10月6日
とりあえず七人選んでみた
さて、11日は映画鑑賞オフ会です
見に行く映画はリーグ・オブ・レジェンド〜時空を越えた戦い〜です
「それ、私も見に行きたいと思ってたんですよ。古典名作の主人公達が集まって超人同盟を結成するんですよね? 私、全部読んだ事あるので楽しみなんですよ」
ちなみに私は原典で読んだのは一つも無い
絵本か漫画か映画か子供向け小説で、しかもそれでも半分ぐらいしか知らない
「・・・それ、見に行く意味あるのか?」
いや、基本的にこう言うノリが大好きなのよ
『聞いた事ある』程度ならアラン以外全員聞いた事あるし
まぁ、確かに原典読んだ事あれば面白さは倍増する・・・気はするけど
知ってるがゆえに納得できない点もあるかもしれんから知らなくてもそれなりに良し
「どちらにせよ知ってた方がいいと思いますけどね」
いやぁ・・・やっぱり原典は翻訳版じゃなくて英文のまま読みたいから・・・
「英文は見ただけで吐き気がするとかホザいてる馬鹿が知った風な口効いてんじゃねぇぞ」
いやぁ、翻訳家様様だねぇ・・・
たまに言い回しがおかしいところは引っ掛かるけど
それでも面白い作品はそれを感じさせないパワーがあるから・・・
でも、面白いからこそ作者本人の文調を楽しみたいと言うのは本音でもあるよ
こう言う時だけは、英語を勉強しようかと思ったりするが・・・どうも英文ってのには馴染めん
「私は逆に翻訳したのは読んだ事ありませんねぇ」
・・・英語読めんのお前?
「そりゃもう。洋画もよく字幕なしで見てますし」
ひ、非国民! 非国民がいるぞ!!
「今時日常英会話もできん奴の方がよっぽど非国民だろうが」
なんで? 君、馬鹿なんでしょ? なんで英語喋れるの?
「・・・殴りますよ?」
すいませんすいません調子に乗りすぎましただから腕捻るのヤメテ!!
「後ろ手に捻ってたからあのまま殴るって事は後頭部直撃コースだな」
普通に死んでまうわ
つーか何でそこまで英語できんのお前?
「ここに来るまでは外国旅してたりもしたんですよ。それに今は樫の木さんにも教えてもらってますし」
くっ・・・樫の木の分際で・・・英語だと!!?
「英語だけじゃなく、ドイツ語とフランス語と中国語とロシア語とスペイン語も教えてるがな。下地が出来てたから覚えがいいんだコイツ」
・・・そんなもの覚えて何になるんですか?
「そりゃ色々使えますよ」
日本人は日本語だけ使えればいいんだよ!!
「島国根性の悪い点だけ突出させてんじゃねぇよ。ちなみに俺はアイヌ語やエスペラント語も使えるぞ」
聞いてねぇよ。くっ・・・妖怪変化め・・・こう言う時ばかり人外の力を駆使しおって
「長く生きて色んなとこ旅したからな。あと、俺は一度身に付けたスキルは絶対に忘れないし」
だから聞いてねぇっつってんだろうが
くっ・・・人間的{?}にはまったく成長せんくせに知識ばかり溜め込みおって・・・
「大吉さんも今からでも勉強しなおせばいいじゃないですか。向こうの曲とか映画とか、見たり聞いたりするといいんですよ。最初は歌詞とか内容とか分からないのが段々分かってきたりしますから。発音も覚えられますし」
ケッ、脳に有害な敵製音楽など聞けるかよ
敵国の映画など見て洗脳されたらどうするつもりだ?
「もういっそ哀れになってきたがな。一応ツッコませてもらうが、その敵性映画見に行くんだろうがお前は」
・・・実はアレは日本製だと言う説が
「チンギスハン=義経説じゃないんですから。向こうの人が聞いたら怒りますよ?」
じゃあいっそ日本版でリメイクするってのはどうだ!!?
「別にそんな話はしてないんだが、一応聞いてやろう。どういう意味だ?」
だから李意愚尾部礼字縁度とか
「それじゃ暴走族の当て字じゃないですか」
伝説同盟〜時空を越えた戦い〜
「直訳じゃねぇか」
あ〜もう! じゃあこうしよう!!
舞台は19世紀末じゃなくて幕末の日本!!!
黒船来航でパニックになる日本で超人達が同盟を組んで
日本の敵と戦うんだよ! なんかサムライジのセブンっぽい連中と!!
