4月14日
今月もハガレンは面白い。アニメはもう完全にどうでもいい

やっぱり、人として余裕は持ちたいなと思う今日この頃
そんなね、日記を溜めて後でまとめて書くなんて人として恥ずかしいですよ!!

夏休みの宿題とかは、ちゃんと7月中に片付けるべきなんですよ!!
まぁ、私も去年とかは10月になってから始めた夏休みの宿題とかありましたがね

「もう秋も深くなってるじゃないですか」

フン、秋休みを用意しない大学側が悪いんだよ
何事にも余裕ってもんが必要だって事が大人には分からないんだ
その点、私はたっぷりと余裕を持つべく、今日も水あめを舐めてリフレッシュするのだ

「・・・あんまり水あめ舐めてると太りますよ?」

糖分は疲れてる脳に良いのじゃよ〜
さ〜て水あめ水あめ・・・って、ねぇよ! 水あめがねぇよ!!

くっ・・・こんなことをする奴は一人・・・もとい、一本しか無い!

樫の木冠者! 樫の木冠者はおるか!!


「ははっ、これに!」

うむ、即座に参るとは殊勝な心がけ
して、わしの水あめがなくなってるワケは如何や!?

事と次第によっては貴様の命無いものと思え!!

「{・・・俺の命は水あめ以下なのか?}はっ、それにつきましては管理人様、これをご覧下さい」

ん? それは・・・ぎぁあああ! わ、私の大事な仕置人湯飲みが真っ二つに!!?

「申し訳御座いません。管理人様の大事になさっている湯飲みを割ってしまいました。こうなっては最早、この命と引き換えに詫びるしかないと、管理人様が以前「毒だから食すな」と申していたこの水あめを舐めて自殺しようと思ったのです。しかし一舐めしても二舐めしてもなかなか死ねません。いつになったら死ねるのか思いつつもと舐め続けているうちに、空になってしまったのでございます! 死のうとして叶わぬこの身、いかにして管理人様に詫びれば良いのでしょうか?」

ううっ、そ、それは・・・ってさ、おじさん?

「ははっ、何にございましょうか!?」

私、この水あめが毒だなんていった覚えないけど?

「え〜、何だよ〜。ノリ悪いやつだな〜。こうきたら返事に窮して退場するだろフツ〜。それとも『附子』も知らねぇの? だから大吉は駄目なんだよ」

ぶっ殺すぞクズ野郎


えぇい、桜邪! 貴様はこいつが暴挙に出てるのを見てなかったのか!!?

「見てましたよ? 見ながら作業してたんです。はい、きっちり継げといた湯飲みです。樫の木さんの樹液使って継いだんで、痕も残ってませんよ。あと、水あめは私ももらいましたから」

うん、ありがとう・・・ってオイ! 何でテメェも水あめ食ってんだよ!!

「貴方、この前私を見捨てて逃げたでしょうが。あの後どれだけめんどくさい目にあったと思ってんですか。樫の木さんが腹いせの嫌がらせしてなかったら会ってまず殴ってやろうかと思ってたぐらいです」

「つまり俺はお前が殴られなかった恩人というわけだな。感謝せぇよ?」

・・・なんだろう。殴られなかったのはありがたいけどすげぇ釈然としねぇ

「釈然としないならやはり殴ってさしあげましょうか?」

あ〜、今月も『鋼の錬金術師』面白ぇ〜

「逃げやがったな。それにしても逃避先がガンガンとは・・・いい年こいて恥かしく無いのか?」

だって面白いもん・・・この同人臭さとか最高!!
それはそうと、今月のマテリアルパズルは実にツボを心得てるね
普段はメガネ外してるけど、メガネかけると美少女っぽく見えるキャラとは・・・
『普段メガネかけてるけど外したら美少女』っつー愚にもつかない少女漫画パターンとは逆の発想!

実に素晴らしいとは思わないかい?

