6月10日
いやっはっは! 昨日の天罰屋くれないは実に良かったね!!
「えぇ、あの名台詞が久しぶりにきましたからね!!」
『あんたの命はあと三つの命だ・・・ひぃ・・・ふぅ・・・みぃ!!』
やっぱりこれが無くっちゃ『天罰屋くれない』とは言えないよね!!!
「さすが壱松さんメイン話だと見せ方が違いますよね!!」
「・・・なんか偉く上機嫌だが・・・俺の記憶が確かなら、お前ら『天罰屋くれない』大嫌いじゃなかったか?」
はぁ? 何言ってんだか? ねぇ?
「まったくですよ・・・そんなの・・・」
大吉&「大嫌いに決まってるだろ{じゃありませんか}!!」
「・・・その心は?」
別に禅問答やってるワケじゃないんだが・・・
とにかく、ドラマとしては基本的に大嫌いなワケだよ
安っぽい人情話だらけの勘違いっぷりが甚だしい脚本とか
「でも斜めに見ればある意味痛快なんですよ。片平さんの二刀流とか・・・後ろ見ないで背後の相手に正確に小刀刺したり、それで相手の侍が振り下ろす大刀片手で受け止めたりするんでしょ?」
私はタイガーにこの時代劇説明する時に
「とりあえずこのおばさん四乃森蒼紫より強いから」って言っといたが
私は別に間違えてはいない。間違っているのはそもそもこれ作った製作者の方だ
「・・・それのどこが痛快なんだ?」
「痛快じゃないですか。ツッコミ所満載で」
時代劇には『ドラマを楽しむ時代劇』と
とりあえずツッコんで楽しむ時代劇の二種類がある
『必殺』シリーズは前者でありつつ後者の要素も持ち合わせているから最高なのだが
「とりあえず『天罰屋』は後者だという事か」
「製作者は前者を狙ってるのでしょうが・・・まぁ、そんな思惑と現実のギャップがまた失笑物で面白かったりするのですが」
「・・・普通は『失笑』を『面白い』とは表現しないもんなんだぞ?」
『失笑』すら楽しむのさ 我々『時代劇オタク』は
「日本の心ですからねぇ・・・末永く続いて欲しいと思いますよ・・・人気俳優ばかり採用した時代劇も、時代劇復興のためを思えば悪い事とは言えませんが・・・やはり、熟練の役者さんには及びませんからね」
『で、あるか』しか喋らない反町の信長を
許せるか許せないかでそこら辺は変わると思うね
「で、お前らは許せたのか?」
「当タリ前ジャナイデスカ、私達ハ寛容デスカラ、ネェ?」
全クダヨ、溜メ息ツイタ後ニ
「ダカラ反町ジャ駄目ダッタンダヨ」トカ言ッテ
ツイデニGTOノドラマモコキオロシタリナンカシテナイヨ?
「・・・まぁ、さすがに付き合い長いからお前らが何言いたいかは分かるよ」
いや、斬新な設定ってのはいい事だよ?
反町の演技自体はまぁ悪く無い気もするし、ねぇ?
「大河ドラマでやるものかどうかは別として、つまらなくは無いですよね」
別に歴史への冒涜とも思わないし
上杉謙信が実は女性だったって言う説についても
別に女性を明確に差別してる訳でもないからいいとも思うし
「自分の都合のためだけに過去の改竄しないだっけどこぞの思想集団よりマシだと思いますよ」
「貶したり褒めたり、忙しい奴らだなお前ら」
で、逆に冒涜系では何かと言えば
最近のキン肉マンⅡ世などはそうでは無いかと
「そうなんですか? 私はさすがにプレイボーイの立ち読みはしたく無いので単行本派なのですが・・・」
何でも、出雲大社や五稜郭は元々悪魔超人達が作った建造物らしい
「・・・なんだよそりゃ?」
「さ、さすがの発想ですね・・・やはりゆでたまご先生は恐ろしい・・・」
確かに色んな意味で恐ろしすぎる珍説だ
で、この話を『風、光る』の熱心な愛読者であり
にわか新撰組マニアと化しているゆうりかにしたところ
親の話をされた中坊林太郎みたいな目でブチギレだしおった
まぁ、五稜郭が悪魔超人の作ったリングとか言われれば当然の反応だろう
「なんかもうツッコミたくもねぇよ」
あと、ついでに高橋留美子先生も叩いておった
奴曰く、『萌えよ剣』は正気の沙汰とは思えないそうだ
別に高橋先生は半分ぐらいしか悪く無いと思うんだが、まぁいいや
「色んな意味でどうでもいいですからね・・・むしろ、忘れてあげるのが優しさですよ」
まったくだ。事実私も忘れていたと言うのに
「お前のはただの若年性痴呆症だろ?」
で、今日はついでにタイガーへの誕生日プレゼント買ってきたわけだ
「何を買ったんですか?」
うん、とりあえず何でもいいって奴が言ってたから
巨大うちわとゴールデンピコピコハンマー
の二点を購入して参りました♪
「・・・嫌がらせか? で、反応はどうだったんだ?」
そりゃ決まってるだろ?
滅茶苦茶喜んでたよ
テニプリシャツ買ってきた時のゆうりかと同じぐらい
「・・・理解できん」
奴はこう言う阿呆臭いものほど好む
つーか私と微妙に嗜好が似通っているからな
私が欲しいと思うグッズ選んでみたらドンピシャだった
「まぁ、私もそう言うネタになる道具は好きですけどね」
「俺は現金が一番だと思うが・・・」
夢が必要なんだよ、我々人間には・・・
「夢ねぇ・・・まぁ、俺にもある事はあるがな。まず一つは一生苦労せずに楽でぬるい暮らしをする事」
それを夢と言う事自体ある意味冒涜的だと思うが
「そしてもう一つは、『樫』と言えば万人が万人ともまず最初に俺の事を連想するようになる事だ。もちろん悪名ではなく、尊敬の念を込めてそうなる事だ」
・・・無理な相談だと思うが?
「知っていますか? 夢を持ちますとね、時々すごく切なくなりますけど、時々すごく熱くなるんです。そして途中で挫折した人間はずっと切なくなったり熱くなったりのまま・・・らしいです・・・あなたの罪は・・・重いです!」
混ぜるな
「つーか茶化すな。こちとら本気なんだから」
・・・本気なのが一番たちが悪いと思うんだが
「じゃあ大吉さんの夢は何なのですか?」
・・・ん~、とりあえず定職につけて一生漫画読んでアニメ見てられれば、特に・・・
「テメェの方がよっぽど夢に対して冒涜的じゃねぇか」
明日をも知れねぇ天罰屋が
夢を持つなんて・・・おこがましい事だとは思わねぇかぃ?
「あ、話が最初に戻りましたね。かなり無理矢理ですが」
「つーかオチ考えずに日記書くのヤメロよお前」
未来が見えないから人生は楽しいんDAZE!!?
「夏場のキリギリスさんも同じ事アリさんに言ってたと思いますけど?」