「・・・どんな面子になるんですかそれ?」
ちょっと時空を越えて・・・こんな感じでどうだ!!?
『るろうに剣心』 緋村剣心
『鞍馬天狗』 鞍馬天狗
『暗闇仕留人』 中村主水
『修羅の刻』 陸奥出海
『巷説百物語』 小股潜りの又市
『次郎長三国志』 清水次郎長
『新五捕物帳』 駒形の新五
「・・・趣味丸出しで来やがった。つーかなんでこんな妙な偏りしてるんだ?」
「この組み合わせで新撰組とか絡ませると話がややこしくなるからじゃないですか?」
「つーかコイツはなんで言い終わった後、地面に突っ伏したまま動かないんだ? なんかよっぽど楽しそうなもんでも妄想したのか?」
「いえこれは・・・多分、自分で並べてみたはいいものの、どう絡ませていいか想像もつかず、天国と地獄を同時に味わって悶絶してるんでしょう」
な・・・なるべく幕末系にしてみたもののこれは凄いのが・・・
つーか誰かコレSSで書いて下さい。死ぬ程読みたくなりました
「お前がやれ・・・ってのは酷な話みたいだなその様子じゃ」
ぐぅぅ・・・わ、私にもっと才能があれば嘘予告ぐらいは書けるかもしれんのに・・・
「どうでもいいですけど、時空を越えるにしても新五親分と又市さんは少し無理矢理じゃありませんか?」
・・・一応、どっちも年代の特定はされてなかったはずだしさ
それに主水を暗闇仕留人にしてるって点で何とか大目に見て欲しい
とりあえず、又市が分かれば他も大体分かってもらえそうなのでこんなもんだろう
「つーかこの面子でどういう戦いすんのか想像つくようで想像つかん」
「新撰組の設定とかはどうするんですか? いっそこの中以外の作品の設定で持ち出すとか」
・・・まぁ、ない交ぜになりそうだから
一応、土方や坂本とかは修羅の刻のキャラにして
斉藤一はるろうに剣心のでいいんじゃないの? かぶんないし
で、沖田は明石家さんまがやるとかはどうかな?
「それじゃ仕事人の『ブラウン館の怪物達』じゃないですか」
つーかキャラ同士の掛け合いが見えてくるようで見えて来ない・・・
何を想像しても素敵すぎて、どれを選んでいいかまったく分からない・・・
「・・・よっぽどツボに入ったようだな」
つーか自分で言うのもなんだが、個人的に神が降りた気がする
「ところで、この中で単純に喧嘩が一番強いの誰ですか?」
・・・それを考えるとまた頭を悩ませるが・・・
あくまで個人的な独断と偏見を通させてもらうと、やっぱり出海かなと
「結局そこは漫画のキャラかよ」
だって陸奥圓名流千年の歴史に敗北の二文字は無いし
剣心なんて、明治になるまでは天翔龍閃も使えないだろうしまだ若いし
それなら拳銃使いっつーかガン=カタ使いの鞍馬天狗と同等かそれ以下かなと
「なんで鞍馬天狗さんがガン=カタ使いになってんですか」
その方がカッコイイからに決まってるだろうが!!
想像してみろ・・・白馬に跨ったガン=カタ使いと陸奥が決闘する様を・・・
「こいつ・・・なんて幸せそうな貌してやがるんだ・・・」
そして決着がつきそうになった瞬間、主水が割って入って止める!
「それはどうかと思いますけど、かなり素敵ではありますね」
中村は・・・鬼だ・・・殺しのな・・・・
あれだけの人を斬った男は・・・・そうさ あの宮本武蔵以来だろうさ
徳川三百年達人と呼ばれた者は多いが竹刀でいくら腕がたってもそれで人が斬れる・・・・というもんじゃない
「また変な方向に暴走始めやがったよ」
・・・いや、これ以上の暴走はいけねぇ・・・
このままじゃ下手すると普通に修羅の刻外伝になってしまう
「ですね。このまま花山さんみたいな次郎長親分や妖術使いの又市さんの話になったらどうしようかと思いましたよ」
次郎長と新五親分の素手喧嘩とかも熱そうだにゃ〜
「そろそろ止まっとけ。時間無い時間無いって言う割にはこう言う暴走妄想ばかり繰り返しおって」
つーか本当に誰か書いてくれねぇかなぁ・・・?