10月10日
「9月26日にやったオタクバトンについて、GUN=SUGIさんから回答できなかったカテゴリについてコメントが欲しいとの事でしたので、ちょっとつけてみました。いやぁ、81点とは流石に中々優秀ですね」
「・・・凄いのか凄くないのかはよくわからんが、このバトンがクソの役にも立たんというのはよくわかる」
「ふん、漢にしかわからん「世界」があるのだ。そしてガンダーラさんはバトンに『聖マッスル』を付け足してもいいかと聞くほどの猛者・・・くくく・・・いいに決まっている・・・その発想こそ栄光への道・・・」
「・・・またマイナーなのが付け足されましたねぇ・・・」
「TRPGでは変態NPCに定評のあるガンダーラさんらしいではないか。くくく、そこで聖マッスルを出す容赦の無さといったら・・・私だったらつい手心を加えてつい『女犯坊』と言ってしまうところだよ・・・だって女犯坊の方が有名だしね。これがワシの世直しじゃ〜〜〜!!」
「いいからさっさとはじめろテロリスト」
「では、テロリスト繋がりでまずはこの作品からスタート」
『嘘食い』=×
「え・・・? ガンダーラさんはこの漫画を読んだ事が無いって・・・?」
「えぇ、やっぱりドラマ化された『ライアーゲーム』と比べればまだマイナーな部類に・・・」
「ガンダーラさん、あんた――
嘘つき
だねっ!」
「・・・なんでのっけからこんな飛ばしてんだこの馬鹿」
「気持ちはわかりますけどね。暴力とギャンブルと暴力と暴力が好きな方にはオススメのギャンブル漫画ですよ。流石に私、「生きてビルを出られたら勝ち」をギャンブルの題材にした漫画は初めてです」
「その言い方すると、『銀と金』の神威家編とかぶるけど・・・まぁ、アレはギャンブルではなかったしなぁ」
『ロリコンフェニックス』=×
「未亜ちゃんを守るために今の仕事をやめてフェニックスになろうかと本気で悩んだ――君は僕を笑うか?」
「だから飛ばすな。お前がそんなだからこの日記閲覧者ほっとんどいねぇんだよ! ビークール! 落ち着け! 角砂糖三つやるから!!」
「全てのロリを守る! それが俺の仕事だ!!
人として生きる事とヒーローとして戦い続ける事・・・
それが大いなる矛盾を孕むとスパイダーマンも言っていた!」
「レオパルドンで潰して差し上げましょうか? ・・・まぁ、こんな感じの変態さんがたくさん出てくる漫画ですよ。変態の変態による変態のための漫画です。方向性は古賀亮一先生に似てますね。変態に困らされる未亜さんが他人に見えなくて困ります」
「・・・未亜ちゃんはどんなに困ってもラジオペンチで人の鼻を一つにしようとしないし、上の親知らずと下の親知らずを付け替えようともしないよ?」
「大体、他人に見えないのは肢体の貧相さ故だろどうせ? いっそ股間にイチモツあった方が人気出るんじゃねぇの? お前みたいな没個性、いっそおなべにでもならなきゃ男にモテんよ」
「・・・後で業火の中に放り込んであげますから、ちゃんと蘇って出てきて下さいね。何度でも放り込み直しますから」
『野獣社員ツキシマ』=×
「無駄に熱い漫画で有名な大和田先生による、24時間戦うジャパニーズビジネスマンの話
要するにまぁ――私の事ですよ」
「営業や転勤なんぞ死んでも嫌だとホザいて今の仕事選んだ男が何を言うか」
「サラリーマン金太郎とか島耕作のようなビジネス漫画ではなく、「ニンジャ」とか「サムライ」みたいな感覚で「ジャパニーズビジネスマン」が出てくる漫画ですね。無駄に熱いノリが否応なく血を滾らせてくれて、毎日夜遅くまでバイトの残業して帰宅した妹に「お仕事お疲れ様〜。いや〜、大変だよね〜。僕も今サイトの更新頑張ってるから大変大変☆」とかホザく駄目オタクさんにちゃんと働けと蹴りの5〜6発は食らわせてやりたくなりますよ♪」
「ちぃぃぃっ、漫画の内容よりも管理人へのあてこすりを優先しやがって・・・それでも貴様はプロか!!?」
「少なくともお前も違うよな」
『屈折リーベ』=×
「メガネっ娘萌えなら読んどけ。以上!」
