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−更年期障害−

 女性のからだでは、一定の年齢になると女性ホルモンの分泌が急激に低下し、しだいに月経が少なくなり、やがて閉経をむかえます。

 女性ホルモンの分泌が低下し始めると、女性ホルモンをつかさどる脳下垂体前葉は、無理をして衰え始めた卵巣機能を鼓舞しようとします。
 そのためにホルモン分泌がますます異常となり、月経周期が乱れます。 また、ホルモンのアンバランスは全身にも大きな影響を与えます。とくに、自律神経の総合中枢といわれる 間脳の視床下部が大きな影響を受けます。

 東洋医学では更年期障害を「血の道症」の1つと考え、腎気(生命力)を補い 脾気(胃腸の働き)を整えることによって、 気血の不調和を直し、心とからだのバランスを保てるように導いていきます。


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