2月22日


蒼星石を力いっぱい抱きしめたいのだが・・・どうすればいいと思う!!?

「やっぱりこの時期一番手っ取り早いのはお湯で暖める事じゃないか?」

そう、それで一緒にお風呂に入れれば最高だ!!

「でもそれだと裏技とは言えませんよ。お湯を沸かすにもお金はかかりますし」

金の問題じゃない! 蒼星石の価値はプライスレスなんだ!!

「う〜ん・・・どうしたもんかなぁ。硬い瓶の蓋を簡単に開ける裏技」

問題ない。蒼星石が瓶の蓋を開けられなければ、
命に代えてもその蓋を開いてみせる。それが俺のジャスティス

「・・・と言うより、あの番組は各ご家庭の生活の知恵をご紹介する番組であって、
自分で適当に考えたのを送っても意味は無いと思いますが・・・というか、それじゃやらせですし・・・」

そう・・・そうやって蒼星石の生活の知恵とか話しあったり、
そんな些細な幸せの中で生きれるような・・・そんな人生を送りたいんだ・・・

「馬鹿な。こういうバレないやらせってのは、演出で済まされるんだ
NHKの不祥事だって、バレなければ全ては演出で済まされていたはずなんだ
その証拠に、NHK→テレ朝の嫌がらせ演出は責められても、テレ朝→NHKの嫌がらせはスルーされてるだろ?」

!蒼星石可愛いよ可愛いよ蒼星石!

「そんなわけありますかっ!! 貴方がそんな事だからNHKはおかしくなったんです!
貴方も元々はNHK教育でやってた某番組でやってたマスコットの端くれ中の端くれと言っていい存在でしょ!!」

はじめチョロチョロ中ぱっぱ、赤子泣くとも蓋取るな

「フッ、海老沢はん・・・昔は良かったねぇ・・・」


すいません。もういい加減落ち着きましたから、
僕と言う人間がここに存在する事をいい加減認めて下さい

一人は・・・寂しいです、蒼星石ぃ・・・

「・・・まだ微妙に反省してない様子ですが、
何か他に言いたい事がありますか? まともな内容なら聞きますよ」

うん、実はね。明日から四日間また例のアレだから

「例のアレ? テメェ、よりによって日記サボるのを予告するたぁどういう了見だ


そう言う意味じゃねぇ。いや、ある意味あってるかもしれんが・・・

つーか、日記サボるのに一々断ったりはせんわぁ!!

「それはそれで殴りたくなる問題発言ですが・・・
四日間って、ひょっとして去年やってた例の短期バイトの話ですか?」

うん、そう。一年前の話なのによく覚えてたね。流石は我が相方だよ桜邪君

「そりゃ・・・去年の日記はサボりまくって結局半年分以下の量ですし、これぐらいは・・・」

ふん、その程度のイヤミ・・・去年私が味わった絶望に比べれば物の数ではない!!

そう・・・目の前で子供を殺されたようなあの無力感に比べれば・・・・・・・

「あぁ、思い出した思い出した!!
そういやぁ、そんなバイトいくとか言ってたっけなぁお前
かなり割がいいバイトだとかなんとかって喜び勇んで働いてたけど、
結局、バイト代を家族に飯代奢らされて無一文になったんだろ。あはははは、馬鹿みてぇ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あの・・・樫の木さん、その辺で・・・
大吉さんが絶望のあまり、ゾナハ病患者のような形相で倒れてしまいました」

し、資本家はいつもそうだ!!
俺達から何もかも搾取しようとしやがる!!
全ての労働者よ、団結するのだ!! 今こそ、悪しき体制を打ち崩す時!!!

「うむ、至言だな
つまりは富の偏在を許してはならないのだ」

おおっ、分かってくれるか樫の木おじさん!

「ああ、つまりはまたお前のバイト代が出たら奢らせろって事だな?
俺、高級フレンチ料理な。もし断ったりなんかしやがったら尻の穴に火炎瓶詰め込んでやる


テメェ、やりがやったなぁ〜〜〜〜〜〜!!?

