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−受胎気功教室だより No.7−

よくかみましょう

 よく噛めば、こめかみがよく働いてくれますから、これが脳に響きます。神経はこの刺激でよく働き、細胞も活発に働き出します。 内臓も活動し、脳に酸素も血液も回りやすくなります。すると、心が明るく、何か下腹に力が入ってズシリとした重みと落ち着きが出てきます。 いつも、教室で行っている丹田呼吸(タンデンコキュウ)と同じですね。

 江戸時代の食養家、貝原益軒は、「珍味の食でも、八割九分に止むべし。十分に満ちたる時は後に禍あり。少しの間、食をこらえれば、後の禍なし。」といっています。 また、明治時代の人は、1400回咀嚼し、現代人は、500回あまりとも言われています。 食欲の秋、おいしく楽しく頂くのが一番ですが、たまにはお月様でも見ながら、江戸時代や明治時代に思いをはせてみるのもいいですね。

 そんな時、一句詠むのもいいものです。季語なんか気にせずに、自由に思いのままを。 ぜひ、聞かせてください。

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