8月20日
劇場版龍騎ネタバレ、まだ見てない人は見ぬ方が吉
まぁ、大分遅れたけど、感想書きます
樫の木おじさん「映画見終わった後な
ムンクみたいな表情で立ち上がってな・・・」
桜邪「帰り道でブツブツ何事か呟いてましたよ・・・」
こらこら、キミ達人を異常者扱いするもんじゃ無いよ?
樫の木おじさん「・・・何だその余裕は?」
桜邪「ショックで廃人になりかけてたんでは無いのですか?」
いやね、実は映画版は
テレビ版のアナザーエンドだと聞いてね
桜邪「ああ、それで余裕を取り戻したんですか」
樫の木おじさん「で、劇場版の感想は?」
え〜とね、見終わった後の一言感想
手塚、やっぱり運命は変えられなかったよ
桜邪「ああ、BADENDでしたか」
樫の木おじさん「BADENDぐらいでヘコむとは、ケツの穴の小さい男だな」
テレビ版の最終回ってのを念頭において見てたんだけど
何かさぁ、二クール目現在から結構話が通じたから、テレビ版の存在意義を疑って・・・
ただ淡々と浅倉が残り三人のライダーにドゥ―ムズデイかまして
ダラダラ2クールの焼き直し繰り返すかギャグ化してあの最終回かと思うと・・・
樫の木おじさん「ライダー同士の戦いどころか
人類滅亡して終わってたからなぁ・・・」
テーマ的にどうかと思った
何より浅倉や北岡の扱いが・・・
桜邪「映画版じゃ序盤で消えましたしね」
テレビ版でこれ以上キャラを掘り下げられる事もなく
最終回はストーリ―の核にからまずにお払い箱にされて・・・って印象が
ファムとかの絡みが少なかった
せっかく人間関係で因縁あったんだから
せめて4クール目から出して、もうちょっとキャラを掘り下げれば・・・
なんか、真司がメインだと言わんばかりに
浅倉はリュウガの噛ませ犬になっちまうし・・・
ファムと真司の絡みとか、凄い淡白に思えて・・・
つーか、リュウガいらない
ボスキャラとしてのキャラが弱い気がしたし
あんなの最終回でいきなり出てこられてもねぇ・・・
真司がライダーバトルに自分の意志で参加しなけりゃならない敵としては
相応しいんだろうけど・・・ぞこら辺りのくだりが唐突すぎて、詰め込みすぎな感が・・・
むしろ、もう浅倉や北岡がリタイヤしてても話が作れてエンディングに持っていけたような・・・
大体、今まで無理矢理ストーリーに絡んできた
OREジャーナルの面々が何事も無かったように蚊帳の外にいるのはどういう事かと・・・
樫の木おじさん「つまり、お前の持つ不満としては
あれが最終回だと言う事に帰結するワケなんだな?」
桜邪「では、テレビ版とのアナザーエンドだとしての評価はどうなんですか?」
劇場版龍騎最高―――っ!!!
樫の木おじさん&桜邪「変わり身早っ!!」
詰め込みすぎな気がしたけど
アナザーエンドとしてなら必然でしょう
オーディンが出てこなかったのもこじれなくていいし
速すぎた北岡と浅倉の離脱も
アナザーエンドは真司と優衣メインと考えれば
むしろ当然の中途退場と言えるでしょう
つーか浅倉の死に様が死に様が・・・
糞リュウガの噛ませ犬化して
ファムに止めさされて、ブランク体になって
私が半ば呆然となって『これで終り?』と見てたら
生身でファムの首を締める
そしてタイムアップで体が霧散し、吼えながら絶命
まさに狂犬
凶暴すぎる最後
死ぬ瞬間まで浅倉でした
あれに燃えねば人間じゃないね
樫の木おじさん「壮絶すぎる最後だな」
桜邪「燃えれば燃えるほど、リュウガがウザイですね」
北岡の離脱もイイね
最後まで心のままに行動した
戦いに虚しさを感じれば、すぐに離脱
血を吐きながらも、愛する人をデートに誘う
まぁ、見た当時は
浅倉が噛まされたせいで
これ以上ストーリーに絡めそうに無いキャラを
適当な口実作って追い払ったようにも見えたが・・・
結局、ベストなタイミングでベストな選択をしたと思うね
樫の木おじさん「まぁ、お前の不満は
キタゴロがあまり見る事が出来なかったからだろうがな」
北岡の変身を見て微笑んだゴローちゃんが良い
桜邪「・・・どこまでも屑ですね貴方」
と言うか、ファム良いね
姉の復讐と姉を助けるという目的が
同じ意味を持ってるライダーバトル参加
決して後ろ向きな理由で参加してないってのがイイ
と言うか、動機自体は連と同じなんだから、連との絡みも欲しかった
