眼球パレード。

明るくて、暑い、真夏の太陽と
冬の白さとのギャップ


渋谷ハチ公口(大して重要ではない)
あっつい、むしむしの暑さ
、こんな事でブックファーストにいけるのか!?
目が回りそうだ・・・・・熱風になびく季節外れのロングティーシャツ、周りからの変な目ん玉気にしない。
今の私には、ブックファーストが全て。
風が熱い!そこのばばあどきやがれ!!
ったく、のんきに肥ゆりやがって!!
あちい・・・地下通ればよかった・・・・・。
うう、紫外線で目が痛い・・・・・。

やっとたどり着くブックファースト、クーラーのきいた店内の文芸コーナーで数時間の暇つぶし、ブックファーストには親切なことに椅子がついている、いつも使っている端っこの方、更に本棚の角、そこで本を読みふける。
夕方頃店を後にする、家にかえらにゃ・・・・・外に出たら、ぐーーーーるぐる視界は回った、暗いけど太陽はしっかり見えて、昨日の夜の花火みたい!綺麗!
目を覚ましたくないよ、この花火見ていたい・・・・・ずうっと。

目が覚めた時は、病院なんだ、なぜだ、くっそ寒いぞ!?
今日は真夏のはずだ!しかも、なぜいない・・・・・だれも。
〜〜〜がらら〜〜〜
引き戸が開いた
〜しばらくの間〜
〜〜〜〜〜〜〜〜がっしゃーーん〜〜〜
花瓶が粉々、母だ。
泣いてる、んな大げさな・・・・・
でもなぜセーターを?

りゃりゃ?
外ってば・・・・・お医者の白衣と同じ色?
雪?







後から解った、自殺で意識不明で、植物人間・・・・・・私は夢を見ていた。
真夏の、花火と人の洪水、まるでテーマパークの夜のパレード。
あの夢はめんたまに焼きついているよ。


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