「え〜と、この漫画は・・・」
「説明などするな! 野暮だ!!」
「お前、今回のコンセプト理解してるか?」
「そうだな――強いて言えば愛とは何か、萌えとは何かをつきつめた哲学書だな。人によってはこれを悪魔の誘惑に負けた聖人が堕落する様を描いた寓話と思うかもしれない――しかし、これは聖書ではない。人が人であるために向き合わねばならぬ根源のイデアについて考えさせる哲学書だ。作者がメガネを心から愛しているからこそのこのラスト。その意味を知れ!!」
「・・・もうやです。帰りたい」
「とりあえず2〜3発殴ってまだ収まらないようなら沈めようぜ」
『会長はメイド様』=×
「ん〜とね、女嫌いな村越進太が出てくる話」
「・・・まぁ、『メイド萌え〜!』とか叫びださないだけマシですかっていやそんな局所的かつ寓意に過ぎた説明だけじゃ何の意味もないでも萌えだ萌えだ喚く生物もう直視したくないでもでも」
「もう少しペース落とせ。ストレスで壊れかけてるのがいる。このままじゃ暴走して俺の命が危険だ」
「去年まで男子校だった学校のクール系生徒会長がいましてね、その子が家計のためにメイドさんのバイトしてるんですよ。努力家で真面目でとてもいい子なんですよ」
「そうそう、その調子その調子」
「でも、そのバイト先を完璧超人系のS男に知られちゃって隠れM気質のある会長さんは脅迫と羞恥と禁断の快楽に苛まれる生活にうっしっし」
「よし、用心せい。桜邪が太刀を担いだ」
「ゲェーッ! 斬艦刀!? メイドさんと大きな剣ってレベルじゃねぇぞ!!?」
『夢幻街』=×
「地獄に――堕ちろ」(ズバッ!)
「ぎゃあああああああああ!」
「むばたまの 夜の寝覚めの おぼろ月 花踏む鬼の 名を問へば 夢幻と答ふなり 夢幻と答ふなり」
「妖怪退治系の漫画です。妖怪化した人間とも戦いますね。むしろそちらの方が多いですよ。出てくる敵はこんな感じのクズばかりです(倒れてる管理人を思い切り蹴り飛ばす)」
「げはぁっ!!」
『超弩級ほかほか戦士チャブダイン』=×
「・・・これに関しては、『電撃ドクターモアイ君』ぐらいにしとくべきかとソフト後悔。ギャグ王は知られざる名作揃いではあったけど、後の『うめぼしの謎』と二つになったからなぁ・・・」
「しかも打ち切りじゃねーかよ。だから一部のマニアのイドにしか残ってないような漫画出すなっつったろ。そこそこ広くそれなりに深くがコンセプトなんだから」
「ドラクエ4コマ出身の漫画家さん達ってどうしてるのかな・・・いや、萌え系4コマでよく見かける名前とかあるけどさ」
『不死身探偵オルロック』=×
「私はプロフェッサーシャーボの方が好きだけどね。メジャーさでこっちをとった」
「絵柄がまったく気にならなくなるぐらい奇抜な台詞回しが売りの作家さんですよね。原稿落としでも有名なG=ヒコロウ先生の作品です。知ってる人は死ぬまで忘れないけど知らない人はとことん知らないというか、そういうタイプの作者さんです」
「ところで私、G=ヒコロウのエロ漫画で抜いたって奴知ってるんだけど、どうすればいいと思う?」
「よし、点火したダイナマイト腹に巻きつけて抱きついて来い。後のことは一切考えるな」
『うめぼしの謎』=×
「これも「すすめ! ダイナマン」にした方が良かったかな? あっちはガンガンにも載ったし。でも、「オタクのため」というからには知名度よりもやはり若干の『熱狂』を優先したかったという感もあり」
「最終回が単行本に収録されてなかったんですけど、後にファンからの強い要望もあって完全版が出ました。機会があれば読んでみるのもよろしいかと思いますが、新規の読者にはゴロンボ警部はともかく殺し屋・正二さんの元ネタは確実にわからないでしょうね」
「どうでもいいけど、柴田亜美先生の『勇者への道』も最終回抜けてるから、わざわざ古本屋で昔のファンロード購入して保存してある。モテモテ王国の未収録分も当然保存済み。ガンガンも数年分あるから色々対応できる。マイナーメジャーに惚れ込むとリスク対策が大変になってくんのよホント」
