バキ
第205話『闇拳法』
扉絵の書文さんはどっからどう見ても桜井さんにしか見えません
それはともかく、今週はついに日米軍と中国連合の決戦が始まりました
果たして、書文さんの八極拳{まだ確定してないけど}はオリバに通用するのか!?
そういやぁ、今週のタフでも書文の名前が出てきましたね
なんかこっちはキー坊に一撃でやられちゃってましたけど
書文さんは一撃でやられない事を祈ります
しかしまぁ、タフとバキもなんかちょこちょこ被りますね
決勝戦の兄弟対決からそう言う点が目立つようになってきましたが・・・
いや、パクってるとかじゃないんでしょうけど、時折妙にシンクロ二シティを感じたりします
なんとなくその辺り、私ととらさんの関係を思わせて親近感が{笑}
とにかく今週はアンチェイン同士の対決です
明るく元気な黒アンチェインと、大人しいけど内に激情を秘めてそうな白アンチェイン
きっとコンビを組ませたら、さぞやいい友情パワーで死刑囚をハントしてくれそうです。登場シーンはこんな感じで
オリバ「光の使者! アンチェインブラック!!」
龍「光の使者! アンチェインホワイト!!」
二人「二人はアンチェイン!!」
龍「闇の光の僕達よ!」
オリバ「わたし以上の自由は許さない!!!」
まぁ、そんないい感じに脳みそが腐ってる前フリはともかく、今週の内容です
「はじまったァ〜〜ッッ」
アナウンサーの叫び声とともに、真っ黒なトランクス一丁になるオリバ
流石にノーパンじゃなかったようで良かったです。まわしでもなかったようで良かったです
「怪力無双・・・
トランクス一枚になると一段とスゴいな
胸が・・・まるでケツだ・・・
腕が頭よりデカい・・・
だいたい技が通用するのか」
圧倒的な大質量の筋肉を観客に披露するオリバ
見られる事で、オリバの筋肉はまた美しさを増す事でしょう
そんなムキムキマッチョなオリバさんに対し
きちんと服を着て、さらにポケットに手を突っ込んだままの龍
まるでヘソ出しルックのなぎさとドレス風に着こなしているほのかのような対照さです
「ポケットに手を入れたままだ」
「龍 書文て聞いたことある?」 「ない」
「非公式の試合ばかりやってたらしいんだけど」
「たしかに・・・ヤバそうな貌だよ あれは」
「怪力無双対闇拳法・・・・・・・・・」
「動いたっっ
オリバが距離をちぢめてゆく・・・」
「龍はまだ構えてすらいない
・・・・・・て言うか見もしないぞ」
悠然と歩を進めるオリバとふてぶてしい態度のままの龍
例えるなら、いつも元気ななぎさと大人しいほのかのように、これも対照的です{一々プリキュアで例えんな}
そんな無愛想な龍に対し、
挨拶代わりだと言わんばかりに無表情のまま右手を振り上げるオリバ
「え!? え!? え!?」
驚くアナウンサーを尻目に、ハンマーのようなオリバの打ち降ろしが龍を襲う!
並の海王だったら簡単に折り畳まれてしまう程の怪力からの一撃
しかし、龍は無表情のままその必殺の一撃を受け止めてしまっているではありませんか!!
「なんて音・・・・・・ッッ」
「無造作に拳を振り下ろしただけなのに」
「アッ」 「龍の足がッッ」 「コンクリートの床にめり込んで」
「そんな衝撃を・・・・・・・・・・・・
片腕一本で支えたんだ・・・・・・・・・・・・」
「この2人ッッ 恐ろしく強い!!!
龍の片手はまだポケットの中だ・・・・・・」
どうも今回は、驚き役と解説役は観客とアナウンサーが負担するようです
さすが中国四千年。十億総解説、総ツッコミの精神を具現化している様子です
オリバと龍がお互い無口に戦いを進めていくのに対し
観客が騒いで二人の対立に拍車をかける構図。これはまさに、
我々外野のオタクが白派黒派に別れて対立するが如し{無理矢理プリキュアネタに絡めようとするな}
でも私的にはあまり観客の皆さんに頑張られると、
「」がバラついちゃって正直めんどくさいっつーか書き難いんですが・・・
やはりここは、たった一人で解説と驚きをこなしてくれる本部さんの存在が恋しいです
たった一つの武道家生命を捨てて
生まれ変わった不死身の解説。敵の奥義に驚いて解説する
本部が解説{や}らねば誰が解説{や}る!!
まぁ、そんな無理矢理挿入したキャシャーンネタはともかく、
今度はこれだとばかりにオリバが拳を振り回す!
しかし、龍の息目潰しを食らって目算を誤り、難なくかわされてしまいます
「ポケットから・・・・・・両手を抜いた・・・ッッ」
そして一瞬の交差にオリバが何事か驚き、
その腹部からはポタポタと鮮血が滴り落ちています
「弾丸デモ・・・
通サネェンダケドナ・・・」
「!! 出血です!!
オリバの鋼鉄の腹筋からッッ」
「ナイフカ・・・・・・」
「貫き手」
オリバの言葉に、ボソ・・・・と事も無げに言い放つ龍
そのふてぶてしさに思わずオリバの表情にも同様したような色が見られます
「またポケットに・・・・・・・・・」
ポケットに手をいれ、焦点の合わぬ瞳で待ちに徹するその表情はまさに悪鬼!
いや、どちらかと言えば幽鬼のような・・・いやいやそれよりも・・・雀鬼のような・・・
そんな雀鬼に対し、一気に突っかけるオリバ!
「オリバが仕掛けたぞッッ」
しかし、次の瞬間龍の足刀がオリバの足の甲を潰します
流石に痛いのか、苦痛に顔を歪ませるオリバ
そしてそのまま龍がオリバの顎を蹴り上げる!!
脳が揺れたのか、瞳が揺れるオリバ
そして、再びポケットに手を突っ込む龍書文
・・・中学生みたいに、絶えずツッコんでおかないと落ち着かないのでしょうか?
と、思っているとそこで勇次郎がすかさず主人公を差し置いて締めの一言を!
「ほう・・・居合か・・・」
なるほど、居合ですか
龍の元ネタと言われる李氏の八極拳も、
一撃の爆発力にかける言わば居合の一撃と言えますが、
龍の場合も、手を不利な状態にさせておく事で、一瞬の爆発力を高めようと言うのでしょうか?
まぁ、流石にポケットが鞘の役割をしてるとは言い出さないでしょうし
居合抜きのスピードの秘訣は、刀身が鞘の内部を滑る加速にある事は周知の事ですが
ただの布地であるポケットじゃひっかかっちゃって上手く抜けないだけですしね。居合にはなりません
そんな低級な間違いをするわけがありませんよ
竹刀を回転させて突けば相手の体も回転するとか言い出した『旋風の橘』じゃないんですから
板垣先生の場合は元ネタに対するリスペクトが伝わってくるんですが、
あの漫画から伝わってきたのは剣道を小馬鹿にした態度だけでしたからね
とにかく、今のところ龍が一歩リードしている状態です
果たしてオリバはこの状況を打破できるのか?
まだ他にも何か隠してそうな龍の闇拳法の真髄とは?
乗っけから熱いこの戦いの行方は一体どうなってしまうのか?
そして二人はアンチェインとしてコンビを組めるのか?{組みません}
分からない事だらけですが、とりあえず言える事は一つだけ
今回のでプリキュア知らない読者の皆さん置いてけぼりにしちゃったんで、
次回はプリキュアネタは自粛して感想を書くって事だけです{どうでもいい}