真司の『他人の命なんか、優衣ちゃんは望んでない』って台詞、この二人には凄く重い台詞だと思うし
桜邪「北岡さんと浅倉さんは姉の仇みたいなものだから、殺しても罪悪感は無いんでしょうが・・・」
真司の場合は、殺そうとせずに
カードデッキを奪う事で離脱させようとした
それにファムは今まで、他のライダーの死を見た事が無い存在なんだし
樫の木おじさん「まぁ、そこら辺詰め込む余裕が無かったんだろうな」
最後、リュウガに致命傷を受け
もう立つのも辛い状態でありながら
出会いと同じく、真司を『騙して』気丈に振る舞い
そして真司を見送ってから、野良犬のようにのたれ死ぬ
彼女もまた、最後まで自分を貫いたライダーの一人でありました
樫の木おじさん「こういったサブキャラ達の生き様と死に様も映画の見所の一つだな」
桜邪「と言うか、つくづくリュウガがウザイですね」
シャドウ真司だしなぁ・・・
せめてもう一掘り下げあればなぁ・・・
現実の存在になりたいって意思の強さの程とか・・・
桜邪「悪役のくせに華がありませんでしたからね」
あと、大量発生モンスターの存在意義とか・・・
樫の木おじさん「まぁ、ライダーの話だからな
敵役に華が無いのは仕方無いと言えば仕方無い」
リュウガ以外はマジで光ってた
ただ、劇場版、連の出番が・・・
樫の木おじさん「恵理のえの字も出なかったしな・・・」
桜邪「と言うか、神崎兄妹死んだんですから
もう真司と戦う意味なんて無くなったのでは?」
あれはもう自分は恋人を救うために後戻りはできなくなったと解釈
神崎が死んでもまだライダーになれる事から、希望は費えていないと判断したとか
『夢に向かえ まだ不器用でも』って感じかな〜って思った
だが、そんな些細なツッコミを無視するほどの燃えがあった
樫の木おじさん「俺には今まで友達と呼べる人間はいなかった・・・
欲しいとも思わなかったしな・・・だが、お前だけは友と呼んでもいい存在なのかもしれない」
桜邪「・・・ええ、私達は友達です」
樫の木おじさん「だが分かってくれ、俺は戦わなければいけない
例え可能性がどんなに低くてもそれに賭けるしかない、俺と戦ってくれ!」
桜邪「・・・ええ、私の頼みを聞いてくれたら、闘ってあげますよ」
樫の木おじさん「何だ?」
桜邪「借金棒引きにしてください」
樫の木おじさん「却下」
絞め殺すぞ貴様ら
桜邪「せっかくの相方を交えながらのレビューなのですから
これぐらいのお茶目を許すぐらいの度量が無ければいけませんよ?」
樫の木おじさん「大体、お前だって
借金ネタ欲しかったな〜、とか思っただろ?」
まぁ、それは思ったけどさ・・・
樫の木おじさん「この後、いきなりサバイブで変身だな」
桜邪「最高の演出でしたね
龍騎サバイブがダサいのはちょっといただけませんでしたが・・・」
樫の木おじさん「変わりにドラグレッダ―がかっこよくなってたからトントンだろう」
最後、モンスターの群れに突っ込んでいって、お終い
・・・まぁ、良くて相打ちで終わったんだろうな、BADENDだし
桜邪「北岡さんの援護射撃は脳内補完ではデフォルトです」
樫の木おじさん「つーか、アレで本当に最終回だったら
子供達にトラウマ植え付けるぞ・・・真仮面ライダー並に」
まぁ、駆け足でレビューしたけど・・・
アナザーエンドとしては最高だったと思うよ
ただ、ちょっとBADENDにしてはカタルシスが少なかったみたいに感じたけど・・・
桜邪「優衣さんのリストカットと士郎さんの消滅が予想外で面白かったですけどね」
樫の木おじさん「まぁ、1時間10分の内容では間違いなく名作クラスだろう」
まぁ、個人的なハイライトは
序盤のパイプオルガンBGMにしてのライダーバトルだね
アレで無茶苦茶興奮した・・・ああ、多分私の不満の一つには
神崎のお兄ちゃんの活躍が足りなかったのもあるんだろうなぁ・・・
桜邪「まぁ、テレビ版ではきっと不満を消化して
素晴らしい4クール目を迎えてくれますよ」
樫の木おじさん「テレビ版なら詰め込みすぎても消化できそうだしな」
・・・そうとも限らんのが難しいところなんだが・・・
桜邪「でも、来週は完全にギャグになりそうですねぇ・・・今週もそうでしたが・・・」
樫の木おじさん「・・・何だ、この
北岡が訴えられたり、結婚引退するとかいう次回予告は・・・」
フン、そんな事もわからんのか・・・
私にはもう次回の内容が読めてしまったね!!
