バキ
第201話『中国連合軍』

今回の扉絵、アオリ文曰く



『中国最強すなわち世界最強!!
中国武術界を支えてきた神話が今、崩れようとしている・・・!!』



ここで世界最強=ヘビー級ボクサーチャンピオン説持ち出したら


グローブごと腕を切り落とされそうです



ジュニアが! ジュニアが危ない!!

まぁ、多数決させたら世界最強の国なので、
あまりガタガタ騒がない方が身のためかもしれません

下手すると、部屋を汗塗れにされるかもしれませんし



あと、アオリの隣で殺し屋1も裸足で逃げ出しそうなスマイルを浮かべている主人公の出番は今回もありません



ともかく今週の内容

郭海皇が残った海王達と武術省の三人を呼び出しているところからスタート


誰も一言も発しない神妙な雰囲気ですが、
試合を終えたばかりの烈からはほんのり湯気が出ています
シャワーを浴びる暇も無かったから汗臭さも相当なものでしょう。鼻の大きい孫には辛そうです



「すまんの烈くん試合を終えたばかりだというのに・・・」

「ア・・・・・・いえ」

「なにを感じた」

「・・・・・・・・・は・・・?」

「試合をしてなにを思ったか・・・?」


最初は丁寧な物言いですが、「なにを感じた」の辺りから何やら殺気めいたものを感じます

その辺りを敏感に感じ取ったのか、そして少し考えるようなそぶりを見せて烈先生が言います



「率直に言わせてもらうなら
少なからず落胆を・・・・・・」


普段なら「貴様らは海王を嘗めたッッ」とさらに一回戦敗退者をボコボコにしそうな烈先生も、

海皇の前と言う事で控えめに発言しています。すると、烈の言葉を受けて郭が言います



「仮にも海王を名乗る者の実力が―――
”こんなものかッ”・・・・・・・・・と」


ある意味正確に烈の内心を読み取った郭
きっと、サムワンと対峙した時の郭も思ったのでしょう
ずり降ろしたパンツに隠されたサムワンの外国産のお宝を拝んで、



”こんなものかッ”・・・・・・・・・と


きっとサムワンがコブラなら、郭はを思わせるようなモノを持っているのでしょう


ともかく、郭の言葉に烈も応えます



「・・・・・・・・・・・・はい
仰るとおりかと・・・・・・」

「一回戦七試合を終えて
勝ち残った中国人はなんと
わたしと君のわずか2名」


そして郭は車椅子のまま中国武術省の人達の所に移動します



「武術省の御三方 利き手を前に」

「は?」 「利き」 「手・・・?」


ある意味息ぴったりな三人組
やや戸惑った挙げ句、「こう・・・・・・」と言いながら手を出します



「ホッホッホッホッホッ
キレイな・・・まるで女子の手じゃな」


どう見てもきったない爺さんの指にしか見えませんが。毛ぇ生えてるし

まぁ、『仮にも武術に携わる者の手じゃない』って例えで言っているのでしょうが、
年齢的に素でボケちゃってる可能性も否めないのが恐ろしい所です。さすが海皇{海皇関係無い}



「重ねて・・・・・・」


言われるままに手を重ねる武術省の面々

すると、次の瞬間ズン、と言う鈍い音とともに
郭の手によって三人の手の平が一本の針で串刺しにされる!

突然の事に目を見張る面々。すると、次の瞬間、
三人の手首目掛け郭が手刀を振り下ろし、切断してしまいます!