「大吉さん、顔が麻雀劇画みたいになってますよ?
とりあえず心配しないで下さい。樫の木さんには私が言って聞かせておきますから

うぅ、ありがとう・・・周りは敵ばかりと思っていたけど、味方は近くにいるもんなんだね・・・

「お礼なんていいですよ。でもまぁ、ささやかながらケーキの一つも買って下さると嬉しいですけどね♪
まぁ、せっかくバイト代も出るとの事ですから銀座とかにあるちょっとお高い店のケーキとかでもバチはあたらないでしょうけど」

・・・味方は隣にいるけど、敵は常に背後に回るんだね。勉強になったよ
つーか、お前らを見てると、ヤクザの交渉術を思い出すよ・・・マジで。地獄に堕ちろよ

「何を馬鹿な。脅した後に優しくするのは常識だろうが
ちなみに、今のは『シャット・ザ・ドア・イン・ザ・フェイス』って詐欺のテクニックでな
こっちの要求を一度断った相手の罪悪感を利用して二度目(本命)の要求を通す詐欺のやり方だ
いい事聞いたろ? 勉強になったろ? だからお前は俺達に飯を奢る義務が生じるわけだ。以上、QED」


何の証明が終了したと言うんだ。つーかどういう論法だ

図形の合同を証明するのに、「見たまんまです」って言うのと同じだぞテメェ


うぅ、いいよいいよ。どうせ人は一人で生まれて一人で死ぬ・・・寂しいぐらいでちょうどいいんだ

とりあえず明日は、アニ研の先輩が飲み会に誘ってくれたから、みんなで飲み会に行くんだ・・・

そして、鴨鍋をつつきながら、鬼兵の真似しながらアニメの話をして幸せな一日を過ごすんだ・・・

「へぇ、鴨鍋ですか。いいですねぇ
・・・でも、明日からのバイトって一日仕事じゃありませんでしたっけ?」

うん、でも初日だから。6時ぐらいには終わるだろうって

「それで、飲み会は?」


6時から


「・・・ああ、鴨の旨味を吸った野菜もそれなりに美味いからな
たっぷりみんなのお零れを頂戴して来い。情けがあれば鴨肉の欠片ぐらいは浮かんでるだろう」


同情の視線を向けるな



大丈夫! 振り分けによってはもう少し早く終わる可能性もあるし!
十津川警部が真っ青になるような時刻表トリックでなんとか間に合わせてみせる!!

「・・・それは時刻表トリックとか以前に、
SF小説の技術が必要になるレベルじゃないですか?」

う〜ん、こうなったらスコップダンディさんに相談してみようかね?
きっと、不可能を可能にする見事な時刻表のトリックを考え付いてくれるに違いない

「だから、トリック以前にその時間帯で間に合わせようと思ったら、
電車じゃなくてタイムマシンにでも乗らないと不可能なんだって」

大丈夫。スコップダンディさんは以前、
私がたまに書いた大学までの通学過程の文章を読んで、
私がどこの大学に通ってるか一発で当ててしまった程の猛者だ

きっと列車砲ですっ飛んでいくぐらいの時刻表トリックを考えてくださるに違いない

「・・・そうやって現実から逃げてる暇があったら、
先輩に『肉残しておいて下さい』って頼んだ方が早くありません?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひっく、ひっく、だって、僕も鴨鍋食べたい・・・

「・・・どうしてそうまでして飲み会に参加しようとするんだお前は」




2月19日

うわぁぁぁぁぁぁん! 樫えもぉぉぉぉぉん!!!

誰だそれは。勝手に変なあだ名つけるな。俺はライブドアの堀江か」

ホーリエ!? そう、ホーリエなんだよ!!
人工精霊があれば、きっと僕も真紅のミーディアムになれるんだ!!
では、早速人工精霊を買収してきなさい。今度は楽天に邪魔されんようにな・・・!

「なるほど、つまりまたいつもの病気か
で、今度はなんだ? ローゼンメイデン? あぁ、お前が前に見てたアニメ」

うん、アニメの最終回また見たの。神なの
萌えるし燃えるし、極上の滾りを僕に与えてくれてたの

なんつーの!? 真紅も雛苺も翠星石も蒼星石も水銀灯も!!
最高に可愛いんだよ! 球体関節なのが逆にいい感じに萌えるんだよ!!!

「・・・二次元嗜好だけでも末期的なのにさらに人形、か・・・
お前、そろそろ家で飼ってる犬とかに欲情したりはしてねぇだろうな?」

犬!? そう、クンクンは天才よ・・・!
クンクンに比べたら、コナンも金田一も目じゃないね!!