桜邪「では、来週はどうなると?」
まず、北岡が訴えられるとかいうのは・・・
闇法廷の開廷を意味している
樫の木おじさん「・・・それは浅倉の役目だろ?」
桜邪「と言うか、何故にシャンゼリオンですか・・・」
馬鹿め、次の北岡の結婚
これは闇法廷で一人ライダーが死に
新たな女性ライダーが闇の牢獄から解き放たれ
北岡のストーカー化する事を意味しているのだ!!!
うむ、実に話が自然に繋がるではないか!!!
桜邪「・・・MMR並に強引なこじつけじゃないですか」
樫の木おじさん「・・・死ぬライダーって誰だよ?」
多分、新ライダーだな
ほら、OPに出てくる髭生えたライダー候補
桜邪「・・・髭繋がりってだけで死ぬんですか、あのライダー」
多分、モンスターは鴉だ
樫の木おじさん「そんな事は聞いていない」
でも、テレビ版と映画版は違うからなぁ・・・
樫の木おじさん「いきなりなんだ」
怪盗クロアゲファムと北岡の対決は見られないのか・・・
樫の木おじさん「だから無理矢理シャンゼリオンとクロスオーバーさせなくていいんだよ」
で、浅倉が都知事に立候補するんだよ
樫の木おじさん「しねーよ」
浅倉「私が当選したあかつきには
まず、税金は0! さらに皆さん一人一人に
国からの十万円づつのお小遣いを支給!
その上、労働時間大幅短縮と学校週休4日制だぁ!!」
桜邪「何故そこだけ涼村暁のままですか」
だって、そうじゃないと
令子さんの色仕掛け作戦が出来ないだろ?
樫の木おじさん「だからクロスオーバーさせんでええっちゅうとるんじゃ」
ちなみに、ライダースーツは
神崎士郎が全財産をなげうって完成させたものだ
桜邪「もう何が何だか分からないじゃないですか」
大丈夫、最近はシャンゼリオン再ブームらしいし
おかげでいつまで経っても8巻以降が借りられないし
樫の木おじさん「知った事か馬鹿野郎
つーか、真司と連の出番がねぇだろうが」
・・・二人一組でポスト速水とか?
樫の木おじさん「扱い酷すぎるぞ」
とりあえず、北岡が都知事になった後はな・・・
桜邪「・・・まだ続くんですか?
もちろんだ、北岡の所に昔秘書だった朱美{仮名}が現れ
ゴローちゃんと秘書の座を廻って激しいバトルを展開するんだ!!
桜邪「賭けてもいいですが、絶対現れません」
で、その後はゴローちゃんと
北岡のラブラブイベントがあって・・・
樫の木おじさん「それは令子さんの役目だったはずだろうが」
はっはっは、キタゴロは全てにおいて優先されるのだよ
・・・だが困ったな・・・早く8巻をレンタルしないと・・・
『真司はヤミに!』の妄想が出来ないじゃないか・・・
樫の木おじさん「・・・判決」
え?
樫の木おじさん「被告人、大吉マスター21は
劇場版龍騎レビューをやると言っておきながら
途中からシャンゼリオンを知らない人間には理解不能のネタに走った
これに情状酌量の余地無し、よって、死刑を言い渡す!!」
何故に!!?
樫の木おじさん「死刑執行人、前へ」
待て、即死刑執行なんて裁判があるのか!?
樫の木おじさん「問答無用! 変身しろ桜邪!!」
桜邪「忍風! シノビチェンジ!!」
樫の木おじさん「・・・まぁ、前回よりも近いからいいや」
ドルイド「桜が散り、邪が蠢く・・・樫ライダー、ドルイド!!」
ほとんど悪役だぞその口上!!
ドルイド「人も知らず、世も知らず
影となりて悪を討つ・・・仮面ライダードルイド、あ、参上〜!!」
樫の木おじさん「つーわけだから、とっとと死ね」
う・・・うおおおおおお!!
{ドルイドに向かって右ストレートを放つ}
ドルイド「恐怖にかられましたか・・・
貴方のしている事は賢い選択ではありません、『ファイナルベント』!!」
バキィ!!
{拳は足元から生えた樫の木おじさんに当たる}
樫の木おじさん「ヌルいわ!!」
{樫の木おじさんの身体から
『ウッディウッドペッカー』の樹液が溢れ、足元を固められる}
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?
ドルイド「暴風!ドルイドライダーキィィィィィィィック!!!」
ドギャアアアアアアン!!
ぎゃああああああ!!
シャンゼリオンバンザ―――イ!!
樫の木おじさん「・・・終わったな」
ドルイド「しかし、これで終りではありません
いつの日か第二、第三の大吉マスター21が・・・」
樫の木おじさん「アレが二人も三人も生まれてたまるか」
ドルイド「・・・それもそうですね」