声にならない悲鳴をあげる三人



「この不祥事を招いた元凶
きさまら武術省にこそある
ペナルティじゃ」


不祥事のペナルティに利き手を切り落とす爺さん。神奈川県警もビックリです


つーかこのペナルティ酷いですね
武術省の皆さん、利き手を切り落とされてしまったので



もう一人エッチができなくなってしまいました


いやでも、利き手じゃない方でいたしますと他人にされているような快感があるとか?{黙れ}



そして、郭は武術省の三人に背を向け、残った海王達に言います



「聞きなさい 海皇の名を
外に出してはならぬ 断じて」


そして郭がパンパンと手を叩くと、二人の男が部屋に入ってきます

一人は、ちょっと生意気そうな浅黒い肌を持つ若者

もう一人は・・・・・・・え〜、なんつーか・・・



めくらずに裏ドラ分かっちゃいそうな人


え? 板垣先生、格闘者以外からも元ネタ取る事にしたの?


って事は、さっきの武術省の皆さんの元ネタはダチョウ倶楽部?{ぶっちゃけありえない}


なるほど、言われて見れば手を切り落とされた時のリアクションも何となく芸人風なような{眼科行け}



「この両名を加えて中国連合軍とする
儂が120歳の時の子春成と・・・・・・
親友の龍君じゃ・・・・・・」


120歳っつーと普通は長寿自慢の方が天に召される年齢ですがな

そんな年齢であるのに、逆に新しい命の種を、海皇の精を注ぎ込んでしまうとは

天膳様もビックリです。いや、あのおっさんは若作りなのでOKっぽいですが、こっちはミイラです


一体どのような性行為をしたのか少し興味があります




だからと言って『カクSAGA』は御免ですが


しかも相手が100歳の婆さんとかだったら、普通にグロ画像です


つーか龍さんって、どっちの親友なんですか?
なんか、見た感じ春成よりずっと年食ってそうと言うか・・・
見た感じ40歳過ぎてそうと言うか・・・新宿で20年間無敗そうと言うか・・・


ひょっとしたら、裏を書いて、『龍』って名前から





整形した柳龍光かもしれません


まさか自分の侵した毒を裏返らせたバキの身体の毒をさらに裏返らせる気か!!?{言い難い}


謎の人物二人について、読者があれこれ考えをめぐらせていると、

横からいきなり孫海王が郭に意見を発します



「お待ち下さい
私と この範氏の試合はどうなるのです」

「試合とは」

「・・・・・・・・・・・・」

「どちらかが欠けても成立できぬもの のう・・・・・・」


そう言いながら、郭は孫の唇の下をコッと叩きます

そしてそのまま前のめりにぶっ倒れる孫海王。試合もさせてもらえません



「連合軍・・・・・・完成と」


こうして、武術省三人と孫海王の犠牲と引き換えに連合軍が完成しました


やはり、この御老公に口答えをしてはいけません
きっと、孫も気絶している間にズボンを脱がされて放り出されます

この蔭嚢が目に入らぬかって感じで


とにかく、先ほどの烈も余計な事を言わなくて正解でした
変に口答えしていたら、きっと孫と同じ目に合わされていた事でしょう

そうすると、今回全く台詞が無かった範もある意味正解かもしれません


とりあえず、海王側も連敗に次ぐ連敗でついに本気になったようです
これからは逆に、選び抜かれたグラップラー達による激闘に次ぐ激闘が期待されそうです



ともかく、郭海皇大活躍の回でした

まぁ、好々爺の仮面は被っておりましたが、この人は海王達の頂点に立つ男




ワガママでないはずがありません


武術省三人への行為とか、普通に傷害罪っぽいですが平気でもみ消しそうです

つーか訴訟すら起きないでしょう。まさに自分のワガママを押し通すための強さ


果たして、来週からどのような展開になるのでしょうかって休載です来週


・・・まぁ、とりあえず一週間休んでこの超燃え展開を描ききる体力をつけてもらいましょう


来週以降、どんな展開になるのか興味があります
特に新キャラ二人は戦力が未知なので、どのように描いていくかが気になります
とりあえず試し割りとか回想とかで強さを読者に伝えるのがスタンダードですが、もし前者の方法なら





サムワン辺りもう一度噛んでみると早いかもしれません


とりあえず、強さを観客に証明するために、誰か海王が試し割りの犠牲になる気がします