会話をしてくれ頼むから。俺はお前と違ってそういうジャンルにはうといんだ」


うむ、平たく言うとな。薔薇乙女が欲しいので、くれ

「・・・・・・お前が薔薇とかって言うと、『アニキ』って単語しか思い浮かばんな」


日記も新しくなってんだからもうハードゲイネタ引っ張らなくていいんだよ


違うの! ローゼンメイデンのドールが欲しいの!!
こう、守り守られで下僕になったりマスターになったりで、
関係を続けていくうちに人間的に成長できるような人形が欲しいの!!

人間的に成長したいと思うならまずその妄想を捨てろ

だから、成長するためにはドールが必要なんだよ!!
あと、引き篭もってる僕の世話を焼いてくれるお姉ちゃんもあるとさらにいいな

「・・・お前にはもう妹が二人いるだろ?」


あんなジャンクは私には必要無い


アリスなんだよ! 僕に必要なのはアリスなんだよ!!
おお、今ならお父様の気持ちがわかる・・・彼は、アリスを求めていたんだ・・・


「・・・心理学的にこの阿呆の状態を分析してもいいが、
俺の精神が、わずかでもこの腐った心に触れてしまう事を全力で拒絶している」

うぅ、アリスゲームはどこでやってるんだよぉ
僕のお人形さん・・・僕の幸せなお人形さんはどこぉ・・・?

「俺としてはお前の所有物になった時点で永遠の不幸だと思うが
お前のルックスで人形とか愛でてたら、それだけで逮捕されても文句は言えんビジュアルだぞ」

とりあえず、人形が欲しい。「抱っこしてちょうだい」とか言ってくる人形が欲しい
そしたら、跪いてキスもできるし、そのお人形の下僕として忠義の限りを尽くしてもいい

「・・・お前の辞書に『人間の尊厳』って文字はあるか?
つーか、その絵面は想像するだけで通報したくなるからそろそろ黙ってくれないか?」

じゃあ、ローゼンメイデンをくれ。そしたら引き篭もりから脱却するために二人で頑張るから

「俺としてはそのまま一生部屋から出るなと言いたいが・・・
まぁ、せっかくだからくれてやろう。『〜えもん』と呼ばれたからには、便利な道具の一つも出さんとな」

おおっ、それでこそ我らが樫の木おじさん!
早く! 早く私に機会(ジーフィー)を! お人形さんと遊べる機会(ジーフィー)を!!

「ほれ、これでも使って一人で遊んで果てていろ」

・・・・・・・・イメージと違って偉く日本的なお人形さんですが、これは?

「ん〜、この前桜邪が10万円で引き取ってきた、髪が伸びる市松人形」


誰がそんな呪いのアイテムをよこせと言った


こんなもんもらってハァハァすんのは稲川のおっさんぐらいじゃ
つーか、これ大丈夫なのかよ! 10万円って、除霊費とかそういうのだろ!!?

「いやぁ、意外に呪いが根深くてなそれ
まぁ、悪魔人形がどうのこうの言ってたし、充分代用できるだろ」

できるかぁ!! 悪魔人形ってそういう意味じゃないんだよ!!
こう、上質なツンデレ具合でな? 思わず後ろから抱きしめたくなっちゃう人形がいいんだよ!!

こんなのクーリングオフだよ! つーか普通にジャンクじゃねぇか!!

「まぁ、落ち着け大吉。そしてこれを使え」

? これは・・・櫛・・・・・・・・・ハッ!!?



――レディが髪を触らせるのは、心を許した相手だけよ。光栄に思いなさい



ああ・・・そうか・・・真紅・・・・・・そうだったね・・・・・・・・・・・





















「・・・・・・・・で、アレはなんですか?」

「・・・・・・・・・俺に聞かれてもなぁ」


フフフ・・・真紅の髪はスベスベだなぁ?

「・・・なんであの人は、一心不乱に市松人形の髪をすいているんですか?
あと、さっきから凄い勢いで人形の髪が伸びてるんですけど、大丈夫なんですか?」

「大丈夫か大丈夫じゃないかで言えば、今日は会った時から大丈夫じゃなかったな

「あと、なんか頬がこけてて、目の周りに凄いクマが出来てるんですけど・・・危なくありません?」

「うむ、あの人形は時間をかけて持ち主を取り殺すタイプなんだが・・・
奴のあまりのキモさに、全力で呪い殺そうとしてるのが見て取れるな。むしろ俺は人形に同情したい」



フフフ・・・真紅は髪が伸びるのが早いなぁ
そろそろ、10メートルに達するかって勢いだよ・・・

(裏声)私は真紅。誇り高い、ローゼンメイデンの第五ドール。そして・・・幸せな・・・貴方のお人形・・・

・・・嬉しい事言ってくれるじゃないの

「・・・すみません。見てて真剣に怖いんですけど


(裏声)大吉、抱っこしてちょうだい

はいはい

(裏声)はいは一回でしょ

はいはいはいはい

ゲシッ!