「本当にどうでもいいな。なんでその情熱を仕事に生かせない?」
「愚問――だな」
「一番の不条理4コマは大吉さんが送る人生の起承転結ですね。めんどくさいからそろそろ結でいいのに♪」
『レヴァリアース』=×
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「え? なんでいきなりこいつ布団に包まって不貞寝はじめたの?」
「・・・この作品、続編というか世界観がリンクした別作品があるんですけどね。三部作っぽくなってるんですけど、その三作目の途中で作者が断筆宣言をされまして」
「うぅ、この作品の最終回読んだ後で流したのとは別の涙が・・・何年、何十年後でもいいから続かねぇかなぁ・・・」
「流石に今回ばかりは「女ダークエルフだと発覚したジェンドが(以下18禁)」とかって流れにはならないんだな。まぁ、それはそれで目出度いが」
「よしましょうよ。こればかりは私も気持ちはわかりますから。・・・そっとしときましょう」
『浪漫倶楽部』=×
(目元をゴシゴシ拭いながら)「懐かしのガンガン系が連発してる気がするけど、まぁいいや。『ARIA』が有名になってこっちも新装版出てるからそれなりに名前知られてるかな〜と思いましたが・・・ガンダーラさんの弱点は古き良き時代のガンガンか?」
「・・・それに関してはお前のチョイスが微妙だって話があるぞ」
「むず痒いぐらいまったりほのぼのな内容だけど・・・やはりこういうのを真っ向から受け止められ続ける感性って必要だと思うんだよね。大人になってスレてきちゃうと作品の真っ直ぐさに気恥ずかしくなるような内容だけど、それを忘れたら後はどんどん漫画がつまらなくなるだけだと思うから」
「・・・・・・ヒロインの月夜さんについて、一言」
「夜の校舎で『浪漫』をガッツリ教え込みたいね。遺作さん的な意味で」
「大人になったら少しは恥ずかしがれよその芸風」
『幕張サボテンキャンパス』=×
「『ササキ様に願いを!』は自粛しただけ褒めていただきたく! つーかこれを知らなかったらみずしな先生の何を知っているのかと! E電やミズシネマでも出てきた強引な駄洒落ネタはこの4コマ作家としての歴史がモノを言っているのですよ!!」
「4コマ漫画も長期化して個々のキャラがたってくるとどうしても話がストーリー4コマに移行するんですよね。良し悪しはともかく」
「読むと千葉に少し詳しくなれます」
『外道校長藤堂源三郎』=×
「これは私の『裏バイブル』の一冊ですよ。一応エロ漫画ですけど大丈夫。やってる事はいつもの小野寺漫画です・・・・・・GB小野寺先生はそれなりにマイナーメジャーだよね?」
「知らねぇー知りたくもねぇー知る必要がねぇー」
「・・・最後なんだからもっと盛り上げる努力しろよ。とにかくまぁ、色々と私に影響を与えた漫画ですよ。そもそもこのサイトの名称だってこの漫画ででてきた「駄目人間梁山泊」ってフレーズに感銘を受けたからだしね。そう、豪傑のような駄目人間が集まる吹き溜ま・・・王国のようなサイトにしたいなと思って・・・」
「・・・なんでそんなサイトで相方やってんですかね私?」
「・・・ってか、駄目人間の集う約束の地を作りたいって・・・」
「え? なんでいきなり掲示板やチャットやリンク先見出したの?」
「なんでって・・・それはまぁ・・・」
「・・・アレは、自由の女神・・・まさかここがすでに駄目人間梁山泊だったのか!!?」
「なんでいきなり猿の惑星だよ。いいから現実を認めろ。お前のねぐらは駄目人間エリート達の止まり木だ」
「夢がかなったぜ!!」
「そこ、現実逃避はいいですけど切断された左手で巻き藁殴るのやめなさい。断面が潰れると縫合できませんよ」
「このままではまたドリアンオチになってしまうので精神が安定しているうちに終わろう・・・しかし、やってみたら色々楽しかったのでまたやってみようかにゃ〜」
「次はもうちょっと一般人に・・・いや、もういいわ。お前駄目人間梁山泊の最下層住民だもんな」
「嫌な諦め方をするな」
|