
これからは中国娘を口説く時にはこの言葉を使いましょう
向こうの人に「毎朝味噌汁を作ってくれ」なんて言っても通じませんからね

これからは「私と共に迷える若者を導こう」。これで一発です{ビンタが}


つーか烈も烈で中国の若者導くって使命もあると思うんですけど
日本の若者も導いて欲しいですが、中国人である彼にとって優先すべきは自国民なわけで
むしろ前回の乱闘騒ぎ見るに、奴らを真っ先に導かないと色んな意味で危険すぎる気もしますし{笑}


当然の如く烈は寂のプロポーズに応えません
むしろ、これが答えだとばかりに無言で蹴りのラッシュを見舞う!

そして次の瞬間、寂の指を足の指で握り締める!!



「掴んでるよッ
足の指でッ」



観客達が驚くなか、そのまま寂を足の力でぶん投げる烈!
足先をまるで手のように使う。これこそまさに魔拳と呼ばれる所以でう

サンデーの『ケンイチ』という漫画で、「手っ取り早く強くなるには、
足を手のように使えるようになるか、手を足のように鍛えればいい」{うろ覚え}とありましたが、
これ程までにその境地に達せている武道家は中国広しと言えども烈をおいて他にはいないでしょう



まさに手が使えなければ足を使えばいいじゃないって感じです


もし凡人が腕を折られてこんな事言われたら文化大革命ものでしょう
しかし、そこは中国の至宝烈海王、見事この難題をクリアしてしまっています

先ほど、烈の一人性生活を心配しましたが、これなら大丈夫でしょう
足コキというのも一部のマニアにはたまらないものだと聞き覚えますし{最低}


そんな烈の魔技に湧く観客
投げられながらも「す・・・・・・ッッ スバラシイッッ」とその技を称える寂海王


そして「すっげ〜」とのん気に感想を述べている主人公


・・・あンた、一度この人と戦ってるやン。勝ってるやン
そのあンたがそンな普通の感想してるとこなンて、誰も望ンで無いと思うンだ{意味もなく小池一夫口調で}

こんな事だから、最大トーナメントでバキVS烈が
bPヘッポコバウトだなんて言われてしまうんですよ{一々古傷抉るような発言するな}


ともかく、試合は徐々に一方的な展開へ
投げられた寂が畳み掛けるように放たれた烈の蹴りを
前転しながら必死でかわしています。そしてまた感動しています



「スバラシイッッ スバラシイッッ」


笑いながら烈に突っ込んでいく寂海王
わりとキモい行動ですが、そこは百戦錬磨の烈海王
矢継ぎ早に飛んでくる寂の連撃を簡単にいなしていきます

まぁ、昔目の前でリアルシャドーとか言うもっとキモいもん見せられてましたから、このぐらいは許容範囲なのでしょう



「なんと感動的で
豊潤な技の持ち主なんだ!!!」



感動する寂海王。でも、この言葉を


なんと官能的で豊潤なの持ち主なんだ!!! に読み間違えると


途端に意味が変わってしまうので注意が必要です


ともかく、感動している寂に烈の上段蹴りが放たれます
しかし、それをかがんでかわすと、烈の足首を握り、三陰光圧痛と言う
すねの内側、足首から約10cmにあるとされる急所を握って烈に激痛を与えます


そして、思わず体勢が崩れた列にハイキックを敢行!

でも心の中では相変わらず



「欲しいッッ
なんとしても欲しいッッ
この天才を 日本へッッ」



と、ぷよぷよ{つーか魔導物語}のシェゾ・ウィグィィを思い出させるような思考をしてます

そして烈が欲しいから連れ帰るために殴りかかる寂海王{嫌な言い方するな}


しかし、次の瞬間烈の足が寂のチャームポイントであるヒゲを掴む!!

そしてそのまま投げられ、地面に叩きつけられ、ヒゲまでむしられた寂海王


しかし、「絶対に 敗けられん!!!」と、ヒゲが一部無くなっても戦意は失いません

もしくは「とっくの昔に付け髭じゃよ」と言ってヒゲを外すつもりとか
そしてその変装の下には見覚えのあるカナダ人男性の顔が・・・{そのネタはもういい}


ともかく、来週も熱いバトルが期待できそうです
烈の戦いは最近、美味しいとこだけ持ってっちゃうごっちゃん型の戦闘が多かったので、

ここらで寂と組んず解れずの熱い肉弾戦を繰り広げて欲しいものです


ただ、あんまり長引かれると感想の方に支障が出る気もします

だってホラ、そろそろホモネタがネタギレな気もしますし{ホモネタ以外の感想書けよ}