ITEッ!!?


「・・・そりゃ、自分で自分の顔を人形に殴らせれば痛いだろうさ
つーか言わせてもらえば見てるこっちが痛いわ

「そろそろ、力づくでも止めません?
あの市松人形がこっちをすがるような目で見てるんですけど・・・」

「しかし・・・二日連続で日記を仕上げたのをほめるべきか
二日連続でこんなもんをネットにあげた事を叱るべきか、正直判断に苦しむなぁ・・・」






2月18日

さて、心機一転、今日から新しく気紛れ日記がスタートしました♪
気紛れって性質上、更新がいつになるかわからない上、内容もグダグダですがどうか気長にお付き合い下さい


「はい! 大吉さん、早速ですが質問があります!!」

はい約半年ぶりの相方桜邪君、発言を許しましょう
ただし、君も日記の相方なんだから、「なんで更新が半年ぶりなんですか?」
なんて言う、ありがちにも程がある笑いもろくに取れない低級質問をしてはいけませんよ?

それを踏まえた上で、質問があればなんでも聞きましょう。私は管理人として、
シルバースキンを身に纏ったブラボーのような態度で君達の意見を真摯に受け止めます



「つーかテメェ就職活動の真っ最中だろ? こんな事してる暇なんて・・・」



〜しばらくお待ち下さい〜


他にッ! 何かッ! 質問はッ! ございませんかッ!!?

「・・・あったんですけどねぇ。泣きながら樫の木さんをボコボコにする大吉さん見てたら、
なんだか私がしようとしてた質問なんてとてもちっぽけと言うか、これ以上追い詰めると危なそうと言うか・・・」


お、俺だって、俺だってなぁ!!
子供の頃はそりゃ人並みに将来に希望があったよ!!
高校卒業する頃には、もう漫画なんて読まなくなってるだろうって、
それで親孝行しながら家族のために働いて、それを幸せに思える大人になろうって、
こんな20過ぎて漫画とリクなびとチャットに目を交互させるような大人になるなんて思ってなかったよ!!!

小学生だった自分に、今の自分の姿を胸張って見せ付けられるような大人になりたかったんだよッッッッ!!!


「・・・胸、張れないんですか?」



・・・・・・・・・張れちゃうのが問題なんだよ

なんつーかさぁ・・・我がオタク人生にいっぺんの悔いなしって、今んとこ素で言えるんだよねぇ・・・

大体、将来の希望も何も、小学二年生の頃に書いた文集の、
『将来の夢』って項目、みんなが夢語ってる中私だけ『かいしゃいんになりたい』だし

つーかさっきの「高校卒業する頃には〜」ってのも、
自分もそんなつまんない大人になっちまうんだろうなぁ・・・って事だし
むしろ、当時の自分に会ったら尾崎豊に憧れる少年のような目で見つめられるかもしれん


「まぁ、今のままだとお前はその会社員にもなれない可能性が多分にあるわけだがな、ニート君」


その固有名詞で俺を呼ぶな


五月蝿い! 私は頑張ってなんとか就職して、
平日に働いて得た給料で買った漫画を休日に読むような幸せな生活を送るんだ!!
漫画読んでチャットして更新してればそれだけで寂しくない・・・そんな人生を送るんだ!!


「なぜでしょう樫の木さん。私、この人はここで殺してあげた方が幸せなような気が・・・

「いや、俺としてはいっそこいつが就職して五月病になって、出社拒否するようになって
この寝言が「どうして漫画ばかり読んで生きてちゃいけないんだろ・・・」ぐらいに進化するまで見届けたい」

「・・・と言うか、再開第一発目からこんな日記じゃ読んでる方が鬱になりそうなので、
もうちょっと明るい話題とかありませんか? 久しぶりに、オフ会レポとかそう言うのとか」


オフレポ? あるよ。乃木さんガンダーラ杉さんと、映画見に行ったの

「どんな映画だ? またアニメか?」


ん〜、劇場版のAIRだよ
まぁ、前にトップで詳しい内容は説明したけどね
乃木さんが見てみたいって言うから、僕が案内する事になったの
まぁ、僕は結局その前日っつーか12時間前に同じ映画を見てたわけだけどね♪