「・・・さぁ?」

ちっ! これだから女は!!
おじさん! おじさんなら男として分かってくれるよね!!?

「・・・俺もそう言うマニアックなのはちょっと」

ちぃぃぃっ! まったく! これだから凡人どもは!!
萌えとは神々が人に与えたもうた最も尊く素晴らしき感情だというのに・・・
萌えを知らずに生きるという事は、恋を知らずに生きる以上の不幸だとガンジーも言っておる!!

「そんな事、恋愛した事も無い人に言われても説得力がありませんけど?」

フフッ、お嬢ちゃんには分かるまい・・・俺達はいつも恋してるのさ・・・二次元にな!!

「オタクうぜぇ。つーか萌え萌えっつーけど、お前の言ってたやつ本当に萌えか? なんか絵が汚いぞ?」

うっさいよ! 樫の木なんぞに何が分かる!!

いいか? 萌えってのは単なる絵の綺麗汚いできまるもんじゃ無いんだよ・・・

「そうですか? 私は知った事じゃないですけど、赤松先生の方が大吉さんみたいな人達に受けそうな絵柄してますし、30人だか40人だか女の子が出るって聞きますし。そっちの方が『萌え』とかってありそうな気もするんですけど」

「あぁ、前に本屋で明らかにオタクっぽい目つきの男がニヤニヤしながら買ってたしな。大体そっちの方が売れてるんだろ? ならそっちの方が萌えるって事なんじゃねぇの?」

二人の気持ちはわかるが、
オタク心の前では、I’Sもいちご100%も
ああっ女神様も守って守護月天も同じじゃよ。

売れるの売れないの言うのは、市場の原理じゃろ。オタクの目には皆同じ。
お二人は、萌えさす心と、相手に媚を売る気持ちとを、取り違えたのではないかな。

あれもこれもととりそろえ、誰の趣味にも合うようにできているが、
萌えさせられる方はうんざりする。それは赤松先生の心が見えないからじゃ。

一方、土塚先生の萌えは単純明快、
これ以上の物がない萌えるキャラを見させてやりたい、その心がみなぎっている。
メガネっ娘はこうして描くのが一番萌えるという信念があふれている。

ほんのわずかな作画の乱れがキャラを台なしにするという緊張感がシンと張りつめている。
すべてのキャラに対する愛情と配慮が万全で、メガネっ娘を使って一つの世界を作っている。

土塚先生の心栄えの作った世界だ。
我われはその土塚さんの世界を見せられて、
さあどうぞと招かれる。そこには、いっさいの媚がない。
自分の裸の心まで広々と開いて、そこに招いてくれる。それが真の萌えだ。

矢吹先生のイブが、しみじみ落ち着いて素朴に見える萌えもあれば、
画太郎の土産物屋の娘が鼻もちならぬ虚飾と媚に満ちて見える萌えもあるぞ。

「なんで『美味しんぼ』の鍋対決ネタですか」

「つーか赤松の心ならよく分かると思うが? 売れたもん勝ちって心が

とにかくだ、萌えは大事なのでよ〜く考えなきゃって事ですよ
作者のリビドーが伝わってきてこそ萌えなんだよ! まず作者が萌えてなきゃ!!

萌えキャラってのは作者の心の一番ピュアな部分が現れてるんだよ!!!

「・・・むしろ心の一番薄汚れてる部分が具現化されてるような気がするんですが」

つーワケで私はこれから崇高なる萌え次元へと旅立つのでサラバだ

「いいぞ、どんどん旅立て。そして二度と戻ってくるなよ

フッ、私もできれば世知辛い三次元になど戻りたくはない・・・

だが! 幸福な旅とは帰る場所があってこそなのだよ!!

「・・・もうほんとにどうしようも無いですねぇ」

・・・全てを諦めたような目で私を見るな

「そこら辺に耐えられない弱さがあるだけまだ帰れる可能性があるって事なのか?」