「ふ〜ん。で、面白かったんですか?」

え〜と、ちょっと待ってね。10日程前の事だから思い出すのに時間かかって・・・


「いいから思い出せ。どうだったんだよ?」

え〜と、まず池袋に行って乃木さん達と会ってAIRをもう一度見るって話になって・・・・・・・・・









もう勘弁して下さい



「・・・樫の木さん。大吉さんはどうして、いきなり私達に土下座を始めたのでしょうか?」

「ふむ。どうやら、過去を思い出そうとした事で、
一時的に大吉は過去の出来事と今現在を混同してしまってると言う事だな」

「・・・って事は、出会い頭の道端で土下座始めたんですかこの人?」


嫌だ〜、AIRはもう嫌だ〜、AIRをやめろ〜、もうAIRはやめてくれ〜!!


「言動は色々と誇張されてるが・・・まぁ、この行動は実際にした事なんだろうな」

「この行動って・・・いきなり仰向けに寝転がって手足をバタつかせましたよ?
これいいんですか? 21歳にもなった人が、道端でこんな駄々のこね方をして社会的に許されるんですか?


酷いポポ〜、ポリュンにこんなクソ映画二回も見せるなんて鬼の所業ポポ〜

つーか、殺せぇ! あんなジャンク映画二度も見せられるぐらいならいっそ殺してくれぇ!!

私はジャンクなんかじゃないわ・・・お父様ぁぁぁぁぁぁ!!! 助けて、助けて僕のスーパーピンチクラッシャー!!!


俺は・・・俺達は・・・あそこへ行っちゃあいけなかったんだよ・・・!

ベトナム帰還兵かお前は。つーか聞いてるこっちがトラウマになるわ」

「・・・心機一転初回から問題発言の塊ですねこの日記」


そして、ついに俺達は行った。あの、青空の下へ・・・





面白いとか―――
面白くないとか―――

そういう次元のハナシではない

観れる理由も観れぬ理由も 無限に用意できる

だから観る・・・・・・時期が来た!!!



「なんかお前、目が死んだ魚みたいになってるぞ」

「で、聞くのが怖いんですが・・・結局、二回目観た感想はどうなんですか?」




・・・え? 二回目? 観てないけどそれが何か?


「・・・そこまで引っ張って、そのオチで許されると思うか?」

いやぁ・・・だってさ? いっぱいだったんだよ、人が
それでねぇ、その日一日分ぜ〜んぶ売り切れちゃってたから、無理だったんだ♪

いやぁ、残念だけど・・・売り切れじゃ仕方ないよ。神様に感謝だね♪

「他のお二人を自分が先導しといて、その言い草は流石にどうかと」

ん? じゃあ言い方変えるか




あんなクソ映画を、チケット売り切れるぐらい見に来た哀れな子羊達に感謝だね♪


再開一発目からどこまで日記にケチつけりゃ気が済むんだテメェ

「大吉さん・・・悪い事は言いません
もし貴方が将来的に、やむにやまれずと言った事情で犯罪に手を染める時も
いくばくかの良心が残っていれば、何をおいてもまずこのサイトの存在を完全に消してからになさい
ただでさえ最近また、色々とオタク=犯罪者の認識を高めさせるようなニュースが増えてるんですから・・・」


とにかく! 映画は見ずにそのままカラオケ行ってハッピーエンドですよ!
まぁ、当日見ちゃった他の大勢の同志諸君には本当に可哀想な話だとは思いますけど、
ほら、AIRの前作のKanonだって、一回のプレイで救われた一人のヒロイン以外は全員死んじゃうような内容だし♪


「つーかお前、すでに一度見てからオフ会行ったわけだろ?
そのせいでほぼ徹夜状態になって。それでもオフ会行って。・・・・・・俺としては、お前の方がよっぽど・・・」





気付いていたよ樫の木おじさん
わたしは敗北者だったのだ

勝利に彩られていたハズのわたしの人生が

その実 暗黒に満ち―――――

――――――――――・・・・・・・・・ッッ



「・・・これぐらいの現実に耐えられんようじゃ、この先生きてて辛いぞお前」

「・・・とりあえず私、この人が気絶してる間にキャンディー買ってきますね」

「甘やかすとこいつのためにならんぞ?」

「大丈夫ですよ。ちゃんと、キャンディー舐めてる間に
またレスや日記を半年溜めるような嘗めた真似しないように説教しますから」

「・・・いっそ脳に別人格ダウンロードした方が早い気もするがなぁ」